【2022/02/08】
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2月第二週です。火曜日投稿なのに「週明け号」ってヘンですね。タイトルなんてどうでもいいか・・。横浜は高齢者向けのブースター摂取案内がやっと配布開始、昨日我が家にも届きました。
愚息の通う私立小学校は1月中旬から断続的に学級閉鎖を繰り返し、先週からついに学校閉鎖になりました。今週一杯オンライン授業だそうです。現在のところ我が家は至って健康、お陰様で小生の両足火傷も8割回復し運動を含む日常生活に支障はなくなりました。毎週日曜日は早朝からラグビー指導のため近隣の町田市に出向くのですが、学校・学級閉鎖中の家庭は練習に参加できないため、この3週ほど練習をお休みしています。なので、隠り系のアクティビティが少々上昇気味です。お仕事の進捗ですが、フルOHでお預かりしていたJRC NRD-93がご出場とあいなりました。詳しくは会社のページをご覧下さい。
XIEGU X6100 というSDR機のこと
最近、YouTubeの海外無線系チャンネルで XIEGU X6100 のインプレッション動画を目にする機会が増えました。かつて恩師のJA8CCL 木下OM(故人)が、XIEGUのX5105を大絶賛されていたことを思い出します。以前このブログにも書きましたが、ハムフェア会場でOMがX5105を片手に取り「安定度も操作性も抜群!」と興奮気味に語られていました。OMが社長を務められたEDC社はElecraft社の代理店であり、OMご自身もKX3を推奨され小生も早くにこの舶来SDRをフルオプションで購入しました。ところがそのOMご自身が「X5105はそのKX3を凌駕する」と仰ったのです。当時X5105は既に欧米のハムの間では話題になっていましたが、JAでは5MHz帯で送信可能なため「確認保証不可能」という問題がありました。「10万円に届かない価格でQRPながら抜群の受信性能と操作性を誇る中華機が国内に入ってきたらアマチュア無線メーカーは大変なことになる」と、仲間内で話題になったことを思い出します。OMはXIEGU社と交渉を重ねた末、5MHzを送信不可としたJA版のX5105を輸入販売することに漕ぎ付けたのですが、程なくアイコムがIC-705をリリース、大変残念なことにOMも昨年ご逝去されました。OMの志半ばのままEDC社は幕を降ろすことになったのですが、XIEGU社の国内取扱は幻となり現在に至ります。X5105の後継機種として昨年秋に発表されたX6100は、ダイナミックレンジ110dBを誇るフルSDRのHF〜50MHzコンパクト機で、大型フルカラーLCDを搭載しスペアナ(スコープ)機能、ATU内蔵、アンテナアナライザー内蔵、USB-C(Host/Dvice 二端子搭載)は、デジタルサウンドカードを搭載しています。I/Q出力装備、WiFi・Bluetooth搭載と、一部はIC-705の上を行く装備にも拘わらず、価格は日本円で7万円弱という驚くべきハイコストパフォーマンスなパッケージです。しかも、Quad Coreを搭載しサウンドカードは24bit/192KHzという、ハイレゾグレード(笑)のものを搭載しいています。つまり、スタンドアローンでもPC-SDRでも素晴らしいパフォーマンスを発揮するスーパーRIGということになります。恐らくOSはLinux(Ubuntu?)ではないかと思われますが、拡張性が高く頻繁にファームアップデートが行われている様です。3000mAh×2のリチウムバッテリーを内蔵していますが受信時の電流消費が低くいとのこと。内蔵電源で5W、外部電源を繋ぐと10W出る点は、KX3やIC-705と一緒です。RTTYエンコーダー・デコーダーを内蔵しUSB-Cにキーボード繋ぐだけで運用可能ですし、USB-C経由でPC接続すれば当然ながらFT8もできます。実際に手にとったことがないのでこれ以上は語れませんが、X5105を数ヶ月テストした経験から、このXIEGUという中国メーカーのクォリティについては太鼓判を押せます。問題はTX可能な5MHz帯ですね〜〜〜。JA仕様にファームを入れ替える必要があります。ファーム内でフラグを上げ下げするだけで済むと思うのですが・・・。本機はFCC準拠で当然認証を受けていますから、日米相互認証協定下では規格上は要件を満たしていることになります。オールドタイマーを修理する立場の小生が云うのもなんですが、「アマチュアは積極かつ進歩的であるべき」です。最近親交のあるOM0ET(ポール氏)が分かりやすい動画をアップしてますのでご紹介しましょう。ポール氏はUltara Light MLAの第一人者で、小生も彼の作品であるMC-20を愛用しています。QRP’erとして、数々のSDR機を積極的にインプレッションされており、コンテンツの更新を毎度楽しみにしています。次回は以下の動画でも紹介されている”Ultara Light Magnetic LoopのMC-20″について書きたいと思います。
Xiegu X6100 Key Features
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- HF/50MHz all mode including data
- 10 W transmit power with external power source, 5 W with internal battery
- 4″ high-resolution color screen, 800*480 pixels resolution
- Built-in rechargable large capacity lithium battery pack, 12V/3,5 Ah
- Built-in efficient automatic antenna tuner
- Standing wave scanner
- Voice memory keyer
- CW memory keyer
- Native Bluetooth and WiFi supports wireless audio, keyboard & mouse
- Onboard USB serial adapter with sound card
- Second USB host port to support mouse, keyboard and storage device
- High stability TCXO internal clock source
Xiegu X6100 General Specifications
