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 おはようございます。今朝も冬晴れのお天気になりました。午前中は赤坂の某局で会議です。先週はインフルエンザで一週潰れてしまいました。新年初出社であります。 HL-206V RJX-601 HL-550FX その他について  今週前半は東ハイのリニアが3台入ってます。与太話抜きで本題に入ります。 HL-206V ファイナル交換&基板修復で作業終了!!  前回の続きです。4箇所パターン焼損を確認しているHL-206Vです。3箇所はパター修復に成功しました。1箇所については炭化部の絶縁値が下がって導通傾向にあるため、レジスタコートで絶縁した後、回路をリードバイパスして迂回しました。SD1477MPはhfe=20のLowMPです。元々入っていた石はhfe=50のHiMPなので少々発振気味だったかも知れません。アイドリング電流も深めに設定されており少々危険な状態でした。適正値となるようアイドリング値を出しました。 9W入力時に200Wを超えるので十分過ぎるゲインがあります。オーナー様によると、リレーをご自身で交換した後に煙が出たとのことです。SD1477の片側のコレクタとエミッタが短絡してVCCがGNDに落ちており、ここで大電流が発生したものと思われますが、焼損パターンの先にはACC端子もあります。エキサイタとの接続方法に何らかの齟齬があった可能性も否めません。今一度、確認されることをお奨めします。また、パターン焼損が発生していますので、あまり負荷を掛けすぎないようにお使い下さい。 【ご依頼内容】 電源投入不可能 以上について修理・作業を承りました。 【工数】 上記作業に工数3.0人日を要しました。(故障箇所特定・調達・施工・負荷試験実施・報告書作成・その他を含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 SD1477MP (hfe=20.0 選別品)1ペア 基板修復剤(レジスタコート)中量 放熱用シリコン 中量 リード線 10cm RJX-601 メンテナンスパック + LED化 + AM変調器修理  本年最初のRJX-601であります。相変わらずの人気者ですなぁ。登場から45年以上経過しているのに未だに状態の良い個体が数多く存在します。今回お預かりした個体は後期型、外装コンディションは良好でした。内装に関してはケミコン劣化もなく調整のみでイケると思いきや、AM変調が歪みがちでした。特に高音域で盛大に歪みます。受信音もやや低い感じがしました。変調器とAFアンプを兼ねる2SC1226(プッシュプル)の劣化と診て間違いありません。この石は前回ソールドアウトのハズでしたが、部品を整理していたら5本見つかりました。そして、オーナー様からはLED化のオーダーも頂戴しております。こちらはお馴染みの作業ですね。今回は5mmφの超高輝度白色LED(抵抗入り)を2本使ってスマートに仕上げました。601とこの組み合わせはアリですね。メンテナンスパックは定番メニューですので、説明を割愛します。 【ご依頼内容】 メンテナンスパック 照明類 LED化工事 その他不具合修理 【工数】 御見積・診断のみ 3.0人日(パック工数・故障箇所特定・調達・作業・負荷試験・報告書作成) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 2SC1226A ×2 水晶×1 1/4W抵抗 ×1 超高輝度白色LED 5mmφ×2 LED用拡散フィルム×2 CAIG D…(Read More)

 おはようございます。先程までピーカンだったのに「一天俄にかき曇り」、そんな“丘の横浜”です。西の方は大変なコトになっています。記録的な大雨とのことですが、やはり気候がおかしなことになっていますよね〜〜。被災されたかには心よりお見舞い申し上げます。  土曜日は自転車で鶴見川土手〜15号線〜多摩川土手〜246号線、総距離50kmを走破。途中、足が痙り、多摩川土手は苦痛を我慢しながらの走行でした。一度痙るとそこを庇うためにフォームが崩れます。そうなると、反対側の足も必ず痙るんです。水分+塩分+芍薬甘草で騙し騙し246の連続勾配をクリアしました。シャワーを浴びて午後からはラボワーク。  そして昨日(日曜)は、早朝より拙宅アンテナの修理・・。先週後半に突風でデルタループがやられました。幸いにも竿部分のダメージはなく、エレメントの巻き直しだけで修復完了。