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 こんにちは。ほんの少し日射しが当たるようになった横浜ですが、梅雨明けはまだ先ですね〜〜。今日は珍しい時間帯に投稿となりました。 ACCケーブル 8本 TS-820V ご入場  今年もツールがヒートアップしてきました。二週目に突入した世界三大スポーツの一つ “Tour de France 2019″ は、いよいよ今日からピレネー山脈に舞台移します。応援しているチームは”Team Sky”改め「Ineos」であります。Sky同様、英国企業がスポンサーのついているチームでありますが、チームの公式自転車はPINALLEROです。ピナリスト(PINALLEROマニア)としては当然のこと。笑 フルームが大腿骨骨折により欠場中ですが、ベテラン・ゲラントトーマスと若手のエガン・ベルナールが大健闘中、なんと総合で2位・3位に付けています。昨日のAbli = Toulouse で行われた第11ステージは、オーストラリア出身のカレブ・ユアン(ロット・スーダル)がステージ優勝を征し、総合順位1位はジュリアン・アラフィリップ(クイックステップ)がキープ中で、2位のゲラントトーマスと1分12秒差でピレネーに挑みます。小生にとっては睡眠不足となる3週間であります。(>_<)  今晩の第12ステージは 20:45からJ SPORTS 4 でライブ中継されます。 ACCケーブル 8本  HL-728Dと無線機を繋ぐACC ケーブル製作のご依頼でした。無線機は4台、アクセサリー端子はそれぞれ異なります。リニアアンプ側のDIN 8ピンはU字型の8bタイプですが、リモコン用端子にSTBY回路が出ており、144MHz/430MHzを個別に制御する仕組みのため、1台の無線機につき2本づつケーブルが必要になります。U/VリニアですのでALC回路は出ていません。4芯ケーブル 1m ×8を製作させて頂きました。ところでDIN 8ピン(8b)タイプのコネクタの入手は今後困難になる可能性があります。8aタイプは流通量が多いのですが、8bを使用する機器は少ないデスね。THPのリニアくらい? 因みにアイコムのSEND端子は送信時にマイナス電位になる端子です。本来は外部機器からPTT操作するための端子です。一応電流制御できる端子で200mA程度なら流せます。リニアアンプ側のTX-GND制御に使用できます。 【ご依頼内容】 HL-728D…(Read More)

 おはようございます。曇り空ですが気温は高めです。半徹明けの水曜日がはじまりましたぁ。平成のウチにあと何台修理出来るかな? 本日も宜しくお願いします。(^o^) TS-820S 修理完了 FT-401 修理中断  リソース不足の影響が出てます。当ラボには常時2名のエンジニアが常駐するほか在宅エンジニアも在籍しています。繁忙期には更にアウトスースする協力会社さんにも加わって頂き、最大4ライン体制で対応します。今年に入ってから在宅エンジニアが病気療養で長期離脱したため常時可動は常駐2ラインになっていました。アウトソース先は業務機のみの契約なのでアマ機対応はできません。お伝えしている通り、常駐エンジニアがまさかの故障で、残されたのは小生だけ・・・。もっとも小生自身も頻繁に故障して戦力外になっておりテレコ・ワーク状態。アウトソースできるエンジニアさんを探さなければ自沈しそう・・・。(>_<) 到着した修理品は梱包状態のまま近隣のコンテナ倉庫に入るのですが、そこから各々が担当する無線機を自らラボに運び入れるため、修理だけが我々の仕事ではありません。“倉庫=ラボ”往復・荷解き・検査・調達・修理・検証・報告書作成・梱包・発送が担務。小生の場合、これに加えブログ執筆と動画撮影が加わります。“ブログか動画どっちか一つに絞ったら?” というご意見もありますが、報告書や動画では伝えきれない内容が多々あるため、そうは行かないの現実。“見える化”を掲げる以上、止む無しであります。“働き方改革”とは全く無縁の弊社であります。   トホホ  TS-820S 受信時にメーターが振りきれる  見出しの通りの事象です。TS-820ではお馴染みの症状ですね。メーターAMP、AGCアンプ、半固定VRのガリ辺りの不具合で起こる故障ですが、こちらはFETとトランジスタの交換で終了・・・のハズでした。