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 平成最後の金曜日、雨はあがりましたが、気温は低めです。平成最後のレポートをお届けします。何だか元号が変わる実感がありません。 FT-680 修理完了 IC-202A オーバーホール LS-202 修理続行  明日から大型連休に突入しますが、既にお休みに入られている方も多いかと。先週末に愛車が当て逃げ被害に遭い、ラボはリソース不足、、踏んだり蹴ったりの元号末、これが新元号の露払いになりますように。(^∧^) “令和”のスタートも休み返上の無線機修理が続きます。ご用命頂けることに感謝しつつ作業に勤しんでまいります。但し10日中2日くらいは家族サービスに充当しようと思いますけど。まだ場所は決めていないのですが、無線が出来そうな場所でキャンプでもしようかと思います。明日は厚木基地の「日米親善フレンドシップデー」、我が家の恒例行事とともに大型連休が始まります。 FT-680 修理完了  総合調整ということでお預かりしました。検査したところ小数点以下(KHz台)が制御されません。メインダイヤルを回すと表示は正常に変わりますが、送受信周波数は50.000MHzのままです。51MHz台に上がると51.000MHzで固定されます。52MHz以上も同様です。PLLのアンロックによる症状ですね。PLL 1のロック電圧が異常値を示していたので規程値に調整しました。PLL2・PLL3も同様に調整します。リファレンスも狂っていたので校正。正常に周波数が制御できるようになりました。その他、送信・受信のフルトラッキングを実施しました。最大出力が15W程度出ておりますが、ファイナル段の負担を下げる為、規程値レベルに下げています。特にAMのキャリアレベルが高すぎでした。本機のAM定格入力は8Wですから、定格上はAM 最大出力は 4Wということになります。誤差を考慮して5Wとしても、キャリアが3.5W近くでているとなると、あまりキレイな変調は乗らないでしょう。仕様通りにキャリアは2.5Wに調整しました。逆にマイクゲインが浅めだったので上げています。受信感度は -140dBm SSB(測定限界)で信号復調を確認しました。 【ご依頼内容】 総合調整 特にAM送受信調整を重点的に調整してほしい 以上について、作業を承りました。 【工数】 上記作業に2.5人日を要しました。(故障箇所診断・調整・検証・報告書作成を含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 CAIG デオキシット D5 IC-202A オーバーホール 完了  懐かしいリグです。当ラボへの入場は4年ぶり?? このシリーズは小生にとっても「青春」そのもの、RJXシリーズと並び無線の楽しさを教えてくれた1台であります。残念ながら例の“局免失効事件”のせいでコレらのリグは廃棄処分となりました。久しぶりに弄ってみるとワクワクしてきますね〜。RJX-601派だった小生はもっぱら6m AMが住処でしたが、SSBで開局した連中はIC-202の兄弟機にあたるIC-502を選んでました。ブックバンドで教科書と束ねて肩に引っ掛けるのがオシャレ。どうしても使いたくって、無線に飽きた先輩から永久貸与(もう時効だろう!)の形で我が家にQSYしてきたIC-502は、今もラボの片隅に置かれています。  さて、こちらの個体でありますが、オーバーホールと云うことでお預かりしています。基本的に状態は良い方で、フルレストアが必要な状況ではありませんでした。気になる点は以下の通りでした。 改造箇所の現状復旧 ヘテロダインSWの”0…(Read More)

再びIC-202Aの登場

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 只今都内某所にほんの数日籠もっております。(収監w)既に0時を回っていますが、iPadのWordPressのアプリから投稿中。4人部屋なので音を殺してます・・・・・ :-)   さて、だいぶ記事を溜め込んでしまっていますね〜。修理日記も書きかけのステータス・フラグがついているのものが幾つかあります。IC-202Aの後期ロッドを先日出場させましたので、その記事の仕上げに掛かるとしましょう。 後期ロッドとは  IC-202Aの別個体をお預かりしました。出力不足とのことです。IC-202Aは2SC1947搭載の初期タイプと2SC1971の後期タイプがあり、ケース形状が異なるパワートランジスタなので、基板レイアウトも一部異なります。因みに1947はCANタイプ形状でヒートシンクがケース上に被さるタイプ、一方の1971はシャシーを放熱版代わりに使用します。特性も全く別物で。互換性はありません。前者は144MHzで3wという性能ギリギリのパワーを、何とか絞り出しているのに対し、1971は10w程度まで伸びしろがあります。想像ですが、2SC1947では定格の3wが出ないケースがあったのではないでしょうか。  お預かりした個体は1971を搭載する後期タイプでした。出力不足(1w以下)と周波数ズレの修正・その他微調整をご希望とのこと。  実測の結果、出力はキーダウンで800mW、周波数は送受信で50KHz弱ズレていることを確認しました。  異常発振?  励振段から調整を試みましたが、どうにもパワーが上がりません。オシロで確認したところ波形が崩れています。どこかで異常発振を起こしていると診ました。RFプローブをテスターに繋ぎ、各段のトランジスタに近付けてみたところ、小生の自己所有の個体と明らかに異なる反応を示す箇所(Q10)があります。2SC380のエミッタに繫がる C110に振れると波形が大きく変化します。このバイパス・コンデンサの接触不良を疑い、再半田処理することにしました。(以下割愛)   C110を含め数カ所の半田を再処理、波形も正常になり終端電力で2W出ています。終段の同調回路の調整のみで4W以上出た為、逆にALC調整で3Wまで落としました。送受のFズレはキャリアポイント調整とTX周波数の微調整で誤差を詰めました。因みにTX周波数微調整はスピーカー裏の基板にある半固定VRで行います。  ランニングテストで10分間送信+20分受信を6回の計3時間と、連続4時間の電源投入前と後の周波数ズレを測定しましたが−27Hzですので同機としては優秀な成績です。 &nbsp…(Read More)

