週明けです。【2020/03/30】

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 週明けとなりました。誰も予想できなかった令和元年度の年度末です。首都圏は正に封鎖一歩手前、無症状感染が広がっている様ですね。不要不急の外出は控えましょう。

  1. FT-1000MP ご出場
  2. RJX-1011 ご入場
  3. 今後の修理予定について

 ブログを書いていたら志村けんさんの訃報が飛び込んできました。ショックです。我が家では小生と妻のテレワークも1月を超え、息は突然休校になりそのまま卒業式も中止に、通知表とともにロッカーに置いていた私物が段ボール詰めで届けられました。系列(私立一貫校)の学校に進学しますが、入学式は家族1名のみの出席しか認められていません。このままだと入学式も延期か中止になる可能性が高いです。約60年の人生で二度の大きな震災を体験しましたが、こんな事態は初めてです。“第三次世界大戦”は 「全人類  vs ウイルス」 という構図だったのか・・・。この国は引き締めが緩いというか、遅すぎと言うか・・・。日々都内の感染者数推移に右往左往されていますが、感染された方はだいぶ前に移されている可能性が高く・・・。弊社もラボ間のデリバリーとサプライ不全のため稼働率が大幅に低下しています。相変わらずマスクも底をついたまま。ラグビー練習も5月まで中止になりました。

JARL 改革って何?

 お手元に投票用紙は届いていますか? JARL令和2年通常選挙が始まりました。実は数年前にある理事に声を掛けられ “JARL Re Born”の片棒を担いだのですが、途中で梯子を外されました。当時電子QSLの策定にも参加しましたが、5年経った今現在何ら変化はありません。大義を抱いて企画書も書きましたが、いつの間にか蚊帳の外です。それどころか「あいつは○○の一派だから気をつけろ」とか当時のJARL幹部(現執行部か?ww)からヘンな噂をばらまかれる始末。まるでムラ社会です。以来個人的には全く興味が湧なくなりました。今回も方々から当ブログでの応援依頼を頼まれていますが、正直なところ何れも方向性が曖昧で「改革」とは程遠いと感じざるを得ません。もはや改革でなんとかなる状況でもありませんけどね・・。今のJARLにビューロー業務以外の必要意義ってあるんですかね〜〜。最近は”no card”を宣言する機会も増えており、ログ証明だけならeQSLで済みます。アンテナ保険など互助会的な役割には期待しますが、それ以外の活動に会費を払えと言われてもピンと来ないのが本音です。歳だなぁ。苦笑  どうせ業界では異端児だし。汗

 というかJARLの懐事情については散々聴いているので、一番コストが掛かるペーパーQSLのデリバリーについて再考すべき時期なんだろうなぁと思うんですよね。両陣営ともそれは否定しているみたいですけど、ビューローとして諸外国に対してeQSLの推進を提言すべきなのに、そこには目を向けず、やれ未来だ、ニューカマーだと言われても・・・。まずは財政の立て直しが急務かと。ITに慣れた若いニューカマーが来ても古いしきたりに縛られた世界は息苦しいだけだと思います。また、不公平感が存在するのは如何かと思います。月に数千枚のカードを送る方もいれば、小生の様に年に数十枚程度しか送らない(ゼロの年もある)人もいます。それが同額の会費を負担しているという点でしょう。あっそうか、退会すればいいのね。ハイ、どうせ異端児のボヤキです。汗 

 誰かが言っていました。「JARL選挙って有名人どうしの票集め?」と・・・。その通りだと思います。”noblesse oblige”的観点からすれば、それはそれで真っ当とも言えますが、何よりJARLの若返りが必須です。互助会レベルから抜け出したいなら、もっと若い人達の意見を聞いた方がイイと思います。”sence of humour”に欠ける人達だけが集まっても何も変わりゃしない! ビジネスの世界ではロードマップの提示が常識です。戦略なくして戦術はありえません。理想ばかりが先行し具体的な計画が示されないものに対して評価のしようがありません。皆さんは如何でしょう? 選挙に立候補したことはありませんが、ファンドや投資家に資本政策のプレゼンは何度もやってきました。この程度の内容じゃ出資(投票)する動機付けには程遠いです。運営を託すわけですから!! 

 以下のリンクは「JARL改革集団」がまとめた両陣営の政策比較です。理想論だけではどうにもなりません。勿論投票はしますが、何れかのグループ派閥に肩入れするつもりはありません。取りあえず身近な“友達”に投票します。笑 (票を差し上げたいけどエリア外のOMも居られる)

「JARL会員ファーストの会」の公約を検証する

 以下は、7K1BIB 山内OMが改革を旗印に立候補されました。(以下 7K1BIB ブログ」) 

JARL選挙候補者詳細情報(2020年)

 余談ですが、ウチの愚息のトランシーバー遊びは終焉を迎えました。押しつけは嫌なので、それとなく仕向ける程度でした。最初は特小やCBを毎日ワッチしていたのですが、結局出てくる相手は同じオジサン(爆笑)ばかりで、しかも近くの花桃の丘から電波を出していることを知っています。○○さん電波出してるぞ〜って言ったら「子どもはいないよね〜」と返される始末。トホホ かつて体験した“未体験ゾーンのワクワク感”とは程遠い様です。思い返せば、小生が開局した42年前は同級生との6m井戸端会議が最大のモチベーションだった気がします。毎晩、本当に楽しかった・・・。

 ノイジーな首都圏近郊では無線遊びも難しくなってきました。JARLにはこのノイズ対策について真剣に取り組んで欲しいなぁ。公約読むと何れも誰でも思いつく内容で、しかも実現性の乏しいものばかり。最悪なのはコピペの様な後出しジャンケンですけどね。