このデルタループ、構築から4年が経過しましたが、未だ竿を交換していません。2年前に先端部分が折れましたが、“添え木”して使っています。久し振りに固定で14MHz、18MHz、21MHzを聴きましたが、週末はそこそこ聞こえていましたね。こちらの作業は30分で終了!! 数千円のコストですで、そこそこ飛ぶアンテナです。ウチはこれで十分です。  午後はクルマの車検・修理の相談にディーラーへ・・・。何度もこのブログで書いている「エンジン警告灯」が再び点灯したため、プレ車検も兼ねて診断してもらうことにしました。因みに8月末で車検が切れます。既に5回目です。ということは、初年度登録11年めとなります。現在走行距離65000km、できることなら20万キロを目指したいと思っていました。2007年式の335i ツーリング Mスポ(E91)であります。プレ車検の結果は散々たるもの・・・。N54(エンジン形式)にお乗りの方ならご存知かと思いますが、このエンジンは色んな持病を抱えております。コンピューターのログから、No.1シリンダのミスファイヤが原因と判ってはいるのですが、イグニッションコイルを入れ替えてクロスチェックしても症状は治まりません。しかも“気分屋”で、勝手に直ったかと思えば半年後に再発したり・・・。そんな状況をここ数年繰り返しておりました。致命傷となる高圧ポンプの交換を視野に入れ、この先5年乗ることを前提とした整備見積を作成してもらったところナント60万円超えです。車検費用や2分目に差し掛かるタイヤ交換(ランフラ4本で25万円)を考慮すると90万円に届きます。担当のエンジニアさんとは、それこそ10年越しの付き合いです、小生の「クルマ愛」はよくよくご理解頂いております。ディーラーが営業的に買い換えを即すタイミングはとっくに過ぎているし、オーナーたる小生がどう腹を括るかに掛かってうるわけです。  断腸の思いでありますが、長きに渡った335iとの二人三脚を終了させる決断を致しました。サスのへたりも無くエンジンの吹き上がりも快調(警告を無視すればw)。20歳若ければ、自分でエンジンに手を入れながら維持することも可能だったかもしれません。一番は家族の不安です。 急なことで、かつ車検も押し迫っており、以前から気になっていた540iツーリングを注文すると納車に3ヶ月以上を要するとのこと、生産台数が少ないらしく・・・。下取りしたての535i Mスポーツ(F10)が店の奥にありました。走行距離30,000km弱で4年落ちですが、状態が頗る良く、これから認定中古車として整備するところだとのことでした。営業マンのセールストークにはダマされませんが、担当エンジニアの推薦もあり、しかも愛車335iを65万で引き取ってくれるとの温情もプラスされ即決。取りあえず、F10/535iを愉しもうと思います。新車に買い替えるかどうかは、F10に載ってみて考えます。ディーラーに買取価格は確約させたので・・・。笑 そしてプレ車検を受けて出てきた335iは洗車されピカピカでした。コイツ見てしまうと、、、、、。やっぱり寂しい。 HL-130u 修理完了!  そんなこんなで、てんこ盛りの週末でありましたが、ラボワークで積み残しの仕事を処理中であります。まずは東ハイ3兄弟の三番目HL-130uであります。こちらは診断通り、プリアンプのGaAsFETの故障です。オリジナルはMGF1202が装着されているハズですが、本個体には2Sk571(多分)が着いていました。少なくとも一度は修理されている感じです。2SK571は発振しやすため、調整がややクリティカルです。前回記しましたが、ドレイン側コイルに並列についていた100Ωは恐らく発振対策用でしょう。そんなわけで、100Ωはそのままにして、石だけを付け替えました。ゲート側のTc2を調整しても思うようにゲインが上がりません。トリマーを回して行くと、所々でノイズが上がります。間違いなく発振しています。オシロを当ててみると、220MHz付近で綺麗なサイン波が出ています。(w)430の半分の周波数なので頷けます。Tc1を調整したところ発振が治まって、目的周波数のゲインが上がり始めました。プリを入れると、FT-817のSメーター読みで3ドットから4ドット程度上昇することを確認。ノンプリでS/Nが悪化する(Sメーター反応ナシ)感度から、プリONでS3程度まで上昇します。即ちプリアンプは正常に動いています。その他については軽くチェックしました。送信は元気過ぎですね!! 笑 【ご依頼内容】 受信プリ動作せず 上記について、修理・作業を承りました。 【工数】 これらの作業に、2.0人日を要しました。(診断・調達・交換を含む) 【交換部品】 2SK571(MGF1202の代替として) FT-102の重整備にどっぷり・・・  お伝えしている通り、FT-102の長期対応に突入しております。早速、壁にぶち当たっております・・・。受信感度が時間経過と共に変化する件について、どうもRFユニットの基板劣化、リレー落下が濃厚です。筐体をバラしてRFユニットを取り出しました。先ずは、半田クラックや見えない陥没箇所を探っているところです。規程部品のリレーFBR211A(12v/24v…(Read More)

