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 暖かい週明けですね〜。南風が強めです。このまま天気が上向きになれば良いのですが・・・。花粉飛散は少なめ?。今週も頑張りましょう!!  金曜日は仕事の打合せでJCABに伺った帰りしな、お隣の庁舎にある関東総通陸上3課に立ち寄りました。例の局免が出来上がっているハズ。変更申請した“移動しない方の免許(固定局)”と、救済申請で新規開設した“移動する方の免許(移動局)”の両方です。職員の方が2通の免許を持ってきて下さいました。一通は変更後の固定局免許で、もう一通は4月2日付けで期限ギレとなった移動局免許です。(????)  3月20日提出した廃止届けは、3月25日付けで審査終了(case close)しています。局免申請期間を超過した場合の救済処置というのは、期限切れから一定期間内に廃止と開局手続きを同時に行うことでコールサインが保全されるというもの。即ち免許番号は新たに付与されコールサインはそのままです。小生の場合、固定局でコールサインをブロックしていますからコールサインがよそ様に付与される心配は無用なんですが。では何故廃止された移動局の免許(旧免許番号)の免許状が発行されているのか? ・・どうやら、前回変更届けを提出した際に発行された免許状が保管されていた様です。記載内容に変更が無い場合はいちいち免許状を貰いに行かないので、今まで気にしたことなどありませんでした。とういうことは復数枚あるハズなんだけど(笑)。きっと変更されて新たに免許状が交付されると、総通内に保管されていた古い免許状はところてん式に破棄されるんですね。  ということで、既に失効済の免許状は手渡されること無く引っ込められました。わざわざ持ってこなくてもよかったのに・・・。(爆)  ・・ん。で、新しい局面は??? 「代引きを選択されていたので既に業者に送りました」だそうです。そういえば、ソレを選択したような記憶が・・・。とうことで固定局の免許だけ貰って帰った次第です。因みに固定局の備考欄には、新スプリアス基準関係の保証書類未提出の無線機が使えなくなる旨の文言が入っていました。固定局の方は、FT-101やらTS-520など、古いリグが20台以上が登録されたままです。先日移動局の方は纏めて廃棄(廃局)してますが、こっちはそのままでした。球のリグでJARDさんで保証してもらえる型式くらいは残しておこうかしら・・。結局移動の免許状は翌土曜日に到着しました。 お客様とバッタリ・・  合同庁舎一階でお客様(7K2COLさん)と遭遇。九段下のタリーズで珈琲飲みながらIBさせて頂きました。同学年かつ共通項の多いOMさんだった為、ついつい時間を忘れて話し込んでしまいましたぁ。ww お忙しいとことお引き留めしてしまい申し訳ありません。m(_ _)m  スーパーローカルとアイボール  土曜の朝、愚息がお世話になったスーパーローカルの ヨコハマMK71 / JI1AMEさん が近隣で移動QRVされているというTwitter 情報を手がかりに、拙宅から700mの小高い丘の上(通称、“花桃の丘”)へ向かいました。クルマだと本当に3分の距離です。頂上付近に二本のANTを発見!。出掛ける途中だったのでクルマの中から軽くご挨拶させて頂きました。因みに早朝よりSSBでWとQSOできたとのこと。確かにこの週末はハイバンドのコンディションがよかったみたいですね。50MHzも一瞬VKが聞こえてましたね。次回はゆっくりIBさせてください。m(_ _)m IC-746 異常ナシ!!  以下のご相談を承りました。  電源を入れて7MHZ受信時 RFゲインを上げるとSメータ2メモリ位断続的に発信しているようなノイズが入ります。AGCを切ると止まります、又電源を入れて2時間位たつと自然に、発信しているようなノイズは出なくなります。  先週末から今朝に掛けて受信テストを繰り替えしました。未だ事象の確認に至っておりません。SSGを接続し7100KHzにて30dBμVを間欠入力、AGCの挙動を目視(メーター)及び復調音で確認しましたが正常です。また無信号時のノイズ発生はありません。念の為PLLのノイズも確認しましたが、こちらも異常は認められませんでした。AGCアンプに発振の兆候はみられません。?? です。 事象が確認できませんので一旦お戻し致します。 IC-726 検査開始  SSBのみ受信不可とのことです。BFOが出ていない様ですね〜〜。詳細を見極めたいと思います。 今後の修理予定について  長期対応の案件が溜まっています。その他は通常スケジュールに戻りつつあります。 IC-726 第1ライン TS-520V(改) 第2ライン HL-250UFX 第1ライン FT-401D 第1ライン トリオ310…(Read More)

