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 おはようございます。快晴の横浜、今日は真夏日になるとの予報です。梅雨前からこの状況ですと先が思いやられますなぁ。週末は7割ラボワーク(仕事)に費やしました。今週は海外出張のため巻き巻きの作業を強いられております。  先ずは先週末にお伝えした二台について作業を完了しましたので、ご報告しておきます。 IC-756 電源が入らない件、修理完了!  一発目はIC-756であります。故障箇所については前号でお伝えしている通りです。メイン・リレーを制御するデジタルトランジスタ(1mm角ではなく0.8mmだった・・・汗)を交換しました。顕微鏡ルーペの限界域での作業でありました。リレーは外しておいて正解! ランドを剥がすことなく無事にリプレイス完了です。以下の通り正常起動しています。  一応基本機能は確認しました。オーナー様ご指摘のLCD横縞は時々出ますね〜〜。これはどうにもなりませぬ。「今すぐどうの、こうの」ではありませんが、LCDが入手可能なら交換したほうが良いでしょう。一昔前まで海外のディーラーに在庫していたのですが、他のAssyと異なりリビルトできませんので、底付き状態になってしまったようです。 【ご依頼内容】 電源投入不能 について、作業を承りました。 【工数】 上記作業に3.5人日を要しました。 【交換部品】 バイポーラ・デジタル・トランジスタ×1個 TS-850S 変調回り込み・出力異常 修理完了!!  本個体は「変調回り込み」「出力異常」の修理ご依頼でした。前述の通り、異常なレベルの出力超過とファン故障という二つの要因が引き起こしていた事象と思われます。超過出力についてはALCを適正値に調整し、概ね110W程度に調整しました。ファンは結局San ACEブランドのDC軸流ファンが調達できたので、こちらでリプレイスです。本機の場合、回転し始める電圧は8V程度ですので、単純にDC12Vの軸流ファンなら何でもOKというわけではありまあせん。今回選んだファンは センサ無し・風圧・ノイズレベル・回転数・動作電圧範囲などが近似する型式です。交換後正常に回転することを確認しました。その後、IF、PLLなども調整しましたが、受信感度が少々低い様です。特にハイバンド側で顕著ですね〜。LPFやBPFの設定に問題はありません。プリアンプ(本機はHF LoB/HiBでFETを選択する仕組みになっている)または、1st MIX辺りの素子劣化が進行しているものと考えますが、実用に支障をきたすレベルでもありません。暫く様子観で宜しいかと存じます。調整で性能電界までは引っ張りました。 【ご依頼内容】 変調回り込み 出力不安定 その他(送受IF/RF/PLL フルトラッキング) について、作業を承りました。 【工数】  上記作業に3.0人日を要しました。 【使用部品】 DC 12V 軸流ファン×1 今後の修理予定について  これから重量級 FT-1021Xと、隣でFT-736の診断に入ります。作業デスクに届いている修理案件は以下の通りです。今日の午前中は出荷作業に追われそう・・・。汗 FT-1021X FT-736M RJX-601 IC-502 その他  今週実作業できるのは月・火のみ、水曜からエンジニア2名で“KH2…(Read More)

   おはようございます。今朝は気持ちよく晴れましたョ。久し振りに鶴見川サイトを走ってこようと思いきや、前輪がパンクしてました。替えのチューブがありまへん。断念します。。トホホ  ハムワールドの6月売り号で“リモート特集”を組むそうで、当ラボから“RRS-Pi+”1台を読者プレゼント用に進呈致しました。ヤエス FT-991Aとのコラボ記事を予定されているとのことで、発売が楽しみであります。ラボワークの方は慌ただしい一週間となりましたが、久し振りに全ラインともアマ機対応中であります。来週後半は小生が戦力外となるため、“カローワーク”状態であります。汗汗  IC-756 電源投入不可能!!  まずは小生の担務から・・・。う〜む。また厄介な案件であります。アイコムさんの場合、ラインリレーがPAユニット内に隠れていて、ココが切れるケースもありますが、残念ながら今回は単純ではなさそうです。まず、ロジック(プロセッサ)側は通電状態でした。チェックは簡単でして、電源ボタンを押すLEDがちゃんと点灯します。即ち、ロジックには+5Vが掛かっているということです。電源リレーが動かないことからプロセッサをチェックすると、プロセッサのVDDに電位を確認できました。次にバックアップバッテリーを調べましたが、こちらも正常電圧です。壊れる前、“LCDに縦縞が出た”とのご報告を頂戴しており、もしや「プロセッサが逝った?」と疑いました。電源ON/OFFはプロセッサのTTLトリガでデジタルト・ランジスタQ9(UN9211)を押して、コレクタ=エミッタを閉じる一般的な回路です。TTLトリガ(PWRS)を確認すると、電源ボタンON時(LED点灯時)に5Vが見えました。(一安心・・) そうなると、デジトラかリレーか、しかありません。PAユニットのラインヒューズ横に電源リレーがあります。その真横に1mm角のチップ部品が数個表面実装されている場所があります。ここにQ9があるのですが、どうもコイツが怪しいです。前後のGND短絡有無を確認後に、コレクタ=エミッタを意図的にショートさせたところ、見事に電源が入りました。・・・  さ〜て、問題は部品調達であります。このUN9211はバイポーラのデジタル・トランジスタです。単純にNPNのオープンコレクタ回路を構成しているだけなので、極論を言えば2SC1815の様な汎用トランジスタでも代用できる場所です。ただ、こちらは極小のチップ部品であり、こんな狭いランドに適当な代替部品を使用するわけにも行きません。法人契約しているサプライヤー数社に確認したところ、どこも取り扱いがありません。方々を探したところ、一社扱っているサプライヤーを見付けました。テープ売りで100個単位だそうです。他にも用途があるかしら?? 「これからも定期的に発注するので、何とか10個単位にしてください!」と土下座して・・・。(ウソです) 無理を聞き入れて貰いましたぁ。ということで、弊社購買から正式発注。・・・バイク便で即着です!!!   只この場所、すんなり交換できそうにありません。リレーと真横の半固定VRを養生する必要があるいます。一旦周りの大きな部品は着脱して作業することにします。 TM-V7 音が聞こえない・・・  KenwoodのV/Uモービル機です。格好イイですね〜〜。こちらはMAIN/SUBとも受信音が聞こえません。デュアルバンダーで、2波同時受信が可能ですが、どちらもアウトです。外部スピーカーも同様でした。素直に回路を追うしかないですね。AF 再終段はオペアンプ(IC1 LA4446)です。IFでAFに落ちた信号はIC18を経由してココに至ります。ミュート回路も疑ったのですが、本機の場合、フロントパネル側にこれらの機能があります。オーナー様曰く「別個体に着脱式のフロントパネルを移植したところ正常に機能した・・」とありました。両チャンネルとも受信時にSメーターが振れ、スケルチ開放も正常に機能しBUSYも点灯します。IC1の入力ピンにオシロを充ててAF VRを回したところ、電圧が変化することを確認しました。しかし、出力側には何も出てきません。両チャンネルとも結果は同じでした。やはりオペアンプか?   そして、このオペアンプもディスコンです。しかも三洋製です。巷の部品屋に卸されていればいいのですが、これを探すのも至難の業です。海外ディーラーに問い合わせたところ、米国・中国にオリジナルの在庫を確認しました。着荷に20日〜30日程度は掛かるかもしれません。 FT-227A…(Read More)