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 おはようございます。今朝の横浜は真冬の寒さです。午前9時の気温は6度、年末年始は大寒波の予報も出ていましたね。年内のブログ更新は今日を含めあと2回です。  月曜日が振替休日だったためブログはお休みしましたが、ラボワークは休日返上で対応しました。 IC-726S Mark V IC-775DXⅡ FT-736 注意書き・修理規約をお読みください  またまた「品物送ったのに連絡がないんだけど〜〜!」確認の電話が入りました。着荷確認についてはヤマトのトラッキングサービスでご確認頂ければ幸いです。(注意書きにも記載しています)   また、宅急便の品名欄に機種名の記載が無い場合、後回しになってしまう可能性があります。毎度当ブログでもお願いしていることですが、管理しているトランク(コンテナ)内では内容物の開封確認ができません。(暗くて狭いコンテナ内を想像してみてください)弊社では機種毎に担当エンジニアを決めていて、例えばMarkVを担当するエンジニアは、自分の受持分を確認してトランクから取り出します。ご面倒でも、注意書き・修理規約は最後までお読み下さい。おまもり頂けない場合は、次回以降の修理をご辞退させて頂きます。常に20台以上の修理品をお預かりしておりますが、少人数でやっている超零細企業ですので首が回りません。サービスを継続するためには、皆様のご理解とご協力が必須であります。   m(_ _)m  m(_ _)m  m(_ _)m    そんな訳で3連休返上のラボワークのレポートに入ります。 IC-726S メーター異常?  送受時メーターが振れないとのことでした。確認したところ、受信については全体的に感度が下がっていました。こちらはIFトラッキングで対応、メーターもかなり小振り設定になっていたので、規定値に調整しています。送信については特に問題ありません。BFOの周波数が離調していました。USB規定値 9.016MHz ± 10Hz のところ、9.01754 MHzに離調しておりました。LSB・CWについては誤差範囲です。USBのBFO周波数のみ調整しました。PLLも精密調整を実施しました。 【ご依頼内容】 メーターが振れない 以上について修理を承りました。 【工数】 以上の作業に、1.5人日を要しました。(故障箇所診断・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 ナシ  ※1.5人日以下の軽微な作業の為、動画撮影は割愛しました。 FT-1000MP Mark V ブラックアウト  今年は“Mark V”が最多出場記録を更新しました。今日現在、更に2台のMark Vをお預かりしています。もはやRJX-601を凌駕する勢いですね〜〜。汗 その殆どが、“ブラックアウト”現象の修理対応です。本個体も同様の事象でありましたが、同じ箇所を修理した痕跡があります。インバーター故障については毎度書いているので詳細説明は省きますが、本個体はサーマルヒューズが溶断後に交換せず、端子間を短絡処理で済ませるという荒治療の跡がありました。トランジスタの根本付近を中心に黒く焼けた痕が残っています。PCBの炭化には至っていませんが、コレはかなり危険な処置です。故障の根っこと思われるコンデンサと残置されている溶断したサーマルヒューズを交換して、改造箇所を元に戻しました。焦げた部分はカッターで切除後にコーティング処理しています。因みにラインヒューズがあれば平気と仰るガレージ・ファクトリーさんがおられますが、異常発振=異常電流が流れるとは限りません。ラインヒューズの定格範囲内でもトランジスタは発熱します。下の写真がその証拠・・・。トランジスタの根本付近が黒く焼けているのが判ります。  本作業施工時、サーマルヒューズの在庫は残り1本になりました。この調子だと来年も同様のオーダーが入りそうです。今朝、追加発注したのサーマルヒューズが着荷しました。これだけあれば来年は何とかなるでしょう。とは言え後継品種も既にディスコンです。MarkVのバックライト修理も来年が最後になるかもしれません。あっ、ウチはヒューズレスの修理は絶対にやりません。異常発振でPCBが真っ黒焦げになっても責任とれませんので・・・。  オーナー様とお話して“Mark…(Read More)

