週明けです。【2020/08/04】

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 こんにちは。8月最初の投稿です。長い長〜い関東の梅雨が明けました。なんだか涼しいんですけど、すぐに秋にになってしまうのかも??

 週末は江ノ島に行きました。あっ、海に行った訳ではありませんョ。ラーメンを食べにです。笑 先月27日に小田急片瀬江ノ島駅から徒歩3分のところにオープンした “ 貝だし地鷄中華そば  あん藤  ” です。店主は小生の先輩で、公私に渡りお世話になりました。今年放送局を定年退職、一念発起されラーメン店を開業された次第です。いわゆる“脱サラ開業”ではなく、10年以上前から準備され、第二の人生はコレと固い決意をもって始められました。ムール貝と鶏で出汁をとったスープは、毎日食べても飽きません。開店から1週間ですが、既にリピーターが多い様で、小生一家が尋ねた時も、3回目というグループが待っていました。店内はカウンター6席、テーブル2席で、十分間隔が空いているのと強制換気のため「三密」は心配なさそうです。北関東や福島に姉妹店があって、店主はそこに足繁く通って修行しました。小生も福島のお店は店主とともに何度か訪れていますが、そちらも行列ができる名店として名を馳しています。本家に劣らぬ味というか、「あん藤」はその上を行っている様な気さえします。すでにネットでも話題になっているので、湘南・三浦・県央・横浜の皆さんには、是非一度お立ち寄り頂ければと思います。小生のお奨めは、塩バターラーメン+煮卵トッピングであります。チャーシューがまた旨い!!! 暫くは定休日を設定せずにやるそうですが、仕込みの関係などで臨時休業している場合もありますので、その際にはご勘弁を!! まだまだ不慣れな店主なのでご迷惑もお掛けしますが、味は名店の域に達しています。既にTwitterやInstagramに上がってますね。(儂もあげましたw) 近々平日のランチに再び訪ねてみます。

片瀬江ノ島駅の正面に流れる境川の対岸に、その店はある
寄るとこんな感じ
7月27日に開店した「貝だし中華そば“あん藤”」
あの先輩からもお花が・・
先輩(店主)が精魂こめてラーメン造りに励んでいた
想像以上にキチンとした厨房・・当たり前かw
こちらがお奨めの「塩・バター+煮卵トッピング」(+チャーシュー・トッピング)
醤油・バター+煮卵もイケル!!!!!!(こちらもチャーシュー追加盛り)

ICF-SW100 ご出場

 AMEの執念としか言いようがありません。直しちゃいました。(^o^) 正直かなり危険な領域に入っていました。横でみる小生もハラハラです。ここまで時間突っこんで「未達」で終わったらどうすんだ? まず、お預かりした時点では電源さえ入らない状態でした。LCDと本体はノートPCの様な構造になっていて、本体側のユニットから操作パネルのあるLCD側にFFFC(filmed flat flexible cable)が出てします。皆さんフラットケーブルとかリボンケーブルなんて読んでいますが、正式にはこの様な呼称のパーツです。このケーブルを弄ると電源が点いたり消えたりを繰り返します。顕微鏡確認で複数箇所の銅箔に亀裂を確認しました。どうしても金属疲労が起こりやすい場所ですので致し方在りません。最初、髪の毛よりも細い網線で迂回路形成を試みましたがNGでした。汎用のFFCに置き換えたところ、電源が安定して入る様になりました。本機はスペースの問題でケミコン類が使えないため、極薄のタンタルが大量に使用されているため、短絡を確認すべく全数を着脱テストしましたが、特に問題ナシです。続いて、ダイオードのサンプリングを試したところ、導通不良を起こしていた部品があった様で、テスト後に元に再装着したところ周波数が表示され、ラジオとしての機能が回復した次第です。書くと簡単に聞こえるかも知れませんが、熟練工が二週間掛けて直しましたョ。本機はソニーのお家芸でもあった同期検波付きのラジオです。勿論、SSB(USB/LSB/CW)も聴けます。TECSUNから良いラジオが沢山出てきますが、やっぱりソニ男にとっては、ICFシリーズですよね!!

顕微鏡作業なんです・・
殆ど血管バイパス手術ですww(結局FFCに戻した)
汎用のFFCを使いました
動いた!
同期検波の代名詞 ICF-2001D と記念写真!(小さいななぁ!)
絶好調です!!!!