施工後、メーター振り切れが直ったかと思いきや、メーターの挙動がカクカクしています。RFゲインをクルクル回していると、大きく振れた直後にS9付近で止まります。???「直っていない?」と思いきや、いやいや違います。メーター自体が壊れていました。指先でメーターを小突くと針が戻ります。汗汗汗 ヒゲゼンマイが伸びちゃったのでしょう。この症状はアナログテスターでも頻発するので、体験された方は多いと思います。ご存知の通り、メーターはフレミングの法則により動作します。大電流が流れると針が引っ掛かるところまで動きますが、軸自体はさらに強いトルクが掛かっています。反発力を生み出すバネに相当するのがヒゲゼンマイですが、機械式時計ではコレを動力源としています。このヒゲゼンマイが伸びてしまうと軸自体が吸い寄せられるため、軸受けの中心から離脱することでフリクションが増えたり、針がケースに引っ掛かったりします。TS-820のメーターの場合、針の反対側がケースに干渉してしまい固着します。メーターを分解して被ヒゲゼンマイを元の位置に戻す作業を行いますが、機械式時計の修理に似た作業となります。ウォッチリペアの治具が役立ちましたョ。  施工後、IFトラッキングを実施しました。送信系は特に診ていませんが100W以上(@14.175MHz)出ていました。     【ご依頼内容】 メーター張り付き 以上について修理を承りました。 【工数】 上記作業に、工数2.5人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 2SK19GR の代替として 2SK192A 2SA465 の代替として 2SA1015 FT-401 その後  検査開始時、電源が入りませんでした。内部を一通り確認したのち電源が入るようになりましたが、この事象について原因は不明です。また、内部は著しく劣化しており、使用継続は非常に危険です。その他、以下の通り確認しております。 (受信部の状態)  ご相談時「受信可能」とのことでしたが、弊社確認時は全バンド受信不可能でした。VFO、ヘテロダインは正常に機能しているため、IF段内の不具合と思われます。ご相談に記載のございました「受信時に異常電流が流れ5Aヒューズ溶断」に至った可能性として、IF段で何らかの故障が発生していたものと考えます。その後、全真空管を取り外し、コネクタ部の接点洗浄を行って再装着したところ受信動作するようになりました。この時点でトランスの2次側出力電圧の降下を確認しています。(大電流が流れている可能性あり) 受信IF回路内でリーク(抵抗焼損・ケミコン故障)等が発生しているものと思料します。受信感度は定格性能を満たしておりません。また、BFO・トーンOSC調整用の半固定VR・トリマコンデンサの故障を確認しました。メイン基板の腐食、ケミコン液漏れなどが顕著で、複数箇所で不具合が起きている可能性もございます。キャリブレーションの動作は確認しましたが、ご相談にございました「ビート音が小さい」のは感度低下が原因です。 (送信部の状態)  アイドリング電流の異常についても確認しました。時間経過と共に電流が増加する傾向にあり、更にPLATE 操作で反応することなどから、ファイナルで発振を起こしている可能性が高く、周辺のコンデンサは全数交換を要します。また、BIASボリュームの接触不良も顕著です。 (サイドトーンOSCの状態)  サイドトーン発振回路が動作していません。真空管、コンデンサ、半固定VRの不良を疑います。 (その他について)  リアパネルのVR類に接触不良の傾向が見られ、石油溶剤で洗浄しましたが復活しません。こちらも相当数の交換を要します。電源部のブロックコンについて、容量抜けが顕著です。こちらも交換を要します。また、本機は時間経過と共に、ケミコンが破裂・ショートを起こす可能性が高く、極めて危険な状態にあります。  ケミコン全数、IF段の真空管(複数本故障の可能性あり)交換、PA…(Read More)