 おはようございます。寒い朝を迎えた横浜であります。ソフトバンク・ショックから一夜が明けましたが、公私共に大パニックでした。“キャリアの一択はハイリスク”ということを身をもって体験した1日でした。 今日の修理レポート IC-736 FT-736 Mark V 悪夢は突然やってきた  我が家は家族全員ソフトバンクユーザーです。しかも家電話、モバイルWiFiなど、電話に絡むアイテム全て、「ホワイトプラン」(お得意の“ソフト縛り”)の対象になっているのです。勿論インターネットも・・・。以前はドコモやauを併用していましたが、“割引き”に釣られ全てのモバイルツールをSB化してしまいました。こんなことになるとは・・・。おいおい会社も全部ソフトバンクじゃん!!!  お昼過ぎのこと、テレビ会議の時間が過ぎても呼出が鳴らないため、facebookメッセンジャーで先方をプッシュしたところ、“電話が繫がらない”と・・。二台持ちしているiPhoneが何れも“圏外”表示です。「バンクはベストエフォートだし偶にあること。すぐに回復するだろう・・」と高をくくっていました。ところが二時間経っても“圏外”継続、その時点でSBのサイトには「只今電話が繫がりにくい・・云々」の悠長なメッセージが表示されていて、「そのうち直るから気長に待ってよ!」的な、ゆる〜い感じしか伝わってきません。「あれ、そう言えば今日は固定電話に何処からも掛ってこないな〜〜」・・・まさか。ナント、固定電話も繫がりません。おいおいおい・・・、営業損失なんですけど〜〜〜〜。FAX用に使用しているCATVの固定回線から、自宅・会社双方に電話してみたところ、SB携帯と同様の “電波の届かないところに居られるか電源が入っていないため掛かりません” というメッセージが流れます。固定電話は光ブロードバンドのオプションサービスなので有線です。「固定なのに“電波が届かない・・?”」「いったいどうなってんだ!!」  そんな状況が20時過ぎまで続きました。電子決済が当たり前の世の中、現金決済派に戻るわけにも行きません。個人レベルの危機管理術として、複数台持ちは別キャリアで契約したほうが良いみたいです。  そんなわけで、昨日会社・携帯にご連絡頂いた皆様にはご迷惑をお掛けしました。全部ソフトバンク、いや “エリクソン” が悪いんです。m(_ _)m IC-736 ローバンドが使えない・・  数年前に一度メンテナンスさせて頂いた個体です。前回は確かハイバンド側の故障だったかと思いますが、今回は7MHz以下のバンドが聞こえなくなったとのこと。IC-736の持病、HPLアンロックが始まった様です。(YouTubeで間抜けなこと言ってます。スミマセン)ご相談には記載されていませんが、アンロックの場合は送信もアウトになるはず・・。こちらは案の定でした。7.9999MHz以下を受け持つHPL回路のロック電圧を測定したところフラフラと上下しています。フィルタ部のトリマーを小突くと揺れが止まりました。ロック剤が切れて調整部がグラグラになっていたみたいです。実はこれ、当時のアイコム機に共通する不具合なんですね。再半田して再調整後、ロック剤を再塗布しました。それと低電圧5Vラインの電位も安定しません。レギュレーターIC の7805前後に付いているケミコン2個を交換しました。一応、動作は安定して、1.9MHz、3.5MHz、7MHzで送受信可能な状態に戻っています。リファレンスもズレていたので修正しました。  本機は外装コンディションは割と良い方ですが、樹脂劣化は進行中です。「大切に使われている感」が伝わってきます。こちらもパネル周り、接点類の洗浄・処理を行いました。   【ご依頼内容】 ローバンド受信不可の修理 以上について作業を承りました。 【工数】 上記作業に、工数2.2人日を要しました。(故障箇所診断・部品交換・調整・負荷試験・報告書作成を含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 10μF /16V アルミ電解コンデンサ×2 (25V耐圧使用) シリコングリース 中量(樹脂保護、VFO軸に使用) CAIG D-5 中量 (ジャック・VR・スイッチ接点洗浄・修復) CAIG D-100L 適量 (ジャック・VR・スイッチ接点洗浄・修復) エタノール 少量 モール 他 FT-736…(Read More)

