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 おはようございます。今日も快晴、富士山は真っ白で手前の丹沢・大山が薄ら雪化粧でした。放射冷却により今朝も零下を観測している横浜北部地方であります。本日はご報告案件てんこ盛りですので与太話は割愛させて頂き、早速本題に入ります。まず、長らく入場中だった2台がC/Oであります。 FT-290MkⅡ ご依頼箇所は問題ナシ・・・が、しかし・・  第4ラインにて対応した個体でありますが、先週小生のラインに出場検査で上がった際、AFのノイズが気になったのでオーナー様にご連絡した上で追加作業の為、担当ラインに戻していました。昨日“Comleted”ということで、再検査に合格し晴れてご出場となりました。まず、“クラリファイア(RIT)の中心付近で感度が落ちる件”については、事象が確認できませんでした。こちら、IF周波数やBFOが大きく離調しているなどの原因が考えられますが、これらはキッチリアライメントをとっていますので、問題ありません。どちらかというと、基準周波数とPLLのステップ離調が気になりました。こちらも規定値に合わせています。“VR/SQLのツマミが干渉する件”ですが、確かにご指摘の症状は確認しています。しかしながら、本モデルの癖と言いますか、別個体でも同じ様な症状が頻発します。実際に小生が所有していた兄弟機のFT-690MKⅡでも同様の症状(もっと顕著だった)が出ていました。原因は二軸二連VRの軸が製造過程で僅かに歪んでしまっている為と思われます。ここを気にして無理に軸を修正しようとすると、金属疲労を起こす可能性が否めません。策としてはVR自体を交換するしか術はないものと考えますが、部品自体が入手困難です。次に“PTT時のクリック音”について・・。こちらについては事象が確認できませんでした。昨今の無線機はリレーを使わずにSWダイオードで送受を切り替えるモノも多く、またリレー自体のレスポンスも良いため、PTT時のクリックが殆ど聞こえなくなりましたね。本機の場合、リレー式の為。時折PTTボタンが擦れる音が混入するかもしれませんが、こちらはマイクの仕様ですのでご理解ください。【映像でご確認ください】  以上についてはオーナー様のご依頼箇所でした。ここからがむしろ本題です。上記の通り一回目の出場検査の際にAFのノイズを確認しています。具体的には強電界(S9+以上)の無変調波を受信中に激しい雑音の発生を確認しました。この状況は“モードに関係なく発生”“スケルチON時にも発生”“AF VRに比例して増減する”などから、SQL〜AF AMP間のケミコン劣化、増幅素子劣化等が発生していると考え、追加対応として修理に着手しました。合計9個のケミコンを交換したところ、ノイズが消えました。年の為、クワッド・オペアンプの予防交換も考慮しましたが、部品自体がディスコンにつき入手困難です。結果的に体感出来るレベルで改善しましたので由としました。 【ご依頼内容】 受信時にクラリファイアを中心にしていると感度が悪い傾向にある。 送信時PTTを押すと「ポッ」という音が大きいためヘッドホンやイヤホンをすると耳が痛い。 ボリュームつまみを回すとスケルチも回ってしまう。 受信音にノイズ混入(弊社確認)  以上について修理・作業を承りました。 【工数】  上記作業に3.0人日を要しました。 【交換部品】  小容量アルミ電解コンデンサー×9 TS-900S、PS-900S修理完了  こちらは重篤状態からの復活です。送信NG、受信は2バンド使用不可の状態でした。  まず受信から・・・。3.5MHzと14MHzが全く聞こえません。他バンドは聞こえるのでIF段は生きているということです。局発MIXを確認すると、3.5MHz、14MHzに切り替えると混合波形が現れません。HETユニットに何らかの支障があると判断しました。RFユニット、MIXユニット、DRIVE(送信)ユニットが、RFベースユニットのソケットに刺さっています。しかし、単純に抜き差しできるわけではなく、各ユニットに装着されたロータリーSWを貫通するバンド切替SWのシャフトを抜く必要があります。シャーシの一部も取り外して、フロントパネル側にあるユニットを引き抜きます。オレンジ色の水晶が沢山並んでいますが、3.5MHz〜29MHz、それにWWVを含む全バンドの局発信号を生成しています。最初ロータリーSWの接触不良を疑ったのですが、14MHzは水晶自体が逝かれています。3.5MHzについては、ロータリーSWに触れると信号が出たり消えたりします。表側がコイルの切替、裏側が水晶の切替をやっているのですが、どうやら裏側がダメみたいです。基板からロータリースイッチを外して修復するしかありません。約20個の足を基板から抜き出す作業ですが、基板自体が劣化しているためパターンやスルーホールを損傷するリスクをともないます。慎重に作業しました。汗 指で触れてもカーボンが附着するくらい汚れています。CAIG…(Read More)