 おはようございます。雨模様の横浜です。県内西部地域は河川の増水で非難勧告が出ている場所もあるようです。今朝も大きなニュースでメディアは大混乱、雨でロジスティックも大混乱!、 弊社の業務も特大混乱!!!。怒濤の週末となりそうです。  RF-2200を修理させて頂いたところでありますが、1980年前後の松下電器と言えばラジカセですよ! 写真はデスク裏のRX-5500です。これで日中はJ Wave かAFN(昔のFEN)を聴いています。因みに“Groove Line(ピストン西沢)”のヘビーリスナーです。(TBSのFMは90MHz以上なので入らないからネ)こちら、ディスコ・マックの名前で販売された当時の高級機です。クラスメイトが持っていて、指を咥えた想い出があります。オークションでジャンクを15,000円で落として修理しました。松下のLHヘッドは入手困難で、JVCのSEヘッドをベースブロックを改造して装着、バイアスが異なるので回路の定数も変更。どうせ再生しか使わないのですが、メタルテープで録音できるように改造してしまいました。というか、元々テープレコーダー部は壊れていたので修理か・・・。オーディオ修理の方が本業だった頃、大量に仕入れたDolby SのICが転がっているので、いつか仕込んでやろうと思っています。メチャメチャ良い音です!   理子ちゃん、ハイレゾも良いけど、こいういうワクワクするオーディオ製品作ってよ!!(by ケニー)  案件が多いので与太話はほどほどに、本題に入ります。 HL-120V ご入場  東京ハイパワー製品の入場が続きます。HL-120Vは同社の2mのミドルクラスアンプです。定格では5W入力で100Wの出力が得られるようになっています。ご相談は「FM送信時にリレーが暴れる」というものでした。SSBでは起こらないとのことです。FT-857から25W入れて、本体のリアスイッチを25W側に設定して使用されているとのことです。本機のアッテネーターは、10W、25W入力に切替可能で、スルーだと5Wから励振できることになっています。送受リレーを通過した信号はアッテネーターを介しドライバ段・プッシュプルのファイナル段へと進みます。チャタリングは入力、或いは出力の送受リレーで発生していたと思われますが、ラボで試験したところ、1W〜25Wと励振電力を変化させても事象の再現には至りませんでした。チャタリングを誘発す要因としては、“キャリコンの動作不安定”の他、“電源電圧の降下”によるソレノイドの開閉異常です。プロテクション動作が介入した場合は、チャタリングに至る前に増幅動作自体が停止し、回路スルーする構造となっています。“SSBでは発生しない”という点にも注視する必要がありますが、本機を最大出力で運転した際の消費電流は18A弱になり、エキサイタを25Wで運転した場合の合計は25Aを超えます。仮に同じ安定化電源から供給した場合、30Aクラスの電源が供給できる限界量に相当します。オーナー様からGSV3000を使用したとの追加情報を頂き、弊社でも同じ電源を用意して試験を実施しました。GSV3000の定格は瞬間最大35A、連続運転最大30Aです。先に書いた25Aというのは、SWR=1.0となるダミーロードによる試験結果であり、空中線路の異常やその他の要因で増減する可能性があります。特にFMの場合は諸費電流がピークのまま固定されるため、連続運転時の最大定格条件を超えてしまう可能性が否めません。一度お戻しします。 HL…(Read More)

