投稿 Currently viewing the tag: "FT-690"

 おはようございます。快晴の青空、気温も高めの横浜であります。今朝は半袖にしました。ラボ内は測定器や電源の排熱で冬でも暖房要らずです。唯でさえ暑いのに、こうなってくると思考力も低下しますなぁ。アッという間に金曜日、明日は厚木の“日米親善春まつり”、例年旨いBBQとピザを目当てに一時間待ちの行列を覚悟します。今日は残業にならないよう頑張りま〜す。 メインラボにはFT-690、FT-736、そしてサブラボにはTS-690S、TS-50Vが入場中であります。まずは作業を終えたFT-690からレポートします。 FT-690 AM復調できず  前号でご報告したとおり、AM IFの455KHz IFT(T1014)とIF AMP Q1022の故障が原因でした。5.5mm角のAMラジオ用汎用IFTを入手したのですが、ココでまた大きなハードルが出現・・・。オリジナルのIFTはセンタータップ付きで、後段への出力はココから引き出されていました。ところが入手したIFTはタップ無しです。他に選択肢は無いのでこのIFTで何とか修理するより術はありません。基板側を確認すると、IFTの二次側ランドがオープンになっています。即ち、パターン切除することなく、二次側の出力を利用することが出来そうな感じです。そこで図の様に改造を施しました。さほどインピーダンスを気にする必要もなさそうです。故障の原因は恐らくQ1022の異常発振と思われます。交換候補のIFTな巻線数が多い様で、一次側の直流抵抗が多めでした。即ち、Lが長いことになります。ポビン径は同じで、線材の太さは同程度でしょう。ということはQが低めということになります。二次側の抵抗値も一緒なので、入出力比1:1ではないかと想像しました。即ち出力インピーダンスは入力に等しいと考えられます。であれば後段への影響は限定的です。むしろ、Q1022のICEが低下する可能性が高いのと、エミッタ電圧が下がりすぎるとダイオードSWの動作に影響を及ぼすことを懸念する必要がありますが、同時に“発振”のリスクも低下します。ということで、色々と考えた結果、施工に踏み切ることにしました。結果はオーライです!! 全く聞こえなかったAM受信時のノイズがSPから出てきます。SSGで30%MODを突っこんだところ、トーンがSPから出てきました。比較対象が無いの是か非かは何とも言えませんが、実用的な50MHz AM受信機として機能復活を果たしたようです。 【ご依頼内容】 AM復調故障 その他  について、作業・修理を承りました。 【工数】  上記作業に3.5人日を要しました。 【交換部品】 AMラジオ用IFT (IFT 455KHz 代替として、) 2SC2603×1 TS-690S…(Read More)

 おはようございます。冷たい雨が止みそうにない横浜であります。いつものスタバに立ち寄りラテのグランデを啜りながらのブログ投稿であります。先々週申請した愚妻の再免許申請は無事に終了、昨日“審査終了”を確認しました。最近は総通さんの免許業務がスムースですね。先の固定局更新、移動局変更申請の際も2週間掛かりませんでした。数年前は一月近く掛かっていましたけどね〜〜。有り難いことであります。  最近は総通さんの免許業務がスムースですね。先の固定局更新、移動局変更申請の際も2週間掛かりませんでした。数年前は一月近く掛かっていましたけどね〜〜。有り難いことであります。ついでにWeb申請手続きのインターフェースもなんとかしてほしいデス。ということで、今日から与太話・趣味話はナシ、ストレートに本題に入ります。 FT-690 を拝見しました  久し振りのFT-690であります。初期型のAM付きのモデルです。Mk2よりも明らかに使い勝手が良いですね〜。肝心のAMが聞こえないとのことでした。AM送信はOKです。モードセレクタのガリが酷く、他のモードについても最初は全く期コマ線でしたが。カチャカチャ回しているウチにSSB、CW、FMは正常に聞こえるようになりました。AMは相変わらずです。但しメーターはふれていますね〜。455KHz IF以下に的を絞り調査開始であります。455KHzフィルタ後ろのIF AMP Q1022に電位がありません。ここは受信時にAMモードを選択すると、6.8VがVCCに掛かります。エミッタを介して手前のダイオードSWにバイアスが供給され、FM/AMの回路が切り替わる仕組みです。モードセレクタ側のAMRには6.8Vが出ています。追いかけて行くと、Q1022のコレクタに繫がるIFTが溶断し、VCCが供給されていませんでした。IFTの反対側には6.8Vが来ています。当然メーカーに交換部品はありません。455KHzのIFTなのでサイズが10mmや7mmであればラジオ用のIFTが流用可能ですが、本機の455KHz IFTは5mm角です。様々なルートで探したところ5.5mmのIFTが見つかりました。0.5mm程度であれば、3本ピンのピッチ誤差は僅かでしょう。Qなどが公開されていないため、使用可否は実装しないとわかりませんが、同調さえすれば何とかなりそう。流石に5mm角のコアポビンを巻く自身はありません。汗 しかも、某電子部品店の店頭販売品で希少品とのことです。手に取ってみないことには判断できないので、調達に走るしかなさそうです。この手の修理は過去にも多々あり、AMラジオ用の455KHzやFMラジオ用の10.7MHzのIFTを無線機修理に使用して成功した経験があります。調達に出ねばならのので、1人日超過になってしまいます。オーナー様に確認中です。 TS…(Read More)