 おはようございます。昨夜から降り続いた雨は上がりました。11時現在天気は回復傾向にあります。土日は久しぶりにロードで近隣10kmを走りました。  久しぶりに自由な時間ができましたので、自転車・無線・鉄道模型と、趣味のアップデートをねじ込んだ次第です。 (自転車)  ロードバイク(ピナレロ FPクアトロ 2012)の整備を実施、暫く自宅裏の軒下に放置されていました。汗 チェーンに附着した古いグリースを除去して新たにグリースを塗布。ブレーキシュー、ディレーラー、レバー周りの修正を行いました。無線機も一緒ですが、整備した直後は使ってみたくなるのが心情です。ジーンズにスニーカーのまま愛車に跨がって近隣の山坂を軽く流した次第です。今年もチャリシーズンの到来ですね。  “軒下に放置”と書きましたが、新居の中に自転車を入れようとすると愚妻から叱られます。「雨風の凌げる場所なら屋外でも別にいいや!」と思ったのですが、普段目に付かない場所に置いてしまうと存在自体を忘れがちです。それでは本末転倒・・・。玄関上の屋根は出っ張りが短いので雨を凌げません。立て掛け式のサイクル・ラックも検討しましたが、安価で便利なモノを見付けました。自転車を直立可能な写真の様なベースです。Amazonプライムで翌日に届きました。ロード・マウンテン・ミニベロ・ビーチクルーザーなど、電動アシスト自転車を除き何でもOK。これならラボ(室内)に置けそう・・。 (無線)  久しぶりにアマチュア無線環境の整備を検討中です。デルタループの移設も完了しました。週末には21MHzでVKが59+で入感、JA向けにグループでサービスしてました。こちらは現在、固定局免許の移設申請中ですので、運用可能な50W移動局でQRV、先方の設備に助けられ交信成立です。相変わらずデルタループは良く飛びます。今朝は瞬間最大風速20mを超えていますが、使い回しのグラス竿は未だ折れる気配すら有りません。全周17m(6m+5m+6m)の長さですので、10MHz以上はそこそこゲインがあります。7MHzも国内程度なら十分使えますが、3.5MHzは受信線用でしょうか。23mクラスにアップグレードしたいところですが、適当な竿もありませんし、何より耐久性が著しく低下します。自然空間に展張するサイズとしては17m(垂直)が限界でしょうね〜。「それなら電気長だけでも稼ごう」というころで、G5RVのようにラダーケーブルでデルタループのエレメントを延長したらどうか・・なんて事を大分前から考えていました。少なくともATUの負荷は下がるはずです。部材も揃ったので、次の休みにでもトライしようと思います。 (鉄道模型)  こちらも旧宅からの移設が無事に完了しています。前々から約束していた増設工事の件ですが、3.5畳という中途半端なスペースをどの様に活かすかが課題となっていました。「転車台増設」が最大の課題です。以前描いた増設案は当然ながら却下となりました。新たに、600mm×900mm、100m×1500mmを変則的に拡張するレイアウトを作ってみました。 仕事モード!!  趣味三昧の週末が終わり、仕事モードに入っています。重整備よなりそうなTS-820V(改)にIC-750がラボ入りしています。今週はTHPリニアなどもクレジットされていますョ。  TS-830Vについては、水晶の他、基板半田クラックが進行しているようです。どの程度の作業ボリュームにナルか本日中にオーナー様にフィードバックの予定です。 TS-830V 第1ライン IC-750 第2ライン FT-100(その1) WL-276D(その1) WL-276D(その2) HL-726D その他の無線機など  今週も宜しくお願いしま〜す。m(_ _)m   余談ですが、ラボ内では433.000MHzとD-STAR(横浜青葉430)を常時ワッチしてます。 &nbsp…(Read More)

 おはようございます。今週は晴天続きの横浜であります。気温は平年並みでしょうか。いよいよ11月最終日を迎えました。地獄の師走に突入であります〜〜〜〜〜。第二週は測定器校正のため操業停止しますんで、宜しくお願いします。  一昨日ご紹介した「水晶発振子カウンターキット」を組もうと思いパーツをプロットしました。回路図・取説はありませんが、基板に部品名称が印刷されているので難なく“プロット完了!”・・と思いきや、部品(コネクタ)が足りません。「出た〜〜〜!!」  流石、超廉価番の中華キットです。コネクタなので代用は効くか・・。まぁ、そんなこんなもんでしょう。