週明けです。【2020/09/29】

by

 一気に秋めいてきましたョ。朝晩は“涼しい”から“肌寒い”へ変わってきました。日照時間も少なめで、庭園灯の太陽光パネル充電不足でしっかり点灯しません。

 仕事の無線機修理報告がメインになってしまっている「二子玉日記」ですが、今後、修理仕上がり報告はYouTubeメインでやることにします。こちらは、そもそも趣味の徒然日記だったのですが・・・。 修理報告の内容が重複するうえ、ブログ執筆+動画編集で3時間くらいロスします。この時間を少しでも修理作業にシフトできれば業務効率も改善される可能性大!! ブログでグタグタ書くより、動画でスナップショットを添える手法の方がオーナー様にもご理解頂けるのではないかと思います。(昔、BIBさんに指摘された) 途中経過などは従来通りのスタイルでお伝えさせて頂きます。本来、修理レポはtbhd.jpでやるべきなのですがサーバーが対応できません。Word Press がセキュリティ的にダメなんです。とにかく、YouTubeへシフトします。最近はTwitterへのボヤキ投稿もマックスです。爆

アマ機の段斜里 進行中

 無線機はどんどん段斜里中です。オーディオと違って無線機にはそれぞれ免許が必要。現在の総務省無線行政下では大量のコレクションは唯の鉄の塊になりかねません。お客様にも常日頃申し上げているのですが、無線機は使ってナンボです。当 JG1BVXでも、固定・移動双方の無線局免許に30台を超える無線機が登録されていました。数年前に移動局の更新を忘れてしまい、一ヶ月の空白期間をもって閉局→再開局させたのですが、申請したのは新技適機+αのみ。申請には手数料が掛かりますし、送信機系統図などの資料添付に加えTSSとのやりとりも煩雑です。しかも新スプリアス問題が大きく絡むため、どう考えても全台数復活は非現実的でした。これらの無線機を飾っておくスペースなんてありませんし、何より使うことができない様では無意味・・。古いオーディオやBCLラジオ(まぁ無線機もラジオではあるけど)なら、免許など不要です。そもそも本来のアマチュア無線って何?? こんな制度では技術探求なんて程遠いなぁ。厳密には自作の無線機作って実験するにもTSS通して免許申請しなきゃならんのですから。電子工作に興味を持つ若者は沢山いると思いますけど、単なるコミュニケーションツールならスマホで十分な訳ですし、”technology oriented” な観点で考えても、今の制度はマイナスでしかないです。河野太郎さ〜ん、こっちにも目を向けてくれ〜!! って、無理か。

 固定局については、これ以上アンテナは高く上げられないし、完全にコンディション頼み。現在、HF固定機5台、V/U固定機 3台、真空管機3台、その他を登録しています。間もなく半分の無線機が新スプリアス絡みで使用不可となります。元々廃止予定だったのでJARDの救済処置を受けていません。TSS経由で自作機扱いで通せば今後も使えるのですが、プライベートでそこまでやる気力はありませんので、予定通り用途廃止となります。最終的にはFTDX3000D、FTDX5000MP、TS-790G(これだけはTSS経由で存続させる!)が固定に残れば良いかなぁ。移動はFT-857DM、FT-817ND、KX3とハンディ機数台あれば十分。50W以下の固定機も移動局側に大量にあるので、これも廃止です。ピコ、RJX-601、RJX610などは教育用に温存させます。その他は処分。これで10台くらいに絞れるとよいのですが・・。十分多いだろっ!!!!  あっ、ID-52は予約します。UHFエアーバンド聴けるので!!ww  コロナ禍でセカンドシャック計画も完全に頓挫(涙)。合法イレブンも聞こえないシーズンに突入、何台も合法機持っているのですが、TELECに持ち込むほど趣味的に暇じゃ無いだなぁ。

B級オーディへの投資(爆)

