TS-950SD ご出場 / IC-775DX2 進捗 / FT-847M ご出場【2020/09/25】

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 大型連休多過ぎ! 喜ぶのは家族だけ。“仕事人”にとってはペースが狂わされるだけです。コロナ禍のテレワークも加わりもうメチャクです。

 一週間ぶりのブログになりました。連休前には花桃ローカルのプチ “Eye Ball”会で地元の焼き鳥に集合、JI1AME、JP1PUH、JJITSJ、JM1NAJ、JJ1MWOに、小生JG1BVXの6局長と少々三密な宴会でございました。小生は先週の定期検診でHbA1cが8.7まで上昇したため、目下Alc控えめです。ウーロン茶での参戦となりました。JP1PUHさんは拙宅から数百メートルのスーパーローカルOMです。冒頭、小田急HB車の話で盛り上がり、そこに現れたTSJさんは若干引き気味?(爆笑)周囲の顰蹙はお構いなしに旧型国電の話で盛り上がりました。こういうネタを語れるのは現在のアラ還世代が最後です。急なお声掛けにお集まり頂き、本当にありがとうございました。記念写真忘れていた・・・。次回は拙宅の5.5畳Nゲージレイアウト走行会でお会いしましょう!!ww

TC-D5M 二台目ゲットォ〜〜〜!

 “デンスケ沼”にハマりつつあります。真夜中にワンポイント・ステレオマイクを庭に向けています。虫の音や風の音を録って季節を感じている今日この頃。B級オーディオ雑誌 “ステレオ時代” の影響を諸に受けていますなぁ。記事については少々粗さを感じながらも、一生懸命ネタ集めをされている感じが伝わってくるんですぅ。バックナンバーを含め読みあさる秋の夜長であります。今回もヤフオクでTC-D5M 二台目に手を出してしまいました。ジャンク感が漂っているのですが、40K円弱突っこんでしまいました。こちらは修理覚悟です。

 NWXさんもFMチューナー沼に足を突っこみつつありますけど、こちらもL-07Tiiに続き因縁のIntegra T-429のジャンクに手をだしてしまいましたょぉ〜〜〜。B級オーディオのアクセル全開です。


ご出場

 “メーカー修理不可”のTS-950SDをお預かりしておりました。発注していた部品が揃い、タイミング良く大型機のラインが空いたので作業に入りました。PAユニットのファイナル(MRF429プッシュプル)が故障し、更にPAユニット内部の40V定電圧電源回路が故障していました。状況的にMRF429が異常発振し故障したものと思われます。コレクタ=GNDの220pFの片側が容量異常でした。全部品を交換し、アイドリング電流とALCを再調整して作業完了です。MRF429はMACOM製(セカンドソース)の正規MP品を使用しています。装着されていたいた物もMACOM製です。サプライヤー在庫が残数僅かで、MACOMのリードタイムも長めのため、そろそろ修理対応が厳しくなりそうです。モトローラでは既に製産しておらず、市場にあるのは長期保管品か「ニセモノ」です。信頼できるサプライヤー以外からの調達はハイリスクですね。こちら、キッチリ150W以上のパワーがでますが、フルOHではないので、電源など他への負荷増となることは避けた方が良さそうですね。130W程度に抑えて調整しました。(前回までの作業

交換開始
取り外したMRF429(MACOM製)
定電圧電源も修理
トランジスタ二個を交換
パワーでてま〜す!
修理完了!

【ご依頼内容】

  1. 送信不可
  2. その他

 以上について修理・作業を承りました。

【工数】

 上記作業に工数3.0を要しました。(故障箇所特定、調達、修復、交換、調整、検証、着発送、起票、その他)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • MRF429 正規セカンドソース品 ×2
  • 2SC2922×1
  • 2SB861×1
  • 220µF/50V ×1
  • 220pF/3kv ×2
  • その他


IC-775DX2 作業進捗

 こちらも部品が到着しました。PAユニットのケミコンが焼損しVCCラインのパターンが完全に焼け落ちしていました。既にPCBの修理は完了しています。ファイナルも故障しており、こちらは30V仕様のMRF140です。部品が届いたところで作業を再開しました。サクサク作業してファイナル交換完了、アイドリングを調整して200W出力することを確認しました。こちらはATUのモーター一個が脱落しており、PA修理の後に動作確認することになっていましたが、案の定動きません。ステッピングモーターは代替品による修理となりますが、異径ユニバーサルジョイントが割れており交換必須です。こちらの到着を待ってATUの修理に着手したいと思います。(前回までの作業