 おはようございます。8月に入りましたぁ。今朝は快晴です。先日は右足付け根でしたが今朝は左足にキテますぅ。全く困ったもんです。楽しみにしていた新橋鰻会への出席も断念であります。ビールも禁止され、、、どうやって夏を乗り切るんだぁ!?   一昨日は病院から横浜スタジアムに直行、既に試合が始まっていました。杖を突きながら(・・・)階段を上がり始めると、スタンドから大歓声と共に「若き血」の大合唱が。丁度4点目が入ったタイミングでした。同級生等がいる場所に近づくことは困難なので、空席のある一番後ろの高いところを目指し階段を上り始めると、応援指導部の子が肩を貸してくれました。空いてる席なら何処でも良いと伝えると、学生席の端に案内されました。ww 8回・9回とピンチもありましたが、7-5で母校が逃げきり勝ち。甲子園へのキップを手に入れました。現役生達と歌う勝利の校歌(塾歌)は感慨無量です。(涙腺崩壊) 既に甲子園への応援バスが仕立てられたとの連絡がありました。仕事が立て込んでおり早々に甲子園ツアーは断念。今回は春と異なり自力で強豪が揃う北神奈川県大会を制しての甲子園出場であります。対戦カード次第ですかね〜〜〜。頑張ってほしい!!!   さてさて、仕事に精を出します。こんな時に限って重量級が続きます。トホホ まずはIC-746(こちらは軽量w)の作業レポから。記事の後半でFT-1021Xのその後についても中間報告します。 50MHzのみ送信不可??  “不思議な事象だなぁ”と思いながらIC-746の診断作業に入りました。本機はHF〜144MHzまでQRV可能な固定機です。オーナー様によりますと「50MHzのみ内蔵SWR計が振り切れ・・送信出力ナシ」とのことでした。拝見した結果、HFも全バンドアウトです。もしかすると確認された際にSSBでPTTを押されたのではないかと・・・。本機はHF〜50MHzはIF・RF・PAを完全に共有しています。ALCも振り切れ状態であることから、反射波カップラー(ディテクタ)の後ろからANT端子に至る何処かが故障していることになります。フツーに考えると、リレーやライン上のコンデンサを疑います。本来、PTTを押した時点で送受リレーが切り替わるハズですが、IF側から微かな音はするものの、ANT端子手前のリレーは動いていない様子です。CTRLユニットを取り出してリレーソレノイド側のTX時電圧を測定したところ0Vのままです。TX時にDCが印加されるラインは電位が確認できました。ソレノイドの開閉は13.8Vで行われ、ON/OFFはデジタルトランジスタのコレクタ開閉で行われますが、ベース・バイアスが来ていません。上流に遡ると、64ピンのプロセッサICに辿り着きました。「ゲゲ、ロジックアウトか??」 ということはチューナーのTHRUリレーも動かない??? ・・・案の定でした。ICのVCC端子にテスターを充てたところ電圧が確認できません。電源ユニットから14V(13.8V)は正常に届いています。レギュレーター(7805)で5Vに降圧する仕組みですが、入力側に電位がありません。完全に絞り込みました。14Vラインとレギュレーターの間は保護ダイオードのD13しかありません。導通が無いことを確認しました。場所的に普通部品の実装が可能ですし、保護ダイオード的な目的を果たせればよいので、汎用のシリコンダイオードを代替装着しました。CTRLユニット上の全リレーが正常動作することを確認、HF〜50MHzの送信波が正常にANT端子まで届いています。8時間程度連続運転し断続的に送受信を繰り替えし異常がないことを確認しました。D13故障の原因は不明ですが、保護ダイオードとしての役目を果たしましたね。ICが壊れていたら修理不可能でした。 RIT…(Read More)