 おはようございます。7月も最終週となりました。今朝は気温はやや低めですが、湿度が高いようです。久し振りに朝練で10kmほど走ってきました。湿度的にも夜の方が走りやすいですね〜〜。いくら自転車で体を絞ってもビールで元に戻してますけど。トホホ  F10 535i Msp 納車完了!  F10 535i Mspが納車されました。走行距離30,000kmの型落ち中古ですが、内外装エンジンとも新車並のコンディションです。正規ディーラーの認定車になりますが、契約前にトラックに3cm程度の引っ掻きキズを見付けました。修復後にガラスコーティングして納車となっていたのですが、キズの上からコーティングするというあり得ない状態。クレームをいれたところ、代車付きで無償修理に応じてくれました。また、追銭を払って2年の延長保証も契約、何かあったときは新車並みに対応してくれる??(薄い期待)E91の車検時、Yナセに一度だけ入れたことがありますが、全ての対応において、東名横浜BMW(モトーレン)が上です。2台目のBMWもこちらで買って正解だったと思います。(例の問題でYナセとか大喧嘩したし・・汗)  早速FT-857の移植を完了。今回は写真の様に纏めました。シガーソケット装着型のスマホホルダーにFT-857のパネルをビス留めでマウントしました。F10のダッシュボードは本革の為、両面テープはNGです。今回の方法だといつでも取り外せるし、クルマ側・リグ側とも無改造・無傷で済みます。E91時代に装着していたダイヤモンド(第一電波)の電動基台は廃止し、固定型のトランクリッド基台に変更しました。  それにしてもF10はデカイです。F01(7シリーズ)と共通プラットホームとなり車長5mクラスでです。スーパーの駐車場に駐めるのも一苦労。車止めにしっかり後輪を付けても、駐車スペースの枠からはみ出します。車内もそれなりに広いのですが、ラゲッジスペースも相当広いです。E91ワゴンから比べればの話ですが・・。サイズ的にもライバルのEシリーズやA6よりも一回り大きい気がします。狭い路地に入り込んだらエライことになりそう。嫁には無理かも!? “chauffeur-driven”とは行かないまでも“owner-handdling” としてはこのサイズが限界ですね。時代に逆行している気もするけど。それでも低燃費車登録されてます。そこが“EfficientDynamics”の凄さかもしれません。しかし、小生的には少々厄介です。 電源取り回しで苦戦!!  F10納車前に電源の取り回しをディーラーに頼んだ際、“バッテリー直付け”をリクエストしたのですが、エンジンが回っているにもかかわらず、送信時に9.8Vまで電圧降下します。しかも出力は10W程度ですから、コレクタ損失から考えると20W+αで2.3A程度しか流れないハズ。最悪なのは、ATAS-120が動かない事です。ご存知の通り、ATASシステムは10V付近の閾値前後で、エレメント上昇・下降を制御しています。9.8VだとATAS-120のエレメントが延びません。ひぇ〜〜〜。  バッテリーの劣化も疑ったのでですが“EfficientDynamics 仕様”のBMWならではの事象であることが判明しました。EfficientDynamicsは2008年頃以降に製造されたBMW全モデルに搭載されているCO2対策+省エネシステムです。従来のオルタネーターはアイドリング時、加速時なども発電されていたため、エンジン出力から多くのエネルギーを損失していましたが、“EfficientDynamics…(Read More)

 おはようございます。連日異常な猛暑が続いております。外に出るとアタマがぼ〜っとしてきます。自転車の朝練は止めて夜練に切り替えました。熱帯夜で夜もかなり危険な状態ですぅ。梅雨が明けたのにローラー台の周りに汗を飛ばしまくる今日この頃であります。  久し振りにレコードが聴きたくなり、カンチレバーの折れたDL-103を交換しました。プレーヤーも5年は放置状態です。カートリッジは “馬鹿の一つ覚え” と云うのか、このDL-103一筋であります 。ご存知のOMも多いと思いますが、FM放送開始前から日本コロムビアとNHK技研が共同開発したBTS規格のカートリッジです。これ以外だと、AT-33やAT-32辺りも使ったことはありますが、丈夫なDL-103に落ち着いたというわけです。拙宅のワルガキが悪戯して使用不可になって以来、レコードを聴く機会をすっかり失っていました。オクで状態の良さそうな中古が安く出ていたので即決購入した次第です。因みに拙宅の再生装置ですが、プレーヤーはDP-57L、アンプはPMA-2000Ⅱ、何れもDENONであります。  家族が寝た後、ハイボール缶を片手に ビル・エバンス+ジム・ホールの「UNDERCURRENT」に続き、北村英治さんの「SWINGIN SEASON」、キース・ジャレットの「ケルンコンサート」と立て続けに3枚。気付けば深夜2時をまわっていました。やっぱりレコードの音は良いですね。至福の時です。放送局にいたオヤジが会社のライブラリーから失敬したと思われる「見本盤」の刻印があるレコードが大量にあります。(今の世なら大事だなぁ・・40年以上も前なので時効ってことでw)キングレコード・ポリドールの盤ばかりです。当時レコード会社の営業マンが大量にサンプル盤を放送局に配りまくったんでしょうね。