笑 これ、何処に被験部品を挿すんだ?? wwww    さて、週末の作業もてんこ盛りです。サクサクご報告させて頂きます。 TS-820SのOH、CWフィルター装着  ピッカピカのTS-820Sをお預かりしました。アルミ製のダイヤルノブKB-1が装着された個体です。OHをご希望ですが、ケミコン類は殆ど交換済みでしたので、送受信のアライメントを中心に作業を進めました。内容は以下の通りです。 (受信調整の部) コイルパック調整 受信感度最大  IFトラッキング調整 受信感度最大  RIT調整 センター USB/LSB/CWキャリアポイント調整  PLL(VCO)アライメント  NB調整  Sメーター校正 40dBμV = S9 (送信調整の部) コイルパック調整:最大値 バイアス調整:60mA キャリアサプレッション調整:良好 終段中和調整 (施工の部) 接点洗浄・復活処理  受信部調整の結果、-140dBm(測定限界値)での信号復調を確認しました。  送信部調整の結果、最大出力は80W〜100W程度です。(正常値マイナス20W程度)  倍電圧整流回路の高圧ブロックコンデンサの容量は正常でした。トランスの二次側電圧が定格より100V程度低下し、整流後のプレート電圧が負荷時DC650V以下まで落ち込むんでしまうことが原因と思われます。状態の良い個体の場合、負荷時にDC800V以上掛かり、真空管のコンディション次第では120W〜150W出てきます。こちらについては“トランスの巻き直し”または“交換”を要します。偶にオークションでトランスだけ出品されていますが、二次側の800Vタップがちゃんと出ているか事前に確認しないとイケませんね。同様のトラブルはケンウッド製(トリオ製)の古いリグに多いんですが、過去にTS-930、TS-940の線材巻き直しをトランス屋さんにお願いしたことがあります。トランス屋さん曰く“芯材の交換が必要”なんだそうです。トランスは心臓に相当するパーツです。中古機を購入される場合は事前に確認できると良いのですが。因みに、トランスがへたると高負荷時にトランスからブーンと音が出たり、リップルが増大してスピーカーからハム音が出るので判別できます。 【ご依頼内容】 総合調整 CWフィルタ取り付け 以上について作業を承りました。 【工数】 上記作業に、工数2.0人日を要しました。(故障箇所診断・内部清掃・接点洗浄・調整・ケミコンサンプリング・報告書作成) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 CWナローフィルタ追加装着 (お客様持込) CAIG D-5 CAIG D100L IC-821 スケルチ故障!!  前回、PLLアンロック・バックライトのLED化でお預かりした個体ですが、サブ側のスケルチが開きっぱなしになってしまうそうです。今回は追加作業として取扱わさせて頂きました。本機のスケルチ制御はプロセッサが行っています。FM IF ICとデモジから出力されるAF信号をIC…(Read More)

 おはようございます。横浜は快晴であります。「べっぴんさん」も最終週ですなぁ。連ドラの最終週というのは何とも寂しい一週間であります。明日は検査入院でブログも仕事もお休みしますので、今日はその分頑張ります。 JST-245 は電源移植で修理終え  PWMが逝ってしまった個体でした。一時は修理を諦めましたが、オーナー様のご要望で自己所有されていた故障個体(JST-145、JST-245)から部品移植により修理を続行することとしました。届いたドナー2台の内、JST-145については電源が入りません。JST-245(2)の方は電源は入るものの、フロントパネルのタクトスイッチの多くが機能しません。状況的に鑑みて2台のJST-245間で部品を移植することになろうかと思いますが、どちらの個体をベースとするかが悩ましいところであります。内外装とも最初にお預かりした個体のコンディションが優れています。オーナー様とご相談の結果、こちらの個体をベースとして、後に届いたドナー機からメイン電源を移植することに決めました。部品取りというより「臓器移植」ですね。メインPSユニットをそっくり交換・・・。結果はご覧の通りです。作業は終わりましたが、再び電源が壊れる可能性も捨てきれないため、丸一日ロードすることにします。 