週明けです。【2021/08/30】
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“さようなら夏!!” 8月も今日で最後。子供達は明日以降も休校のままです。仕事は相変わらずのリモートワークですが、エンジニアさん達にはこのスタイルが定着してしまいました。効率が良いのか悪いのか・・・??
週末は久しぶりに無線三昧でした。コロナで外に出られないのもありますが、寄り合いのClubhouse CQアマチュア無線クラブの面々の間で俄に流行りだした144MHz 国内DXに小生も傾きかけています。コロナ禍の二年弱、無線のアクティビティと言えば6mのローカルQSO以外はFT8かフリーライセンスの市民ラジオがメインでした。モデレーターの JJ2ONH 加納さん(144MHzDXの伝道者)、KAORINこと JR2NMA 森本さんのリードにより、いつの間にかメンバー全員が2局の追っ掛けに必至になってます。(爆) いやいや楽しいんですよホントに。 市民ラジオでしか味わえなかった限界ギリギリの世界が144MHzのSSBにあったなんて目から鱗です。思えば開局して40数年、144MHzってハンディー機かモービルのFM、コンテストの時のラバスタCWくらいしかやったこと無かった気がします。430MHzと1200MHzはビームアンテナを上げたこともありますけど、144MHzだけはGPオンリー。Clubhouseの面々が次々とアンテナやリグを強化して参戦するなか、当局は地上高15mHのGPという何とも頼り無い設備で参加していますが、海抜85mで西に開けている高台というロケが幸いし、2m職人お二方の移動運用を辛うじてフォローできています。当地神奈川県北部から2エリア方面を眺めると、丹沢や箱根連山が立ちはだかり、その先には富士山があるため直接波は通りにくい環境です。恐らく、北関東か甲信越方面の高い山に反射して届いているんだと思いますが、コンディションが良いと59オーバーで受信できる時もあるんです。週末はお二方が岐阜県揖斐郡揖斐川町からサービスされ、なんと144MHzで “one day AJD“ を達成されたそうです。「ダクトでも出ていたのかな?」「15エレ2列の威力??」それにしても凄いですね〜。朝から夕方まで運用されていましたが、安定して入感していました。”これ以上アンテナ高く出来ないし、HFはFT8だらけになってしまったし、144MHzはアリだなぁ〜”と思う今日この頃です。自分は早々にレポート交換できたので、夕刻に近隣の横浜市青葉区”花桃の丘”に上がって受信チェックしました。岐阜県揖斐川町からの144MHz SSB波はアベレージ54で入感していましたョ。偶然居合わせたローカルのKQIさんにもPR。 (モビホ+車載のFT-857DMで確認) この盛り上がりに参加したい方は是非 Clubhouse CQアマチュア無線クラブ にお立ち寄り下さい。毎週土曜日のPM9:00からClubhouseでワチャワチャやってます。以前は招待制でしたが、Android、iPhoneで誰でも参加できるようになりました。
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追記:2021/09/01
クラブメンバーのJE1ICUさんが配信されている「赤城南麓ライブカメラ」に素晴らしい動画が載りました。同日、前橋=岐阜・滋賀に於けるQRP 1W交信の実録映像です。
SUAOKI ジャンプスターター お役御免 代替はPDパワー付きのモバイルバッテリー
移動運用で酷使したジャンプスターターバッテリーが限界に達しました。ほぼKX3の10W運用と偶にFT-857のSSB 50W運用に使っていたバッテリーです。充放電回数的にいつ限界が来てもおかしくない状況ではありました。二次電池は使い方如何で寿命が大きく変わりますね。まぁ予定使用期間を少し超えましたから由としましょう。・・ で、代替に仕入れたのはPD出力付きのモバイルバッテリーです。USB-Cから15Vを直接取り出すことも可能ですが、こちらの商品はシガーソケット(12V10A)とDC出力端子(12V5A)を備えています。Amazonで6,599円でした。