・・・おっとジャケットの無い25cm盤が出てきました。北村英治クインテットの見本盤・・・あ〜〜コレはSWING AGEの渋谷さん(当時北村さんのマネージャー)から頂いたものだぁ。もう30年近く経ちますが、よく北村さんの事務所に遊びに行っては色んなお宝を土産に貰ってきたものです。偶には銀座SWINGにでも聴きに行くかなぁ・・。御年89歳で現役バリバリ。 ラボは灼熱地獄・・・  IC-775DXⅡの進捗ですが、怪しいと思われる部品の着脱を始めています。3SK101は在庫がなく、代替でイケそうな石もないのでサプライヤさんに頼みました。今日届けてくれるとのことです。個体から外した石は案の定アウトです。周辺のケミコンも交換しておきます。こちらは隣のデスクで作業を進めています。これで直れば週明けにはC/Oできそう・・・。故障素子の箇所にSGを繋いでIF周波数の信号をインジェクションしたところ正常に出力しましたので、恐らく大丈夫かと・・・。  続いてFT-736でありますが、こちらは少々厄介です。既にテスト台で30時間以上回しているのですが、全く事象が再現されません。オーナー様からはPLLアンロックと思われる症状のご相談を頂いておりますが、VCO電圧は正常でした。症状が出ないことには対処のしようがありません。しかし、ご相談内容からすると明らかにPLLアンロックです。暫く監視したいと思います。  そして、重篤患者が再入院であります。先週めでたくご出場されたFT-1021Xが戻ってきました。納品後丸一日正常に動作、翌日症状再発とのことです。ご連絡を頂戴し再送をお願いしたのですが、その後、勝手に直ってしまい、またおかしくなり・・・。そしてラボ再入場後も再発が確認できません。こちらも伺っている内容から察するとアンロックなのですが・・・。連日の猛暑・酷暑でリグもおかしくなっているのかなぁ。昨日の昼から診ていますが、全く再発の気配すらなし。前回施工箇所も確認したのですが、問題ありません。・・・。なんだか今月に入ってから続いています。まぁ暑さは関係している可能性は否定できませんが。このまま症状が出ない場合は、PLL内の全ケミコン、低電圧DC回路に絡む全ケミコンの総交換に踏み切ろうと思います。いっそ、エアコン・オフのサウナ状態でテストしてみますかね〜〜〜。運用後に症状再発と伺っているので引っ掛かります。診ている無線機は全て御年30年越のモノばかりですから・・・。  今回は写真を撮るレベルではないので、実作業後に実況報告致します。今週はこの辺で! 良い週末をお過ごし下さい。m(_ _)m &nbsp…(Read More)

 おはようございます。大雨の横浜であります。明日以降は晴れそうな予報でした。GWも概ね良好の様です。毎週水曜日は某顧問先の会議ですが、今日はSkypeにして貰いたいなぁ。ラボ前の坂は川の様になってますぅ。しかし、こんな日はラボワーク日和であります。ア〜っと、大雨警報が発令された!  週中のご報告は第1ラインから・・。 FT-736がご出場!  一見、正常動作の様に思われる個体でした。オーナー様ご指摘の通り430MHz受信時のみ、ザラザラ・プチプチと不規則なノイズが耳障りです。FM受信時に相手方が59+で入感している様な状況だと、かなり気になりますね〜〜〜。フルオプションで50MHzから1200MHzまでQRV可能な貴重な無線機とのことです。大型機ゆえ受信音も良いため確かに勿体ないですね〜。  本機は各バンド毎に独立した送受回路を持っています。430MHzでのみ発生している事象ですので、ブロック図に従って故障箇所の切り分けを進めて行きます。ANTから入った信号は、PAユニットを通りダイオードSWを介して分岐、フロントエンドへと進みます。プリアンプを通過した信号はローカル・ミックスされて47.37MHzの1st IFに変換されます。まずは、ココを分離させてみることにしました。フロントエンドを切り離し、47.37MHzの信号をSSGで生成して直接インジェクションしてみることにします。ノイズは確認できません。極めてクリアに復調しています。“フロントエンド故障??” そうなら手っ取り早いのですが・・・・。  フロントエンドを着脱して、内部を確認します。目視で異常は見つかりませんでした。ケミコンは使用されていないため、ノイズ源となり得る部品は増幅素子のFETか接触不良を起こしているコイルか・・・。スルーホールや半田山内部に貯まった空気が熱膨張をおこし、半田が接触不良を起こしている可能性も否めません。全半田付け箇所を点検して再半田処理します。まだだめ・・・。  次はローカル信号です。VCOから出てくる382.57MHZ〜392,57MHzへのノイズ混入が考えられます。