投稿 From the monthly archives: "12月 2018"

 おはようございます。平成30年最後の投稿となります。晴天の横浜の気温は午前10時現在で6度です。昨夜は家族が倒れ、夕方から深夜まで救急搬送先で過ごしました。ちょっとバタバタな年越しになりそうです。 FT-847 RJX-601 HL-206V  後期高齢者の父が脳梗塞で倒れました。初期の軽度な梗塞ですんだのですが、救急搬送先にそのまま入院することになりました。救急指定の大病院なので、救急外来は混雑しています。最初「ウチでは診れない・・」と言われたのですが、少々喧嘩して強引に突破しました。結果的に、キチンと診てもらうことができて良かったとは思うのですが、病院は日々同じ様な対応しているんでしょうね〜。7年前には同じ脳梗塞で母が倒れ、処置が遅れたことで脳幹まで梗塞が広がり他界しました。その時の苦い経験があるので、強行突破する決意で挑んだ甲斐はあったようです。年の瀬の厄落としになってくれることを祈るばかり・・・。 FT-847 電源入らず・・   故障修理でお預かりしました。以前にも入場記録のある個体です。今回は電源が入らなくなったとのことです。ヒューズ溶断の後、交換しても復帰しないそうです。調べたところ、電源の間接制御回路のトランジスタ(NPN)のベース側に電位がありません。電源SWが閉じられると、プロセッサに5Vが供給されTTL出力がトランジスタを押してリレーのソレノイドに電流が流れる仕組みです。メインユニットの裏面にある78L05UA(表面実装)の出力電圧2.3Vしかありません。これではプロセッサは起動できませんね〜〜〜。レギュレーターの出力側、即ち5Vの低電圧ラインにGND短絡はみられません。直接5Vを印加させても問段なさそうなので、実験用電源器から+5Vを加圧したところ電源が入りました。電流値に異常はありません。78L05UAの故障によるものと判定しましたが、何故78L05UAが故障したのかが謎です。簡単に交換できる場所ではないので、故障原因が不明のままでは問題アリです。DCラインのヒューズが落ちたことも解せません。内部でショートしない限り落ちない場所です。レギュレーターの故障要因としては異常発振が考えられます。レギュレーター前後のコンデンサも交換しておいたほうが良さそうです。汎用の78L05なら在庫しているのですが、表面実装型の部品はありません。サプライヤに発注済です。今日着けば年内にお届けできるのですが、・・微妙です。 追記:2018/12/29 21:33  78L05と周辺のコンデンサを交換したところ電源は入るようになりました。送受信とも問題無いようです。その他、ファン騒音が酷いとのことでしたので、前後ファンを分解清掃しました。後部ファン(小型)については軸受け部にシリコングリスを塗布、前部ファン(中型)は流体軸受けのため、ミシン油を適量注しました。施工前よりは静かになりましたが、元々静音ファンではないので多少の音は残ります。通常の騒音レベルまでは下がっていると思います。放熱効果が低下するようなら交換をお奨めします。  フロントの汚れも目立ったので、樹脂パーツ類は着脱して超音波洗浄しました。その他気になるところはサービス対応しました。 【ご依頼内容】 電源が入らない ファン異音 以上について修理・作業を承りました。 【工数】 上記作業に工数2.5人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検収・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 78L05UA ×1 0.01μF 16V 表面実装型コンデンサー ×2 シリコングリス 適量 工業ミシン油 適量 CAIG D-5 少量 RJX-601 メンテナンスパック + 照明LED化  こちらは定番中の定番なので内容は割愛します。オーナー様ご指摘の様に変調がやや浅い気がしました。しかし、これは個体差もあるので故障とは言えないレベルです。AMに関してはファイナル周りの同調がとれていないので、+変調になっていませんでした。調整後、キャリア3.5W、AMピークで6W出ることを確認しています。また、VFOダイヤルが意図的にズラされていました。これはNGです。VFOの調整はOSCのコイルとトリマーで行わなければなりません。50MHzはメモリ位置に揃っているのですが、54MHzはVFO…(Read More)

