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 おはようございます。本当に5月でしょうか? 熱すぎます。ちょっと外で野良仕事しただけで真っ黒に日焼けしました。エアコンもフル回転ですぅ。先が思いやられます・・・。 IC-775DXⅡ 作業終了 今後の修理予定について  ハイ「空母いぶき」観てきました。ネットで書かれていた「ネタバレ」を読んでしまっているので、粗筋を知った上での鑑賞でしたが、コミックの「空母いぶき」とは別のストーリーとなっていて、“まぁまぁ 良かったのかなぁ” というのが率直な感想です。諸外国への配慮も見え隠れしますけど、本質的な“問題提議”はなされています。むしろコミックを読んでいない人に向けたメッセージなのかもしれません。「某国のイージス」と比べれば荒唐無稽感はかなり薄れ、実際に起こりうる近未来の危機的なストーリー建てとでも言いましょうか。ただ「東亜連邦」なる架空の国家は全くイメージもつきません。逆に様々な問題を抱えている近隣諸国への固定観念的な感情が湧かない分、冷静に観れるんじゃないかと・・。この手のアクション映画の場合、必ず敵の視点も描写されるのが王道だと思いますが、本作品においては敵の顔が殆ど見えません。最初「コストカットの為?」と勘ぐりもしましたが、むしろ敵が見えないからこそ「メッセージが伝わってくる」のかと後になって思った次第。コンビニ店長の中井貴一さんに注目してもらいたいなぁ。この映画の言わんとしていることに気付きますよ。佐藤浩市さん、中井貴一さんともに、某国のイージスにも出演されております。アレも福井晴敏さんが絡んでましたね。エンドロールには防衛省内部局が全く掲示されませんでしたが、小生は見落としていません。ご尊敬申し上げれる提督二名の御名前をハッキリと確認させて頂きました。  しかし「いてまえ〜〜〜〜!!」はやり過ぎ。 ww   戦利品は「いぶきカレー」です。 IC-775DXⅡ 作業終了  あまりにも重篤過ぎて休み返上の作業となったIC-775DXⅡであります。先週金曜日の朝に「症状が確認できない・・」とお伝えしたばかりですが、ブログ投稿直後に事象を確認しました。“あれっ?  信号が弱くなったかなぁ〜” と思いきや、あれよあれよという間に全く聞こえなくなりました。MAIN/SUBを切り替えても一緒です。送受リレーで起こる接触不良なら、PTTを操作すると一時的に回復したりするのですが、そんな様子は全くありません。厄介な事象ですね〜〜。本機はRX-ANT端子(ジャンパ)が外に出ているのでココに直接SSGを繋いでみました。ココはフィルタユニットとRFユニットの間のジャンパを外に引き出されているので、SSGを繋げば送受リレーなどを迂回して直接受信回路に信号を届けることができますが、ANT端子に繋いだ状態と変わりませんでした。と言うことはリレー周りの故障ではありません。  RFユニット内でMAIN/SUBが分岐し、それぞれPLLから来るローカル信号によって69,0115MHzMHzの1st IFとなります。1st IFの信号は更にIFユニットへ送られます。IFユニットの入力端子にSSGから69.0115MHzのキャリアをインジェクションしてみましたが、やはり何も聞こえません。更に下方でトラブっているようですね〜〜〜。ここから先は回路に直接信号をインジェクションする作業となるのですが、ほぼ表裏実装のチップ部品で構成されていて、解像度の低いパターン図を観ても全く解読できません。回路図と睨めっこしながら、顕微ルーペでパターンを追う作業に丸一日掛かりました。コイルの位置で何となく信号系のルートが読めるのですが制御系となるとカオスです。まずは信号系から詰めることにしました。受信信号はIFユニットに入るとすぐに60MHzの2nd Localと混合して、9.0115MHzの2nd IFを生成します。この先は9MHz台のフィルタやNBゲートを通って、更に低い455KHzの3rd IFへと進みます。基板の表面からアクセスできる9MHzフィルタの端子に9.0115MHzのキャリアをインジェクションしたところ信号が復調されました。範囲が絞られてきましたが、ここから先は部品に直接信号をインジェクションしなければなりません。  3日目の朝、NBゲートを構成するダイオード・ブリッジで信号が遮断されていることを確認しました。回路図上は入・出力にそれぞれ1.2Vのバイアスが掛かっていることになっています。しかし、これが誤記であることはすぐに理解できました。4本のMA77の方向は一緒なので、順方向側の電圧が逆方向側よりも低くないとダイオードがONになりません。実測してみると、正常時(コールド時)はL4側のバイアス電圧は1.0V…(Read More)