デンスケ沼に足を踏み入れてしまった

 無線機段斜里で得た(微々たる)資金をB級オーディオに集中投資中です。無線機と違いどんなに古い物でも動きさえすれば自由に使えるのがオーディオ機器です。因みにB級オーディオという言葉が俄に浸透しつつある様ですが、やはり“ステレオ時代”という不定期誌の影響なのか? 恐らくターゲットは“団塊の世代”〜“令和アラ還”の10年くらいの年齢帯でしょう。若かりし頃バブル前後のオーディオ最盛期を体験している世代です。“B級”すなわち「A級=トップクラスではない」という表現からわかるように、云十万・云百万するような超弩級の高級オーディオに対するアンチテーゼです。そもそも70年台、80年台のオーディオは家電メーカーが築き上げたもので、街場の電気店の店先に並んでいたもの。庶民が、或いは貧乏学生がアルバイト代で手が届く程度のものだったハズです。それが、昨今のハイレゾをみるや、Techenicsですら云百万のセットを販売しています。小型外車が買えてしまうような金額ですョ。欧州ではバカ売れしているそうですが、事業の継続性から考えて「それでいいの?」と言いたくなります。これはアマチュア無線業界も一緒ですけどね。小生の様に、無線やったり、クルマ好きだったり、鉄道模型にも手を出す多趣味人間(オタク)にはとてもじゃないけど手が出ません。

 そんな最中、カセットテープやLPのリバイバルで昔の昔のオーディオ機器にスポットが当たるようになりました。余談ですけど、CDの売上をLP(アナログ盤)が抜いたそうです。これウソのようなホントの話です。TechenicsのSL-1200シリーズも超弩級機の仲間入りをする価格帯の新製品がでてきましたが、中身はかつての“やや高級機”といった内容。“メガ売れ”しない限り、この価格設定はやむなしなのです。そうなると、我々オタクの矛先はヤフオクやメルカリ、ハードオフへ向くわけですが、バブルまでのデフレ製品群は今時の機器よりも玉数が豊富(これも無線機と一緒)、結構イイ状態の機器が安価に出品されています。先日手放したTS-870の売上金は、そのままデンスケ2台と、往年の高級FMチューナー2台に投資。

 デンスケ TC-D5Mの一台目は約一月前に落札、こちらは“巻き取り不良”の表記があり、準ジャンク品として落札しました。実際“巻き取り不良”は簡単に修理できたのですが、RECボリュームが壊れていたのを修理するのに少々手間取りましたが、完全に修復し、ケミコン交換、アジマス、テープスピード、PBレベル、RECバイアス、メーター校正も全て行って、新品レベル(それ以上)に仕上がっています。外注すれば10万円くらいの工賃換算です。

 二台目は先週末に届きました。こちらは“動作品”とありましたが、説明も少なめで“怪しさ”が臭う商品でした。外装が頗るキレイだったので、覚悟して落札しました。少々高めでしたが整備済の保証付き良品の場合80K円超えが相場であることを考えれば、整備工数を無視すれば元は取れそうな気がしたため、38K円にて落札しました。届いた商品は案の定ジャンクでしたけど・・・。

 確かに再生はできますが、ワウが盛大に踊っています。まだREWが動作しません。こちらはREW側のアイドラー軸の固着と横置きモーターのテンション・スプリングが延びきっていたことが原因。アイドラーはピンセットを軸穴に刺して軽く擦って、シリコンを注しただけで修理出来ました。スプリングは適当なものをジャンク箱から拾って取り付けました。ピアノのロングトーンを再生しても全く判らないレベルの回転ムラです。手元にワウフラッターメーターが無いので聴感頼みですが、耳には自信がありますので・・。REWも完全に直りました。こちらも一通り調整して完成です。ケミコン類はELNAのトーンレックスに交換しました。ソニーの標準テープは無いし、プライベートユースを考慮して現状大量に所有する生テープ(マクセルUD1)でバイアスとRECレベルを追い込みました。1号機・2号機とも、絶好調です。工数換算で0.5人日です。こりゃ〜〜〜たまらん。