 おはようございます。遠くに富士山がクッキリ見える朝を迎えた横浜であります。極寒の日々に比べるとかなり暖かくなりましたが、相変わらず最高気温は10℃を下回る予報です。週末は模型鉄のアクティビティーを全開! 30年ぶりにGM(グリーンマックス)のエコノミーキットと格闘であります。  Nゲージャーならご存知の方も多いかと存じます。GMと言えば、黎明期から続くの伝統のエコノミーキットです。当時、関水(敢えてKATOと書かずw)やトミーが“主流派”なら、GMは隙間を埋めるような“個性派”した。特に旧型客車・国電などはマイノリティーで、スクラッチから造るしか手段がなかった頃、GMのエコノミーキットは安価なプラモデル的感覚で車両が作れ、貧乏学生にはありがたい存在でありました。それ以前の鉄道模型キットはペーパーか真鍮が主流で、16番(HOゲージ)までは何とかイケるのですが、9mm(Nゲージ)だと当時の技術ではプラモデルの方がコスト的にも、精細さにおいても上だったのでしょう。いつの間にかHOの世界もプラ製モデルが主流になりつつありますね。ところで、当時造ったモデルと言えば、63/73型、40系、50系辺りの旧型国電でした。これらも既に立派な完成品が安価に入手できる時代です。ところが今に至っても、当時数多く存在した郵便電車や旧型客車の多くは製品化されておらず、また昨今主流になっているセット売りにより、欲しい車両を単品で入手することが困難だったりします。ヤフオク辺りだとココに目を付けた転売屋さんが、セットをわざわざバラして高値で販売していたり・・。  我が家の定尺+鉄道は、完全に昭和30〜40年代がテーマ。当時の東海道・中央東・身延・飯田・南武・青梅・鶴見辺りを走っていた車両ばかり増殖中でありますが、客車に関しては戦前・戦後の20m旧型客車の所蔵量が40両を超えました。しかし、どうしても手に入らない型式があります。44系の緩急車であるスハフ43であります。EF58の引く急行「銀河」の最後尾に連結されていた小窓が沢山並んだ客車がコイツです。KATOはオール10系の「銀河」をセットで模型化していますが、小生はナハフ11が連結されていた編成を見たことがありません。スーパースターのスイテやマイテが製品化されるのは解るのですが、花形列車の最後尾を飾ったスハフ43が出てこないは解せません!!!! マイクロエースから完成車が出ていたようですが、大井川鐵道に渡った車両を製品化しているので国鉄色ではありません。造るしかないなぁ! ということでGMのエコノミーキットを横浜のIMONさんで買ってきました。聞くところによると、塗装済のキットが4月に出るとのことですが、造る楽しみ(塗る苦しみ)を味わうことにしました。しかも、茶色(ぶどう色2号)のスプレー缶は絶版だそうです。仕方ないので、塗料とうすめ液で頑張ることにしました。ついでにマニ35も買ったので一緒に造ります。一台800円です。(昔は500円だった気がする・・)   あっ、そうだ報告漏れが・・。飯田線のクモハ53007(ノーヘッダー)が入線しました。これでクモハ53008と2台揃いました。“誰も聞いてないって?”。笑  TS-900 レストア作業が本格化!!  仕事モードに入ります! オーナー様から真空管が届きました。6GK6とセラミック管 4×150です。前者については、個体に装着されていた球の足が埋没してヒーターが機能しませんでした。後者は動作チェック時の予備なので、使うか使わないかは今後の進捗次第です。まず、現状把握している故障箇所の修理・修復作業から進めることにします。HETユニット上の14MHz用水晶については、交換したたところ正常に発振することを確認しました。3.5MHzについては水晶の故障ではなく、ユニットに装着さtれているローターリーSWの接触不良と思われます。このSWは2回路式で、表面の接点についてはフラックス除去と接点へのD-100塗布で良好な状態に回復しているはずです。