 今日、2SC1947が代引きで届きました。4個で4000円也。正直、予備は要らなかった気がします。IC-502のメンテでもやれば別ですがね。先日、閉胸しないまま放置したIC-202Aを取り出してきました。前置きは程々にして、作業に取り掛かることにします。既に壊れたファイナルは撤去済なので。新しいトランジスタを装着、半田付けするだけです。  シリコングリスをトランジスタの底面に塗りつけて足を穴に通します。430MHz辺りだと基板もストリップラインになっていたりますが、144MHzはVHFなので神経質になる必要はなさそうです。適当に半田付けしたあと、基板表面のトランジスタケースにヒートシンクを取り付けますが、ここも同様に接触面に予めシリコングリスを塗布。温度補償ダイオードをがU字形に伸びているので、Diのリード線を2SC1947のケース上に半田付けします。CANタイプのパワートランジスタにはコレクタ・ケース接続になっているものが多く、この様なトランジスタではコレクタがアースされてしまうような処置はできませんが、2SC1947はケース絶縁タイプなので熱結合は問題ありません。  IC-202Aを元通りに組み立てて終端出力計を繋いだところ、針が振れました。(パチパチパチパチ・・・)ここまでは想定の範囲です。問題はどれくらい出力するのか? 変調はキッチリ乗るのか? 周波数安定度は?・・・取りあえず無調整状態で2w近く出てますね〜。前回ドライバ段を調整しているので、そっちのお陰でしょう。ファイナル後方のマッチング回路のトリマー2個を回してみると、なんとなんと・・5w近く出てます。「自己発振でも起こしてるか??」一応、オシロとスペアナを繋いでみます。まず、出力波形はキレイなサイン波で問題なさそう。スペアナで近傍スプリアスと二次、三次の高調波を測定したところ、別段問題なさそうです。スプリアスで-50dBほど確保できているので、こちらはOK。高調波の方も「まぁこんなもんだろう・・」という値です。  そのような訳で、送信機的には(古い割に)まずまずクリーンな電波です。 テラスのGPに接続してみると、平日の夕方なのに144MHz/SSBで3局ほどキャッチ。このうち、59++で入感していた局をコールしてみました。約25km離れた東京荒川区の局です。 先方にはノンプリでRS58で行っているようです。 CWの時よりも若干メーターの振れ方が鈍い気がしますね〜〜。?? ALCを調整して再チャレンジ!! すると、メーターが軽く触れるようになりました。  取りあえず、無線機としては動くようになりました。あとは、外装のレストアですな〜〜〜〜。ロッドアンテナは諦めたのですが、なんとかBNCコネクタを装着したいところです。ナイラッチも全交換だな〜〜〜。   &nbsp…(Read More)

 Facebookでお世話になっている木村OM(JH7CSU)から、数十台規模で無線機を処分される3エリアのOMの話を伺い、リストに在った往年の名機アイコムIC-202Aの引取に挙手させて頂いたところ、ご縁があったようで当局の手元にやってきました。 開局当時の1978年頃、兄弟機種のIC-502を借りてきて移動運用した頃を懐かしく思い出しました。縦置きの変わったデザインでしたが、当時はコレがハンディ機というカテゴリーであったと記憶しています。当時は高層ビルも無く「三田の山」と称していた場所からは秩父の移動局とも59でQSOできたものです。IC-502、IC-202、IC-302と、50MHzから430MHzまでラインナップされ、当時のアマチュア無線ブームを支えた無線史に名を残す名機の一つです。小生も状態の良い個体があれば3機種揃えたいと常々思っております。因みに、今回お譲り頂いたIC-202Aは、シリーズの後期バージョンでEMEを意識したUSB/LSB切替などが追加装備された2m専用機。  残念なことに、オリジナルのロッド・アンテナが欠品、特殊形状のコネクターゆえ市販のホイップを取り付けることもできません。リアパネルのM型コネクターを利用する以外に方法はなさそうです。また、電源端子も珍しい形状のコネクターを使用していて入手困難。偶々あった24VのACアダプターが同じ形状のコネクターだったので、ケーブルごと切断して電源ケーブルとすることにしました。受信は出来ているようですが、送信出力が上がりません。144MHzで発信していることは確認、CWトーンも出ています。オシロを充ててみると、ファイナル(2SC1947)のベース(RF)で500mVほどあります。ところがコレクタ側では半分以下です。  ドライバ段までは動作しているようです。。。ファイナルを外して絶縁状態をチェックすることに。フロントパネルのツマミ類を外し、メインVRを固定しているネジに細クチのラジオペンチを引っ掛けて取り外します。ショルダーベルト・ホルダーを外し、底板側のゴムパッチを剥がすとネジが現れるので、これも外します。スピーカーを外して、ネジ留めされたブロックコンデンサーのアース側をシールド板から外します。シールド板を外すとファイナルが固定されている基板の裏面が現れます。  ここで問題発生・・・。シールド板を固定しているネジが一つ、山が崩れていてビクともしません。これには完全にお手上げです。少々乱暴ですが、シールド板を強引に捲り上げて基板を露出させました。どうもファイナル交換に挑戦した痕跡があります。なんとかファイナルを取り外して絶縁確認したところ想像通りの結果に。ネットで検索したところ、運良く取り扱っている業者に辿り着きました。取り敢えず、今日はココまで・・。因みに、お譲り頂いたOMは、ここ数年で数十台(?)の無線機をコレクションされたとのことで、気付けば収拾が付かなくなってしまったそうで、一気に整理することにしたそうです。修理完了の暁には、何かでお返ししなければ・・・。 &nbsp…(Read More)