TS-820 トラッキング作業  こちらはPLL修理が終わったTS-820です。ローバンド側が50W程度しか出てこなかった為、トラッキング作業を具申しました。こちらも作業を終えています。この際、ALC、終段管バイアス、中和、受診感度調整、Sメーター校正、キャリアポイント調整、RIT調整を合わせて実施しています。送信出力は、全バンド80W〜100Wを確認しました。(追加1人日)  ファイナルの6146Bは3年前に交換と伺っていますが、正直なところボケています。「新品」にも色々ありますので信頼のおける業者さんから仕入れて頂きたいと思います。受信感度は著しく改善しました。S読みで3メモリ以上です。こちらもロード中です。 &nbsp…(Read More)

 おはようございます。”名残雪”が降った南関東地方です。明け方には雨に変わりましたが、気温は低めです。今日も散歩はお休み・・。三月も最終週ですね〜。年度末で何かと忙しい一週間ですが、29日は小生自身の”一日入場”(人間ドック)であります。大病を患って以来、同じ病院に月一通院していますが、偶には違うところで診てもらうのも宜しいかと・・・。  週末は久し振りに横須賀鎮守府詣でありました。先日JMU横浜造船所で引渡式が行われた新鋭護衛艦“かが”(DDH184)の就役を祝に地方総監部を訪ねました。通常“いずも”が係留されているパースに”かが”が停泊中です。”いずも”はJMUで定期検査中で、5月に予定される合同演習、フィリピン訪問などに備えているのでしょう。パッと見では”いずも”と“かが”は見分けが付きません。それもそのはず、“かが”は「いずも型の二番艦」です。“いずも”“かが”とも旧軍時代の実在した艦名が付けられました。何れ“やまと”や“むさし”も出てくるのか・・。  地方総監部に隣接するヴェルニー公園には戦艦“陸奥”の主砲が東京台場の「船の科学館」から移設され記念式典が開かれました。東京オリンピック絡みの施設整備に絡んで横須賀に移されたとのこと。本来ココにあるべきモノだと思います。さてさて、昼飯はドブ板通りSURF TACO (TSUNAMI姉妹店)でハンバーガーを食べて帰宅であります。 TS-820 の故障箇所特定&修理作業  先週末はJST-245Hと平行してTS-820を拝見しました。こちらは土日に作業が跨がりましたが、一応動作可能な状態までは修復しています。お預かりした時は、送受とも完全にアウト・・・。周波数もメチャクチャな状態でした。以下の通りです。まず、各バンドであり得ない数値を表示します。14MHzは完全にブラック・アウト。VFO回すと逆方向に数値が変化します。症状的にVFOとVCO出力がミックスされていないとみて間違いなさそうです。そして14MHzはVCOのスイッチングダイオード側に波形が出てきません。PD側の故障か・・・。PLLユニットをバラしてみたところOSCは正常でした。バンド切替のロータリースイッチの接触不良も疑いましたが、こちらは問題ありません。ナントVCOジャンパのピンが一本だけ剥き出しになっているではありませんか!!!!   Kサービスさんにて整備とメモがありましたが・・・・・。 以下の通りです。 【ご依頼内容】 1) 送受信不可能 2) その他   について、修理を承りました。 【症状・処置】 上記1)について、症状を確認しました。    やはりVCOが出力していませんでした。VCOバッファのトランジスタ(Q13:2SC460)の取付方向が真逆でした。(2SC460やオリジナル2SC535などのパッケージはECBのアサインが正反対) 裏側のプリントパターンも損傷著しい状態です。半田を長時間充てたためと思われますが、パターン下の基板が炭化し導通(短絡)しています。また、VCOユニットのNo1ジャンパ接続位置が「1ピン分」ズレていました。”Kサービスさんで整備・・・”と記されていたのですが“プロの作業”とは思えません???。これでは動作するハズがありませんね。汗 半田面の炭化した部分を削り落とし、トランジスタの向きを整えて再装着しました。こちら修復作業後、VCOのロック電圧を各バンド(VFO: .250KHz位置)で3.2V(TP4)に設定。故障箇所発見と、修復作業に2人日を要しました。送受に関して正常状態に復旧しています。    