 おはようございます。何となく令和が馴染んできた今日この頃。横浜は薄くガスっていますが、青空が広がっています。今日は待ちに待った「空母いぶき」のロードショー初日! FT-900 作業終了 IC-775DXⅡ 診断継続中  AEONシネマの “e席リザーブ” でシートを予約済、仕事がはねたら映画館にダッシュです!! ネットでは出演俳優の発言に右往左往しているみたいですけど、エンターテイメントですから深く考えるのは野暮ですョ。ストーリーは原作本とは異なる様ですが、原作のまま映画化したら自衛隊は撮影協力できませんから! それくらい考えれば誰でも解ること。観たけりゃ観ればいいだけの話ですね。楽しみにしていたので観てきま〜〜す。小生は原作コミックを読んでいますが、これがとても面白い。内閣府や防衛省幹部にも愛読者が大勢いるそうです。流石にそのまま映画化すれば国際問題に発展しかねません。某国のイージスは大手広告代理店を中心にした製作委員会方式でしたけど、本作品は「キノフィルム」単独で金集めしたみたい。というか、そういう作業は「キノフィルム」が得意とするところですね。これだけでの俳優陣を揃えているので、桁違いの制作費となっているはずです・・。どこから資金調達したのかな? ○○財団あたりでしょうかね〜〜。凄すぎます。そう言えば、先日のカレーフェスで「空母いずもカレー」を見掛けました。買い損ねましたけど・・・。 FT-900 作業終了  意外にもドツボに填まったFT-900の作業でした。2SC2879MPを交換し出力ゲインを最低の状態にしてキーダウンしたところ、いきなり160W出てきました。(最初、目を疑った・・)出力制御が全く効いていません。少々パニック状態に陥りましたが、SSBに切り替えてマイクゲインを絞りぎみにして変調を載せたところ軽く100Wを超えてきます。ALCが全く振れません。本機は50W改造機なのでスイッチが50W側に切り替わっていますし、ALCゲインも絞られているハズですが・・。一体何が起きているのか?? 流石にファイナルが故障している状態では気付くはずもありません。ALCゲイン調整のVR1012、VR1014を弄っても全く反応ナシです。しかも、この作業中に交換したばかりの貴重なファイナルを飛ばしてしまいました。汗汗 ALCラインを追って行くと反転増幅回路までは正常に動作しています。ALC制御とIFアンプを兼ねるQ2016(3SK131)が触れないほど発熱しているのに気付きました。プローブを充てて波形を観たところグシャグシャに発振しまくっています。ALC側で制御を入れても全くおさまりません。停波しても数秒発振し続けています。以前修理したFT-900もココを修理した記憶が・・。ありました。この記事です。3SK131の出力側にある結合トランス(IFT)T2029が悪さをしているのか・・。IFTなので内部LC共振回路が構成されているハズです。回路図上はコンデンサの表記がありますが、定数は不明・・。IFは70MHz台なので最悪巻き直し、FCZの80MHzコイルを定数変更して流用する手もある?? 色々考えながらコアポビンをバラしました。前回は線材が溶断しIFが出力されない状態でしたが、今回は出力されているのでトランスは機能しているハズです。異常発振となると疑わしきはFETが周辺のコンデンサということになりますけど。TGをトランスに繋いでIF周波数付近を探ったところ乱れるポイントがありました。トランス内のコンデンサが壊れかけているとみて間違いなさそうです。何とかコンデンサのみ外しました。10と書かれているの10pFで間違いないでしょう。容量テスターで確認しましたが、8pF付近を示しました。やはり少々劣化しています。新しいコンデンサに付け替えてTGを繋いだところ、目定期周波数でキレイにディップしました。これならイケそうです。“チップFET”と書かれたパーツBOXを漁ったところ3SK131のレールを発見、こちらも発熱が凄かったので交換しておいたほうが無難です。IFTの後段にあるDBM(ND487C2-3R)も壊れやすい部品です。高負荷に晒されていたのでこれも交換しておく必要があります。ND487C2-3R…(Read More)