オシロで確認したところ、確かに僅かなノイズ混入がありますが、コレが受信に影響しているかと云うと何とも言えません。RFユニット側のケミコンの全数交換に挑むことにします。ついでにローカル信号のON/OFFを担っている1SS53(D10)も交換します。この作業には、基板裏のシールドを撤去する必要がありました。基板を浮かせたままフロントエンドを繋いでみたところ、確かにノイズは減ってきました。ザラザラ・プチプチのうち、ザラザラが無くなったような気がします。しかし、不規則なプチプチが残ったままです。  最終手段の打検に挑むことにしました。あまり当てにならないのですが、コレくらいしか術がありません。物理的な要因ならヒットする可能性がありますが、素子内部の劣化の場合は無意味です。時間経過と共に顕著となる事象なので半ば諦めモードであります。(汗)ところがザラザラが消えたためか、打検ポイントの変化によるノイズの出方が鮮明になりました。どうやらVCO付近を小突くとノイズが出ます。PLLもノイズ源になり得ますが、それとは明らかに違う類でした。VCOユニットのシールドを撤去したとことろ、驚きの光景が飛び込んできました。VCO内部のフィルタ部がストリップライン化されているのですが、そこが真っ赤に染まり毛羽だっています。明らかに錆です。。ふと思いつきました「もしや鉄粉が磁化していたとすると・・・」 急ぎ無水アルコールを綿棒に湿らせ、表面に附着した赤い鉄粉を除去しました。綿棒5〜6本を使い、何とか表面の銅箔が見えてきました。一応、完全に取り切れたと思います。再度電源を投入したところ、ザラザラもプチプチも完全に消え去っています。いやはや貴重な体験でしたね〜〜。  送信時のノイズ混入は、マイクから拾っていますね〜〜。クランプコアを付けてみましたが変化ナシです。インピーダンスのせいか? 【ご依頼内容】 430MHzのFM受信時聞こえるノイズ (修理完了) 送信時にノイズがのる →“マイクから拾っている” ヘッドホン使用時 ハム音が気になる → “未確認”  について、作業・修理を承りました。 【工数】  上記作業に3.5人日を要しました。 【交換部品】 小容量ケミコン ×9個 1SS53 ×1個  今朝はココまで。 &nbsp…(Read More)

 おはようございます。今朝は一気に冷え込みましたね〜。週末は厚木のオープンゲート(日米親善フェスティバル2018)で、丸一日基地内にいましたが、飛行場内は照り返しも強いため真っ黒(真っ赤?)に焼けました。この気温差はいったい・・・。体調崩しそうな予感であります。(冷汗)   厚木は去年にも増して大賑わいでした。昨年の様なゲート外に数百メートルできた保安検査待ちの行列はありませんでしたねぇ。近隣から苦情でも入ったか?? 10時過ぎに現着して、スムースに入場できました。基地内は治外法権により、アメリカ合衆国カリフォルニア州の飛び地扱いです。従って、パスポート若しくは住民票とそれに紐付く顔写真入りの身分証明書がないと入場できません。基地内はアメリカそのものです。沖縄、横田、三沢もこんな雰囲気ですね。Halsay Ave.を進んだ先に飛行場のランプがあります。そこに、我が海自のP-1やP-3Cと米海軍FA-18、E-2C、P-8などが展示されていました。ハイネケン片手にうろうろ・・。空自基地ではあり得ない光景ですなぁ。NEX(NAVY Exchange)のピザ屋は200mを超える行列が出来ていました。ステーキもハンバーガーもメチャ旨い。横須賀基地にもありますが、開放感は圧倒的に厚木です。野外フェスのDJやライブも楽しかったです。また来年来ま〜す!!   昨年の様子はこちら。 落札御礼  過日、当ブログで出品したBVX自己所有の売却機材について多くの方にご入札頂きました。残っていたTS-930SとIC-505も週末に入札がありました。残すはFL-2100BとIC-551のみです。FL-2100Bは100V仕様にタップ変更していますが簡単に200Vに戻せます。球のコンディションも良好なので、500Wクラスのアンプをお探しの方にはお勧めします。IC-551は10W機ですが、元箱付き・外装A級の備品です。FMユニット付きですョ。残すはこの2台のみなので何とか売り切りたいです。オークションは面倒なんで・・・。(笑) 今後の修理予定について  さてさてGW目前です。ラボにはご予約頂いている機材が続々と着荷しております。 FT-690、TS-690と続いて出場しました。TS-50Vは多臓器不全状態で、かなり厳しい作業を強いられております。FT-736については、フロントエンド・RFユニット・IFユニットを個別に調査中です。作業は今週いっぱい掛かる見込みです。  以下の順番で作業に入ります。 TS-50V 第4ライン(重篤) FT-736X 第1ライン(重篤) FT-857 第2ライン 2M…(Read More)