ペンタックスK3Mkiii購入時のポイントが3500ちょっとあったので、実質3,000円の出費。小柄なパッケージとデジタルガジェットっぽいデザインに惹かれ即買いです。巷ではPD出力(USB-C)からハンディ機やポータブル機をドライブするのが流行っていますけど、こちらは両方に対応します。PD出力、シガー出力の何れが長時間運用できるか試してみたいところです。セルの容量は23400mAh / 86.55Whと、モバイルバッテリーの中でも優秀な部類に入ります。何と言ってもこの価格が有り難いですね。消耗品と考えても十分コスパが高いのではないでしょうか。別途PDパワードライブUSB-Cケーブル(15V)、若しくはシガーケーブルが必要です。シガーケーブルはSUAOKIジャンプスターター使用を前提に所有していたので不要、CQオームさんのPDパワーケーブルを購入しましたが、同様のモノがAmazonで安価に売られています。”たかがケーブル如き”ではありますが、CQオームさんのバリューを優先し倍の値段を投資(保険料と思えば由)することにしました。下にAmazonへのリンクを貼っておきます。
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ICF-SW7600 ご出場
電源は入れど受信しない(ホワイトノイズだけ聞こえる)個体でした。ノイズが聞こえると言うことはIF以下は動作している可能性が高いです。局発がミックスされていないと睨んで修理を開始しました。案の上、ケミコン全滅です。今回はSMD全数交換となりました。ファインチューニングVRは分解整備を試みましたが、摺動羽根の金属疲労が顕著で抵抗体との接触が不安定です。
ICF-2001D ご出場
複数箇所の故障修理ご依頼を承りました。「電源をOFFにしてもラジオが鳴り続ける・・・」こちらはフロントパネルのタクトスイッチ群の下にあるプリントパターンの汚れが原因でした。「SYNCのLEDが点かない・・・」こちらはSWトランジスタが酸化腐食(錆)で脚折れしており交換で対応しました。「AMノイズ発生・・・」 事象を確認しましたが、このトランジスタを交換したところ再現しなくなりました。「スタンド交換・・・」 リアパネルASSY毎交換しました。 その他、基板腐食、リボンケーブル不良、アース不良など、経年劣化による故障が散見されましたが、確認できる範囲は対処しました。動画ではAM(MW)中波受信時にノイズが発生していますが、作業場周辺には太陽光パワコンがあり、日中時間帯によってはこんな感じになります。特にICF-2001Dで顕著になる傾向が否めません。恐らく正常に動作していると思います。
RJX-1011 ご出場
HyGain Model 3750 (RJX-1011)です。お馴染みの常連個体です。今回は周波数カウンター不動のご相談でした。本機は直読式のカウンターで、PLLから出力されるローカル信号を受けて表示させる仕組みです。故障箇所はPLLにあるローカルアンプでした。こちらは、同じ信号を分岐してIFとカウンターに分配しています。双方に同じトランジスタが使われており、IF側のアンプも予防交換しました。
今後の修理について
どこの工場も同じかと思いますが「お盆明け」「連休明け」「正月明け」に作業が停滞します。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。フルラインで対応中です。作業中の個体も含め以下の順番で着手させて頂きます。コリンズ KWM-2Aは長期対応となる見込みです。尚、FT-655は間もなく出場予定です。
- FR-101D (その2)8/5 ご入場(第1ライン)
- TS-820V入場中(第1ライン) 長期対応
- KWM-2A 入場中(第3ライン) 長期対応
- TS-820S(第2ライン) 長期対応
- FT-655 入場中(第3ライン) 間もなく出場
- C58 入場中 (ライン調整中)
- JST-245 (ライン調整中)
- その他 8/26 以降ご入場の無線機など
- Aperture: ƒ/1.8
- Camera: iPhone 8 Plus
- Focal length: 3.99mm
- ISO: 100
- Shutter speed: 1/9s