 おはようございます。今朝は雨が上がりました。昨日は雨風共に強く、アンテナも前後左右に大きく撓っていました。釣り竿デルタループは意外に頑丈ですョ。 Mark V ご出場 FT-900 ファイナル交換開始 IC-775DXⅡ 回路解析中  昨日は荒天でしたが“Esは大ブレイク”だったみたいです。最近ラボワーク中、ラジオ代わりに聞いている合法CB 8chの27.144MHzでありますが、FTDX3000 + マルチバンド・デルタループ で受信中、3エリア・4エリアの合法CB局が多数入感しました。一昨日の夜は深夜1時過ぎまで7MHzの国内がオープン、ノイズまみれの拙宅でも十分聞こえました。無線が楽しい季節ですねェ。小生も時間があれば“花桃詣”したいのですが、今月中は無理っぽい・・・。 仕事しま〜す。 重篤のMark V 修理完了! 前回までの作業  “LCDブラックアウト”でお預かりした個体です。お伝えしている通りLCDバックライトについてはインバータ部の故障でした。こちらは既に作業を終えています。週末に着荷したBLF147×2の交換作業を行いました。既に故障部品は撤去済でしたので新品部品の装着となりました。基板ランド側に附着した古い半田とカーボンを除去し、無洗浄タイプのフラックスをスプレーします。素子を収める穴に放熱用シリコンを塗布して新品の素子を装着します。これを怠るとファイナルの寿命は確実に短くなります。最後に発振止めのコンデンサを半田付けして装着完了です。本機はA級動作への切替が可能ですが、素子の動作点が異なると言うことはアイドリング調整も個別に行う必要があります。VDCラインを開放して電流計を挿入、まずは”ClassA”モードから・・・。プッシュプルを個別に調整します。1個あたり5.0A±0.1Aとなるようにポテンショメータを微調、両側で合計10Aとなります。“アイドリング10A”って、考えてみたら凄い値ですよね。アイドリング調整だけで相当熱くなります。汗 次は“Norimal”モードに切替て調整します。こちらは1.0A±0.1Aが規程値です。ところが、装着した石の増幅率が高い為か、ポテンショメーターを絞りきっても(左右ともに)1.5A流れてしまいます。石のマージン的には全く問題ありません。出力過大の場合は送信ゲインで校正することにします。最終的には定格出力+5%内に収めました。ファンも正常に回るので問題ないでしょう。前回故障時の負荷でドライバ側にもダメージがある場合があるので、そちらの方が心配です。FT8などでのフルデューティーはおひかえください。施工後、基本機能については異常がないことを確認しています。時間を要しましたが、これにてC/Oです。     【ご依頼内容】 LCD バックライト故障 出力異常(弊社確認) 以上について修理を承りました。 【工数】  上記作業に工数4.5人日を要しました。(故障箇所診断・調達・修理・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 チップラインヒューズ×1 サーマルヒューズ×1 0.068μF 50V ポリエステルフィルムコン×1 2SD667A ×2 BLF147MP×2 FT-900 の作業を再開 前回までの作業  送信出力異常でご入場中の個体です。ファイナルは お馴染みの2SC2879 ×2(P/P)により構成されています。一世を風靡したとてもポピュラーな石で、10数年前には秋葉原でも買うことができました。それ故、自作リニアアンプの製作にも使用されるなど、買い占める方がおられたりと、非常に人気のある半導体です。某アンプメーカーが店仕舞したときに、ロット単位で市場に出回ったんですけど、すぐに消えました。昨今入手が困難になり国内ではオークションなどで見掛ける程度です。プライベートならオークション調達でもよいのですが、我々がそこに手を出してしまうと素子不良時に全額被ることになります。やはり信頼できるサプライヤー以外からは調達できません。今回は国内で唯一ロット単位でストックされている同業者から分けて頂きました。実は社内にも非MPの単体は複数個ストックがあるのですが、本機はP…(Read More)

