投稿 From the daily archives: "金曜日, 3月 1, 2019"

 おはようございます。本日も雨模様の横浜地方です。ラボの外では鳥が囀り始めました。晴れてくるのかな? いよいよ平成最後の年度末月に突入であります。勤労者の皆様、ともに頑張りましょう!!  日々ブログ更新やら報告書作成に酷使しているMacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013) の挙動がヘンです。バッテリー切れではないのに突然ブラックアウトします。涙 自慢のRetinaディスプレイにもドット落ちがあります。内蔵スピーカーの片側はコーンが破けているのかビビリ音が酷く、ヴォリュームを上げられません。4個あった樹脂脚の3個は欠損してます。その他ダメージ多数・・・。換える換えると言いつつ月日が経過しています。今回ばかりは待ったナシです。iCloudにバックアップしてますけど、起動不能になると仕事が出来なくなります。趣味で使う無線機とは違い仕事の道具ですので、割り切りは必要ですね。今まで使ってきた何れのMacより貢献してくれた1台です。退役後はハイレゾ用のサーバーにでも使いますかね〜〜。仕事に影響しそうなので、今回ばかりは待ったナシ・・。 FT-625D 修理完了!  お伝えしている通り、外装は「モスボール」から取りだしたような、インスペタグ付きの個体です。電源投入までは問題ありません。受信感度もそこそこ出ています。ところがPTT操作すると100%電源が落ちます。しかもパワーをMINIに絞りきった状態やSSBでMicを絞った状態でも同じ・・。兎に角PTTラインが作動すると電源が落ちるのです。・・・ もう一つは周波数離調です。こちらはヘテロダインの水晶が劣化していきているのでしょうか・・  PTT操作→電源落ちの件・・まず、リレーを外してみました。(ついでに分解して洗浄)リレー以外はトランジスタのコレクタ開閉回路に繫がっているだけです。リレーの先(スイッチ側)は、“RFの送受切替”“TX8V回路”“TX13.8V”回路などが繫がっています。疑わしきは13.8Vです。案の定13.8VがGNDに落ちていました。その先にはBOOSTER UNIT(PAユニット)があって、ドライバ段・ファイナル段のVCCへ供給されます。始はRF増幅素子のコレクタ・エミッタ短絡を疑いました。BOOSTER UNITを撤去して内部を確認したところ、ドライバ及びプッシュプルのファイナル共に故障している様子はありません。しかし、強烈なカーボン臭が漂っています。ドライバ段のVCC端子を兼ねる貫通コンデンサーの近くに黒い煤が附着しています。貫通コンデンサの内側から基板に引き込まれる黄色いリード線のビニール皮膜の一部が焦げて中の銅線が剥き出しになっていました。ピンセットでリード線をずらすと、その下が真っ黒いカーボンで覆われ、焼けた部品が原型を留めていません。どうやらタンタルが焼け落ちたみたい。タンタルの故障モードはケミコンと違い “イキナリ短絡のステーキ状態” に陥ります。(親爺ギャグか・・!) 相当な火炎が出たのでしょう。周りの部品や基板面も真っ黒です。毎度書きますが、カーボン(炭素)は導体です。即ち部品に附着するとDCを通してしまう恐れがあります。まずは、周囲数センチ四方の部品を全撤去して、パーツクリーナーでカーボンを落とします。基板はガラスエポキシ製ですので、紙エポ基板の様に焼け落ちることはありませんが、両面基板のパターンを跨ぐように附着したカーボンは除去しなければなりません。エタノールを綿棒に染みこませ、丁寧に掃除します。タンタルだからって安心はできません。むしろタンタルの方が厄介なのです。場所的にアルミケミコンで代替可能です。カーボン附着が酷いセラコンも交換しました。  周波数ズレの件・・・周波数カウンターの基準周波数を出しているOSCとヘテロダインの離調でした。水晶も流石に40年を超えると精度が落ちてきます。ドリフトはそんなに気になりません。というより、かなり優秀だと思いました。BFOも含めIF全ステージと全発振回路の精密調整を実施しました。 【ご依頼内容】 総合調整・点検・故障修理 以上について修理を承りました。 【工数】 上記作業に3.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 MUSEアルミ電解コンデンサ 10μ/35V (タンタルコンデンサの代替として) 0.01μF セラミックコンデンサ AW線 10cm CAIG D-5 その他 FT-847…(Read More)