REWが動かないのはコレ軸固着
軸についた古いグリースを除去してシリコン塗布
バイアス調整はCの定数をタップ切替(ハンダブリッジ)
防振クッションをテープイングして完了

 次号でチューナー整備について書きます。


IC-775DX2 ご出場

 こちらもご入場率の高いモデルです。弊社では数年前にIC-780の取扱を休止したため、アイコム機は本機が一番大型かな? 先日出場したTS-950SDのオーナー様からのご依頼でした。こちらも送信不良とのことだったのですが、単純なファイナル焼損ではありません。間もなく別のIC-775DX2が入場します。

 冒頭で書いた通り、今回より写真添付も含め、“仕上がり”は動画に集約致します。工数や交換部品などはオーナー様にお戻ししている「工事証明書・ご請求書」に記載しています。 


(その2)

最近、常時Mark Vが入っている・・

 現在、長期対応でMark V 一台をお預かりしていますが、別の個体が検査入場してきました。こちらLCDが真っ黒です。オーナー様より、「LCD修理の前にファイナルが故障していないか検査して欲しい」とのことでした。仮に両方修理するとなると、中古機が、しかも相当状態の良いMark Vがワンセット買えてしまう金額になります。また、本機はDSP機の為、諸々のステータスをファームウェアで確認する必要があり、ファイナルだけ修理というこてゃ不可能です。LCDが映る状態でないとALCやゲイン調整、校正が行えません。ですので、客観的な方法で検査させて頂きました。まず、手探りで送信してみたところ、全バンド・全モードで送信はできる様ですが、概ね100W以下しか出てきません。本機の場合、工場調整状態でも220W以上でます。ファイナルの着脱までやると引き返せないため、ゲートの持ち上げ状態でのドレイン間絶縁をテスターで判別しました。BLF147の片側が壊れかけている様で、絶縁崩壊の途中と思われます。これが完全に崩壊すると故障したBLF147のドレイン側(VDD)に印加される40Vがドレイン側にに越流し、もう片方のBLF147のゲートに掛かって、こちらも即死します。これはもはや時間の問題です。LCDは恐らくインバーター故障でしょう。こちらは補修用部品を常時在庫しているので修理は可能です。BLF147については深圳・香港で出回っているNXP品(ニセモノ?)は不良流れが多く、Idqが流れすぎて発振を起こします。リファビッシュと表記すべきところを平気で新品とうたっているのでアウトです。弊社出仕入れている石は代理店経由でNXPに製産依頼しているものです。このBLF147についてはAmpleonなどもセカンドソースに指定されていましたので、欧米市場に僅かに在庫がありますが、これらは単価が高く、シッピングコスト(関税を含む)を考慮すると、1ペアの国内サプライヤー価格は50K円くらいになります。弊社在庫は既に枯渇しており、次のロットの到着は12月頃の予定です。

 ・・・こちら、先程修理中止のご指示が届きました。”case closed”


今後の修理予定について

 この後も大型機・真空管機の入場が続きます。長期対応機を除き、今週中に以下をクリア出来る様頑張ります。 

  1. KX3s  長期対応中
  2. Mark V  長期対応中
  3. HL-130U  9月17日 入場
  4. HL-728D  9月17日 入場
  5. IC-756Pro  9月17日 入場
  6. TS-820V  9月24日 入場
  7. IC-351  9月24日 入場
  8. その他の無線機など
2 Responses to "週明けです。【2020/09/29】"
  1. こんにちはー 修理報告のスペースが結局、日ごろのストレス発散とB級オーディオの内容でびっちりになりそうで
    てか、今回なってるしw けっきょく執筆に時間とられそうな予感(笑)
    いつも更新を楽しみにしていますので、熱い内容をお持ちしています(爆笑)

    • ここ数日の深夜ワーク(趣味)はマイク修理です。勿論無線ではありません。ソニーの古いECMを二束三文で買い集め、ECMカプセルをフォーリーフ製の高性能な物に換装する作業です。“デンスケ沼”の一連作業??? 爆

      返信

コメントを残す

テキストのコピーはできません。