【ご依頼内容】

  1. 電源が入らない(その他修理)

 以上について、修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数3.5を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、修復、調整、検証、着出荷、起票、その他)

【交換部品、使用ケミカル剤など】

  • FFFCの代替として汎用FFC 12cm(6pin)
  • FFFCの代替として汎用FFC 12cm(30pinを加工して使用)
  • シリコンスプレー(筐体修復)少量
  • ケイグ デオキシット D-5 少量
  • エタノール 少量


K3S 作業開始

 当ブログ発登場のK3Sであります。Elecraft製品については原則正規代理店のEDCさんにお送り頂くことになっていますが、平行輸入品の一部についてのみ修理を行っています。K2、K3シリーズは本体に限り取り扱っています。今回お預かりしたのは、USB搭載のK3S 10W機です。卓越した受信性能を誇るリグとしてファンが多く、小生もその一人です。SDR機のKX3シリーズとは一味違った醍醐味を体感出来るDSP機ですね。設計思想が国産機と異なり、こちらは玄人好みの質実剛健さがウリです。この性能中スカスカに驚かれる方が多いんですけど、これでイイんです!! 使ってみればわかる!!!! 

 また横道にそれちゃっや・・・。本題に戻ります。今回のご依頼は“送信不良”の修理であります。3.5W側で6W、50W側で微弱出力しか出ないとのこと。プッシュプルの片側でも逝かれたか?? 取りあえず、手持ちのK3からKLPA3を抜き取って、修理個体から抜き取ったKLPA3Aを着装してみました。こちらはリビジョン違いだけで、ピン配列や機能自体に差異はありません。ドライバ段から手前の回路構成が若干異なりますが、正常ならそのまま動くはずです。案の定動かない・・。オシロで信号を追いかけます。KLPA3Aは3段構成になっていて、初段はデュアルゲートFET、二段面はRF ICのSGA7489がP/Pで入っています。終段は2sC1972の代替品として有名なRD15HVF1のこれまたP/Pです。信号はSGA7489まで届いているのですが、片側しか増幅していません。VDDを確認したところ、素子端子側で電位差3V近くありました。片方が確実壊れています。RD15HVF1についても、同じサイドのP/P片方がゲート・ソースが壊れてる様です。RD15HVF1は三菱製なので国内サプライヤーから調達可能ですが、SGA7489なんて聞いたことも無い石です。こちらは国内には来ていない石でした。中国かヨーロッパにしか無いみたいですねぇ。調達に時間が掛かりそうですョ。年の為、K3S本体もチェックしみると、パワーが低い出ません。オーナー様曰く、「3.5MHzで6W」とのことでしたが・・・。KLPA3Aに入る手前のスイッチングダイオードが逝かれていました。恐らく、KLPA3Aの故障が影響したものと思われます。このダイオード、TX 時はKLPA3A側からバイアスが供給される仕組みです。シリコンDiは壊れやすいんです。ここは取りあえず、手持ちの汎用SiD×2で置き換えたところ、問題なく出力するようになりました。KLPA3Aについては修理するよりAssyをElecraftから購入した方が安上がりですけど、どうしたものかなぁ? 納期の問題等もあるし、一度お伺い立てます。AMEが最近KX3を買ったのですが、納品に2ヶ月弱掛かりました。恐らくAssyはそれ以上掛かるかもしれません。SGA7489は一月くらいで届きますが、Assyならオーナー様ご自身でも交換できると思います。Assy交換後はバイアス調整やらファーム調整( Utilityで使用)をやらしないとイケませんけどね。オーナー様とご相談の結果、Assy交換でいくことにします。  オーナー様と打合せの結果、Assy交換で行くことになりました。只今 Elecraft社はテレワーク中につき、製品出荷や調達に時間を要しています。これからオーダーします。

KLPA3Aの故障?
お馴染みのRD15HVF1・・片側が故障
MAINユニットの出力も小さい(極小レベルにつきノイズ大)
D24、D25でリーク発生
補修用部品は国内に見当たらず、汎用の1S2076A代替交換。
MAINの出力が10倍以上に
SGA7489の正常な方は・・・
故障していると思われるSGA7489の方は。。。

今後の修理予定について

 今日現在以下の無線機をお預かりしています。来週は入場予定がありません。来週入場分は少なめですので、お盆前後には全て着手できると思います。ラインの都合で順番が前後していますが、IC-375までは今日明日中に着手予定です。

  1. KX3s  7月20日 ご入場
  2. トリオ310ライン 7月13日 ご入場
  3. IC-375  7月20日 ご入場
  4. FT-847  7月20日 ご入場
  5. TS-950SD  7月20日 ご入場
  6. IC-775DX2  7月27日 ご入場
  7. FT-1021  7月27日 ご入場
  8. その他の無線機など

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