335iを久々に洗車
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無線の話題ばかりなので箸休め。黄砂だかPM2.5だかで黄色い粉がふいている愛車を洗ってきました。
2007年式のBMW 335i Touring “M” Sports Package 、もう40000kmを超え今年の7月で3度めの車検を迎えます。スペック的には「より高性能」な後継車が出てきましたが、飽きのこないルックス、足回り、エンジンフィールが気に入っています。 N54型エンジンは3リッターDOHCにツインターボ、インタークーラー付き。何かバブル時代のハイソ・カーみたいな構成ですが、そこはBMW、低速トルクと高回転を両立するエンジン。コストカットの為なのか、シングル・タービン(ツインスクロール・ターボなので紛らわしい)のN55型に受け継がれましたが、スペックは維持されています。335iの他、135i、M135i、M235i、535i、640i、Z4に搭載され、4リッタークラスのNAエンジンをリプレイスしました。
N54、N55シリーズは、ツインターボ、シングルターボの違いこそあれど、基本的な構造は同じ。306ps〜340psまで、車種ごとに異なるチューニングを施されていますが、加給圧の上限と立上りのカーブを電子制御によって味付け変えているだけ。Low Emission 化の手法としてはハイブリッド、全電気駆動、高性能ディーゼルなどもありますが、BMWは一つの車種でターボ、ハイブリッド、ディーゼル、NAが選べる唯一の自動車メーカーでしょう。ターボの場合、Low Emission化の貢献度は少ないと思いますが。走り方次第ではNA並の燃費も可能。そもそも3リッターターボはNA4〜5リッターに相当するので、直接比較はナンセンス。アクティブ・ハイブリッド3に搭載されるエンジンはN55にモーターが加わりノーマルで340psを発生。
E91(E90シリーズのツーリングタイプ)に搭載されるN54は、出力306psに調整されています。これは、上位グレードにM3が控えており、マーケティング的に過剰なパフォーマンスをあえて控えた結果でしょう。現に335iをベースにしたALPINA B3 Bi Turbo はN54のタービンを交換し加給圧を上げたもで410psを発生し、M3と互角、或いはソレ以上の走りを実現しています。
我が家の335iは、加給圧を感知するセンサーラインに挿入する Boosterなるデバイスを装着。シャーシダイナモ上で+47ps、トルクで+9kgになりました。足回りはMを名乗るだけあって締め上げられていますが、350ps 50kgのビックパワー・トルクを支えるには、F225/R255=18インチでは少々役不足のようです。所有中のAUDI R8(旧型)420ps と比較しても、0-100km/hに関しては速いように感じます。因みに、ノーマル335iは0-100km/h 5.3秒(メーカー発表)とのこと。40psアップで0.5秒くらいは短縮されていると思います。ファミリーカーなので、チューニングは程々に。因みに、マフラーとかは弄ってません。外見はノーマル車です。
ルーフレールにキャリアを装着しっぱなしなので、高速を走ると風切音がうるさいです。
あと、無線用の可動式基台も・・。自転車はバラして後ろに積むので必要なくなってきました。そろそろ外そうか・・・・。7月の車検はクリアすることになりそう。新型スカイラインも気になるけど。
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