 おはようございます。今朝の横浜は真冬の寒さです。午前9時の気温は6度、年末年始は大寒波の予報も出ていましたね。年内のブログ更新は今日を含めあと2回です。  月曜日が振替休日だったためブログはお休みしましたが、ラボワークは休日返上で対応しました。 IC-726S Mark V IC-775DXⅡ FT-736 注意書き・修理規約をお読みください  またまた「品物送ったのに連絡がないんだけど〜〜!」確認の電話が入りました。着荷確認についてはヤマトのトラッキングサービスでご確認頂ければ幸いです。(注意書きにも記載しています)   また、宅急便の品名欄に機種名の記載が無い場合、後回しになってしまう可能性があります。毎度当ブログでもお願いしていることですが、管理しているトランク(コンテナ)内では内容物の開封確認ができません。(暗くて狭いコンテナ内を想像してみてください)弊社では機種毎に担当エンジニアを決めていて、例えばMarkVを担当するエンジニアは、自分の受持分を確認してトランクから取り出します。ご面倒でも、注意書き・修理規約は最後までお読み下さい。おまもり頂けない場合は、次回以降の修理をご辞退させて頂きます。常に20台以上の修理品をお預かりしておりますが、少人数でやっている超零細企業ですので首が回りません。サービスを継続するためには、皆様のご理解とご協力が必須であります。   m(_ _)m  m(_ _)m  m(_ _)m    そんな訳で3連休返上のラボワークのレポートに入ります。 IC-726S メーター異常?  送受時メーターが振れないとのことでした。確認したところ、受信については全体的に感度が下がっていました。こちらはIFトラッキングで対応、メーターもかなり小振り設定になっていたので、規定値に調整しています。送信については特に問題ありません。BFOの周波数が離調していました。USB規定値 9.016MHz ± 10Hz のところ、9.01754 MHzに離調しておりました。LSB・CWについては誤差範囲です。USBのBFO周波数のみ調整しました。PLLも精密調整を実施しました。 【ご依頼内容】 メーターが振れない 以上について修理を承りました。 【工数】 以上の作業に、1.5人日を要しました。(故障箇所診断・調整・検証・報告書作成などを含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 ナシ  ※1.5人日以下の軽微な作業の為、動画撮影は割愛しました。 FT-1000MP Mark V ブラックアウト  今年は“Mark V”が最多出場記録を更新しました。今日現在、更に2台のMark Vをお預かりしています。もはやRJX-601を凌駕する勢いですね〜〜。汗 その殆どが、“ブラックアウト”現象の修理対応です。本個体も同様の事象でありましたが、同じ箇所を修理した痕跡があります。インバーター故障については毎度書いているので詳細説明は省きますが、本個体はサーマルヒューズが溶断後に交換せず、端子間を短絡処理で済ませるという荒治療の跡がありました。トランジスタの根本付近を中心に黒く焼けた痕が残っています。PCBの炭化には至っていませんが、コレはかなり危険な処置です。故障の根っこと思われるコンデンサと残置されている溶断したサーマルヒューズを交換して、改造箇所を元に戻しました。焦げた部分はカッターで切除後にコーティング処理しています。因みにラインヒューズがあれば平気と仰るガレージ・ファクトリーさんがおられますが、異常発振=異常電流が流れるとは限りません。ラインヒューズの定格範囲内でもトランジスタは発熱します。下の写真がその証拠・・・。トランジスタの根本付近が黒く焼けているのが判ります。  本作業施工時、サーマルヒューズの在庫は残り1本になりました。この調子だと来年も同様のオーダーが入りそうです。今朝、追加発注したのサーマルヒューズが着荷しました。これだけあれば来年は何とかなるでしょう。とは言え後継品種も既にディスコンです。MarkVのバックライト修理も来年が最後になるかもしれません。あっ、ウチはヒューズレスの修理は絶対にやりません。異常発振でPCBが真っ黒焦げになっても責任とれませんので・・・。  オーナー様とお話して“Mark…(Read More)

