久しぶりに撮影のお仕事を頂きました(事後報告w)
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殆ど趣味で生活している小生であります。昨年末、母校の先輩よりステージ撮影のお仕事を賜りました。実は航空会社を退職して数年間、写真で喰わして頂いていた時期がございます。IT業界に再就職するまでの僅かな間ですが、前職時代の伝や先輩筋から色々なお仕事を頂いたものです。最近注目されている女優さんの宣材写真を撮ったこともありました。
カミングアウト的なネタになっておりますが、思えば人に助けられ生きてきたことを痛感するばかりです。その頃、会社・学校を通じてお世話になっていた先輩から頂いたお仕事が「カルア創立50周年の記念イベント」のステージ撮影でした。カルアは慶応大学の公認サークルで、ライト・ミュージック・ソサイエティと並ぶ歴史ある軽音楽俱楽部です。そのルーツは「カルア・アイランダーズ」というハワイアンバンドに遡ります。その後、JAZZ、ポップスとスタイルを変えながら今日に至るまで、その歴史は60年に及んでいます。因みに、この時の司会は元フジテレビ・アナウンサーの露木茂さんでした。彼はライバルの「早大ナレオ・ハワイアンズ」のご出身です。この時は”サーカス”、”タイムファイブ”の皆さんがゲスト出演。
実はこのお仕事頂いた直後に大手ポータルサイトから声を掛けてもらい再就職。その後の生活は一変し、ITサービス、マスコミという小生の出だし(航空業界)からは想像できなかった世界に足を踏み入れることになりました。その後、再び技術系ベンチャーを幾つか担ぎ今日に至っております。振り返れば、激動の10年間を過ごしきたわけですが、ある意味「節目の仕事」だった為、感慨深いものがあります。あれから10年の歳月が流れ、感傷に浸っているところへ舞い込んできたのが、今回の「カルア創立60周年記念イベント」のステージ撮影です。
10年ぶりのキャットウォーク
会場は前回同様”ブルーノート東京”。ここにはTVや様々な映像撮影を考慮し、俯瞰撮り用のキャットウォークが設置されています。前回同様この位置から演者さん達を撮ることにしました。ところが、長い年月の間に少々事業も変わったようで、10年前にはステージ・フロアにあった調整卓がキャットウォークに移動したようです。この位置からだと全体も見渡せますし、ミキシング・エンジニアや照明さんのポジションとしては最適でしょう。そんな訳で前回とは少々勝手が異なりますが、何とか撮影ポイントを確保しリハーサルから本番まで、7時間あまりお付き合いさせて頂いた次第です。
憧れの フォーフレを激写!ww
今回の目玉は、何を差し置いてもゲストに呼んだ “Four Freshmen” でしょう。1948年から今日に至るまで、メンバーの入れ替えを行いながら、60年以上に渡りその歴史を刻み続けるジャズ・コーラスグループです。後の”ビーチ・ボーズ”もインスパイアされたグループですし日本では山下達郎さんなど影響受けたミュージシャンが数多くいます。メンバー全員が楽器を演奏するという演奏スタイルは、インスツルメンタル的にも非常にレベルの高く、単体のコンボバンドとしても超一流です。現在のユニットは4組というスタイルはそのままですが、楽器編成がトランペット・リードに変わっています。古き良き時代のフォーフレといばトロンボーン・リードでしたね。小生もオリジナルメンバーの”Street of dreams”が好きで、カセットに入れてクルマに積んでいた頃を懐かしく思います。世代交代こそしましたが、フォーフレは健在でした。というより、始めて生で視た(聴いた)のは初めてであります。仕事とは言え、キャットウォークという特等席からの眺めは最高でした。そしてこの時の模様がDVDになるそうです。写真の腕は元々大したことないのですが、こんなステキな物作りに参加できたことが何より幸せであります。
余談ですが、50周年の時の写真の内、半分は120mm(ブローニー)と35mmのモノクロなんですね〜。デジタルが過渡期だったということでしょうか。今回はメイン/サブともデジタルです。この辺りにも時代を感じます。
自己レスです。昨日CP+へ行ってきました。ペンタックスからフルサイズのデジイチが発売されるそうです。645Dが欲しいとと思っていたのですが、コスパ考えるとフルサイズかな〜〜。しかもDAレンズがそのまま使えるらしいのです。センサーサイズを電気的に切り替えるのでしょうか?