週明けです。【2021/11/22】

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 お疲れ様です。今日はお全国的に天気が崩れています。昨日は大和市で3試合のボランティア監督をやってきました。・・もうヘトヘト。明日も相模原で3試合です。ラグビー日本代表はスコットランドにギリギリのところで敗れました。しかし内容はドンマイです。来週は富士スピードウェイSuper GT観戦であります。

 先週のClubhouseは「今時の中華無線市場」についてお話しさせて頂きました。昨今、AliExpressやeBayなどで中国発のアマチュア無線アイテムを購入されるケースが増えていると思います。ハンドヘルドPCに始まり、大ブレークのNano VNA、BAOFENG、XIEGU、TECSUNに代表されるメーカーの台頭など、確実に日本のアマチュア無線市場にも影響を及ぼしつつあります。数年前まで「所詮はmade in chaina」などと揶揄されたものですが、ここ数年品質向上がなされてきたのも事実です。小生が直面しているサプライチェーンの世界に於いては、未だに信用できない業者が存在するのも確かですが、メーカーやアッセンブル業者については体質改善が進んでいる様ですね。相変わらず「パクリ」が日常的に行われていることを除けば、ユーザーとしては有り難い限りです。

 さて、最近中華アマチュア無線”パクリ・トランシーバー“が話題になっています。AliExpress(Alibabaのコンシューマー向けサービス)で”アマチュア無線”のキーワードで商品検索すると、トランシーバー、アンテナ、リニアアンプ、キットなどの興味深い商品コンテンツが無尽蔵に出てきます。当ブログやTKチャンネル(JJ0JXOさん)のYouTube動画でもお馴染みの JPC7 / PAC12や、プチブレイク中のATU-100(アンテナチューナー)など、何れもオリジンは欧米由来のアイテムを上手く製品化して、安価に手広く販売していますね。これらの商品は出所の知れない所謂”ノーブランド”です。AliExpressでも複数のマーチャントが同一の商品を異なる価格設定で販売していますが、どうやら根っこは同じみたいです。

 今回興味を持ったのは某趣味誌にも取り上げられたUSDX SDRトランシーバーです。実は “QCX Project” (QRP Labo.)として、有志のアマチュア無線家達がGithub上のオープンソースとして知恵を出し合っているSDRトランシーバーを製品化したもので、小生はその諸元を目にしたた時、思考停止状態に陥りました。しかもそれらを実現しているプロセッサーは秋月で300円程度で売られているものです。Revも進化を続けており、Githubのドキュメントを追いかけるのが大変でした。これらはArduinoで書かれたC++のファームウェアです。Nano VNAの時もそうでしたが、潤沢な半導体資源を背景に安価に製品化してしまうのが深圳の底力ですなぁ。

 AliExpress で検索するとこんなに出てきます。これらは箱こそ違えど、全てQCX Project のクローン機です。Nano VNA同様、細部の仕様が異なりますが、ほぼ同一内容と言って良いでしょう。HF8バンド(何故か12mは除外)仕様で、USB LSB CW AM FM に対応します。Githubの記述には、3.5MHz〜50MHzをカバーする仕様となっており、恐らくプロセッサーリソースの都合で8バンドのみ選択する仕組みではと想像しています。即ち、デフォルトでは60mがON、12mと6mがOFFになっている様ですね。そしてCWデコーダーも搭載しており、IQ信号も出力可能です。バッテリー駆動で5W、外部電源(12V)で10W出ます。Refには0.5ppmのTCXOを搭載、VFOはA/B搭載しておりSplit運用も可能です。中級機HF機以上の機能を搭載しており、まるでエレクラフトのKX2に近い仕様です。(筐体内にマイクも内蔵)ユニークなのはPTTが二箇所に付いていて、側面の補助PTTボタンはCW送信用とのことです。UART(シリアル)はTS-480互換のCATコマンドに対応していて、FT8やリモート運用も可能とのこと。これだけの内容で、送料込み2万円を切ります。Clubhouseクラブの同僚局とともに”人柱として挙手“しました。(爆) 2種類のデザインが異なるUSDX SDR機をオーダーしたところです。RHM8B、RHM10、RHM12などの実験用にも最適です。因みに昨今のスプリアス問題も意識して開発されている様で、これらのパッケージには8バンド分のLPFが搭載されています。先ずはこれらを入手して、実際どの程度のものなのかを検証してみたいと思います。Githubにはブロック図や回路図も公開されています。(オリジナルとはRFフロントエンドが異なる?) デフォルトは60mバンドの送信が可能となっていますが、ファームのフラグダウンだけで対応できそうです。どうせならコロナ隠りのウチに試したかったですね〜〜〜。因みにAliExpressで注文するならBlack Friday(11/25)を待った方が良いかもしれませんョ 