 おはようございます。薄曇りの横浜地方、今朝は冷え込みました。平成最後の年の瀬まで余すところ10日となりました。仕事関係の忘年会は一段落、学校・友人関係の宴がチラホラ残っていますが、ラボはそれどころではありまへん。 RJX-1011 FT-847(その1) FT-847(その2) WP-273H  ラボの引越が正式に決まりました。来月の後半を予定しています。それに向け色々準備しなければなりません。余剰の測定器やら無線機・周辺機器の処分も始めなければ・・。そんな訳で来月も中旬以降は変則的な対応になりそうです。これで作業効率が改善すれば良いのですが・・・。 RJX-1011 初入場!!  今朝はてんこ盛り、与太話ぬきで本題に入ります。当ラボ初お目見えのリグが上がって来ました。松下電器株式会社 謹製 RJX-1011であります。小生も約40年前に一時所有(もとい借用・・)していました。重厚な内部はまるで測定器のような構造です。他の無線機メーカーとは全く異なる思想で造られていることは一目瞭然。業務用無線機を数多く手掛けていた松下通信ならではといった感じですね。本機はHyGainブランドにOEM供給され米国でも売られました。(本個体はOEM版です) 50MHz専用機でデザインが一緒のRJX-661を並べたカタログ表紙に思いを馳せたOMも多いのではないでしょうか。とにかく、怒濤の超高級機であったことは間違いありません。  「突然聞こえなくなった」とのことです。ラボで最初に電源を入れたとき、ノイズすら聞こえないためAFアンプの故障かと思いました。スイッチを弄っていると微かにノイズが聞こえてきました。SSGから30dBµVの信号を突っこむと各バンドでS2程度振ります。しかし、RFゲイン最大でもS2近く振れています。ノイズが聞こえないのはAGC故障のせいか? いやいやそれだけではありませんね〜〜。送信もアウトです。しかもヒーター電源をONにして1分くらい経過すると激しいノイズが出てきました。終段付近で発振しています。低圧のDCに高圧が掛かった痕跡も見付けました。中・大容量のケミコンは全数交換必至でしょう。送受アウトなことからVFOやPLL周りを探って行くと、局発出力が異常に低いことが判りました。受信感度が低いのはコレが原因か・・・。丸2日掛けて判ったことはつぎの通りです。 (1)主要因の故障以外に、ATT、NOTCHなどのスイッチ類接触不良、並びにRF部のリレーに接点不良が発生。   これらが導通している状態では僅かに入感。 (2)PLL出力が規定値に1/10程度しかない。その為、送受信共に正常動作しない。    受信感度 40dB以上低下   送信出力 最大100mW 程度 (3)終段付近に発振の兆候を確認。(ヒータースイッチONから暫くするとノイズ発生) (4)全体的にケミコン類が劣化。(特に中容量・大容量ケミコンは全数交換が必要) (5)内部のモール材(緩衝用クッション)が劣化(粒化)し、各ユニットに散乱。  これだけでも結構な内容です。構造的に、各ユニットにアクセスするのは至難の業。全分解必至の状態です。長期対応の重篤フラッグが上がる案件ですね。 FT-847(その1)減力改造・総合調整・バンド拡張改造(追加対応)  お馴染みのFT-847のメンテナンスです。12月は3台の847をお預かりしています。今朝までに2台仕上がりましたのでご報告したいと思います。まずは「その1」から。  減力改造箇所は毎度の通りですが、本機は追加で総合調整とバンド拡張工事を施しています。写真を中心にご報告します。 【ご依頼内容】 FT-847 50W化減力改造(改造箇所証明資料付き) 総合調整 その他 7.1MHz / 3.7MHz 拡張帯送信制限解除改造 以上の作業を承りました。 【工数】 減力改造パック工数+2人日を要しました。 【交換部品・使用ケミカル剤など】 減力改造用チップ抵抗×3個 バンド拡張用チップ抵抗×1個 ※追加オーダーのバンド拡張については動画に記録していません。 FT-847 (その2)減力改造+樹脂パーツ類洗浄  「その2」についても減力改造のオーダーです。まだまだ現役のFT-847…(Read More)