 おはようございます。大きな積乱雲がボチボチ上がっている横浜です。今朝は右脚の付け根が痺れ、まともに歩けません。只今ラボ近くの整形外科の待合室にて執筆中であります。  右脚の付け根辺りが痛み、歩行もままなるぬ状態。一昨日までは元気に自転車に跨っていたのですが。ツールドフランス観戦中、ソファーから立ち上がろうとしたところ違和感を覚えました。昨日は何となく体調も優れなかったので練習をお休みしたところです。痛み止め貰って帰ればどうにかなるかと・・・。と、思ったらどうやらリウマチ再発だそうです。松葉杖を与えられました。リグ上げ下ろ要因必須です。(汗)      例年、夏のスポーツ観戦はツールドフランスが終わる7月末でひと段落つくのですが、今年は10年ぶりとなる母校の甲子園出場の可能性が俄かに浮上。今日は横浜スタジアムで行われる北神奈川大会の決勝戦応援に駆り出されていおります。こんな体調で大丈夫なのか?? ドピーカンだと40度越を覚悟しなければなりません。薄曇りのままだと皆ハッピーです。・・・ お盆休みについて  会社の夏期休暇は8/16〜8/23を予定しています。その間も倉庫管理は稼働していますので、ご予約通りに修理品をお送りください。ブログ執筆はお休みさせていただきます。 IC-746ご入場  50MHzで送信異常発生とのことです。SWRが振り切れて出力されないとのことでした。ラボで確認したところ、HF全バンドとも同様の症状です。恐らく、SSBでPTTを押されて確認された為、事象が確認できなかったのではないかと思います。本機の送信ディテクターはBPF後方のCTRLユニット上にあります。ここまで信号が来ていることを確認していますが、ここからANTに出力されません。リレーもしくはダイオードの故障かと思います。本日中に故障箇所を特定したいと存じます。 今後の修理予定について  現在、出戻りのFT-1021X、長期対応中のTS-930Sを含め、以下のモデルが入場待機中です。一番混んでいる第1ライン(大型機)で着荷から2週間程度、第2ライン(リニア・中型機・小型機)は10日前後の遅延が発生しております。案件ごとに対応工数が異なりますため、お盆前の繁忙期シーズンは毎年こんな感じです。どうかご理解ください。 FT-655(第1ライン 部品待ち) IC-746 (第1ライン) HL-1K/6(第2ライン) FT-847(第1ライン) FT-680(第2ライン) HL-150B  その他、無線器など  今週も宜しくお願い致します。m(_ _)m…(Read More)

 おはようございます。本日もよろしくお願いします。今日も気温が上がりそうですが、横浜の桜は週末まで持ちそうですョ。IC-375とRJX-601が出場ラインに出てきました。 IC-375 現役復活  こちらの個体は、先日出場したIC-821のオーナー様からお預かした、残りの1台になります。PLLアンロック修復と劣化ケミコンを交換、改造箇所の現場復旧のご依頼です。まずは目視で確認できる範囲のケミコンを交換しました。こちらは予防交換も兼ねているので、まだ使えそうなモノも含めて取り替えております。中には電界溶液が滲んでいるものもありました。また、バックアップ電池が完全にエンプティー状態でしたので、こちらは交換しております。部品交換後にPLL周りの調整を実施しましたが、OSC及びロック電圧の修正を行ったほか、OSC周辺基板のスルーホール抜けによる周波数飛びが発生していたので、シールド板を剥がして再半田処理しています。数カ所スルーホールが陥没していたので半田で埋めました。その後周波数飛びは発生しておりません。温度補償のTCXOではなく劣化も進行していることから、周波数が安定するまで、コールドスタートから30分程要します。こちらIC-821と同様です。実使用には問題のない範囲ですし、SSB/CWは安定してから運用して頂ければ宜しいかと・・・。ロードテストも問題ございません。これにてC/Oと致します。   RJX-601メンテナンスパック完了  こちらも本日もご出場です。内容はいつもと一緒です。VFOダイヤル位置のズレが顕著でしたが、50.000MHz〜54.000MHzで校正しました。同時にCALの51MHz化も実施しています。映像でご覧いただければわかりますが、受信感度、送信出力、変調も問題なしです。FMナローとマイクアンプのHiFi化も対策済みです。末長くご活用ください。   IC-746 差し込み作業も終了  出力異常とのことで再入場したIC-746。こちらは50W化を実施しました。出力低下は恐らく回り込みによるものと思われます。当方のダミーロードテストでは再現しておりません。一旦お戻ししますので、ご確認頂きたく存じます。   &nbsp…(Read More)

