X6100の受信性能はどの程度?【2022/06/23】

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 6月もいよいよ最終コーナーに差し掛かりました。。2月頃から五十肩の様な症状が続いていたのですが、どうやらリウマチ性筋肉炎(多発筋痛症)が再発確定みたいです。暫くラグビーはお休みします。

無線機修理進捗

 激しい運動や強い日射し(紫外線)が引き金になるケースも有るみたいで、発生のメカニズムは解明されていないそうです。前回の発症は5年前でした。この時は3ヶ月程度で治まったのですが、今回は既に4ヶ月以上続いています。まぁ、何があってもおかしくないお年頃ですしね。(爆) 見た目とは反対に中身はかなりガタが付いてるってことです。(汗)

X6100の受信性能を定量的に検証してみた

 ”JK1OZS”  勝呂OM が興味深い実験を続けています。アンテナから引き込まれた同軸ケーブルに分波器を繋いでその先にX6100と様々な無線機を繋いでFT8のデコード状態を比較するというものです。条件を合わせるために、フィルターは3000Hz幅、または、それに近い値を選択し、基準となる信号強度が同じになるようにAF出力も微妙に調整しているそうです。何れもPRE AMP “on” (最大感度)、AGC “off” とのこと。下の図をご覧下さい。

“IC-7300 vs X6100” by JK1OZS
“TS-990 vs X6100” by JK1OZS
“PERSEUS vs X6100” by JK1OZS

 図はそれぞれ、”IC-7300 vs X6100″、”TS-990 vs X6100″、”PERSEUS vs X6100″の受信比較の様子です。何れもJTDXを使用したFT8のデコード状態を比較したものです。分波器の分波率は1:1で、同一時間帯に同時受信した結果を表しているのが分かります。デコード成功数を比較することによって、限界域の受信性能を単純比較できるという意図です。上の図を額面通りに読み解くと、IC-7300 > X6100 > PERSEUS > TS-990 ということになりますね。TS-990以外はSDR機ということになりますが、高級ダウンコンバージョン機ではもはやSDRには敵わないことを意味しています。X6100の受信性能については、Zero IFによるキャリアリーク問題などが欧米でも騒がれていますけど、少なくともSSBについては心配無用ということが実証されたことになります。X6100は最大2900Hz(SSB)までの帯域しか確保できません。よく見ると、HiエッジとLoエッジ近辺のデコード成功率が僅かに低下しているのがわかります。こんなチープなリグが超高級機の TS-990 の性能を上待っているというのは驚きですね〜。X6100 恐るべし。

 ところで、第二回共同購入の受付は本日 6月23日 の正午に終了します。

赤城南麓ライブカメラ(JE1ICU) さんが、X6100のファーストインプレッションを動画にしてくださいました。

 

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