 おはようございます。今朝の横浜は快晴、平年並みの気温です。街中はクリスマスイルミネーションに飾られ、近隣の住宅も鮮やかな電飾が輝いています。 RJX-601(その1) RJX-601(その2) HL-726D WP-273H  町内のご主人から頼まれ事です。ご近所からは「修理屋のおじさん」と思われているのか、愚妻が色んな案件を安請け合いしてきます。この前は真空管アンプの修理を頼まれました。それくらいなら良いのですが、最近は時計の修理まで頼まれる有り様。そのうちクルマの修理も頼まれる様な気がします。爆   数ヶ月前、ご近所Yさんのご主人と偶然にも駅のタクシー乗り場で遭遇、少し引っ掛けて帰ろうという運びになり、駅の反対側にある居酒屋で軽く一杯のつもりが4〜5杯のむ羽目になりました。趣味の話で意気投合してしまったのです。Yさんが着用されていた“セイコー5”に小生が反応したのが切っ掛けでした。“小生もガラクタ時計のコレクターで簡単な修理なら自分でやってしまう”という話から、Yさんの貴重なコレクションから壊れて動かなくなった時計を診て貰えないかという流れになり、古いセイコークロノグラフを修理しました。油切れで動きが悪くなっていただけで、分解洗浄し時計用のグリスを塗って復活したのですが、その後次々と動かない時計が拙宅に持ち込まれる様になり、噂を聞きつけた他のご近所さんから今も4個ほど預かっています。ご依頼の9割は電池交換、ブランド物の時計を正規店に電池交換に出すと5万円掛かるケースもあるみたいですね〜。これは愚妻のフランクミューラーです。勿論パチモノではなく、正真正銘の正規品。銀座に行った折、馴染みのエバンスの店長(現役時代の元秘書が嫁いだ先)に診てもらったところ、電池交換だけではダメでムーブメントも交換しないと・・。見積は57,000円でした。クォーツムーブメントなんて原価1,000円以下です。我々のようにデカイ無線機をヒーコラ言いながら上げ下げし、故障箇所を探し出すのに比べれば・・・と思ってしまいますが、時計修理はしっかりとした技能研修を積んだ技術者が対応しますから、当然と言えば当然かも知れません。いやいや57,000円なんて実は序の口で、ロレックスをOHに出したら油差しと調整だけで80,000円取られた記憶があります。クルマもそうですけど、正規ディーラーに出す安心感を買っているのだと思えば納得できる金額ではありますが、しかし、電池交換だけで云万円は高すぎますね。「正規品は防水テストを行っているから費用が高い」と言われていますが、潜水時計でも無い限り、Oリングが劣化していなければ構造上浸水の心配はありませんョ。機械式の分解整備は確かに骨が折れる仕事ですけど、電池交換くらいならシロウトでも出来ますから。しかも電池は全てAmazonで買えます。因みに愚妻のフランクミューラーですが拙宅で分解整備後、ムーブメントは完全に生き返りました。単なるグリス切れでした。念押しですがコレは趣味ですので会社に時計は送らないでくださいね。 RJX-601(その1)  年末にかけ、3台の601が入場しています。全てメンテナンスパックのご用命であります。一台目の個体は内外装とも良好なコンディションでした。VFOダイヤルは大ズレしていましたので、キチンと50.000MHz/54.000MHzでアライメントをとっています。AMのIFフィルタも離調が著しく、FMとAMを切り替えると同じ周波数では正常に受信復調できない状態でした。CAL用水晶を51.000MHz用に交換、FMナロー化対策としてFM変調器の手前にあるダイオードリミッタのバイアス抵抗を交換してデヴィエーションを抑制しています。チェック項目のマイクアンプ周辺については、ケミコン劣化もなくAM変調器のTRからのノイズ発生もなく良好な状態でした。送受IFとPA周辺のアライメントを実施して作業終了です。 CAL 51.000MHz化 改造  水晶発振子1個を交換しました。29.000MHz → 30.000MHz FMナロー化 対策工事  R80 FM変調器バイアス抵抗値を偏向 12KΩ → 68KΩ AM/FM 変調部周辺ケミコン類点検交換 → 全数異常無し VFO…(Read More)