どうも裏面の調整が悪いようです。ここは基板から完全に着脱しないと手当できない箇所になります。また、ヒーターのSWが完全にアウトです。SWは入手困難ですので、SW本体を着脱・分解・整備するより術がありません。非常に古い部品(40年以上経過)ですので、下手に扱うと金属疲労で元に戻せなくなる可能性が大きく、正直なところ手を出すのはかなりリスキーです。ジャンク個体などが見つかれば良いのですが・・・。TS-900自体が相当希少モデルです。最悪、“ヒーターSWを移設する”か、“常時ON状態にする”などを検討する必要があります。この先も、先もどんな箇所に不具合が隠れているか分かりませんが、取りあえず作業に入りたいと思います。本体以外にPS-900S…(Read More)

 おはようございます。また雪が降ってます。“でも今日は積もらないかも?” 希望的観測でありますが、水分大目の雪なので降雪量はそこそこでも、路面ですぐに溶けている様に見えます。先週の雪がまだ残る玄関先でありますが、止んだら即雪かきですね。今日はラボワークに専念します。  こちらも仕事のご報告になりますが、昨日よりRRS-Piの販売を再開しました。再開と言っても、我が社としては始めて販売することになります。昨年末、HAMSTAR.LLPが業務を停止、開発元である弊社で販売を継続すべく準備していましたが、この度、“完全受注生産”の形で販売を開始する運びとなりました。HAMSTAR時代はソフトウェアのみのダウンロード販売でしたが、違法コピー防止などの観点から認証システムの運用・管理を強いられるためコストが見合いません。また、多くのユーザー様からMicroSDへのイメージファイル・コピーが面倒とのご意見を賜っておりました。MacユーザーやUNIX(Linux)に精通している方なら朝飯前かと思いますが、どうもアマチュア無線家の多くは、“無線スキルは高くてもITは苦手”というOMが多い様であります。そんなに売れる商品でもないし(苦笑)、“受注生産ならこちらでMicroSDへの焼き込みくらいできるだろう”という楽観論から、インストール済のMicroSDカードを頒布することにしました。しかし、これだけだと認証の問題がクリアできません。RRS-Piは1クライアント毎に1ライセンス(シリアルナンバー)が付与され、Raspberry Pi本体のMACアドレスに紐付きます。即ち、MicroSDカードの頒布だけでは前述の認証システムの問題をクリアできません。  そこで、予めRaspberry Pi本体をパッケージ化し、“インストール+認証”を済ませた状態で出荷することにしました。しかしながら、サポートは行わないことを前提としています。恐らくご質問の95%以上は取扱説明書を読んで貰えれば解決できることです。また、操作端末がユーザー様のパソコンやスマホ(使用環境を含む)であり、OSやブラウザの種類、インストールされている様々なソフトとの相性、設置されているルーターの種類や契約プロバイダなど、正に“千差万別”です。これらを把握検証することは不可能ですし、それなりの情報を集める為には相当数の出荷数がないとナレッジになり得ません。やはり、一定のパソコン・スキルがないと本製品の取扱は難しいと思います。そんな品物なので、受注生産くらいが丁度いい気がしています。一応、今のところ納期30日以内のお約束でスタートしていますが、暫くは様子見で行きたいと思います。出す以上は責任をもって、齟齬なき様にお届けしたいと考えております。因みにパッケージ名を RRS-Pi+(plus)としました。中身は従来ソフトと一緒です。 FT-920 送信できず・・・  こちら「全く送信できない」とのことです。確認したところ、全バンド・全モードで事象を確認しました。PTT操作をすると、正常ならLCD内にTRANSMITの表示がでるはずですが、これが出ていません。???? MOXを押しても一緒です。工場出荷状態へ戻すべく、リセット操作を実施しましたがダメです。SEND系の回路が落ちていることを疑って追っていったところ、指示はCPUまで届いていました。CPUがアナログSWへのトリガーを出していません。パラメーターでもおかしくなったか?? オーナー様のご相談メモに「FT8運用・・」というのがあったので、懸念点が・・・。CAT経由でPCから誤ったコマンドでも入ったか? 或いは送信排他となるパラメーターが上書きされているのではないか?? 