投下工数:2人日  交換部品: なし     上記2)として、1)の修復作業後に送受信の詳細を確認しております。    RF、IFトラッキング、ALC調整の必要を認めます。ご予算範囲に収まりませんので、現在作業は保留中です。 (特に1.8MHz、3.5MHz、7MHzの離調が著しい)オーナー様のご指示を待って作業を行いたいと思いますが、一応各バンドとも50W以上は出ています。    予定工数:1人日  交換部品: 調整のみの場合は掛かりませんが、部品交換の必要性もご考慮ください。 JST-245 作業続行  メイン電源ユニットのPWMなどが故障し部品調達が困難とご報告しました。オーナー様が同型機(JST-145…(Read More)

 おはようございます。“小寒”の朝を迎えました。今日は日中も北風が吹き寒い一日になりそうです。弊社は本日が仕事始め、お昼過ぎまで取引先・役所へのお年始回り、その後はラボワーク、社内の小新年会。測定器のウォーム・アップは万全です。ww 三箇日の夜はシャック機材の修理などして過ごしました。  TS-820を2台拝見したためか、久し振りにTS-830でQRVしたくなりました。日々ラジオ代わりにローバンド・ワッチに使用している為、電源は入れていますが、送信に関しては、アンテナ・チューナーにキャリアを突っ込まないと同調しないため、TUNEモードでSENDを上げる程度。球の具合を診るのに、CWキーダウンでLOADを掛けてみたところ、7MHzで100W強出てきました。ところが針が見る見る降下し、30W程度まで下がってしまいました。「球ボケ?」 そんなに酷使していないハズですが、取りあえず球を取りだしてみることにします。ゲッターの変色は僅かでくすみもありません。替えの6146Bは1本しかないため、片球づつ組み合わせながらテストしましたが、逆に出力が落ちている様です。「ドライバか?」・・・12BY7Aは無開封を含め10本以上ストックしています。こちらも変色の無い綺麗な状態です。一応数本替えてみましたが全く改善しません。むむむ・・・。全バンドでチェックしましたが、何れも症状は一緒です。SGスイッチの接触不良もなく、ヒーターも点灯します。そう言えばHVのチェックを忘れていました。SEND状態でメーターをHVに切り替えると、400V程度しか掛かっていません!! 800Vが正常値ですので明らかに異常。整流ユニットを目視したところダイオード、コンデンサ共に綺麗です。倍電圧整流用の100µ/500Vは数年前に予防交換していますがココか?? Marcon製のブロック・コンデンサです。電圧を測定してみたところ、シリースで二個接続されている片方の電圧が半分以下です。新品だと450V程度出てくるハズ・・・。見た目は綺麗で腫れ・液漏れも確認できませんが、端子開放して容量を測定したところ50µF程度まで容量が抜けています。100µ/500Vはジャンクから取りだしたELNAの同サイズ品が1本あったので容量を測定したところ110µFあります。取りあえず交換・・。すると930V出てきました。無事にパワーも回復し14.175MHzで120Wを確認しました。この様子だと残存の100µも壊れそう。(お客さんのリグじゃないから別に良いんだけどw)UNICONの同容量・同耐圧から35mm径を探し出し、2本注文しました。1本3,000円です。タケッ!! この際球も替えちゃえ! ということで、グリーンベルトの新品6146Bも2本オーダーしました。勿論自腹です。(会社の備品ではありませんョ)   やはり球リグは止められません!! 余談ですが、最近TS-830のQRH対策にX-Lockを入手したので、時間があるときに仕込もうと思っています。TS-830はC/Sからヒーターオンで数百Hz…(Read More)

