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 おはようございます。10月に入りました。今年も後二ヶ月足らずです。年明け早々にコロナ禍の渦に巻き込まれ、翻弄されるうちに一年経ってしまいそう。


 秋の夜長はオーディオマイクの修理(改造)に勤しんでおります。(趣味)デンスケ沼に両足を取られて身動きできない日々を送っています。デンスケですから据置で使う予定はありません。ww “外に持ち出してナンボ”のテープレコーダーです。 当然マイクも必要ですね。ワンポイントステレオマイクはアイワ製のCM-S1を所有していますが、どうも片チャンネルの吸い込みが宜しくありません。Y!オクを観るとデンスケ時代のECM-99が1K円前後で出品されています。テープレコーダー用なので高域特性が13KHzと、お世辞にも良いとは言えない数値です。せめて16KHzくらいないとHiFiとは言えません。TC-D5Mもメタルテープなら19KHzくらいまで延びています。やはり理想は20KHz。CM-S1は可搬型のDATとセット売りされていたマイクで、俗に言う”デジタル対応”です。こちらは20KHzまで延びています。ECM-99に使用されるECMカプセルはかなり後に出たECM-979まで使用されており、FETとコンデンサの定数を見直せば周波数特性は改善されそうです。S/Nを考えると単三1.5Vでは心もとなく、CR2032による3V駆動として、フォーリーフ製のECMカプセルに改造することにしました。昨夜はその為の下準備、ECM-99を分解して構造を確認しました。ECMカプセルはFET駆動でソースフォロワでした。アイソレーショントランスが装着されており、電池は+GNDです。ソニー製カプセルはネジ留めされ、FETが直付けされています。台座だけ残して纏めて撤去することにしましょう。WM-61A化するブログ記事やYouTube投稿が存在するのですが、本機はカーディオイド特性のアンビエント・マイクなので指向性カプセルが使用されています。無指向性カプセルのWM-61Aを使ってしまうとアンビエント効果が失われていまうのと、音圧限界的に屋外使用には不向きな気がしました。最近秋月で売られているフォーリーフ製の指向性ECMカプセルの諸元を見る限り、音圧限界が130dBと高めであることに加え、高域特性が20KHzまで保証されています。リードワイヤも出ていて作業性も良さそうです。価格はWM-61Aの倍以上ですが、HiFi用途なのでコストは無視します。ソースフォロワ回路を内蔵しているので入力・GNDに加えVDDを引き込む必要がありますが、電池BOX内にCR2032用のケースを転がして、そこからVDDを引き込むことにします。トランスの一次側が乾電池のマイナス端子に繫がっているので、ここを回路のGNDに繋ぎ換え、反対側の端子をECMカプセルの入力端子に繋ぎ換えればOKでしょう。後日、変更した回路図をアップします。

デンスケ沼にはマイクも続々着弾中(ECM-99、CM-S1は以前から所有)
お馴染みのソニー製カプセル
FETも一緒に撤去
フォールーフのカプセルが着荷
ECM-979ジャンクも要修理
センターマイク用を含めトランス3個が入っている

 この他、ECM-959A、ECM-979のジャンクも入手しました。これらも要修理(改造必須)です。ECM-99に改造ベースとして3本調達しました。ソニー製カプセルを流用してFETアンプ周辺をモディしたバージョンも造ろうと思います。近隣を走る東急8500系も絶滅間近、爆音でも取り集めようと思います。笑


HL-728D 診断終了

 2020年秋の東ハイ一台目です。比較的に後期にリリースされたV/Uリニアですね。こちらはMRF650からMRF648に換装されていました。後者の方がパワー自体は出るのですが利得が低いです。オーナー様によりますと、他社修理時に部品調達できずにMRF648に換えられてしまったそうです。MRF650自体は弊社に在庫がありますし、デッドストックとなった場合でも調達が可能です。拝見したところ、動作点を変更する為に諸々定数変更されていました。ここまで弄られていると、仮にMRF650仕様に戻しても基板が耐えられない可能性が否めません。UHF以上のPA基板についてはファイナル交換は一回が許容回数、複数回交換を繰り返してしまうとパターンが僅かに動いてしまい、ストリップラインの特性が変わってしまいます。現状5W入力に対して60W出ていますので下手に弄らず、このまま使い続ける方が良いのではと思い、オーナー様にご進言申し上げました。診断のみでケースクローズです。


HL-130U ご入場

 更に東ハイのアンプが続きます。こちらは少々古いUHFシングルバンドのアンプです。こちらは全くパワーがでません。ドライバのRFCが外されていたのでオーナー様ご自身が修理に挑戦されたものと思料します。オーバードライブさせてしまったのでしょうか、まず2SC3022の故障は確認しました。キャリコンは動作するのですが、バイアス回路が動作しません。バイアストランジスタに繫がるセメント抵抗15Ωが異常発熱しています。どうやら2SC3022のダイオード崩壊にともないVCCがベース側に越流しバイアス回路破壊していまったみたいです。取りあえず2SC3022は届きましたが、広範囲に故障が及んでいる可能性が高く、少々お時間を頂戴します。ファイナルの2SC3102は弊社内に在庫があります。

コレクタ=ベースのダイオード崩壊を確認
バイアストランジスタも故障
2SC3022が着荷
2SC3102は未確認だが、、怪しい

IC-756Pro ご出場

 不思議な症状でご入場となりました。各バンドで送信するとスコープ上にキャリアが確認できますが、Poメーターは振れずANT端子からも出力されません。PAユニットを確認したところ、ファイナルから正常に出力されていてLPFに信号が届いていました。ところがLPFから先に出ていません。バンド切替を行ってもリレーから音がしないためLPFが切り替わっていないのでしょう・・。制御系統を追って行くとCTRLユニットに辿り着きます。バンド切替を行っているICの温度が高めです。「もしや・・」と思い、指でICを押さえ付けたところ、LPFのリレーがカチャカチャ音を立てました。送信してみると、何事も無かったようにANT端子から正常に出力されました。どうやらICからの発熱でハンダが劣化したか、周辺のスルーホールが落ちてしまった様です。続きはYouTubeをご覧下さい。


 これからTS-820V、IC-351を拝見します。皆さま良い週末をお過ごしください。m(_ _)m

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