 おはようございます。怒濤の2月も今日でお終い、明日からは3月です。この週末は体調を崩し、後半は殆ど稼働できず寝込んでおりました。最近、2週間おきにこの様な状況に陥っています。免疫力あ〜っぷな仕込みが必要ですなぁ。 今朝も予定通り定例会議に出席、その後は月末進行のルーチンワークです。お世話になっている先輩の御尊父様が逝去され、夕方には藤沢へ行かねばなりません。そんな訳でバタバタの週明けでございます。FT-690 今度こそチェックアウト!! 先週、電池交換、トラッキングで出場のはずだったFT-690でございますが、お伝えしておりますとおり、全ケミコン予防交換の追加オーダーを頂き、メイン基板上の約50固の電解コンデンサー、タンタル・コンデンサーの交換を実施しました。意外に取り外しに苦戦し全交換に丸々2日以上掛かってしまいました。そもそも、劣化が著しい状態では無かったのですが、先を見越した予防策ということかと思います。電源系の1000µFが少々腫れている感じがしましたが、容量抜けはごく僅かです。2本のタンタルは少々草臥れていましたが、まぁ問題ないレベルです。こうやってケミコンを交換することで、中身のコンディションを探ることができたことは、結果的に良かったのかもしれません。勿論、ケミコン交換後は最初に行った精密調整をやり直しております。受信音に微妙な変化が・・・ 気のせいかも知れませんが、何となく受信音の明瞭感が増した様に思います。言い換えると「少々硬くなった?」・・・。電解コンデンサーを全交換するとよくある事象です。念の為エージングには丸2日電源を連続投入しました。送信変調音に変化は見られません。(当たり前か・・・w) 立ち上がり時の周波数変動は明らかに少なくなりました。やはり1000µFがへたっていたかな?? リークしているような電解コンデンサーは無かったと思います。また、気になっていた「Sメーターの振れすぎ」もキチンと調整。とてもイイ感じに仕上がりました。ww 今後の修理予定JST-245H 受信不良FL-2100B 修理・調整RJX-601 メンテナンスパックIC-551 送受周波数ズレ・調整IC-732 送受不良IC-746 50MHz 送信不良CX-11A 送受不良上記以外の機種   ※ 着荷時のご連絡については、お手数ですがヤマト運輸のHP…(Read More)

 おはようございます。昨夜は7K1BIB 山内OMと赤坂で寿司屋でしっくりやってきました。赤坂・銀座界隈で最近展開中の「板前寿司」です。赤坂みすじ通り店にお邪魔しカウンターで4時間半粘りました。最後はお茶をすすりながらの30分でしたが・・・。 病気になる前は4時間もあれば生ビール(中ジョッキ)×3・焼酎ロック×7はいけた口ですが、今では小ジョッキ×1、ロック×2が限界です。体調を崩すこともなく軽快な足取りで帰宅、今朝も爽やかに起床であります。田園都市線の各停でゆっくり読書しながら江田駅に到着、就寝は午前1時過ぎでした。我が家の“総員起し”は6時ですので正味5時間程度の睡眠時間でしたが、昨日の疲れからは開放されております。これくらいが丁度良いですね〜。因みに「板前寿司」は赤坂に2店舗出店中です。場所柄か外国人観光客が多く、我々の周りは多国籍軍でありました。小生は寿司屋でつまみばかり注文する無粋な客でありますが、シメに少しだけ握りを頂ければそれで大満足。必ず最後に小鰭の握りを注文します。二人で4時間30分粘って14,000円弱。赤坂のカウンターでこの値段なら大満足です。この界隈には同じような感じの寿司屋が幾つも在り、激戦区故にサービスも上々でありました。 さて、BIBさんから面白いモノをお預かりしてきました。Mizuho MX-6S 通称「ピコ6(S)」であります。ミズホのピコ・トランシーバーシリーズはアマチュア無線業界に於ける最ベストセラーモデルといっても過言ではありません。2000年頃まで一部の商品が製造を継続していたと記憶しています。その割には、当ラボへの入場実績はございませんが。個人的にはAX-6X(6m AM専用機)を所有している(はず)のですが、ここ30年ほど見掛けません。度重なる転居と共に何処かへ消えてしまったか・・・。少々先になりますが拝見させて頂きたいと思います。ミズホもFCZ研究所も廃業してしまった今日、手軽な無線機の「作る楽しみ」が消えてしまいました。輸入のキットは高価なモノが多く子供達が買えまへん!!  因みにMX-6SはJARDさんのスプリアス実態調査の募集機種欄に載ってましたョ。 FT-690…(Read More)