 


FT-847M ご出場

 埃堆積がMAXのFT-847Mの作業が完了しました。お伝えしている通り430MHz送信がアウトでした。(前回までの作業)2SC3102、PF0340A他、出力側のPINダイオードが不良でした。ハンダ面側にも僅かに錆が出ていて、短絡していた様です。ファイナルのバイアス回路のケミコンも交換しています。正常に50W以上出ることを確認しました。

 HF側PAは筐体の反対側に背中合わせに装着されており、IFユニットのケミコン交換時にユニットを着脱してアクセスしました。写真の通り埃が堆積していますが、前回エアダスターでかなり排出しているので実際にはもっと多くの埃が詰まっていたことになります。ファイナルの周辺に残留フラックスとも思われるベタ付きがあり、ここに埃が附着していた模様。フラックスを完全に除去し、古いハンダを除去して付け直しました。IF側はSMDの47µFの内、2個から溶液がしみ出していたので同容量のSMEケミコンは全数交換しました。また、470µFについて予防交換しました。ハンダ面のフラックス除去とハンダ補充を行っています。受信感度をトラッキングして測定限界で復調可能なことを確認しました。

ファイナル交換中
コレクタ→エミッタ 絶縁崩壊確認
エアダスターで事前に強制排出したはずだが。。
こういう場所に水分(結露)が溜まるとヤバイ
フラックス残留を確認
フラックス除去・再半田
IF側のOH開始
中容量は予防交換
SMD47µFの溶液漏れを確認 全数交換
交換部品

【ご依頼内容】

  1. 430MHz 送信不可
  2. その他オーバーホール

 以上について修理・作業を承りました。

【工数】

上記作業に工数5.5を要しました。(故障箇所特定、調達、修復、交換、調整、検証、着発送、起票、その他)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • 2SC3102 ×1 
  • M67799 (PF0340A)代替 ×1
  • UM9415 ×1
  • SMD 500V チップコン ×4
  • SMD 47µ/35V ×8
  • 470µF/25V ×2
  • その他


今後の修理予定について

 K3S用のAssyが未だに届きません。まだ米国から出てもいない・・。Mouserとか大手のサプライヤーは独自のデリバリー網を構築しているらしくコロナ以前と変わらないスピード感で届きます。オーナー様にはお待たせして申し訳ありません。その他、長期対応案件を含め、以下の通りです。

  1. KX3s  長期対応中
  2. IC-775DXⅡ 長期対応中
  3. Mark V 9月11日 入場
  4. Mark V 9月17日 入場
  5. HL-728 9月17日 入場
  6. HL-130U 9月17日 入場
  7. IC-756Pro 9月17日 入場
  8. その他の無線機など 

 良い週末をお過ごし下さい。m(_ _)m

2 Responses to "TS-950SD ご出場 / IC-775DX2 進捗 / FT-847M ご出場【2020/09/25】"
  1. 呼びましたかぁ~w
    はい、BVXさんの影響をもろ受けてFMチューナーをゲット、就寝時の子守歌にしております。
    昔の機械はつくりに味があっていいですね、男心をくすぐります。作った人の思いがこもっているような気がします。
    集積して小型化した機械も便利ですが、造形品としての趣は昔の機械のほうがあると思います。
    って、充分沼にはまっていますが(笑)

    • レス、早すぎですww。今さっきブログアップしたばかりなのに。爆爆
      ステレオ時代にカセットデッキ御三家対談で某社OBのエンジニアの方が仰っていました。
      「80年代のオーディオは日本のメカトロニクスの集大成、あの時代の物を今造ることは不可能・・」と。
      幅数ミリのカセットテープを直径僅か2mmのキャプスタンで0.05%以下の精度で送り出す神業。。
      あの技術系継承を捨ててしまった損失は大きいです。
      これはカメラなどにも言えることかもしれませんね。
      デンスケ、5台が目標で〜〜〜す!

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