 おはようございます。花冷えの朝を迎えております。今週から定例会議が火曜日に変更になり、午前中は赤坂詣でであります。出場したIC-746が不調で戻ってきました。最大出力でCW運用中、数分で10W程度までパワーダウンするとのこと。 IC-746 再チェック【差し込み作業】 ラボ内でテスト中ですがオーナー様からのご報告頂いた症状が再現しません。色々原因を探っているところですが、ラボとオーナー様宅で異なる条件について考えた結果「回り込み」による発振に起因する出力低下ではないかと考えています。ラボ内では送信テストに空中線を使用せずダミーロードに喰わせますし、試験台の電源には大量のパッチンコアでRF対策を施している為か、回り込みは起こりません。無線機ケース周辺や電源ケーブルなど、色々なところにRFプローブを充てて漏れ出てくる高周波をチェック、あちらこちらで針が振れます。スペアナでスプリアスを測定したところ基本波以外に幾つものヒゲが伸びていますね〜〜〜。SWRは十分に低いと伺っていたので、考えられるところと言えばココくらいです。少々追いかけてみます。暫しお待ち下さい。IC-375 改造箇所修復 こちら、CW端子が外され、その穴からデータ通信用のケーブルが引き出されておりました。現状回復をお望みとのことです。メイン基板を外し、半田面に直付けされているリード線類を外していきます。この状態で一度ケーシング、PLLは相変わらずロックしません。やはりPLL再調整・修理が必要なようです。20分程度放置するとホワイトノイズが上がってくるので、アンロック症状であるとみて間違いありません。ケミコンから漏れ出た電解溶液が基板に付着しているので、まずは洗浄から・・・。外見的にヤバそうなケミコンは10個程度ですが、同時期に装着された同容量のモノは交換した方が良さそうです。まずは幾つか取り外してサンプリング・・・。やはり容量抜けは進んでいるようです。PLLはロック電圧が規定値から外れていたので修正。一応、ロックするようになりましたが、OSC、ローカルともガタガタです。草臥れているケミコンを交換してPLLの調整から開始、全て規定値に合わせました。後はIF周り(恐らくBFOも離調している)の調整・修理です。 PLLはロックするようになりましたが、OSCが不安定、突然50KHz飛びます・・・。OSCの裏側はシールドされているので様子がわかりません。このシールドを脱着に1時間掛かりました。。。汗 恐らくスルーホールが空になっていんでしょう。コテを充てると半田面が沈みます。盛半田で対処。シールドを戻してOSCをチェックすると、周波数が安定するようになりました。古い機械かつ温度補償TCXOではないので、コールドスタートから30分の間に0.3KHz程度ズレますが、実用上問題無いでしょう。ロードテストに移行します。RJX-601 メンテナンスパック 久しぶりに601メンテオーダーが入りました。こちらはセカンド・ラインで施工中です。オーナー様の思い出の品の様ですね。小生もRJX-601で開局したクチです。6m AMで夜な夜なクラスメイトと井戸端会議した70年代が懐かしい・・。VFOダイヤルのメモリ修正、CAL周波数の51MHz化、FMナロー化、マイクアンプのHiFi化を実施しました。 VFOは50.000MHzと54.000MHzの両方を、それぞれLとTcで詰めて行きます。本個体は特性的にフラットだったので、オリジナル通り52MHz基準で校正しました。固体によっては、0.5MHz程度しか特性が出せないものもありますが、本個体はとてもブロードです。全域でキャリア3W以上、変調ピーク5W…(Read More)