 おはようございます。曇り空の横浜であります。何だか天気が安定しませんね〜〜。ここ最近、晴れたり曇ったりを繰り返しています。寒暖差も激しく、着るものに困る今日この頃です。  週中は作業も天こ盛り、与太話抜きでご報告に入ります。 IC-775DXⅡ 修理完了!  常連さんのIC-775DXⅡであります。パワーが半分以下に落ちてしまったとの事でした。RFユニットの出力は正常です。PAユニット内部の故障を疑い、プリドライバ・ドライバ(PP)・ファイナル(PP)をチェックしたところ、ある入力レベルを超えるとファイナルの片方が暴れ出す事象を確認しました。前号に記した通り、ドレイン・ゲートを開放した状態で、各端子間の絶縁状状態をチェックしたところ、異常を示した方のドレイン・ソース間で逆極性導通を確認しています。とりあえずファイナルを左右交換し、ドライバ・ファイナルのアイドリング電流を調整してテストしたところ14MHzで120W程度出てきましたが、本機の定格出力には及びません。“他にも何かある?”と疑い、基板裏面を確認したところ、写真の様な状態になっていました。通常、PAユニットの増幅素子は表面側に実装されているので基板を着脱せずに作業するので、裏側は確認しないことが多いのです。三角形のパターンランド部が黒焦げ状態で、シャーシにも炭が大量に附着しています。このランドはファイナルVDCを供給する電源ラインと同電位の場所で、28Vが掛かっている箇所になります。炭化は広範囲にわたり発生し、すぐ隣のRFラインにも被ってしまっています。テスタを当てると、炭化部分はアースと同電位になっていました。「この風景、見覚えがあるな〜〜」 一昨年の秋にも全く同じ箇所が焼け落ちたIC-775を修理していますね〜。(2018/10/31)コレって、775の持病的な症状なのでしょうか。やはり原因は470μF(×2個)の破裂・火炎発生によるものでした。28V掛かっている箇所なので負荷も高めのところに、ファイナルの異常発振が重なったのでしょう。とにかく、炭化部を切除しないと先に進めません。炭化部を区別するため、エタノールを染みこませた綿棒で汚れを除去します。RFラインや端子に被った煤は特に念入りに除去しなければなりません。炭化部を特定してナイフで掻き出す作業です。PCBパテを使う方法もありますが、DCが通過する場所ではないため、バラックでリードバイパスすることにします。焼損部はチョークコイルと470µF×2個が刺さっていた場所ですが、これらを一旦取り外します。表面側も電解溶液による腐食が進んでいました。これらもエタノールで完全に除去します。新しいケミコンを装着しますが、スルーホール(0.8mmΦ)の焼損が著しく3mmΦまで削ったため、ケミコンの脚は熱収縮チューブを装着して絶縁対策することにしました。チョークコイルが刺さっていた箇所も同様に処理しています。絶縁状態を確認して基板を元に戻し送信テストを実施し、200W超えの出力を確認しました。RTTYを連続送信しても異常は起こりません。組み戻して、IFユニットのAPC・Poのアライメントとりなおします。全バンドで定格出力を確認しました。 【ご依頼内容】 突然パワーダウンして元に戻らない 以上について修理を承りました。 【工数】 上記の作業に3.0人日を要しました。(故障箇所特定・調達・修理・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 MRF140 MP(2個一組) 470µF/35V アルミ電解コンデンサ ×2 エタノール 少量 熱収縮チューブ 10mm程度 VR-5000 LCD 修理  LCD表示不可能状態のVR-5000をお預かりしました。LCDはメーカーにもストックがありません。ガラスの再圧着かユニット内の半田クラック修復で直らない場合は手の施しようがございません。状況的に再圧着である程度使える状態になればOKとのことでしたのでお引き受けしましたが・・・。ガラス面を着脱して元に戻したところ、写真のレベルまで回復しました。縦縞が無数に入っており、これ以上の改善は不可能です。お預かりした時点では、周波数の判読が不可能な状況でしたので、オーナー様にはご満足頂けたようです。   【ご依頼内容】 LCD…(Read More)

 おはようございます。冷たい雨が降っている横浜地方です。今朝は気温も低め、日中も10度前後までしか上がらないとのことです。2月が暖かかったので拍子抜けですね。河津桜はそろそろでしょうか?  河津桜と言えば、例年3月2日は「MKインビテーショナル・ゴルフコンペ」へ参加のため、川奈ゴルフ倶楽部へ行くのが恒例行事となっています。今年は“病み上がりの実父看病”“倅の受験準備”などで都合がつかず、残念ながら欠席となりました。本来なら昨日辺りは川奈帰りでヘトヘトだったはず。  さてさて、今週もてんこ盛りです。早速本題に入ります。 FT-847 修理完了  プラスとマイナスを逆に繋いで壊れたFT-847の修理が終わりました。前号にてお知らせした通り、サブ回路のトランジスタ・スイッチを焼損し、撤去済のチップの2SA812(Q1140)とダーリントン接続されるTR(Q1139)の交換を要し部品調達しました。