 おはようございます。快晴の青空、気温も高めの横浜であります。今朝は半袖にしました。ラボ内は測定器や電源の排熱で冬でも暖房要らずです。唯でさえ暑いのに、こうなってくると思考力も低下しますなぁ。アッという間に金曜日、明日は厚木の“日米親善春まつり”、例年旨いBBQとピザを目当てに一時間待ちの行列を覚悟します。今日は残業にならないよう頑張りま〜す。 メインラボにはFT-690、FT-736、そしてサブラボにはTS-690S、TS-50Vが入場中であります。まずは作業を終えたFT-690からレポートします。 FT-690 AM復調できず  前号でご報告したとおり、AM IFの455KHz IFT(T1014)とIF AMP Q1022の故障が原因でした。5.5mm角のAMラジオ用汎用IFTを入手したのですが、ココでまた大きなハードルが出現・・・。オリジナルのIFTはセンタータップ付きで、後段への出力はココから引き出されていました。ところが入手したIFTはタップ無しです。他に選択肢は無いのでこのIFTで何とか修理するより術はありません。基板側を確認すると、IFTの二次側ランドがオープンになっています。即ち、パターン切除することなく、二次側の出力を利用することが出来そうな感じです。そこで図の様に改造を施しました。さほどインピーダンスを気にする必要もなさそうです。故障の原因は恐らくQ1022の異常発振と思われます。交換候補のIFTな巻線数が多い様で、一次側の直流抵抗が多めでした。即ち、Lが長いことになります。ポビン径は同じで、線材の太さは同程度でしょう。ということはQが低めということになります。二次側の抵抗値も一緒なので、入出力比1:1ではないかと想像しました。即ち出力インピーダンスは入力に等しいと考えられます。であれば後段への影響は限定的です。むしろ、Q1022のICEが低下する可能性が高いのと、エミッタ電圧が下がりすぎるとダイオードSWの動作に影響を及ぼすことを懸念する必要がありますが、同時に“発振”のリスクも低下します。ということで、色々と考えた結果、施工に踏み切ることにしました。結果はオーライです!! 全く聞こえなかったAM受信時のノイズがSPから出てきます。SSGで30%MODを突っこんだところ、トーンがSPから出てきました。比較対象が無いの是か非かは何とも言えませんが、実用的な50MHz AM受信機として機能復活を果たしたようです。 【ご依頼内容】 AM復調故障 その他  について、作業・修理を承りました。 【工数】  上記作業に3.5人日を要しました。 【交換部品】 AMラジオ用IFT (IFT 455KHz 代替として、) 2SC2603×1 TS-690S…(Read More)

 おはようございます。平成30年度が始まりました。“最後の平成年度”であります。テレビも番組改編期、何となく生活のペースにも変化が起こりそうな予感が・・・。兎に角、あの異常とも思える寒さがウソの様な陽気が続いております。花粉だけは勘弁して欲しいですねぇ。今週は“檜花粉”も警戒が必要とのことでした。  週末は所属無線クラブのお花見会ですした。JA1YSW(JARL武蔵野クラブ)恒例の宴であります。非常にアクティブなクラブで、会員数130名を超える大所帯です。毎週日曜日のオンエアーミーティング(50MHz/430MHz)にも沢山の局が参加、メンバーも老若男女、様々な方が居られるクラブであります。専ら小生は宴会要員でありますが・・・。汗 それはそれで、宴会も出ないとなると、流石に会員である意味がなくなりますね。笑 逆にそんな不良会員をお許し頂いていることに感謝であります。土曜日の午前中は残務処理に追われてしまい、ラスト1時間足らずの遅めの参加になりました。お世話になっているOM諸氏の間に滑り込んで、追っかけのハイボール・チャージです。350ml缶を2本空けたところで終了コール・・。そう言えば“お花見”だったなぁ。井の頭公園のサクラは満開の峠を越えていましたが、愉しませてくれました。15時にお開き、面々は二次会へと流れて行きましたが、小生は同級生一家との家族飲み会参加のため横浜の日吉へ向け、井の頭公園を後にしました。(スマホ写真にて失礼します) TS-690D 出荷前テストへ  長らくお待たせしました。AF不良+OHでお預かりしているTS-690Dの修理が最終コーナーを回っております。第4ラインから第1ラインに移動してきました。本日中に検査を終える予定です。水曜日のブログで、出荷前テストの結果をご報告する予定です。 