本機はFT-847などと同様、ASCIIではなくHEXです。HEXが使えるターミナルソフト(Serial Terminal)を使ってバックドアを叩いてみることに・・・。ここから先は企業秘密(笑)なので割愛しますが、記録されている全パラメーターの読み出しに成功しました。CATリファレンスのデフォルト・セットと比較してみると、オールリセットしているにもかかわらず、沢山の項目がそのままです。バックアップ電池の異常も考えられるので、取り外して電圧をチェックしました。約3Vあるので問題ないでしょう。因みに、電池を外してもパラメーターに変化はありません。CAT経由でオールリセットしたところ、上書きに成功しました。電源を入れ直して、MOXを押したところRFメーターの針が振れ、LCDにTRANSMITの文字が現れました。直った様です・・・・。全バンド・全モードでチェックしましたが問題ありません。しかし“なぜオールリセットが効かないのか”が、理解ができなかったので、MENUから適当な項目の初期値を変更して再びオールリセットを試し、CATでパラメーターを読み出したところ、今度はちゃんとリセットされました。どうやら、ロジック回路系のコマンドもブロックされていたようです。 【ご依頼内容】 全バンド・全モード送信できず について、修理ご依頼を賜りました。 【工数】 2.0人日 【交換部品】 ナシ   オーナー様に確認したところ、FT8はCAT…(Read More)

 おはようございます。今朝はやや暖かいかな? それでも日中の最高気温は10℃に届かずとの予報です。ラボに入る前に修理品を保管する倉庫に立ち寄った際、坂道の上から遠く富士山がクッキリ見えました。クルマの温度計は0.5℃を示しております。寒さは暫くは続きそうですね。最近、当ブログに海外からのコメントが寄せられるようになりました。もっとも、英語はともかく、“中・韓・仏・独・伊”辺りならGoogle翻訳を通しますので問題ありませんが、それ以外となると、そもそも何語から日本語へ変換すれば良いか分からないため苦労します。  そんな時はコメントの返し様がないため、非公開のままにしています。英語に変換して投稿して頂けると、こちらもそのままお返しできます。皆さんYouTubeの動画をご覧になっているみたいですね。修理については日本国内からのお申し込みに限定させて頂いていますが、日本国内にお友達がいましたら、その人に代理で申し込んでもらう事も可能です。勿論、受発送先は日本国内になります。決済方法についてはPaypalが使えるので問題ありませんが、無線機を海外と往復させるには少々リスクがともないます。特にExpress Serviceで発送しますと、国によってはかなり粗雑な扱いをするため精密機器には不向きです。(梱包次第ですが)だからといって船便指定で1ヶ月以上かかってしまうと、その間に保証期間が終了してしまいます。そんな理由から海外については一律にお断りしております。日本国内のお友達がアマチュア無線家なら納品時の検証も代理で行って頂けるかもしれません。  それと、当ブログの紹介文に「修理指南サイトにあらず!」と記していますので流石に国内の読者の方にはご理解頂いていると思いますが、海外から「FT-690MkⅡの修理方法を教えてくれ」みたいなコメントが頻繁に寄せられます。以前は時間が許す限りメールで対応していたのですが、プライベートな時間が完全に奪われてしまい対応しきれなくなっています。無線機修理は時間と労力(力仕事という意味)、加えてオシロスコープや周波数カウンターなどの測定器が必要なだけです。裏を返せば、オシロやカウンターを使える技量があれば、無線機なんて誰でも簡単に直せるということかもしれませんが・・・。何れにしても一応“食い扶持”なので、そこはご理解のほど。出来れば、会社経由で修理をご依頼頂きたく存じます。 「えっ、お前が日本の友達になれっ!」って・・。なるほど!! (冗談) TS-830S の検証終了!!  隣のラインから引き継いだTS-830SがC/Oであります。こちら“ブロックコンからの液漏れ”“サイドトーンが聞こえない”“操作パネルSW/VRの接触不良”についての修理ご依頼でした。  まず、高圧ブロックコンデンサーの件から・・・。目視しただけで液漏れは確認できました。取りあえず端子を開放させて容量を測定したところ、何れも100µF(正常値)→50µF程度に落ち込んでいます。これは即交換ですね。UNICONのHiFiオーディオグレード 100µF/500Vがサイズ・容量ともにジャストフィットです。