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- Frequency coverage: 0,5-30+50-54MHz (Transmit in Ham Bands)
- Operating modes: USB/LSB (J3E), CW (A1A), FM (F3E),RTTY (F1B), AM (A3E)
- Minimum Frequency Step: 1 Hz
- External power supply voltage: DC9-15V
- Frequency stability: ±1.5ppm within 10~30min after startup @25°C: 1ppm/hour
- Antenna Impedance: 50 Ohm
- Antenna connector type: BNC
- Operating temperature range: 0C to +50C
- Current consumption: RX: <330mA, TX: <3A
Xiegu X6100 Receiver Specifications
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- Frequency coverage: 0,5-30+50-54MHz
- Receive sensitivity (10dBS/N)
- (PRE=on, ATT=off, NB=off,NR=off, SSB/CW/AM = 10dB S/N, FM = 12dB SINAD)
- SSB/CW: 0.20 uV
- FM 28-30, 50-54 MHz 0.22 uV
- AM 0,55-1,79 MHz: 10 uV
- AM 1,8-30 MHz: 2 uV
- AM 50-54 MHz: 2 uV
- ADC: 24 bit
- Spectrum display bandwidth: 96 kHz
- Spectrum refresh rate: 25 frames/a
- Spectrum background noise: -140 dBm
- Audio output: 0,4W (4 Ohm ≥10% THD)
- 2kHz BDR (Critical frequency suppression): ≥110 dB
- RMDR: ≥85 dB
- IMD3: ≥95 dB
- MDS: -138 dBm
Xiegu X6100 Transmitter Specifications
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- Frequency range
- 1.8~2.0 MHz
- 3.5~3.9 MHz
- 5.3515~5.3665 MHz ※(国内不認可)
- 7.0~7.2 MHz
- 10.1~10.15 MHz
- 14.0~14.35 MHz
- 18.068~18.168 MHz
- 21.0~21.45 MHz
- 24.89~24.99 MHz
- 28.0~29.7 MHz
- 50~54 MHz
- Output Power: 10W (SSB/CW/FM) @13.8VDC
- 2.5W (AM carrier wave) @13.8VDC
- Output Power, internal battery: 5W
- 1.5W (AM carrier wave) @ battery
- Spurious suppression: 1.8~29.6MHz: ≥50dB
- 50-54 MHz ≥60 dB
- Carrier suppression: ≥50dB
- SSB Frequency Response: 300-2700Hz (-6dB)
- FM Modulation Swing; +/- 5kHz
- Mic Impedance: o,2-10k (600 Ohm typical)
- Antenna tuner tuning impedance range: 1:4.5
- Antenna tuner initial tuning time: ≥ 15s
- Antenna tuner memory recall time ≥ 0.2s
- Frequency range
Xiegu X6100 Wireless network/Bluetooth
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- Wireless LAN standard: IEEE802.11b/g/n
- Authentication and encryption: WEP (64/128bit)
- WPA-PSK(TKIP)
- WPA2-PSK(AES)
- Frequency band: 2.4G
- Bluetooth version: 4.0
Xiegu X6100 General Specifications
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- Dimensions: 180 x 86 x 49 mm
- Weight: 880 g (radio unit only)
Xiegu X6100 In the Box
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- X6100 radio unit complete with antenna tuner and internal rechargeable battery
- Microphone with backlit remote control keypad
- Serial cable for PC connection
- 12 Volt DC power cord
- English manual
- Xiegu Service Card
Xiegu X6100 Suggested Accessories
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- XPA125B 100W Solid State Linear Amplifier
- Chameleon Portable Antennas
- ANjo end fed dipole antennas
- ModMic boom microphone & Xiegu adapter bundle
- UHF to BNC adapter for connecting antennas with UHF connector
以上はメーカーサイトからの転載です。