 おはようございます。生温かい嵐が吹き荒れる神奈川県東部の朝です。先程まで晴れていましたが、一天かき曇り・・・。横殴りの強い雨が降ってきました。神奈川西部では「竜巻注意報発令」です。クリスマスイブ前夜の強風に耐えたデルタループは大きくうねりながら風切り音を轟かしています。“大丈夫か??”  昨日はJARDさんに年末のご挨拶に行ってきました。専務理事と30分ほど歓談させて頂き今年一年の御礼を申し上げて参った次第です。顧問先・弊社ともにお世話になっております。弊社で修理させて頂いた機材で再免許を受ける際には、是非ともJARDさん経由でスプリアス検査・認証申請をご依頼頂きたく、お願い申し上げます。m(_ _)m   その後は顧問先のOB・現役による忘年会「松下会」に出席。こちらも例年通りであります。そして、今宵は地元の忘年会、飲み収めであります。今年は飲み過ぎないよう“乾杯ビール1杯”+“2杯”程度にひかえるよう頑張っていて、二日酔いにはなりません。汗  iPhone用のマイクを購入  無線機修理時に必ず動画を撮影しています。極力Xperia Z5で撮っています。何故かというと、iPhoneの内蔵マイクは音質が悪く、動画撮影に適していません。Xperiaはというと、画も綺麗だし音質も申し分ありません。ところがカメラを起動すると70℃近くまで発熱、数分でダウンします。これは明らかに「欠陥」なのですが、ファーム・アプデでなんとかなるものでもなく、騙し騙し使っていました。やはりiPhoneでササッと撮りたいと思い、写真の様なHiFiマイクを入手しました。Lightningコネクタに直付けするもので、プラグインパワーで動作するEMCカプセルが搭載されています。しかも、かなり高音質です。前回の撮影からこのマイクを使っていますが、風邪のガラガラ声も忠実に再現・・・www。中々良いです。積極的に使っていきましょう。   TS-820(2)重篤フラグ揚げ!  全く受信できません。RFに電源はきています。EXT VFO周りも問題ありません。これからオシロで信号路を追っかけて行こうと思いますが、その前に色々問題が見つかりました。各ユニットのジャンパがコネクタを使用せず直ハンダされています。しかも多くがグラついていたり、ショートしていたりと。また、VFO…(Read More)

 おはようございます。まだ天気は崩れていませんが、これから荒れるとのことですね。今年最後の連休は雨模様です。昨日は第二ラインが操業再開、FT-1021Xの修理部材は到着待ちですので、TS-820(2)の現状確認を開始しています。  本題に入る前に、先日出場したTS-120“RIT LED陥没”で再入場してきました。軽微な作業ですので、差し込みで対応させて頂きました。この場所はFパネルの裏に刺さっている取付レールにLEDが載っているだけで、固定されていません。これが完全に後ろに抜け落ちてしまっていました。恐らく輸送中の振動のせいだと思います。あと、SメーターのBLもズレてしまって「クマモンの顔」の様になっていました。ちょっとヤマトさんに言わなきゃな〜〜〜!! RIT LEDはワイヤーを結束バンドで固定しました。オーナー様曰く「やはり麦球に戻して欲しい」とのことでしたので、12V球を用意して付け直しました。LEDに比べるとかなり暗くなりますね〜〜。また、Sメーターが下がりきらないとのことでしたが、これは本機のAGCの特性でして、30秒ほど待つと写真の様にS1をきります。こちらは、昨日中にご返却しております。 TS-820(2)にも着手  今回一人のオーナー様からTS-820×2台、R-820×2台をお預かりしています。小生のラインにてTS-820を拝見中ですが、FT-1021X待機中の隣で二台目のTS-820のチェックを始めています。こちらも外装は素晴らしい個体なのですが、まず前脚の亀裂損傷を確認しました。輸送中に壊れることのある箇所なのですが、こちらは入手可能かと思います。中を拝見すると、まず目に付いたのは高圧系統の22µF 450Vの大型電解コンデンサが同容量の小型アルミ電解×4個に換装されていました。オリジナルはELNAの22μFを2回路内蔵している3端子型のブロックコンです。これを通常の小型アルミ電解×4個に置き換えています。ELNAではありませんが、耐リップルや漏れ電流を考慮するとUNICONの500V耐圧 22µ+22µに交換したいところです。埃混入は少なく、電源ライン・ショートも無いのでACに繋いでパワーON!。   むむむ・・・・  強烈なハム音が聞こえます。こりゃ〜〜ケミコン総交換かな?? しかも全く受信しません。RFゲインを回すとSメータが上下することから、IFに電源は供給されているようです。問題はRF-MIX辺り?? いずれにせよ、重篤フラグ揚げであります。まずは、ケミコン破裂、液漏れ箇所の確認、ハンダクラックから確認してまいります。 TS-820(1)全チェック終わり  IF、RF、コイルパック、PAのケミコン交換は予想に反し、ごく少量でOKでした。これから各ユニットのトラッキングに入ります。CWフィルターをお送り頂いたとのことですので、こちらも同時に施工してまいります。 &nbsp…(Read More)