FT-736M、異常なし!  先週末に丸一日ロードテストを実施しましたが、やはり異常はありませんでした。430MHzのSメーターの振れが若干控えめですが、手を入れるほどではないと判断しました。検査のみでこのままお戻しすることにします。   すみません。m(_ _)m 各部調整のオーダーを頂戴していましたね。(カルテ見落とし・・汗) 顕著ではありませんが、リファレンスが200Hz程度低め、Sメーターの微調整を実施しています。感度は各バンドとも測定限界(-140dBm)にて復調することを確認しています。 (1)規程周波数(435.000MHz)を規程モード(USB)で受信し、SSGから20dBµVの信号を入力しました。 (2)Sメーターは9付近を表示しました。(規程どおり) (3)SSGの出力を絞り、限界測定値の-140dBmにて復調することを確認しました。 (4)S/Nも問題ありません。 (5)上記(1)の状態を10時間以上連続で維持し、メーター・S/Nの変化を確認しましたが、異常はありません。  以上から、430MHz帯の受信性能は規程通りと診断致します。 (1)PLL調整(Local VCO電圧、リファレンス周波数(-200Hz程度離調・調整済み) (2)BFO(USB/LSB/CW) (3)受信IF Sメーター微調整 (4)送信系統 機能確認のみ  以上で作業は終了とします。     【ご依頼内容】 430MHz 受信不良 その他調整 について、作業・修理を承りました。 【工数】  上記作業に、1.5人日を要しました。 【交換部品】  ナシ ※ 軽微な作業ですので動画撮影は割愛させて頂きます。 今後の修理予定について  大型機が何台か入場予定です。以下の順番で作業に掛かります。 未着の修理品もあるため、順番が前後する可能性があります。 FT-1000MP MkV  第2ライン TM-255S…(Read More)

 おはようございます。今朝は昨日よりも気温が下がりました。南関東のサクラは満開であります。週末はお花見日和となりそうですなぁ。29年度最終営業日のブログ執筆になりました。年度末は色んな処理でてんやわんや、急ぎ足の日記でありますが、本日も宜しくお願いします。  一昨日は母校が出場したセンバツ高校野球大会(甲子園)のテレビ中継に釘付けでしたが、塾高は一回戦敗退となりました。テレビ越しにスタンドで応援している友人の姿が映って大爆笑、勝っても負けてもあの雰囲気が良いんです。試合内容自体は互角の戦いだったと思いますが、トドメの3ランは痛かった・・。涙 開会式の行進でプラカードに書かれた慶応の「応」の字の点が一個足りなかったので気がかりでありました。(点を奪われた?) 神奈川県は強豪揃いなので、甲子園の土を踏むのは至難の業でありますが、次の大会でのリベンジを願っております。 地元に旨いラーメン屋が出現 麺屋「福丸」  どうしても書き留めておきたいことがあるので記しておきます。「え、なになに??」 すみません。ラーメン屋の話です。ラボ周辺は国道にも近く、県下有数のラーメン激戦区だそうですが、土地柄か “家系”と呼ばれるカテゴリーのお店が多め、50も半ばになると「豚骨・濃い口・油多め」はあまり受け付けません。傾向的に“京都系”が好きで、「ますたにラーメン」「塊力屋」「天下一品」が好み、あとは鶏ガラ出汁・・福島の「伊達屋」が一番かな。京都系は神奈川県内に沢山あるのですが、旨い鶏ガラ出汁の底が見えるスープは、湯河原の「飯田商店」くらいしか知らなかったのですが、近くに良い店が出来たのです。麺屋「福丸」であります。  倅と二人で入りました。小生は特製醤油ラーメンを注文。倅は鶏塩・・。何れのスープも透き通っていて薄味ですがしっかり出汁が出ています。飲んだあともコレなら翌日胃もたれしなそうです。昼は蕎麦率が高いのですが、ここのラーメンなら毎日でも食べられます。カウンター7席で平日のお昼時は15〜20分程度待たされることも。夜は8時過ぎに閉まってしまいます。(隣はコインパーキング) オープンから一年経つのですが、先日始めて入りました。スープも具材も上品で、久し振りにスープを飲み干しました。国道246号の新石川交差点をあざみ野方向に曲がって、東急田園都市線のガードを潜って1kmくらい進すみ、反対車線のセブンイレブンの裏手です。担々麺やスタミナ・・・のメニューもありました。色々試してみたいと思います。小綺麗で店主の対応も良く、女性にもお勧めです。 FT-736M を拝見中  感度不足とのことでお預かりしました。50MHzと1200MHzのユニットも実装されている個体です。