また、付近のPCB表面が火炎焼損による炭化が進行しているため、約0.7m㎡、深さ最大1mm程度を掘削切除しています。付近のパターン再生は不可能と判断したため、Q1140は本来チップ部品のところ写真の様な汎用パッケージの2SA1015で代替置換しています。個ココまでの作業で電流が流れるか試しましたが、何故か新品のQ1139側がオンになりません。エミッタとVCCの間にある1Ωが導通していないことが判明しました。よ〜く観ると、チップ抵抗の表面にヒビが入っています。こちらも通常タイプの1/2W酸化金属皮膜抵抗に置換しました。それでも尚電源は入りません。そもそもVCCが流れが流れてきません・・・。上流のリレーまでは電位を確認しています。どうやらリレーが制御されていないようですね〜〜。プロセッサから出てくるベース・バイアスのトリガが全く見えませんョ〜〜。ここまで苦労して、プロセッサが死んでいたら身も蓋もありません。基板裏面に実装されているチップタイプの78L05の出力側の電位を測定したら0Vになってました。ここは良く壊れる場所ですね。これらを交換したところFT-847が息を吹き返しました。 【ご依頼内容】 電源投入不可 以上について修理を承りました。 【工数】 上記作業に3.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 Q1140 の代替として 2SA1015×1 Q1139 として 2SA1870×1 R1514 の代替として 1Ω 1/2W 酸化金属被膜抵抗 Q1134 として NJM78L05×1 熱収縮チューブ 5mm (2SA1015に使用)   IC-775DXⅡ 故障箇所特定!  こちら常連(JI1STU)さんからお預かりしたリグです。“70W程度しか出なくなってしまった”とのことです。筐体をバラしてPAユニットを取り出しました。本機のPAはプリドライバ・ドライバ(PP)、ファイナル(PP)の3ステージ構成です。最初、プッシュプルの片側でも逝かれたのかと思いきや、PowerMOS FETの故障モード確認だけではハッキリ断言できる状態にありませんでしたが、最終的にRFプローブでMRF140の片側がゲイン低下していることを突き止めました。MRF140は在庫がありますので、このまま作業に入りたいと思います。 今後の修理予定について  先週に引き続き、IC-775とVR-5000…(Read More)

 おはようございます。本日も雨模様の横浜地方です。ラボの外では鳥が囀り始めました。晴れてくるのかな? いよいよ平成最後の年度末月に突入であります。勤労者の皆様、ともに頑張りましょう!!  日々ブログ更新やら報告書作成に酷使しているMacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013) の挙動がヘンです。バッテリー切れではないのに突然ブラックアウトします。涙 自慢のRetinaディスプレイにもドット落ちがあります。内蔵スピーカーの片側はコーンが破けているのかビビリ音が酷く、ヴォリュームを上げられません。4個あった樹脂脚の3個は欠損してます。その他ダメージ多数・・・。換える換えると言いつつ月日が経過しています。今回ばかりは待ったナシです。iCloudにバックアップしてますけど、起動不能になると仕事が出来なくなります。趣味で使う無線機とは違い仕事の道具ですので、割り切りは必要ですね。今まで使ってきた何れのMacより貢献してくれた1台です。退役後はハイレゾ用のサーバーにでも使いますかね〜〜。仕事に影響しそうなので、今回ばかりは待ったナシ・・。 FT-625D 修理完了!  お伝えしている通り、外装は「モスボール」から取りだしたような、インスペタグ付きの個体です。電源投入までは問題ありません。受信感度もそこそこ出ています。ところがPTT操作すると100%電源が落ちます。しかもパワーをMINIに絞りきった状態やSSBでMicを絞った状態でも同じ・・。兎に角PTTラインが作動すると電源が落ちるのです。・・・ もう一つは周波数離調です。こちらはヘテロダインの水晶が劣化していきているのでしょうか・・  PTT操作→電源落ちの件・・まず、リレーを外してみました。(ついでに分解して洗浄)リレー以外はトランジスタのコレクタ開閉回路に繫がっているだけです。リレーの先(スイッチ側)は、“RFの送受切替”“TX8V回路”“TX13.8V”回路などが繫がっています。疑わしきは13.8Vです。案の定13.8VがGNDに落ちていました。