 お疲れさまです。いつの間にか週末ですね〜。そして今日は完全に春の陽気です。3日に渡ったIC-746との戦いにも決着が着きました。自分なりには、まぁまぁの出来だったと思いますが、如何でしょうねェ。 整理すると、まず50MHz送信不可能とのことでお預かりした固体です。こちらでチェックすると、一応電波は出ていましたが、CWキーダウンで10W弱ですから、SSBでは殆ど針が振れない状況であったかもしれません。HFは7MHz、14MHzは50W弱、その他は20W〜30W程度でしたので、てっきり50W改造されているのかと疑った程です。 最初に疑ったところはHF/144MHz系の切替リレーでした。144MHzも50W定格に対して、10Wと控えめ過ぎる出力であったことから、この辺りに的を絞って故障箇所の特定に入りました。しかも、云十ワット出ているため、ファイナルは生きています。結果的に、プリドライバ・ドライバ・ファイナルにバイアスを供給する根っこのラインが、集中的に壊れていたことがパワー不足の原因でした。交換部品は以下の通りです。   2SC1972入力トランス後ろのアッテネータ抵抗×4個(R66〜R69)同バイアス回路の実装アルミ電解(C54)、パスコン(C52)144MHz 側ファイナル用バイアス・ドライバTr  2SD1406HF〜50MHz 側ファイナル用バイアス・ドライバTr  2SD1406段間結合トランス コイルまき直し 0.2mm系ホルマル線 代替 これらを交換したところ、出力は1.9MHz〜29MHzで120W〜170W、50MHzで80W、145MHzで30W程度まで回復したことを確認しています。VHFに関してはファイナルそのものの劣化とみられる、若干のパワー不足を感じますが、実用上問題無いレベルでしょう。各バンドとも大幅に出力が回復しています。 まさかのコイル溶断には正直絶句でした。0.2mmのホルマル線が意外なところで役に立つとは・・。取りあえず、パワーが出過ぎているのでHFはデチューンします。&nbsp…(Read More)

 おはようございます。今朝は「7時のニュース」を観ながらの投稿であります。昨夜は午前2時過ぎまでIC-746と格闘、新たな故障箇所が見つかりました。R66〜R69が全て焼損していたこと、更にコイルも溶断していたことから、手前のバイアス・ラインを追いかけて行くと、47μF(C54)、0.1μF(C52)がリークしていることが判明。深夜の交換作業を実施しました。 C54は表面実装用のアルミ電解、C52は極小のチップコンデンサーです。何れも写真の通り通常タイプの部品に交換しました。HF〜50MHzで90W〜100W近くまで出力するようになったのですが、各バンドの出力ゲインが最大ですので、本来なら130W〜150W出てるはずです。144MHzは依然として20W弱、ファイナルのバイアス電圧が規定値の半分以下ですので、バイアス・ドライバの2SD1406…(Read More)

 お疲れさまです。連日、過負荷な夜を迎えております。汗 一昨日より作業中のIC-746ですが、故障箇所が複数に及んでいることが判明しました。恐らく根っこは一緒だと思われます。 昨日、HF系・144MHz系のファイナルに、それぞれバイアスを供給するトランジスタの異常についてお伝えしました。その後、ドライバ段周辺を丁寧にチェックしたところ、2SC1972のベースのバイアスも掛かっていないことに気付きました。完全にC級動作です。回路図を調べると、そもそもバイアスが供給されていません。いやいや、FM専用機ならまだしもSSB/AMを増幅するドライバ段にバイアスが掛かっていないなど考えられません。回路図に変な箇所を見つけました。 ドライバ段手前の段間結合トランスは、トランジスタのコレクタとVCCの間に1次側コイルが挿入されています。よくある増幅回路ですね〜〜。ところが、何故かセンタータップがあって、送信時に8Vが掛かるラインに接続されているではありませんか! こんな回路は有り得ません。14VのVCCに8Vは完全に埋没するので無意味・・・。念の為、トランスの導通を調べると、1次側両端はキチンと導通しています。しかし2次側の両端は導通していません。さらに1次側のセンタータップが2次側の片方と導通しています。やっと気付きました。  