ご出場

 “出力異常” “LCD異常” の症状をともなったFT-1000MPでした。前者はファイナル2SC2879が片肺動作によるものでした。片側は完全に落ちている状態です。残った片側も絶縁が保持されていない状態なので何れ完全に壊れます。修理の際に気になるのは故障原因です。2SC2879は真空時代の6146Bの様なモノで、各社が挙って使ったHFアンプの定番増幅素子です。弊社でも以前は常時MP品を20セット以上在庫させていましたが、いよいよ最後の1ペアのみとなりました。そろそろ絶滅危惧種になりますョ〜〜。この時代の石はアマチュア無線が売れる時代に作られた石で、メーカーのニーズを善くも悪くも反映しています。SSB系はPEPが重要でコンティニュアスな電波形式(FMやDATA系)での使用を前提としていません。2879のDATAシートにはハッキリと、”SSB LINEAR POWER AMPLIFIER APPLICATION”の記載があります。昨今流行のFT8でフルデューティーさせてもつ様な石ではないことをご理解ください。本機は他局より譲渡された個体とのことなので、オーナー様も本機の使用履歴を把握されている訳では無いようですが、FT-1000MP自体はとても使い安いリグですので、無理せず労りながらお使い頂く事をオススメします。MP二個交換して全周波数帯で100W以上の出力を確認しました。(FMで確認)

 後者についてです。お預かりした時点で“点灯”は確認しました。がしかし、電源ONから二呼吸以上掛かります。酷いときは10秒以上掛かる場合も。FT-1000MP / Mark Vとも、インバーター故障によりLCDブラックアウトが発生するため、いつもの場所を疑いました。案の定、サーマルヒューズが抜かれてリードで短絡されていました。何度も書きますが、サーマルヒューズは温度上昇のプロテクションだけでなく、インバーター発振回路のプッシュプル回路の温度特性を揃える役割を担っています。これを撤去してしまうと2個のトランジスタのバランスが取れなくなり、異常発振を誘発します。CCFLの動作電圧/周波数は 1000V/30KHz程度でしょうか。この周波数が変わるとCCFLの寿命が著しく低下すると言われています。異常発振状態でCCFLが高負荷状態となっていた可能性がありますね。こなるとLED化しかありません。5050系のLEDシートをCCFLレールに貼付てる策としました。電源はCFL(インバーターのDC電源)から取りました。ディマーはLCD側で制御しているためそのまま機能します。施工時とんでも無い故障箇所を発見しました。Displayユニットの5V電源レギュレーター(7805)の入力側にあるチップ電解とチップセラコンが激しく焼け落ち、周囲に火炎を吐きだした痕跡を発見しました。Fパネル筐体の一部に黒煙が大量に附着しています。焼け焦げた部品を撤去して炭化した基板を1mm程度掘削し炭化したPCBを除去しました。炭化部は完全に導通しています。放置するとDCとGNDがショートしてしまう手前の段階に来ていました。チップ用のランドは跡形も無く通常部品とリードバイパスで故障箇所を再建しました。LEDはLCDの長さに合わせてカットし、左右はモルトを貼って遮光しています。この工法はメーカーサービスのレギュレーションに沿ったものです。(送信系の修理については過去記事参照

チップ部品が2個焼けている
この場所
3端子レギュレーターの入力側(C5508、C5506)
原因はインバーターのバックリークかな?
炭化した部分を掘削除去します
1mmくらい掘ってます
チップ部品では再建できないので通常部品で対処
バックライトに使用した5050系のLEDテープ
LED化で輝度・レスポンスともにアップ
出力も問題ナシ( 110W @29MHz/FM)

【ご依頼内容】

  1. 送信出力異常
  2. LCD表示異常

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数3.5を要しました。

【交換部品・使用ケミカル剤など】

(送信部修理)

  • 2SC2879MP×2
  • PA部発振止めコンデンサ 0.047µF/3KV耐圧 ×2

(LCD部修理)

  • LEDテープ 20cm  CCFL代替取付
  • チップ電解コンデンサ 通常部品代替交換
  • チップセラミックコンデンサ 通常部品代替交換
  • サーマルヒューズ ×1
  • アルミ電解コンデンサ ×1
  • ポリフィルムコンデンサ ×1 ディップマイカコン代替


RJX-1011 ご入場

 Hy Gain Model 3750としてお預かりしたRJX-1011です。こちらはOEM機の方です。メインダイヤルを回しても周波数が変化しません。恐らくPLLに何らかの不具合があると思われます。出力はありますが基本波ではなく、IFがそのまま出力されている様です。かなり詳細な検査が必要で、現在サービスマニュアルを取り寄せているところです。回路図だけではPLLは直せません。こちらも長期対応とさせて頂きます。


今後の修理予定について

 現在、部品待ちの修理品(HL-250U、IC-821D)がございます。こちらの修理についてはご予約分の作業が入っている場合でも優先させて頂きます。その他の作業については、本日横浜事業所の倉庫に着荷を確認している修理案件の順番に作業を進めさせて頂きます。コロナの影響で修理部材調達に遅れが出ています。ご理解頂きます様、お願い申し上げます。

  1. HL-250U 長期対応中
  2. IC-821D 長期対応中
  3. RJX-1011 長期対応中
  4. AL-811A 03/23 入場
  5. GR-78 03/30 入場
  6. IC-706 03/30 入場
  7. TS-940SL 03/30 入場
  8. その他の無線機など 

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