その先にはBOOSTER UNIT(PAユニット)があって、ドライバ段・ファイナル段のVCCへ供給されます。始はRF増幅素子のコレクタ・エミッタ短絡を疑いました。BOOSTER UNITを撤去して内部を確認したところ、ドライバ及びプッシュプルのファイナル共に故障している様子はありません。しかし、強烈なカーボン臭が漂っています。ドライバ段のVCC端子を兼ねる貫通コンデンサーの近くに黒い煤が附着しています。貫通コンデンサの内側から基板に引き込まれる黄色いリード線のビニール皮膜の一部が焦げて中の銅線が剥き出しになっていました。ピンセットでリード線をずらすと、その下が真っ黒いカーボンで覆われ、焼けた部品が原型を留めていません。どうやらタンタルが焼け落ちたみたい。タンタルの故障モードはケミコンと違い “イキナリ短絡のステーキ状態” に陥ります。(親爺ギャグか・・!) 相当な火炎が出たのでしょう。周りの部品や基板面も真っ黒です。毎度書きますが、カーボン(炭素)は導体です。即ち部品に附着するとDCを通してしまう恐れがあります。まずは、周囲数センチ四方の部品を全撤去して、パーツクリーナーでカーボンを落とします。基板はガラスエポキシ製ですので、紙エポ基板の様に焼け落ちることはありませんが、両面基板のパターンを跨ぐように附着したカーボンは除去しなければなりません。エタノールを綿棒に染みこませ、丁寧に掃除します。タンタルだからって安心はできません。むしろタンタルの方が厄介なのです。場所的にアルミケミコンで代替可能です。カーボン附着が酷いセラコンも交換しました。  周波数ズレの件・・・周波数カウンターの基準周波数を出しているOSCとヘテロダインの離調でした。水晶も流石に40年を超えると精度が落ちてきます。ドリフトはそんなに気になりません。というより、かなり優秀だと思いました。BFOも含めIF全ステージと全発振回路の精密調整を実施しました。 【ご依頼内容】 総合調整・点検・故障修理 以上について修理を承りました。 【工数】 上記作業に3.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 MUSEアルミ電解コンデンサ 10μ/35V (タンタルコンデンサの代替として) 0.01μF セラミックコンデンサ AW線 10cm CAIG D-5 その他 FT-847…(Read More)

 おはようございます。今朝の横浜は真冬の寒さです。午前9時の気温は6度、年末年始は大寒波の予報も出ていましたね。年内のブログ更新は今日を含めあと2回です。  月曜日が振替休日だったためブログはお休みしましたが、ラボワークは休日返上で対応しました。 IC-726S Mark V IC-775DXⅡ FT-736 注意書き・修理規約をお読みください  またまた「品物送ったのに連絡がないんだけど〜〜!」確認の電話が入りました。着荷確認についてはヤマトのトラッキングサービスでご確認頂ければ幸いです。(注意書きにも記載しています)   また、宅急便の品名欄に機種名の記載が無い場合、後回しになってしまう可能性があります。毎度当ブログでもお願いしていることですが、管理しているトランク(コンテナ)内では内容物の開封確認ができません。(暗くて狭いコンテナ内を想像してみてください)弊社では機種毎に担当エンジニアを決めていて、例えばMarkVを担当するエンジニアは、自分の受持分を確認してトランクから取り出します。ご面倒でも、注意書き・修理規約は最後までお読み下さい。おまもり頂けない場合は、次回以降の修理をご辞退させて頂きます。常に20台以上の修理品をお預かりしておりますが、少人数でやっている超零細企業ですので首が回りません。サービスを継続するためには、皆様のご理解とご協力が必須であります。   m(_ _)m  m(_ _)m  m(_ _)m    そんな訳で3連休返上のラボワークのレポートに入ります。 IC-726S メーター異常?  送受時メーターが振れないとのことでした。確認したところ、受信については全体的に感度が下がっていました。こちらはIFトラッキングで対応、メーターもかなり小振り設定になっていたので、規定値に調整しています。送信については特に問題ありません。BFOの周波数が離調していました。USB規定値 9.016MHz ± 10Hz のところ、9.01754 MHzに離調しておりました。LSB・CWについては誤差範囲です。USBのBFO周波数のみ調整しました。PLLも精密調整を実施しました。 【ご依頼内容】 メーターが振れない 以上について修理を承りました。 