 おはようございます。お寒うございますなぁ。今日の最高気温は8℃と平年並みの気温です。昨日は得意先への挨拶周りを予定していましたが、体調不良で中止しました。お陰様で、日中から深夜に掛けラボワークに専念させて頂いた次第です。  FT-1021Xはオーナー様から”Go”サインを頂きましたので、既に部材調達に入っております。DBMのクワッド・ショットキが要ですので、こちらの到着を待ってから作業に掛かる予定であります。受信感度についてはIFをリトラッキングしてみて、様子を観ながら進めて参ります。  そんな訳で、小生の担当であるTS-820×2、R-820×2の作業が始まりました。年内最後の作業になると思われます。しかし、820ラインを2セットも所有されるなんて、なんて贅沢なオーナー様でしょう!!w 真空管リグの中では比較的に取扱易い機種ですね。何度も当ラボに登場しておりますし、拙宅にも一台眠っています。本機はTS-520をベースに、局発PLL化によってシングル・スーパーにしたKenwood(TRIO)初の周波数カウンタ搭載機です。“コリンズタイプ”と呼ばれるダブル・スーパー機がそれまでの主流でしたが、ミキサー段数が多い分、混変調歪みに対する対策が必要で、シングルスーパーの本機はIF MIXが一段減ったお陰で、IMD特性を気にせずともよくなったと聞いたことがあります。ドライバからファイナルにかけては、ライバルのFT-101シリーズ同様、12BY7A〜SA2001(6146B互換)を使用しており当時のテッパンです。お預かりした1号個体は外装コンディションも良好、入場時のチェックでは「送受ドライブ離調」、「受信感度不足」を感じました。埃混入は少ない方ですが、トランジスタ機と異なり高圧部は1000V以上になりますので、冬場に不着した埃に結露で水分が溜まるとそこに電流が発生、発熱すれば発火する恐れが否めません。真空管リグの場合は特に念入りに掃除を行います。毎度登場するモールがが大活躍です。その他、古歯ブラシ、ワイヤーブラシ、エアダスターなどで内部の細かい埃を吐き出します。特に真空管周辺、コイルパック周辺は丁寧に・・・・。真空管は12BY7A、SA2001ともに綺麗でした。ゲッター変色も皆無ですから、使われたことがないか、真空管交換後に使われること無くしまわれていた個体であるとお見受けします。IF、RF、コイルパックに油脂不着の様な痕跡を確認しました。ケミコン液漏れを疑っています。  一通り掃除を終えてから電源投入してみることにしました。異臭や電球切れはありません。SSG終端状態で、RFゲインを最大に無信号受信してみると、Sメーターが下がりきらないことに気付きました。エージングも必要ですが、AGC周りの調整が必要と思われます。恐る恐るヒーターON….。特に変化はありませんが、カチンカチンと真空管が静かに奏で始めました。「未使用」っぽい球なので、こちらも要エージングです。10分経過後、14.175MHzに合わせてDRIVEセンター、LOADゼロ、TUNEモードでSENDスイッチを上げました。メーターが振れています。(球は生きている!!)メーターをALCに切替へ、DRIVEを回して最大点に調整し、メーターをIPに切り替えてPLATEを回して最小点に調整。ここで一旦SENDを下ろします。DRIVEとPLATEの位置からコイルパックの離調を確認しました。受信感度最大点と最大出力のDRIVEポイントがズレていますが、これはコイルパックの調整で解決できます。・・・問題ナシです。今度は最大出力を測定してみます。モードをCWに切替てSENDを上げます。メーターはRFに切り替えます。メータの振れが最大になる様に調整し、PLATEを微調整します。外部のRF電力計の針が70Wを示しました。CARをやや時計回りに捻るとメーターは上昇、何とか100W…(Read More)