 おはよございます。冷たい雨が降る横浜であります。久しぶりのレギュラー投稿になります。先週は測定器一斉校正のため無線機修理のラインを止めました。溜まったご依頼案件処理のためラストスパートであります!。 今後の修理について  悲しいかな1GHzオシロ1台とユニバーサル・カウンタ1台が校正(較正)落ちしてしまいました。社内修理(既にメーカー対応不可)または廃棄の選択を迫られております。サブ・ライン用の機材なので作業に影響はしませんが、繁忙期には戦力不足です。ラボ移設後に考えようと思います。 忘年会オンパレード  先週は忘年会4件に参加しました。無線機修理が無いとは言え決算書作成のため連日徹夜続き、そんな合間を縫うように宴会を梯子しました。 仕事関係の忘年会  学校・仕事の先輩である“パナソニック賢次”さんを囲む宴を「銀座 長寿庵」で開催しました。オーナー社長も塾出身。前回開催時は、偶然にも志木高OBグループ(勿論面識無し)と遭遇、老舗団子屋の娘で後輩のアナウンサーTEがリードする“若き血”の合同大合唱で店内が騒然となりました。この時期、この様な異様な光景が各所で繰り広げられております。無関係な善良市民の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしております。m(_ _)m 今年は元役員の大御所YSさんも参加し、非常にお行儀の良い宴でありました。(爆)パナケン先輩から「お前の体は本当に大丈夫なのか?」等とお気遣い頂き、目頭が熱くなってしまった小生であります。大御所お二人は親子二代に渡りお世話になっております。尚、このメンバーとは3月の川奈コンペで再開予定です。益々お元気な両大先輩よりエネルギーを頂戴した夜でありました。 無線関係の忘年会  こちらは所属クラブのJA1YSW JARL武蔵野クラブ 城南地区小忘年会であります。当クラブについてはご存知の方も多いかと存じますが、東京西部地区を中心に活動する創部60年を超える由緒あるアマチュア無線クラブであります。小生なんぞは宴会にしか顔を出しませんが、クラブ自体はかなり活発に活動中です。小生の活動はもっぱら人集めであります。アクティビティの高い人も、そうで無い人も大歓迎というのが当クラブの良いところです。会員数は130名を超える大所帯のため、個人コール同士で繫がってもJA1YSWメンバーであることを名乗らない限り、お互い気付かずにすれ違うケースも多々ありますが・・(汗)。当クラブについては公式ホームページをご覧下さい。最近は城南支部の会合にしか出ていませんが、コンテスト参加だけでなく、定期的な技術講習会(小生も登壇した)や全体会合、分科会会合など、都内・神奈川・千葉・埼玉を中心に開催しております。名称の「武蔵野」にこだわることなく門戸を開放しておりますので、入会をご希望の方は小生(JG1BVX)のJARLアドレス宛にメールを頂ければ幸いです。推薦状書きます。(笑)  因みに、城南地区ではフリーライセンスラジオ(特小・デジコミ・CB)の分科会を立ち上げようという話が出ています。4アマ予備軍育成の為にも是非活性化させたい動きですね。ということで、今回はJJ1LMK(よこはまKNY91)局がメンバーに加わりました。YSW忘年会の後、地元たまプラーザの与太郎での二次会にお付き合い頂き、ありがとうございました。 今後の修理予定について  本日よりライン再開です。再開と言ってもすぐに年の瀬が迫っているので、悠長なコトを言っていられる状況ではありません。ネジを巻き直して頑張ります。以下の順番でご入場です。型式名記載の無い修理品が幾つか入って来ていますが、倉庫内で開封できないため、順番が後回しになりますことご了承ください。 RJX-601(その1) RJX-601(その2) RJX-1011 HL-726D FT-847(その1) FT-847(その2) その他の無線器など  それでは今週も宜しくお願いします。m(_ _)m   &nbsp…(Read More)

 おはようございます。寒い朝を迎えた横浜であります。ソフトバンク・ショックから一夜が明けましたが、公私共に大パニックでした。“キャリアの一択はハイリスク”ということを身をもって体験した1日でした。 今日の修理レポート IC-736 FT-736 Mark V 悪夢は突然やってきた  我が家は家族全員ソフトバンクユーザーです。しかも家電話、モバイルWiFiなど、電話に絡むアイテム全て、「ホワイトプラン」(お得意の“ソフト縛り”)の対象になっているのです。勿論インターネットも・・・。以前はドコモやauを併用していましたが、“割引き”に釣られ全てのモバイルツールをSB化してしまいました。こんなことになるとは・・・。おいおい会社も全部ソフトバンクじゃん!!!  