社内にストックがあるので助かりました。Marcomのブロックコンが装着されていましたが、恐らくここ20年の間に交換したものと思われます。(オリジナルはNichiconもしくはELNA)固定金具がそのまま使えたのでラッキーでした。容量抜けが進行すると、内圧が低下して電極がショート・破裂するので要注意です。破裂させると内部に電解溶液が飛び散るため一大事です。HVを確認したところ、無負荷時に900V、最大出力送信時に850Vでした。交換前は送信時に700Vまで落ち込んでました。  次はCWサイドトーンが出ない件についてです。CW自体は正常に送信されていますが、VOXが開きません。即ちフル・ブレークインできない状態です。VOXに入る手前のTP1にサイドトーンの波形が出てきません。OSCが動いていないようです。Q1の各端子電圧を測定すると、コレクタ以外に電位が無いことが判りました。バイアスが掛かっていないのでコレクター〜エミッタが閉じません。バイアスには整流ユニットから供給されるDC100Vを分圧した電流が流れます。キーダウン時、0.5V程度しか掛からないことから上流の整流ユニット(RECTIFIER UNIT)のSTBが出力していないようです。ここはDC210Vを分圧して出てくるはずです。ところが210VA端子を測定すると正常な電位を確認しました。100KΩ+100KΩで分圧しているだけですから、ここが悪さしていると見て間違いなさそうです。R13を取り出してテスターをあてましたが、全く導通がありません。1/2Wのソリッド抵抗に交換しました。結果正常電位(110V…(Read More)

 おはようございます。寒い日が続きますね〜。あの大雪以来、深夜早朝は氷点下デスョ〜。福岡案件から解放され一息つきたいところです。週末は趣味の鉄道模型を楽しんだり、鎌倉で菓匠を営む友人夫妻(愚妻の)を訪ねたりしました。久し振りに鉄道模型のネタを記しておきます。  レイアウト拡張工事については相変わらず妻の許可が下りず、用地確保が難航中であります。2400mm×900mmのやや細長いレイアウト上に設置された駅ホーム部分は、有効長が20m級換算で8両(1両分がホームからはみ出す)が限界です。最近、旧型客車にハマッており、往年の急行列車を再現しようものなら軽く10両編成を超えてしまいます。デフォルメしたとしても5〜6両編成では迫力に欠けます。また、SLも増加傾向にあるのでレイアウト内に転車台のあるヤードを造りたいと考えているのですが、その為には1200mm×900mmの用地が必要不可欠。お財布的な問題も・・・。趣味は「焦らず・長く」でありますね。そんな訳で無線同様、鉄道模型の方も車両メンテナンスに精を出す日々が続いております。結局、物理的な環境がネックになっている点は、無線も鉄道模型も一緒なのです。汗汗汗   ところで車両メンテナンスについて少々書きたいと思います。当レイアウトでは、2週に一回レール清掃を実施しています。TOMIXのレール・クリーナーカーを周回させた後、特に汚れやすい場所は巨大な綿棒の先にエタノールを染みこませて、直接フキフキします。四六時中運転しているわけではないのに、綿棒は真っ黒になります。(一回の清掃で10本消費)理由は、車輪に附着した汚れのせいなのです。本来なら走行後に必ず車輪清掃・研磨を実施すめきでしょう。但し、これをやり出すと「走行」よりも時間を奪われます。また、愚息がレンタルレイアウトに乗り入れた車両を走らせた後は、即清掃が必要です。レンタルレイアウトは自宅にレイアウトを所有しない初心者の方も多いため、自分の車両の車輪の汚れ具合に気付いていないのでしょう。まるでウイルスが拡がるが如く、汚れは車輪からレールへ、レールから車輪へと伝染してゆくのです。また、当鉄道の場合、ヤフオク経由で入手する中古車両が多いため、これらの管理が大変です。一見しただけでは油分の附着は分かりません。そんな訳で、保有車両の一斉点検に着手した次第です。当社両区所属車の多くは、照明を搭載しているため、トレーラー車輪や電極部の導通確保も課題であります。夜な夜な部屋の灯りを消して走らせる夜行列車の照明がチカチカしては、雰囲気なんてあったもんじゃありません。車輪の洗浄も基本的には一緒で、レールクリーナーかエタノールで脱脂しながら汚れを拭き取ります。実は指先の油脂も汚れの原因になるので注意が必要。一個ずつやっていたら終わりません。