オーナー様によると 「430はハンディを出力絞ってダミーでえ送信すると音が出てsメーターも触れますが991でs9で入ってくる信号が聞こえません」  とのことでした。ラボで測定したところ、SSBで20dBµVをインジェクションしてS9付近を示します。144MHz、50MHzも同様です。1200MHzは更に感度が高めでした。そもそも、上の計測方法だと、ANTからの信号なのか何なのか判りませんね。ラボのFT-991、FT-897、FT-817と比べても感度に差はありませんでした。そもそもSメーターの値=感度ではないので、SSGからインジェクションして信号を絞っていった時の限界感度を測定しないと意味がありません。もしかすると、時間経過や他の事象も考えられるので、今日一日様子を観ることにします。  今週はココまでです。TS-690はそろそろ上がってくると思います。明日は井の頭公園でJA1YSW(武蔵野クラブ)のお花見があるようです。城南地区の宴会にしか参加していないので、年一回のお花見ぐらいは参加しょうと思います。お目に掛かりたいOMも沢山いるし・・。因みにメンバーは130名を超えたそうです。432.72MHz にてJA1YSW/1…(Read More)

 おはようございます。お天気が崩れました。台風が通過したばかりなのに、新たな台風が接近中とのことです。先日「拙宅の釣竿デルタループは大丈夫」とお伝えしましたが、よく見ると片側の先端が折れていました。ここは以前修復した箇所で、そもそも強度不足を懸念していたところ。この程度なら当て木して再利用できそうです。次の台風が通過したら久し振りにタワーに登ろうと思います。  今朝は近くのスタバからブログ執筆中であります。先ほどまでは雨は小降りでしたが、徐々に雨足が強まった様な気がします。早く書き上げてラボに上がらねば、さてさて今日もてんこ盛りなのでサクッと行きましょう。“週明け”号に書き損じていましたが、FT-736が二台続けて入っていました。     FT-736MX (1台目)  カムバックされるOMよりお預かりした個体です。当ラボでもお馴染みのモデルになりました。こちら、50MHzと1200MHzのオプションも搭載済みです。残念なことに全バンド送受信アウト!。本機はPLL黎明期のモデルで144と430は20.48MHzのリファレンスこそ共有していますが、PLLはそれぞれ独立しています。50と1200についてはトランスバーターであるため、エキサイターとなるベースバンドのユニットが動作しなければ動きません。“144・430ともアウトってことはOSCが出てないってこと??”・・・。調べてみるとOSCは正常に出ていました。個別にPLLがズレてしまっているのでしょうか・・。とりあず手順通りにPLLの調整を行うことにしました。まずは144から着手、いきなりVCOのロック電圧調整で躓くことになります。規定値2.2Vから周波数に応じて変化するはずなのに8vで固まってます。FETの故障はありません。手前にオシロをあてて確認してみると143MHzのキャリアを確認しました。??? これはおかしな事になってますね〜。ここはPLLのループバックが戻るところで、PLL出力の157MHzとMIX(マイナス)された14MHz出ているはずです。TP02の波形を見ると崩れまくったサイン波が僅かに確認できました。手前のLPFでカットされるため143MHzの信号は出てくるはずもありまん。  PLLにリファレンスキャリアは届いているので、逓倍分だけでも出て来なければおかしいのですが、全く出力していません。PLLのCMOS ICが壊れていると見て間違いありません。MC145155自体はポピュラーなICで、80年代の電子工作にしばしば登場したくらいなので流通在庫を期待したのですが、仕入先のサプライヤーからは良い返事が得られませんでした。海外にあるみたいですが、品質保証がないので心配です。CMOSなので保管状態次第だと思うのですが、今時使うものでもないのでディスコン品である事に違いはなく、果たして・・・・。その他、基板のコンディションもあまり宜しくありません。目視できる範囲にケミコン交換を要する箇所を確認しています。そうなると、ケミコンは総交換を視野に入れなければならず、コストとのトレードオフを検討せざるを得ない領域にあることは間違いなさそうです。一旦、オーナー様のご指示を仰ぎたく存じます。 FT-736(10w機)もご入場  全く同じタイミングで別のオーナー様より736をお預かりしました。こちらは素の10w機かと思いきや、いわゆるところの魔改造が施された個体でありました。SEND/STBYの引き出し回路の増設やら、諸々イジリまくられた痕跡が散見されます。430の感度不足と出力不足(100mW…(Read More)