お昼過ぎのこと、テレビ会議の時間が過ぎても呼出が鳴らないため、facebookメッセンジャーで先方をプッシュしたところ、“電話が繫がらない”と・・。二台持ちしているiPhoneが何れも“圏外”表示です。「バンクはベストエフォートだし偶にあること。すぐに回復するだろう・・」と高をくくっていました。ところが二時間経っても“圏外”継続、その時点でSBのサイトには「只今電話が繫がりにくい・・云々」の悠長なメッセージが表示されていて、「そのうち直るから気長に待ってよ!」的な、ゆる〜い感じしか伝わってきません。「あれ、そう言えば今日は固定電話に何処からも掛ってこないな〜〜」・・・まさか。ナント、固定電話も繫がりません。おいおいおい・・・、営業損失なんですけど〜〜〜〜。FAX用に使用しているCATVの固定回線から、自宅・会社双方に電話してみたところ、SB携帯と同様の “電波の届かないところに居られるか電源が入っていないため掛かりません” というメッセージが流れます。固定電話は光ブロードバンドのオプションサービスなので有線です。「固定なのに“電波が届かない・・?”」「いったいどうなってんだ!!」  そんな状況が20時過ぎまで続きました。電子決済が当たり前の世の中、現金決済派に戻るわけにも行きません。個人レベルの危機管理術として、複数台持ちは別キャリアで契約したほうが良いみたいです。  そんなわけで、昨日会社・携帯にご連絡頂いた皆様にはご迷惑をお掛けしました。全部ソフトバンク、いや “エリクソン” が悪いんです。m(_ _)m IC-736 ローバンドが使えない・・  数年前に一度メンテナンスさせて頂いた個体です。前回は確かハイバンド側の故障だったかと思いますが、今回は7MHz以下のバンドが聞こえなくなったとのこと。IC-736の持病、HPLアンロックが始まった様です。(YouTubeで間抜けなこと言ってます。スミマセン)ご相談には記載されていませんが、アンロックの場合は送信もアウトになるはず・・。こちらは案の定でした。7.9999MHz以下を受け持つHPL回路のロック電圧を測定したところフラフラと上下しています。フィルタ部のトリマーを小突くと揺れが止まりました。ロック剤が切れて調整部がグラグラになっていたみたいです。実はこれ、当時のアイコム機に共通する不具合なんですね。再半田して再調整後、ロック剤を再塗布しました。それと低電圧5Vラインの電位も安定しません。レギュレーターIC の7805前後に付いているケミコン2個を交換しました。一応、動作は安定して、1.9MHz、3.5MHz、7MHzで送受信可能な状態に戻っています。リファレンスもズレていたので修正しました。  本機は外装コンディションは割と良い方ですが、樹脂劣化は進行中です。「大切に使われている感」が伝わってきます。こちらもパネル周り、接点類の洗浄・処理を行いました。   【ご依頼内容】 ローバンド受信不可の修理 以上について作業を承りました。 【工数】 上記作業に、工数2.2人日を要しました。(故障箇所診断・部品交換・調整・負荷試験・報告書作成を含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 10μF /16V アルミ電解コンデンサ×2 (25V耐圧使用) シリコングリース 中量(樹脂保護、VFO軸に使用) CAIG D-5 中量 (ジャック・VR・スイッチ接点洗浄・修復) CAIG D-100L 適量 (ジャック・VR・スイッチ接点洗浄・修復) エタノール 少量 モール 他 FT-736…(Read More)

 おはようございます。昨日は夏のような日射しで日中は25度を超えた横浜であります。夜中に雨が降り薄曇りの朝を迎えました。気温は高めです。寒暖差で体調を崩さないようにしましょう!!  今日から記事にアンカーを貼ることにしました。「オメ〜の与太話なんて聞きたくね〜よ!!」という声もチラホラあるとか、ないとか・・・。 FT-847S リポート TS-120V リポート 本日のネタ  今日のネタは特小トランシーバです。最近フリーライセンスラジオに傾倒しておる小生でありますが、アルインコ DJ-P24L、アイコム IC-4300L、同 IC-4350Lが届きました。実は先日倅に“特小トランシーバ遊び”を体験させたところ興味を持ったようです。