【工数】 以上の作業に、1.5人日を要しました。(故障箇所診断・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 ナシ  ※1.5人日以下の軽微な作業の為、動画撮影は割愛しました。 FT-1000MP Mark V ブラックアウト  今年は“Mark V”が最多出場記録を更新しました。今日現在、更に2台のMark Vをお預かりしています。もはやRJX-601を凌駕する勢いですね〜〜。汗 その殆どが、“ブラックアウト”現象の修理対応です。本個体も同様の事象でありましたが、同じ箇所を修理した痕跡があります。インバーター故障については毎度書いているので詳細説明は省きますが、本個体はサーマルヒューズが溶断後に交換せず、端子間を短絡処理で済ませるという荒治療の跡がありました。トランジスタの根本付近を中心に黒く焼けた痕が残っています。PCBの炭化には至っていませんが、コレはかなり危険な処置です。故障の根っこと思われるコンデンサと残置されている溶断したサーマルヒューズを交換して、改造箇所を元に戻しました。焦げた部分はカッターで切除後にコーティング処理しています。因みにラインヒューズがあれば平気と仰るガレージ・ファクトリーさんがおられますが、異常発振=異常電流が流れるとは限りません。ラインヒューズの定格範囲内でもトランジスタは発熱します。下の写真がその証拠・・・。トランジスタの根本付近が黒く焼けているのが判ります。  本作業施工時、サーマルヒューズの在庫は残り1本になりました。この調子だと来年も同様のオーダーが入りそうです。今朝、追加発注したのサーマルヒューズが着荷しました。これだけあれば来年は何とかなるでしょう。とは言え後継品種も既にディスコンです。MarkVのバックライト修理も来年が最後になるかもしれません。あっ、ウチはヒューズレスの修理は絶対にやりません。異常発振でPCBが真っ黒焦げになっても責任とれませんので・・・。  オーナー様とお話して“Mark…(Read More)

 おはようございます。薄曇りの横浜です。朝晩は大分寒くなりましたネ。小生の周りではインフルエンザが流行始めています。今年は早めに予防接種を受けておいたほうがよさそうですョ。  今日はレポが多いので与太話はナシで・・・。 TS-900D・VFO-900Sの調整・修理が終了  TS-900ラインの作業が終わりました。28MHzの送受不能とVFOのセンターズレ調整のご用命です。本機の持病である局発水晶不具合の症状が出ています。28.0MHzバンドを受け持つ36.895MHzの水晶が発振していません。水晶を交換後、HETユニットから正常な信号が出ることを確認しました。HETユニットはRFユニットのスロットに挿っています。着脱にはDRAIVE軸を分解する必要があるほか、フロントパネルを少々前に引き出さねばなりません。この個体はDRIVEツマミの回転範囲が狭まっていて何かに引っ掛かっているのかと思いきや、DRIVEユニットの歯車位置が30度程度ズレていました。これでは送受の同調が取れません。また樹脂製の歯車にも歪みが出ていてスムースに回転しませんでしたが、グリースを塗布したところ改善しました。  ヘテロダインについては、今回交換した28.0MHz及び、既設のWWV、3.5MHz、14MHz、21MHz、29.0MHzについては正常な周波数を出しています。7MHzは5KHz程度、28.5MHzは12KHz程度ズレています。本機に使用されている水晶は3rd.オーバートーンのため基準周波数のズレも3倍になって出てきます。微調整用のTcで調整できる範囲は±3KHz以内のため、1.5KHzを超える離調は調整範囲を逸脱します。従いまして、VFOセンターズレについては、全ての水晶が正常に発振していないと調整は困難です。しかしながら、ヘテロダイン用の水晶は中古品を除き市販品がないため特注となります。中古でも正常な周波数が出ていれば問題無いのですが、TRIO刻印の古い水晶の多くは周波数ズレが大きいので要注意です。今回は7MHzも28.5MHzも安定して発振していましたので、これらを温存する形で調整を実施しました。とは言え、28.5MHzについてはズレが酷いため見切らざるを得ません。7MHzと他の周波数を可能な限り近づける調整を行い、中心周波数はVFO側で修正を掛けました。28.5MHzを除く全周波数がVFOセンター位置を基準に±2KHzの範囲に収めています。本機のVFO針は微調整できるタイプですのでCALと併用すればOKでしょう。外付けVFO…(Read More)