 おはようございます。今朝も寒うございます。室内温度は1度、横浜地方気象台発表の気温より低い様でございます。これが横浜のチベットと呼ばれる所以でしょうか。路面はシャーベット状の積雪で、所々凍っているようです。この後、関東平野部でも1cm〜3cm程度の積雪が予想されるとのことです。お出かけの際にはお気を付け下さい。 FT-690の電解コンデンサー交換を開始しております。メインユニット上の0.1μF、0.47μF、1μF、4.7μF、10μF、47μF、100μF、1000μF、及び電源コネクタ周りの1000μF、合計60個が対象です。ハンダ面の図面が無いため、1個交換するのに10分〜15分程度。実装面にギッシリ詰まったパーツ類をかき分けながらの作業になります。ストック部品から対象となる容量・耐圧のアルミ電解コンデンサーを選別しましたが、FT-690の基板実装面の過密具合から、適応できないモノが多いということが判りました。ベンダーさんに急遽オーダー・・・。取りあえず出来る所まで作業を進行させます。 部品劣化状態も検査 念の為、部品の劣化具合もチェックしています。取り出した1µF、10µFキャパシタンスを測定しています。何れも誤差範囲から少し超えていますが、すぐに交換が必要という状況には無いような気もします。とは言え、劣化の進み具合によっては急激に値が変わることも考えられますので、オーナー様のご要望通り作業を進めさせて頂く事にします。ケミコン以外に、T/Sプロシジュアーに標記の無いREF OSCやLo OSC、キャリアOSCの調整も実施しましょう。&nbsp…(Read More)

 おはようございます。明け方は暖かかったのですが、少しずつ寒くなってきたような気がします。今朝は嬉しいニュースが飛び込んできました。旧友の会社が東証マザーズに上場したそうです。学生時代にバカやっていた仲間が次々に上がって行く姿を遠くに眺めながら、無線機修理に励むBVXであります。 「はてな:hatena」という会社名を聞いたことがあると思いますが、友人が経営するインターネット・サービスの会社です。「アレっまだ上場してなかったのか・・」、、とっくに上がっていたものと勘違い、さして驚きはありませんでした。ドンドンご活躍ください!!。30年前はバカやっていたのにな〜〜。hatenaは確かにポートフォリオには無かった・・・w さて“FT-690は出場”とお伝えしましたが、オーナー様のご希望でケミコンの全交換を実施することになりました。すでにコンディションを回復している個体ですが、オーナー様は「5年は使えるようにしたい」とのご希望です。ケミコンを交換しただけで延命できるかというと少々難しい気がします。しかし、真っ先に劣化する部品であり、そこが引き金となってトランジスタやICにストレスを与えることは事実で「万病の元」と言っても過言ではありません。そのような観点から考えれば「長く使いたい」という思いに対する「今できる治療」はケミコン全交換であることは間違いありません。また、目視でしかケミコンの状態を確認していませんので、交換を実施すれば回路全体の健康状態が見えてきます。取り外した電解コンデンサーの容量チェックを行うことで、劣化の進行度合いが始めて数値として表れます。 まずは電源ライン、CPU、リファレンスOSC、ローカルOSC周辺のケミコンから着手しようと思います。本機の設計上の特性のような気がするのですが、電源投入から20〜30秒は周波数が不安定です。最初は大きく数十Hz上昇して、その後少し下降、その振れ幅はじょじょに小さくなり数十秒で収束します。(1分エージングすればいい話し) この動きはPLL…(Read More)