我が家は娘が1アマ、嫁が4アマを持っています。娘については高校3年生の時に大きなエサをぶら下げて免許を取らせましたが、悲しいかな大失敗!!。免許は取ったものの一度も開局することなく今日に至っております。どうも毛嫌いしている様でして。嫁についても開局はしたものの小生以外とQSOしたことがありません。無線を生業としている家庭なのに何たるコトでしょう。倅ぐらいはキッチリ洗脳しようと、コトある毎に“無線を見せて”きましたが、「無線って何が面白いの? スマホでいいじゃん!!」と返される始末。  ところが、先日倅の友達数人が我が家に遊びに来たときのこと・・。近隣の大きな公園で“隠れん坊”をやるというので、「それなら無線使ってやったら面白いぞ!」と特小トランシーバを持たせました。最初はPTT操作もままならない状況でしたが序序に送信のコツを覚えたようで、いつの間にか上手に使いこなしていました。メルカリで4台 5,000円で購入したケンウッド UBZ-L3がこんなシーンで活躍するとは思いませんでした。この機を逃す手はありません。一気に洗脳すべく、先ずは比較的に飛びそうな現行の特小機を何台か揃えて、倅と遊んでみることに。そんな訳で、上記のアルインコ DJ-P24L、アイコム IC-4300L、同IC-4350Lを大人買いした次第です。ww  YouTubeにこれらの比較動画が載っています。何れも受信性能が中心ですが、ロングアンテナ搭載機種の中では何故かアルインコ製のモデルが好評価となっています。送信については如何なものか、科学的に調べてみたくなりました。良いアイテムがあります。“SURECOMのSF-103”は電界強度が測定できる周波数カウンター、それぞれのトランシーバから同一条件で送信した際の電界強度を測定しました。また、周波数の近いアマチュア無線機としてヤエスのVX-3(Lowパワーモード)のデータも参考計測してみました。面白い結果となったので記しておこうと思います。電波暗室内での試験ではありません。あくまで趣味レベルのテストであることをご理解願います。  尚、特小トランシーバはレジャー周波数の3ch(アイコム 14chに相当 422.2245MHz)に設定、トランシーバと測定器の距離はピッタリ1mです。アンテナの高さも影響しますが、ホイップアンテナの給電点は“ほぼ”同じ高さです。送信出力はご存知の通り全て10mW(のはず)です。アマ機のVX-3は430.02MHz 0.1Wです。測定距離の1mは、波長70cmとした場合に1/4λ × odd-nに近い距離なので理想的です。本来なら、各周波数毎に距離を設定すべきですが、趣味レベルなのでお許しください。実際に数センチ単位で±2dBm程度変動します。(あ〜結構大事かも)  こんな結果となりました。 1位 アルインコ DJ-P24L 1m 電界強度:-13dBm、422.2242MHz…(Read More)

 おはようございます。薄曇りの横浜は平年並みの気温まで下がりました。師走に突入であります。拙宅では床暖のスイッチを入れました。いよいよ本格的な冬の到来でしょうか。  週末は休日返上で無線機修理に勤しみました。プライベートなネタは全くありません。(汗) 既にお知らせしているとおり、来週は定例の「測定器校正週間」に突入のためラボワークはお休みします。発着荷管理はヤマトさんにアウトソースしていまので通常通りです。 無線機修理について  無線機修理をご依頼頂き、誠にありがとうございます。小生がプライベートで承っていた時代を含めますと7年目に突入であります。その間に修理納品させて頂いた数は10月末時点で1032台となりました。Googleの検索ランキングでも常に上位に表示されるようになり、本当にありがたく思います。会社にとっても主業務となりつつあり、持続可能なサービスとしての業務効率改善に取り組んでいるところです。今期はスペアナ4台、オシロ2台、基準信号発生器1台を新調しました。以前は非公式にスプリアス測定をお受けしておりましたが、来年はメニューに追加予定です。また、消費税増税に合わせ、PayPal手数料のゼロ化も実施したいと考えています。2ライン以外は在宅ワークになるため取扱可能な無線機に限りがありました。以前は2ヶ月お待ち頂くこともございましたが、発着荷管理をアウトソースできるようになり、1ヶ月待ち以内に短縮できました。喫緊の課題はやはりエンジニア不足です。