 おはようございます。秋晴れの横浜地方、気温はやや高めです。今週から11月ですね。平成最後の年もあと二ヶ月余り、小生にとっては一年で最も憂鬱なシーズンです。  昨日は半年ぶりの鎮守府詣で、「第42回よこすかみこしパレード」を観てきました。パンフレットにはパスポートを持参と記されていましたが実際には荷物検査のみ。毎年厚木基地のスプリングフェスティバルにも参加していますが、こちらはパスポートを求められます。太平洋軍司令部のある区域ではなく、官舎・学校・スポーツ施設などが集中する居住区域のみの限定開放だからでしょうか。厚木や横田同様、或いは、それ以上にココはアメリカそのものです。○○○Ave. や △△△Blvd.などの標識眺めていると西海岸を彷彿させます。横須賀や周辺地位から集まった59団体による神輿が、横須賀中央駅付近から16号線を跨いで三笠ゲート経由で基地内のClement Blvd.を練り歩きました。渋谷や川崎では若い人達がハロウィンに浮かれているようですが、こちらは男の熱気がむんむんと立ちこめる鎮守府の祭りが性に合っています。法被姿の若い衆とアメリカーンな雰囲気のコラボは横須賀ならではです。天気にも恵まれ、対岸に鎮座する記念艦「三笠」の勇姿も際だっていましたョ。 今後の修理予定について  IC-775・TS-900ラインなど、大型機の部品を先週オーダーしました。既にIC-775用のMRF140MPが着荷したほか、横浜の水晶屋さんに頼んだTS-900のHET用水晶も到着しています。IC-775、TS-900の順番で作業に入る予定です。  FT-212についても診断が終わりました。PLLのアンロックです。VCVが全く出ていません。半導体か周辺のケミコン異常と思われます。部品調達が可能か確認中です。  RJX-601はAM変調器兼AFアンプのトランジスタが故障している可能性が高いのですが、こちらは部品調達に時間が掛かりそうです。 IC-775 第1ライン TS-900 line 第1ライン JRL-2000F 第1ライン RJX-601 第2ライン FT-212  第2ライン IC-821  第2ライン IC-375  未定 その他の無線機など  今週も宜しくお願いします! m(_ _)m…(Read More)

 おはようございます。今日も曇り空ですぅ。週末は鎮守府で恒例の神輿パレードです。晴れて欲しいなぁ。昨日はお昼休みにBMWプレミアムセレクション東名横浜にお邪魔しました。  先輩のIさんからfacebookのメッセージが届いたのはお昼前です。「これからBMWに行こうと思うのだけど、担当営業マン紹介して〜〜」と。“ベンツ党のIさんが何故??” と思いながら拙のクルマで世話になっている営業のTくんに即電。Tくん曰く「ご紹介ありがとうございます♪♪。お待ちしております。」と・・。  昨日は息子の学校が入試日のため休校(園)、二人で昼ご飯に出掛けるところでした。ちょっと顔を出そうと思い、こちらもディーラーへ。(腹を空かせた息子はそっちのけw)結局、X1(XDrive)、528i(F10 直6NA)、528i(F11 直4ターボ)、F31 320iの4台を試乗に付き合いました。S350(W220 V6 3.7l)にお乗りですが、こちらは初年度登録から15年経過しているそうです。コンディション的にドイツ車の15年は国産の7年超えくらいでしょうか。13年を超えると税金が増えるので替え時ではあります。前回試乗に付き合ったのはMBのC220dステーションワゴンだったので、X1や320i Touring当たりをお探しなのかな〜と思いきや「ついでに5シリにも乗っておこうかな・・」ということで、2種類のF10 528iが試乗ラインナップに加わった次第です。X1とF31は新車登録2年〜4年以内の現行モデルです。F10/F11は4年〜7年経過した前モデルになります。「MB党の先輩が220dの時も凄く慎重だったし、簡単にBMWには行かないだろう・・」それが予想外の結果に・・・。セダンのF10 528iに一目惚れして衝動買い!!。これってもしかすると儂のせい???(笑)  下駄と言わずに箱根のワインディングを“駆け抜け”て欲しいなぁ〜〜〜〜。このF10 528iは前期モデル、BMW最後のNAシルキーシックスです。悪いハズがありません。528iは後期型からは2リッター・直4ターボになってしまいました。前期・後期二台を乗り比べると違いは歴然・・・。車格自体はS350と同等、方やV6 3.7リッター、方や直6 3.0リッター。S350…(Read More)