投稿 Posts by: "jg1bvx"

 4月になりました。新しいシーズンがスタートしているはずなのに心は真っ暗です。やはり一度封鎖して、徹底的に対処してほしいです!!。

 2月以降アルバイトを含む全スタッフがテレワーク対応していますが、エンジニアの一時疎開でリソースが足りません。(誰一人、感染はしていません!) お手伝い頂けるテレワーク対応が可能なエンジニアさんを急募中です。無線機・オーディオ機器の修理業務を経験されたことある方で、ご自宅に必要な測定器をお持ちの方がおられましたら弊社までご連絡ください。小生のメールアドレス  ※@jarl.com宛、facebook、twitter宛にご連絡頂ければ幸いです。この様な状況で雑務に振り回されており、無線機修理に手が回らなくなっています。納期遅延が発生していますが、どうかご理解頂きたくお願い申し上げます。※コールサインは JG1BVXです。

 尚、先月よりブログの更新頻度を下げさせて頂いております。当面の間この様な状況が続きますことご理解ください。

GR-78 検査終了

 懐かしいHeathkit のGR-78です。プリセレクタがドラム式のBCLラジオです。全体的な感度不足や接点不良が発生しまともに動作していません。値札付き(微笑)でお送り頂きました、15K円で完動品としてご購入された様ですね。残念ながら「完動」とは程遠い状況でした。まず全バンド、殆ど聞こえません。内部CALとSSBのディテクタは動作しているようですが、AMにするとウンともスンともいいません。汗 これはMODEセレクタSWの接点不良みたいで、CAIGで洗浄したら一応復調するようにはなりました。しかし相変わらず全バンド感度不足です。局発よりIF側の不具合とみて調べて行くと、IFTのコアが突き出ている部分を見付けました。コアが5mmほど突き出ていて中に入りません。ボビンがコイル収縮で締め付けられているのかと思い中を覗いたところ別のコアが中に埋まっています。角が割れていて回りません。コアが取り出せなくなって、継ぎ足して特性を補間しようとしたのでしょう。全然補正できていませんけど・・。汗 ここを直さないとヘテロダイン側の修理調整は困難です。勿論IFTに換えはありませんので、コイルを修理するしかありません。シールド撤去→コアボビン撤去、コア粉砕除去、コアボビン取付→シールド取付→新規コア交換という流れですが、この作業だけで半日掛かってしまいます。そして最大のネックは改造箇所です。AC電源の機能を何からの理由で使用不可にされていました。複数箇所で配線が切断されています。また、不明の基板が増設されていました。回路図に無い場所、有るはずの配線が無い場所・・ちょっと工数が読めません。汗汗 インテリアとして素敵な個体ですが、実用機としては今時の短波ラジオに敵うはずも無く、コストを掛けて直す意義の有無についてオーナー様とお電話でお話しさせて頂き、修理中止とさせて頂きました。実はIFTの他に幾つかのバンドで局発が出ていない可能性がありました。水晶を特注するなどするとバンド毎に10,000円程度の費用が掛かってしまう恐れがありました。現状中波については低感度ながら聞こえています。プライベートで少しずつ直す案件でしょうか・・・。

あれ切断されている
AC電源機能解除??
このユニバーサル基板は?? AC撤去されているのにリップル対策????
あれれ・・・
コアが割れてる・・
これは断線か??

AL-811H 検査終了

 Ameritron AL-811Hです。つい最近までMFJで扱っていたアンプですね。こちらは811A×4本タイプになります。製品価格自体が安価だったため、日本国内でも相当数が出回っているのではないでしょうか。今回のご相談内容は、パワー半減と電源スイッチ故障修理のご相談です。外装はとても綺麗なのですが、内部はかなり埃堆積が顕著です。真空管ソケットの真下付近に黒く煤けた部分を確認しました。筐体分解を要するので回路図での確認のみ行いましたが、パスコンが怪しいです。プレート同調点がかなり上ずれしているので当初球ボケを疑いましたが、そうではなく2本が異常発熱を起こしプレート端子が剥離していることが判明しました。即ち2本しか動作していない状態です。パワー半減の訳は理解できました。811A以外では572Bでもよく見掛けるトラブルですが、球が熱くなりすぎてプレート端子が溶けてしまう症状(プレートリードの発熱溶断+エポキシ劣化)かと思われます。恐らく球を交換しても、発熱の原因が特定できないと意味がありません。IPを確認すると低出力時にも関わらず、大電流が流れていることが判りました。しかもディップ点で下がりきりません。やはり同調回路のどこかが故障しているものとみて間違いなさそうです。単純な球交換とはいきませんね〜。電源スイッチには250V/15Aのロッカースイッチが使われています。こちら、Ameritronの継承会社であるMFJに部品在庫を問い合わせましたが、”no stock”  “discontinued”の返答でした。デバイスメーカーの Carling Technologies 社に直接問い合わせたところ、後発品で寸法形状の合致する製品があることが判りました。今回は診断のみのオーダーですの、故障箇所の特定だけでお戻しします。結露ショートの可能性大

開胸!
埃堆積多め
HV確認
300V低下・・ブロックコン異常?
真空管ソケットの真下が黒く煤けている?
あれ?? ぐらぐらだぞ!
あらまぁ・・
ボロボロ・・異常高温に?
こっちも・・
同じです・・・
結露ショートの可能性大ですぅ
ロッカスイッチはディスコン・・後継品で対応可能
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