以前、お香典返しのカタログギフトで貰った超音波メガネクリーナーを使ってみました。水を入れたトレーに車輪(一編成分36個)を入れて、中性洗剤を数的入れます。数十分漬け込んでからスイッチを入れます。10分たったらトレー毎取り出します。後はティッシュペーパーの上に並べて、一個ずつティッシュで車輪を摘まむように踏面を拭き取ると、汚れがキレイに落ちます。綿棒で一本一本作業するより遥かに効率的です。是非お試しください。午前中で50両ほど処理しました。動力車の場合は津川洋行のブラシタイプのクリーナーがお勧めです。こちらは、レールにクリーナーを載せることで金属のブラシに電流を流します。動輪をブラシに押しつけると動力車のモーターが回転するので、簡単に汚れを除去できます。劣化したトラクションタイヤ(ゴム輪)はちぎれるリスクもありますが、その様な状態なら交換すべきですね。トレーラー・動輪とも、油脂を拭き取り後に黒ずんだ凹みが残ることがあります。これはメッキ剥がれてきた証拠です。この様な部分に汚れが溜まりやすく、車輪交換しか術はありません。消耗品と思って諦めましょう。 余談ですが、最近のマイブームはKATOの飯田線の旧型国電のコンプリートであります。 本題に入りましょう。 HL-1KFXの修理完了  MosFET 全数交換となった今回の修理でございましたが、この週末の作業で何とかクリアでございます。修理は由として、故障原因の検証が必要ですね。今回はMP品のMRF150正規品を使用したため、部品代は云万円に及んでいます。納品後に再び故障しないよう願うばかりでありますが、故障の原因について目星を付けておく必要がありそうです。これらについては最後に纏めておきます。さて、MRF150のリプレイス作業ですが、相変わらず骨の折れる作業でした。通常形状のコテ先ではダメでして、ナイフ形状のコテ先を付けた80Wクラスの半田ゴテ本体が必要です。作業中に周囲のケーブルや部品を誤って焼かないよう、細心の注意が必要です。兎に角、羽根が基板に直付けされたパワトラ類は厄介です。通常形状のコテ先を使用する場合はフラックスを使う必要がありますが、ナイフ形状なら一気に熱が伝わるため、素早く羽根を剥離させることが出来ます。それでも4個を着脱してランド部の古い半田を吸い取り網でキレイに除去し整地するのに約1時間を要します。この際、古いシリコングリスも拭き取っておきます。新しいグリスを十分塗布して新品のMRF150を並べて行きます。今回はhfe(gfs)の近いMP品を4個揃えました。マッチペア2個というのは普通ですが、4個全てを選別するとなるとサプライヤさんも大変です。今回は期待通りのMRF150が届きました。余談ですが、この様な石を装着する際には、羽根の端2mm〜3mm程度を折っておくとよいでしょう。石の交換時に非常に作業し易いです。東京ハイパワーの当時の施工技術は秀逸で、これらが施されているため助かります。  さ〜て・・・装着後はバイアス調整を行います。「MP品なら関係ない??」いいえ、MP品だからこそキッチリとバイアスを取る必要があります。今回は増幅率がやや低めの石でした。パワトラは増幅率が高すぎると厄介です。発振は大敵ですから・・。しっかりバイアスを流してリニアリティを稼ぎましょう。MRF150のIdqは250mAです。ゲート=ソースは12V程度許容される石ですが、一般に3.5V程度が最適値だそうです。何故か交換前の設定は全数2.2V〜2.7Vに設定されていました。2パラ・プッシュプルの片側1ペアにそれぞれVDCが供給されており、バイアス回路も4個別々です。バイアスは、12V系ラインからレギュレーターで8Vに降圧後、逆流防止のダイオードを介してMRF150のゲートに繫がる回路ですが、ドレイン側には常時50V掛かっています。故障してドレイン〜ゲートが越流するとゲート経由でバイアス回路に50Vが流れ込みます。他の石のゲートにも50Vが印加されるため、今回の様な全数故障という事象が発生します。パワトラ損傷の多くはバイアス調整の失敗ですので、慎重にこれらを進めました。最初はバイアスをゼロに設定します。一個ずつ250mA(二個計500mA)となるよう調整、4発全てを調整しました。ゲート電圧を測定してみると、全て3.5V弱におさまりました。調整前の電圧は2.5V程度だったところから、装着されていた石は増幅率が高めであったと思われます。経験上MRF150の場合、3Vを超えた辺りからアイドリング電流の上昇が顕著になり、数ミリVから一気に数百ミリボルトに上昇する傾向にあり微調整を要します。バイアス回路のダイオードと、送信制御の2SC2815も交換しました。エキサイタを繋いで軽く(10W)押してみると、終端型出力系の針が50W…(Read More)