 因みに、このパクリについてはご本家の逆鱗に触れているようです。一人のコンシューマーとしては安価に完成品が手に入るのは嬉しいことです。Githubでオープンソースとして開示している以上、それを商業目的で使われても仕方ないことかも知れません。但し、開発の経緯や精神などついて、十分な敬意を払う必要があることを忘れては行けません。この商品の評価と共に、開発グループにドネーションするムーブメントが起これば良いと考えます。下記に開発メンバーのサイトURLを貼っておきます。(パクリの部分はGithubに公開されているソフトウェア? PCB等は別物??)

Usdxソフトウェアオープンソース::
https://github.com/threeme3/QCX-SSB/tree/feature-rx-improved

ハードウェアオープンソースサイト:

https://dl2man.de/ドネーション可能
https://antrak.org.tr/blog/projeler/usdx-an-arduino-based-sdr-all-mode-hf-transceiver-pcb-iteration-v1-02/
https://www.qsl.net/py2ohh/trx/usdx/usdx.html

 話をAliExpressに戻しますが、兎に角無線関係のアイテムが大量に扱われています。トランシーバー等そのままでは日本国内で使え無い物もありますが、安価なので「ひとつ騙されてみるか〜〜」程度にポチってみては如何でしょう。因みに、最近の”made in china” はATU-100にしろNano VNAしろ、十分実用に耐える製品ばかりです。

 

 尚、ご購入に際しては自己責任でお願いします。ご質問にもお答え致しかねます。m(_ _)m  


作業中

 只今リレーの到着待ちです。コロナの第6波ブレークが広がりつつあり、再びサプライチェーンの動きが鈍くなっています。ご迷惑をお掛けしますが、少々お待ち下さい。


ご出場

 久しぶりの9000シリーズですね〜。こちらは町田事業所取扱の案件です。検査は横浜事業所で行いました。こちらは変調に「風切り音のようなノイズが混入」とのことでした。


ご出場

 複数箇所不具合に加え、内部腐食が進行中の固体でした。調達困難部品があり一部回路を変更しています。送受共に正常になりました。オーバーホール対応です。


FT-736X ご出場

 ライン長担当案件です。50MHz〜1200MHzまでのユニットを搭載していました。1200MHzについてはRFリレーが入手出来ません。内部洗浄しましたが、ソレノイドが弱く接点不良が出ています。こちらは修理不可ですが、他のオーダーは全て対応させて頂きました。


今後の修理予定について

 長期案件に大きな動きはありませんが、横浜事業所案件についてはボチボチ作業しております。HL-726Dについては上に書いているとおりです。NRD-92は指定のコンデンサ入荷待ちです。上尾のTS-770はファイナル入荷待ちです。順番が前後しますが、概ねご予約通りに対応中です。尚、出場予定であったFT-102について、検査で不具合が見つかった為、再度ラインに戻しました。m(_ _)m

  1.  入場中 長期対応 作業中(上尾3)
  2.  入場中 長期対応 部品待ち(横浜2)
  3. HL-726D  入場中 作業中 部品待ち(横浜1) 
  4.  入場中 長期対応 ライン空き待ち(横浜2)
  5. FT-102  入場中 出場検査不合格 ライン戻し (上尾1)
  6. TS-770 入場中 部品待ち 作業中(上尾3)  ——  部品調達に時間を要しています。
  7. ICF-PRO70 入場中 部品待ち 作業中(上尾3)  ——  部品調達に時間を要しています。
  8. IC-551 入場中 作業中(町田1)
  9. FT-1000MP  入場中 (横浜2)
  10. その他 10月28日以降にご入場の修理品など

 

  • Aperture: ƒ/1.5
  • Camera: iPhone 13 Pro Max
  • Focal length: 5.7mm
  • ISO: 160
  • Shutter speed: 1/60s

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