現在、小生を含め4名のエンジニア(2名は在宅ワーク)が無線機修理に従事しておりますが、まだまだ人出が足らん状況です。腕に自信のあるOMさん、一緒に無線機修理やりませんか??(笑)  今更ですが、無線機修理はこちらhttps://tbhd.jp/rigdoc/でお受けしています。無線機をお送り頂く際には、宅急便伝票の品名欄に必ず無線機の型式名をご記入ください。また、ご依頼者とお申し込み頂いた方が異なると照合ができません。(同じ型式の無線機が複数台着荷する場合など)型式名が記載されていない場合、順番が後回しにされてしまう可能性がございますのでご注意ください。また、コメント欄に無線機修理についてのお問い合わせを書かれる方がおられます。コメントに返信しますと内容が全て公開されてしまいます。メールアドレスや電話番号などを書かれますと返信できませんので、必ず上記リンク先からお願いします。  以上、度々お願いしていることですが、どうかご理解頂きたくお願い申し上げます。 Mark V ブラックアウト + 出力不足の修理  当ラボでは“何故か”RJX-601に次ぐ最多入場数を誇るMark Vであります。中でも圧倒的に多いのが「ブラックアウト」です。バックライトはACで動作しますが、これはインバーターで生成されます。本機のインバーターはトランジスタ2石とコンデンサによる発振回路で構成され、多くはフィルムコンの故障に起因する異常発振によってトランジスタが暴走し、発熱または入力のDCに大電流が流れることで、回路保護用のサーマル・ヒューズもしくはチップヒューズが溶断します。今回は熱暴走によるサーマルヒューズの溶断でした。このサーマルヒューズは入手困難で、部品自体は既に製産を中止しています。デバイス・メーカー推奨の代替部品もディスコンになっておりヒューズを直結するOMがおられますが、最悪トランジスタの故障だけでは済まず、負荷側のトランスやバックライトを焼き切ってしまう恐れがあり修理不能となります。偶にチップヒューズ・サーマルヒューズ共に直結されている悪質な修理痕のある個体が入場してきますが、これは言語道断!!! 果たして、これを修理と言うのか??? チップヒューズについては自然劣化で溶断する場合もありますので、こちらも予防交換した方が良いかもしれません。  もう一つのご依頼はパワー不足の解消です。14.175MHzで測定したところ190W前後出ていました。恐らくBLF147またはBLF145(ファイナル・ドライバ)の特性変化によるものでしょう。どうもこれらの石はあまり頑丈ではないみたいです。RTTYや28MHzのFMで最大出力運用されることは避けた方が良いですね。処置としては送信IFのゲインを少々深めに設定し、14.175MHzで定格+10%の範囲に調整しました。このままだとローバンドでは300W近く出てしまいます。DSPのアライメントメニュー(ソフトウェア調整)で各バンドのALC閾値を調整可能ですがステップ式のため大ざっぱな調整しかできまん。他のバンドよりも絞り気味に設定しました。正直なところ190Wから210Wに上がっても相手方のリーダビリティが変化するとは思えません。ゲインはアンテナで稼ぐか、リニアを繋いでエキサイタ側の負荷を下げるような運用をされることをお奨めします。BLF147、BLF145とも正規品は品薄で価格が高騰しています。 【ご依頼内容】 LCDブラックアウト修理 送信出力不足解消 以上について作業を承りました。 【工数】  上記作業に、工数2.5人日を要しました。(故障箇所診断・調達・施工・調整・検収・報告書作成を含む) 【交換部品・使用ケミカル剤など】 フィルム・コンデンサ 0.068μF×1 熱溶断ヒューズ×1 基板コート剤 少量 小結束バンド×1 今後の修理予定について  冒頭でも書きましたとおり、来週はラボワークをお休みします。着荷中の修理品に関しては、なんとか今週中に仕上げたいと思います。12月10日着荷指定のご予約については通常通り弊社にお送りください。校正が済み次第、順次作業に取り掛かります。今週の着手予定は以下の通りです。 TS-120V 第1ライン FT-847 第2ライン Mark V 第1ライン FT-736M 第2ライン IC-736 第1ライン RJX-601 第1ライン その他の無線など  今週も宜しくお願いします。m(_…(Read More)