 おはようございます。一昨日はエライこっちゃでした。ご存知の通り、首都圏は4年ぶりの大雪に見舞われ、ラボ周辺の周辺の積雪は30cmを超えました。毎度申し上げますが、ココは“港・横浜”ではなく、“丘の横浜”でして、東京や横浜の気象条件が当てはまりません。3割増しで考えなければならない土地であります。今朝の気温も午前7時現在マイナス2度でした。(都心より2〜3度低い)多摩丘陵は標高100mの稜線沿いで地形的に急勾配も多く、実は雪が止んだ後がヤバいんです。  因みに一昨日の夕方には完全に雪国と化していました。日付が変わる頃に雪が止み、深夜にもかかわらずスコップで雪かきを始めました。我が家の前は斜度10度の勾配、夕方からクルマが何台も立ち往生し完全に自走できなくなったトラックが放置されていました。この後確実に凍結するため、歩道の中央部分を安全に歩行できる様に除雪。ご近所のご主人も同様の作業をされています。一時間ほど作業した後に自宅駐車場の前の除雪を試みましたが、もう体力的に限界・・・。諦めて寝ることにしました。二日経過した今朝、歩道には未だ雪が大量に残っています。車道はブラック・アイスバーン状態ですので、まだチェーンが必要。そんな状況ですが、倅を学校まで送らねばならず、クルマを出しました。普段なら10分も掛からないのですが、学習能力の低いご婦人がクルマをスタックさせ渋滞を引き起こし、迂回して到着に30分を要しました。・・・数日は続きそうです。 HL-1KFX ファイナル交換かかれ!  まだ交換部品は未着です。羽根付きのファイナル4発なので、取り外しに時間を要します。先行して作業に掛かることにしました。昨日の時点で、米国内の空港を出発しています。ハブ空港経由で本日成田に到着予定です。大雪の影響で首都圏のロジもかなり影響受けているはず・・。ヤマトさんも大変そうでした。週末までに届くことを願っています。       TS-900 に着手!!  珍しいリグが入って来ました。こちら、送信はまったくダメ。受信についても3.5MHzと14MHzが死んでます。  まず送信系統はドライブ段以前でトラブってます。ドライブユニットをC’Kするべく、マウントされている各ユニットをソケットから抜こうとしたら、ボロボロとサビが落ちてきました。(外装は比較的にキレイだったのだが)ドライブユニット上のケミコン数個から液漏れを確認しています。この様子だと、他のユニットもケミコン全数交換は必至でしょう。送信時のHV電圧が600V程度しか触れません。本機はTS-900SですのでファイナルはEimacの4×150、プレート電圧は1400Vのはずですから、600Vというのはどう考えても異常です。電源の大容量コンデンサーパンクを疑います。ドライブ段の6GK6を取りだしてみると、ナント足が一本ありません。多分ヒーターです。これでは動くはずがありませんね〜〜。  受信側ですが、一応受信出来るバンドがあるので、最初に疑ったのはHETユニットのロータリーSWです。多くの真空管式無線機のトラブルはココから始まりますので、先ずはケイグの石油系洗浄剤でシャンプー!(笑)。続いて、同じくケイグの接点復活剤をハケで直接接点部に塗布します。その結果、3.5MHzのローカル信号が出るようになりました。残念ながら14MHzは相変わらず出てきません。接点の導通状態を確認し、回路上の半田クラックやコンデンサのサンプリングを行いましたが不具合はありません。やはり水晶振動子(22.825MHz)が逝ってます。こちら交換するより術がありません。市内の水晶屋さんに特注依頼しました。  ファイナルについてはオーナー様が替え球をお持ちでした。(助かります)問題は電源のコンデンサーと6GK6です。前者は耐圧や容量が同じでも、外形寸法が異なるとそのままでは金具に収まりません。オーディオ系のコンデンサー屋さんをあたってみます。後者は国内では調達困難ですね〜〜。RCA辺りの状態の良い球が見つかれば良いのですが。 FT-290MkⅡ リモート対応中  エンジニアY氏が対応しております。こちらご依頼にあったRIT中心付近の感度低下については未確認のままです。周波数ズレを確認しましたので、現在PLLのアライメントを実施中です。T/S…(Read More)