トランスを外して巻き線をバラしてゆくと、1次側の6Tにセンタータップは無く、2次側の3Tにセンタータップがあり途中で断線しています。回路図は大嘘つきでしたが、な〜るほど理解できました。 しかし、プッシュプル(2Sc1972)の両側ともバイアスが掛かっていません。となると、トランスから2SC1972(プッシュプル)のベースとの間が直流的に寸断しているとしか考えられません。回路図上は、保護抵抗を兼ねたアッテネーターのチップ抵抗1Ω(パラ×2)がベースとの間に入っているだけで、直流的に障害になるものは他に存在しません。チップの抵抗値を測定すると、なんと片側は1KΩ以上を示しており、もう一方のトランジスタに繋がる抵抗も400Ω付近。即ち、焼け落ち状態です。トランス2次側も溶断とみて間違いないでしょう。何らかの理由で異常電流が流れたものと思われ、先に発見したファイナルのバイアスTRの故障とも関連しているとみて間違いありません。 2SD1406は未着ですが、見つかった箇所から直すことにします。このチップ抵抗は2012型で2mm各の角形チップです。双眼ルーペを装着し、どうにか抵抗を実装面から剥がしました。1/4wのソリッド抵抗×4で代替するつもりでしたが、2wタイプの金属皮膜抵抗しか在庫が無いため写真の様に取り付けてみました。また、溶断したトランスの2次側は0.2mm系のホルマル線で巻き直しました。 この状態で出力チェックしたところ、10W弱だった50MHzが20Wまで回復、HFも全バンドで50Wまで回復しました。後は2SD1406の到着を待つことにします。 こういう仕事をしていると、回路図の間違いに遭遇することは珍しくありません。RF…(Read More)

 お疲れさまです。本日も少々“オーバー・ローディング”であります。IC-732の修理が完了し負荷テストもOK、出場ラインに出したところです。引き続きアイコム機が続きます。今度はIC-746、こちらは所属クラブのメンバーOMよりお預かりしました。 まず受信チェックを実施、HF〜50MHzまでほぼ規定値通りの性能が出ておりました。OMからは「50MHz送信不良」とお聞きしましたが、如何に・・・。本個体100W機のはずですが、HF〜50MHzまで10W(50MHz)〜50W(14MHz)程度しか出てきません。しかもバンドによって疎ら・・・。かなり年季の入った固体であります。OMのアマチュア無線ライフを支えてきた盟友とお見受けしました。多少なりとも云十ワットの出力が出ていることから、ファイナルは生きているようですね。まずは資料集めから・・。IC-746の入場は始めてですので、サービスマニュアルから入手します。回路図を含め難なく調達完了です。まずは送信系統のアライメントを調整していきましょう。 まずは概況から。本機にはHF〜50MHz/144MHzが付いています。この固体はHF〜VHF全バンドとも出力が低いため、ドライバ段(2SC1972)若しくは144MHz/HF〜50MHz切替リレー辺りを疑うのが妥当です。本機はIF〜ドライバ段までは全バンドが乗ってきますが、ファイナル手前で分岐、HF〜50MHzは更にLPFと内蔵ATUを通過して2系統のANT端子に出力されます。サービスマニュアルに従って、IFトラッキング、APC調整、ゲイン調整を行いましたが、既に限界値付近に設定されていました。「むむむ、これは50W改造されているのか??」と疑ってみたものの、ゲインVR付近に抵抗は取り付けられていません。オシロで出力波形を追いかけてみると、ドライバの2SC1972(p-p)後ろの出力トランスまでは正常に増幅しているようです。 後から、半分程度しか出力されていないことが判明。しかも、HFで20〜50W、144MHzでは10W弱出ていますから、少なくとも両側のファイナルまでは正常に信号が届いている訳です。ファイナルのバイアス電圧が何れも規定値の2割程度でした。両バンドともバイアスTRは2SD1406が装着されています。何れもベース・コレクタには規定値の電圧が掛かっています。同じトランジスタが2個同時に壊れたようですが、珍しいこともあるもんですなぁ。他にもまだトラップがありそうですが、まずはこのバイアスTRから交換してみることにします。  &nbsp…(Read More)