 今朝は地元の東急電車が止まっておりました。まぁよく止まります。直通先を含めた総延長が100kmを超える路線で私鉄では珍しい距離を往き来しており、うんと先の遅延が津波のように全線に行き渡るため、復旧後に正常ダイヤに戻るのにも時間が掛かるとのこと。毎週金曜日は宅内(ラボ内)作業ですので小生には影響はありませんが、家庭内は大混乱の朝でございました。 さてさて、HL-130Uの続報です。MI401代替のUM9401が結果的に入手できず、下位規格のMI402で代替しました。本個体は何方かが修理にチャレンジされた痕跡がありますが、ドライバ段破壊も含め、故障の主要因はオーバードライブとみて間違い在りません。本機は入力電力に応じてドライバ入力のATTがリレーで切り替わる構造です。実はこれが災いの元でして、勘違いされて壊される方が多いのではないかと思います。PINダイオードは保護回路も兼ねており、過大入力が入ると自己破壊して後段を保護する役割も果たしますが、ヒューズではないので瞬断しません。半導体崩壊がストレスとして蓄積しつつ、忘れた頃に壊れるという表現が正しいかも知れません。即ち、過大入力は、時としてドライバ段を最初に破壊してしまいます。今回お預かりした固体も、TX/RX切替の4個のPINダイオードの一つ(MI401)が壊れていたのでMI402でリプレース、テスト開始から数分後に後ろのMI407が壊れました。これを新品のMI407に交換して数分ご、後ろのMI407が逝かれました。即ち、これらは素子崩壊寸前状態であったと考えられます。4個中3個を交換したことになりますが、その後が安定動作しています。また、本機は5W程度で押しても50W出ますし、10Wで押せば120W出てきます。それ以上は終段のキャパビリティ的に無理ですので、何もオーバーパワーを突っ込んでATT抵抗で熱変換するなど、無駄なことをする必要はありません。定格上は25Wまで突っ込めることになっていますが、10W以下でドライブして頂く事をお勧めします。実に良く出力するアンプ 結果的に、三箇所を修理しました。PINダイオード交換ドライバ段トランジスタ交換バイアス・トランジスタ交換、及びコレクタ側抵抗の交換 以上をもちまして、正常動作するに至りました。前述の通り、実に増幅率の高いリニアアンプであります。定格通り5W入力に対してHi側で50W、Low側で25W、10W入力に対してHi側で120W、Low側で55W…(Read More)

 おはようございます。南関東はボチボチお花見の季節でございます。赤坂組の花見は主が移動になったため、昨年以降はやっていません。無線関係の寄り合いも都内でお花見を開催する予定ですが転居後は完全にアウェイとなり、こちらも昨年から欠席。唯一、同窓会系の花見に参加予定です。 無線機修理のオーダーを溜め込んでしまっているため、急ピッチで対応中です。CX-11A、HL-130U、IC-Δ100の3台をエンジニア2名体制で対応中です。ハイパワーUHFリニア  HL-130U かなり古いリニアですが、430MHz帯では数少ない50W超えの機械です。こちら、送受(プリアンプ)不良とのことでお預かりしました。スルーでは電波が出ていくようですが、ON状態では全く出力しません。受信に関しては、一応正常にプリアンプも動作しているようです。VCC周りを中心に確認後、ファイナルとドライバのバイアス電圧をチェックしたところ、0Vでした。バイアスのラインを追って行くと、2SD526Yのエミッタに電位がありません。コレクタに繋がるR67 15Ω/5W(セメント)が異常発熱しています。コレクタも0Vです。「そんなはずはない・・・」抵抗の反対側には13.8V掛かっています。ということは・・・・。電源を切ってコレクタの接地抵抗を測定すると、ほぼ0Ωです。2SD526Yの規格を調べるとコレクタケース接続と記されていました。見ればトランジスタを固定しているネジが金属製です。コレクタケース接続の場合、プラ・ネジを使わねばなりません。??です。 2SD526Yを交換しGNDから浮かしたところ、バイアス電流が流れ始めました。それでもアンプが動きません・・・。今度は入力端子からオシロを充てながらラインを追って行くことにしました。まず、送受切替のPINダイオードの一つが逝ってます。MI401という型番で、430MHzの送受のスイッチングに使われるダイオードです。この部品は既にディスコン、流通在庫も確認できません。海外のサプライヤーも確認しましたが見当たりません。代替出来そうなPINダイオードを漁っているとUM9401 が見つかりました。偶然なのか、型番も少し似ていますね。他に代替出来そうなものも見つかりません。取り敢えず、これを試してみることにします。ドライバ段もアウト 入力経路上の故障を見つけたため、そこをバイパスしてドライバ段手前のベース・バイアスラインと入力端子を1000pF…(Read More)