 お疲れさまです。本日は定例会議がキャンセルになり、お昼は地元「たまプラーザ」で済ませました。それでも「昼は蕎麦」を貫いております。いや〜〜、地元にこんなに旨い蕎麦屋があったとは驚きであります。 月曜のルーチンは赤坂で会議の後、顧問先に顔をだして勝手なことを喋って午後にラボ入りです。今日は会議が飛んだので後ろの予定も狂いました。普段回らないルートで銀行に立ち寄りましたが、行きしなのクルマから「魯庵」の文字が目に飛び込んできました。何となく気になって銀行帰りに立ち寄ちよると、そこが蕎麦屋さんであることに始めて気付いた次第です。値段もメニューも見ることなく、吸い寄せられるように店内へ。蕎麦屋と言うより小洒落たカフェのような雰囲気です。カウンター10席程度に4人がけテーブルが7〜8個ほど、けして広いとは言えない店内の入り口右手には、よく見る「手打ち台」があります。粉をふいていたので、実際にここで蕎麦を打っているのは間違いなさそうです。 メニューは普通の蕎麦屋さんに比べれば少なめです。何となく「鴨せいろ」が目に止まったのでこれを注文。昼はコーヒーが付くようです。一口すすった感触が良く、反応的に「旨いね」と呟いてしまいました。蕎麦の喉越しも、付け汁の出汁も小生好み。炙ったこがしネギの甘さがバッチリ出ています。鴨肉は申し分ない旨さ。一人で入ってそば湯までゆっくり愉しませて頂きました。店をでてググってみたら、なんとミシュランガイド2015年版に出ている名店でした。地元にそんな店があるとは・・・。少なくとも、小生の中では三本の指に数える名店でございます。FT-690 をロードテスト中 昨晩から断続的に送受信、電源入り切り(主電源カット・回路短絡による強制リセット)を繰り返しております。今回取り付けたボタン電池ホルダーはON/OFFスイッチ付きなので、フルリセットが試せます。前の記事に書いたとおり“リファレンス周波数”側のズレがあるため、“ローカル周波数”側で校正をとっています。多分、バックアップ電池も交換したので、コールド起動時のSSB/AM/CWのPLLアンロックは再発しないと思われます。このまま問題無ければ一旦出場とさせて頂きます。&nbsp…(Read More)

 おはようございます。寒暖の差が激しく体調を崩しがちであります。皆様どうかご自愛ください。週末は赤羽橋で過ごし日曜午前に退院、そのまま帰宅です。拙宅に戻ると新たなる段ボールが到着しておりました。精を出して頑張ろうと思います。 昨日、FT-690に着手致しました。こちらで確認したところ、電源投入から30分ほどSSB/CW/AMが復調せず、またVFOも動かず、いわゆるPLLアンロックっぽい症状を確認。FMは聞こえますしVFOも動きました。過去に何度か経験した症状で、PLLの離調、バックアップ電池の消耗によるCPU誤動作が考えられます。前者の場合は調整がクリティカルなので、振動やCの劣化による容量変化などでも発生します。後者は3Vのバックアップ電池が中途半端に電位を保っていると発生するケースが多く、電源投入しているにもかかわらずCPU内のクロックが低電圧時のまま動作しつずけてしまうことで異常が起こるようです。コールドスタートから一定時間経過するとSSB/CW/AMも正常に動作しはじめました。取りあえず、PLL周りからチェックしましょう。案の定大幅に離調していますね〜〜。Technical Supplementに従い、ローカル周波数・ピッチの調整を行いました。規定では52.000MHz基準で調整することになっていますが、C容量の変化など経年劣化によりバンドエッジでは調整誤差が顕著です。実使用を考慮して51.000MHzで調整することにします。また、規定値通りに調整するだけではダメで、実際の目的周波数との誤差を把握することが大事です。ローカル周波数が規定値であってもIF周波数がズレいれば目的周波数がズレます。水晶発振回路でも数十年も経てば離調するものです。無線機によってはIF周波数の微調整ができないものも多々あるため、リファレンス送受信機での鳴き合わせ調整は必須であります。バックアップ電池交換 CR2025が電池ケース手前の基板に実装されています。因みに残電位は0.3Vでした。この当時の無線機はユーザー自身が手を入れることを想定しており、基板は両側の溝に挟まっているだけで、簡単に抜き取ることができます。リードが電池スポット溶接されているので、これを剥がして再利用するのは止めておきましょう。偶に電池に直ハンダして破裂させる人がいますが、ボタン電池用のケースに収めてしまった方が、後々も便利ですよね。ww 電池ケースとシャーシの間に丁度良い隙間があったので、そこにボタン電池ホルダーを置くことにしました。ここならバックアップ電池交換時に簡単に引き出せます。ボタン電池ホルダーは2025/2032×2個の6V仕様を使いました。隙間にピッタリ収まるためFBです。電池は1個しかしようしないため直列に繋がる1個分は短絡します。 ケミコン類の交換をご希望ですが、目視での劣化は観られません。完全放電、起動、ロードテストにて見極めたいと思います。少々お待ちください。今後の修理予定FT-690 劣化部品交換・調整JST-245H 受信不良FL-2100B 修理・調整RJX-601 メンテナンスパックIC-551 送受周波数ズレ・調整 今週も宜しくお願い致します。  &nbsp…(Read More)