W3 Total Cache を導入しました

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 おはようございます。今日も宜しくお願いします。経理処理を進めるつもりが丸一日WordPressと対峙する羽目に・・・。“キャッシュ”周りやCSS、Javascriptの最適化ツールは下手するとサイトの表示を崩すことがあり、ソーシャル・ボタンが消滅したり、文字化けを起こしたりします。何とか修復しました。汗汗 キャッシュ系のプラグインは、何でもかんでもインストールすれば良いという訳ではなく、サーバーのパフォーマンスとのバランスが重要なようです。

 当ブログを建てているhetemlは共用型サーバーでして、パフォーマンスが時間帯によって大きく変位し、アクセスが緩やかな時間帯は“キャッシュ”を使わない方がスムースにアクセスできますが、アクセスが集中してくるとサーバーの応答に最大で2秒以上掛かることもあり、キャッシュ応答させないとページにアクセスできなくなる時間帯もあります。WordPressなどのCMSは幾つかのテンプレートをWebサーバに置き、コンテンツ自体はSQLなどのDBサーバに収めて、外部からのアクセス要求に応じてHTMLを書き出す仕組みです。サイトのレスポンスは、Webの応答性能、DBの応答性能、HTMLジェネレーターの応答性能に左右され、それぞれを最適化することが重要です。webに於ける“キャッシュ”というのは、普段よく使われるデータをメモリやディスクの取り出し易い位置に置いておくことを意味しますが、これには一長一短があります。メリットは割愛しますが、デメリットは「リアルタイムなコンテンツ更新がし難い」こと。例えば記事を更新する際などは、キャッシュを削除する必要があります。

 以前、WordPressが推奨するWP Super Cacheを使用していましたが、こちらは表示系に特化したキャッシュ・プラグインで細かな設定も可能ですが、Webサーバによっては逆に負荷を与えてしまうケースが多く、hetemlとの相性はイマイチでした。ネットで調べるとW3 Total Cacheの評価が高かったので調べてみると、表示系・DB系・ブラウザ系のキャッシュを制御できるとのことで、複数のキャッシュ・プラグインをインストールする必要がなくなり、サーバーのメモリ・リソースも節約でき好都合。インストールの際は、“wp-config.php”や“.htaccess”のパーミッションを変更したり、wp-contents内にw3tcというディレクトリを掘る必要があったり・・(以下、割愛)。少々面倒でしたが、インストール後は体感できるレスポンス向上が確認できました。Page Speed Insights で確認すると、PCで 68/100→ 78/100、モバイルで 62/100 → 72/100 へと大幅にポイントアップです。

CDNの有効活用とイメージファイルの軽量化

 Web運用の“基本中の基本”ですが、ページ当たりのデータ容量を極力減らす努力が必要です。EWWW Image Optimizer というプラグインで、メディア・サーバにアップロード済のイメージ・ファイルを最適化しています。これはかなり効いているようです。また、Contents Delivery Network (CDN)にイメージファイルを置くことで、サーバーの負荷を下げています。当ブログはWordPress総本山が提供するPhotonという無料のCDNを使用しています。Jet Packをインストールすると使用できるCDNサービスです。無料なので「それなり」のパフォーマンスですが・・・。

画像最適化後 幾つかのファイルアクセスが大幅に向上
画像最適化後 幾つかのファイルアクセスが大幅に向上
画像最適化前
画像最適化前

 そんな訳で、ボチボチ弄って行きたいと思います。Web作業はこれにて終了。今日こそ伝票整理・・・ふ〜〜〜〜

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