週明けです。【2021/04/20】

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 お疲れ様です。4月も後半に突入しました。相変わらずリソース不足です。現在3ライン体制(2名)で凌いでます。

 体調不良のことを書きました。コロナでなかったのがせめてもの救いです。その後投薬では改善せず、日に日に悪化し現在は声が全く出ません仕上がり動画も撮影出来ない状況です。今日医者に行ったら「声帯の周りが腫れていると」と言われました。自分の体調管理ができていないせいでご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ございません。声は出なくとも作業は粛々と進めていますので出来ることを優先します。

拙宅にバーチカル。を設置

 デルタループの復活を画策していましたが、現在のアンテナ構成では物理的に困難なため諦めました。やはり水平デルタは無理がありますね〜。18MHzについては水平方向の先である南太平洋方面はとてもよく飛びます。ZLやVKはワンコールで確実に繋がり、RX rptも良好でした。磁界動作域になる10MHz以下は水平設置では厳しく、ATUループはこの設置方法ではダメですね。(わかってはいました) ノイズの多い環境のため、接地型アンテナは避けてきたのですが、良好なアースが得られれば適正な輻射角となるかもとの期待から、久しぶりにバーチカル・ロングワイヤーを張ってみました。デルタループの部材だった6.5mのグラス竿をそのまま流用し、全長9.5mの垂直ロングワイヤーを。地上高約1.0mのポイントから垂直に延ばす構造です。庭内なので幾らでもアース棒は打ち込めますが、近隣に66kvの高圧送電線4系統が通っているため地中は50Hzの海です。恐らく、アイソレーションした方が良いくらいでしょう。ということでカウンターポイズを張り巡らすことにしました。アンテナ本体よりも重要なのはこちらです。10m長のAW線×20本をATUから(扇状に)直線に延ばしました。駐車場の敷石の下や庭の植え込みなど、あらゆるところにワイヤーが張り巡らされています。前勤務先の中波送信所の空中線設備にはラジアルの上に畑があって、電波芋が元気に育っていました。我が家も何か植えるか?? 笑 いやいや最大200W程度のショボイ送信設備では効果ナシ。爆 

 9.5mとしたのは、これ以上の長さではハイバンド側に1/2λの整数倍が出てしまい宜しくないからです。ロングワイヤーは長けりゃイイというわけではありません。9.5mであれば30MHzまで何とか整合がとれます。まぁ、これがATUの本来の使い方ですね。デルタループは余った竿で17m(18MHz 1λ  / 4:1バラン給電)を固定マストに載せる予定です。

 バーチカル・ロングワイヤの出来は上々です。物置を隠しているパッドレス(モルタル)壁にホームセンターで売られている衛星アンテナ用の固定治具を取付、アルミ伸縮ポールをグラス竿をジョイントで繋いだ簡単なものです。アンテナトップは丁度11mとなるため、強風対策が必要ですが、いざとなれば伸縮ポールを縮めて3mダウンさせられます。デルタループにも耐えるグラスポールですから心配は無用ですね。屋根上の5バンドダイポールでは出られない、3.8MHz以下とWARCの各バンドにQRV可能となりました。1.8MHzもサクッと同調、7エリアと1エリアの3局と繫がりました。ノイズが悩みの3.5MHzも2メモリ分フロアーが下がりました。WARC3バンドもまずまずです。特にデルタループ時代は不調だった10MHzのヒット率が上昇しました。3.5MHzはノイズもさがり目的信号のSNも向上しましたが、飛んでいるかは??です。20m級のカウンターポイズを数本足してみます。SWRは何れのバンドも1.2以下です。因みに1時間足らずで設置完了しましたョ。

グラス竿+アルミ伸縮ポールで作った9.5mLのバーチカルANT(Top 11mH)
拙宅アンテナ群
は地上1mの位置に接地
カウンターポイズは10m×20本

 次回は AH-705、AT-100の野外インプレッションについて書きたいと思います


先週の【衛星アンテナCQCQ アマチュア無線部屋  衛星アンテナ】を振り返る

 土曜日のクラブハウスは本来ホスト当番だったのですが、メインMCをMIQさんにお願いしましたが、お伝えしなくてはイケないという使命感が勝ってしまい、濁声でついつい発言してしまいました。今後は体調悪化の際には欠席することにします。お聞き苦しかった点、心よりお詫び申し上げます。前回は少々意図していた企画からズレてしまいましたが、オーディエンスの皆さまが質問して頂いたお陰で、7割程度は達成できたと思っています。コーナー企画も安定感が増してきました。


COUGAR ご出場

 外見はキレイな事ですが、チョイチョイ不具合があるRF-2200でした。スイッチ類は徹底的に洗浄、バンドスイッチについては分解して直接カーボンを除去しました。全スイッチ、ボリュームとも良好になってます。短波各バンドについてはIFトラッキングがメチャメチャです。ダイヤル位置も含め全域で調整しました。ケミコンは例によって100µFが全滅です。基板修復なでも行っていますが、最後までどうしても完了できなかったのはFMのノイズです。IFTの内部線材切れが濃厚ですが、こちらは為す術無しです。動画は辛うじて声が出ていたときに撮影しましたが、この撮影以後、全く声がでなくなってしまいました。汗汗


FT-101 /FL-2100B ご出場(間近)

 既に作業を終えて検査待ちの常態ですが、小生の声が回復し次第、動画撮影&検証に進みたいと思います。こちらは少々お待ち下さい。

2100B 修理後550W
プレートチョーク 折れてる
BIAS SR交換後
T101A PRE交換前 (FT-101Eのµ同調部)

FT-847M ご出場

 こちらは全バンド送信不可でした。送信IFの出力部にある結合トランスの二次側が切れていました。コアボビンの端子に半田付けされているハズの線材が切れてしまっていました。線材の真ん中だとお手上げでしたが、端子剥離だけなので顕微鏡作業でなんとか復旧しています。双眼ルーペでの作業ですが最近偏頭痛が酷い。連続10分が限界だと思います。声が出ないので動画撮影に踏み切れません。数日内に検証動画を撮りますので、暫しお待ち下さい。

IFから送信信号が上がってこない
このトランスがアウト
溶断箇所分解整備!
偏頭痛はこれを長時間掛けているせいか? 何とか見えた・・

進捗

 ケミコン交換が終わりました。残すはエクステンダーボードを使いながらの全調整です。フロントパネルの調整はGW中の作業となりそうです。こちらも、そろそろ本格的にレポートして行きたいと思いま〜す。


 今日はここまで・・・。

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