週明けです。【2020/06/09】
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火曜日です。6月第二週が始まりましたぁ。宣言の完全解除から二週間が経過しました。ここからが正念場ですね〜。これから梅雨の季節です。
F10 535iの助手席ドアが内側から開かなくなりました。ドアロック・アクチュエーターの故障です。またまた代車が来ていますが、今回はF30(LCI)の320i Mスポーツであります。B48系のエンジンに変わりましたが、N20時代とスペックは変わりません。多分燃費がよくなってます。 F10から乗り換えると流石に遮音性が劣ると感じましたが、ハンドリングの良さにニヤニヤしながら近隣を走ってます。基本的に半径10kmから出ることはありません。シルキーシックス(BMWを形容するキーワード)では無いのですが、吹き上がりは鋭く非常にパンチがあります。G系の3シリーズはゴージャス感が増して5にかなり近いのですが、小生はF30の方が好みですね〜。(G系オーナーの皆さまゴメンナサイ) もう少し遊びたかったのですが、535iは今日帰ってくるみたいです。因みに今回の故障は、F系では頻発しているみたいですので、内側からノブを二回引いてもロックバーが上がらない場合には覚悟してください。(笑)工賃・部品代込みで 5.5万(税別)でした。一日なのでそんなもんですかね。安く上がりましたが、これが全ドアで発生したら涙もんです。E91 335i時代にパワーウィンドウが順番に壊れ泣いたこと思い出しました。趣味のクルマですから、致し方ありません。家計からではなく自分の財布から払います。
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Mark V (その2)修理完了

第一ライン(BVX担当)では連続でMark Vを拝見しました。二台目の本個体はフロントパネルのボタン類が操作を受け付けないという症状です。100台以上 のMark Vを修理していますが、今回の事象は初めてでした。一番下のCLASS Aボタンのある列は動作しますが、メインダイヤルも不安定・・。Iプロセッサの電源周りか?? フロントパネルを半開きにしてフラットケーブル類を確認しましたが、全て刺さっています。一箇所僅かにグラつく箇所を見付けました。基板を反転してみると、ジャンパコネクタが半田付けされている箇所のパターンが指で触れると微妙に動きます。パターンが剥離しているようです。他にも数カ所同様にパターンが浮いているところがあります。一部は半田クラックでリードがスポスポになっている箇所もありました。これらを全て半田付けし直して、レジストコートを上塗りして処理しました。ボタン類の動作は全て回復し正常に機能するようになりました。恐らく基板製造時からの不良と思われます。
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【ご依頼内容】
- フロントパネル・ボタン動作不良
以上について修理・作業を承りました。
【工数】
上記作業に工数2.0を要しました。(故障箇所特定、調達、補修施工、検証、起票、その他作業を含む)
【交換部品・使用ケミカル剤など】
- レジストコート
- アルミット半田
- その他
ICF-2001 修理断念
3週間に渡り第3ラインで試行錯誤を続けてきまた “ICF-2001″(担当AME)でありますが、大きな壁にぶち当たってしまいました。いわゆる多臓器不全です。

今後の修理予定について
- AP-M1 作業中
- FT-726 6月1日 ご入場
- HL-200BDX 6月1日 ご入場
- Drake R7 6月8日 ご入場
- NRD-545 6月8日 ご入場
- FT-920 6月8日 ご入場
- IC-551D 6月8日 ご入場
- その他の無線機等
今週もヨロシクお願いします!