TS-820V ご出場 /TS-940S ご出場 / TS-830S ご出場 / FT-690 診断終了 【2020/10/09】

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 おはようございます。もう週末です。一週間が早すぎて困ります。台風接近中の日本列島ですが、雨の横浜は気温も低めです。

 我が家にカブトムシの雄が一匹おりまして、5月に生まれたので既に5ヶ月生きています。当家では4世代目になりますが、同時期に生まれた兄弟達は8月中旬までに召されています。何故か一匹だけ生き残りました。未だかつて5ヶ月以上生きた個体をみたことがありません。因みに飼育係は小生です。ココまで来ると愛情もマックスです。つい先日前まで、餌をもの凄い勢いで食べて空になった餌皿を角でひっくり返すほどでした。ところがここ数日急に寒くなったせいか、元気が無くなってきました。そろそろかな・・・。今も足下の箱の中で餌に食らいついています。ガンバレ!! Aikoの歌が頭を過ぎります。

久しぶりにハンディー機調達

アイコムID-52

 先週末から大型機・真空管機が立て続けに入って来ています。これらの担当は小生なので自由時間が全くありません。B級オーディオや鉄道模型のネタはお預けです。あっ、そうそうアイコム ID-52を先行予約しました。ID-51 plusを購入して4年弱になりますが、GPSが壊れたりDCインレットのダイオードが焼損した、SDカードがマウント出来なくなったり、早くも限界モード。勿論自分で直しちゃうのですが、ID-51は構造的にダメ気がしていました。ID-52は色んな意味で改善されているであろう期待と、バッテリーやチャージャーなどをID-51から流用できるメリット、内蔵SPの音量アップ、Bluetooth装備やUHFエアバンド対応など、新たな機能追加も大いに評価できる内容だったので早々にオーダーした次第です。多分、所属クラブで優待販売がありそうですが、待ちきれません。当局、固定機・モービル機より圧倒的にハンディの使用頻度が高いんです。因みに、最も使用頻度の高いハンディ機はヤエスのVX-3です。そろそろ後継機を開発してくれることを期待しているのですが・・・。次に持ち出し頻度が高いのはID-51 plus。やはり“横浜青葉430”の存在が大きいかもしれません。花桃ローカル各局も皆さんD-STAR機を持たれています。


TS-820V ご出場

 10W機をお預かりしました。送受信ともアウトでしたが、IFユニットのハンダクラックを修正し受信が可能になりました。送信IFとRFを繋ぐケーブルの断線を確認、ドライバの12BY7Aはフィラメントが点きません。これらを交換後に、総合調整を行って復活しました。作業中、迂闊にも高圧に直接触れてしまい脳天を突きのけるような衝撃を食らい、左手薬指の先端に2mm程度の感電クレーターが出現。大絶叫したのでお隣さんが部屋を覗き込むありさま。深夜じゃなくてよかった・・・。


TS-940S ご出場

 「アイドリング電流が異常に高い」とのご相談でした。SSB無変調時、3A流れています。AB級動作のMOS FETなら普通の数値ですが、100Wクラスのトランジスタ・ファイナルにしては流れすぎです。規程値はプッシュプルで1.3Aとなっていました。実際にPTTを握っただけで、かなり高温になります。(触れないほど)PAのVR2(ファイナルアイドリング調整)はマーキング位置からズレていません。MRF422が経年劣化で暴走気味なのか? VRを絞っても規程値に収めましたが、30秒で0.5A近く上昇します。MRF422は既にディスコンで、現在入手できるのはセカンドソース品です。これらははhfeが高めのため補修用には適していません。なるべくモトローラの純正(オレンジラベル)の低hfeマッチドペアを使いたいところです。素子を労る方向で規程値より少々コンサバなアイドリング設定にしました。送信IMDが大きく悪化することはないと思います。

 また、マイクゲインが低めとのご相談でしたが、確かに純正ダイナミックマイク(MC-43S)使用時には変調が浅めになります。恐らく送信キャリアバランスの影響ではないかと思います。ご自身の肉声トーンに合わせた送信キャリアバランスに設定するのが一番だと思います。因みにコンデンサマイク(MC-80)では十分厚めの変調がでます。

 更にALCの振れ方についてご相談がありました。こちら、上蓋ケース内のキャリアレベルを上限付近にせっていしないと、ALCが上がってこない状況でした。送信ゲインを調整し、最もALCの振れが弱い29MHzでキャリアレベル・フィーダー中点に於けるALC反応がメーター振れが十分延びる様に調整しました。


TS-830S (ニコイチ作業)修理完了

 二台のTS-830Sが入って来ました。片方はレシピアント、もう片方はドナーとなります。当初、ドナー側がレシピアントでしたが、こちらに測定器を繋ぐと部屋のブレーカーが落ちるまくります。最初何が起きているのか?????でした。(オーナー様から「ブレーカーが落ちる」というご報告があったことを失念) なんとトランスの一次・二次のセンタータップにコモンモードチョークが挿入されていたことが原因でした。これをやってしまうと、アイソレーションが保たれなくなり筐体アース(DC側)とリアルアース(商用電源側)との間に大きな電位差が生まれます。真空管機の場合二次側に大電圧が生じるので、この差は顕著になります。平衡型のアンテナで独立して使う場合は問題ありませんが、接地型の空中線を使うと双方のGND間に大電圧が生じるためブレーカーが飛んでしまうのです。アンテナ工事の際に同軸ケーブルのコネクタを握りながらタワーを素手で掴むとビリビリくる、アレですね。家屋にある保安アース端子と無線機の筐体アースに生じる電位差です。DC13.8V程度の電源トランスなら電位差は少ないので問題ないのですが、真空管機のトランスは訳が違います。因みに測定器の多くはアース線付きの電源ケーブルを使用するため筐体がリアルグランドされています。(接地型空中線のアースと同電位)こちらの個体はオーナー様がドナー用に調達した中古機とのことでした。 三回もブレーカーを飛ばしたので大騒ぎです。

 そんな訳で、レシピアントとドナーを入れ替えて作業を行いました。ブレーカーが飛んでしまう方の個体の方が各部の状態が良いので、本来こちらを活かしたかったのですが、当初漏電の原因が判らなかったため、オーナー様にご理解を頂いた上での作業となりました。内容はYouTube動画でご確認ください。


診断終了

大量に飛散した電解溶液(時間経過し腐食進行)

 音の出ない個体をお預かりしました。エージングすると音は出てきましたが、電源を落とすと再び聞こえなくなります。明らかにケミコン劣化の症状です。中を拝見したところ、電解溶液が飛散(ケミコン破裂)して所々腐食しているのが確認できました。また、REFの水晶劣化が進行中で、ドリフト顕著です。このままではケミコン全数交換したとしてもまともに使えるか??です。他の故障も懸念され、現時点で少なくとも工数オーバー必至の状態。本機の中古市場価格から鑑みても、積極的に修理をお奨めできる状況にはありません。その旨、オーナー様にお知らせしております。ご指示をお待ちして対応したいと思います。

 


 K3SのAssyがやっと通関しました。来週早々に着荷するでしょう。台風の影響が出始めています。アマチュア無線局にとっては精神衛生上宜しくない週末となりそうです。m(_ _)m

2 Responses to "TS-820V ご出場 /TS-940S ご出場 / TS-830S ご出場 / FT-690 診断終了 【2020/10/09】"
  1. 高圧の感電は怖いですね、私も自分でメンテする自信がなかったのでTS830は手放しました。お大事に~~

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