TS-790 ご出場 / RF-2200ご出場 / FT-1000MP ご出場【2020/02/19】

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 おはようございます。快晴の横浜地方です。今日も暖かくなりそうですョ。本日も“マスク着用”“手洗い・ウガイ励行”でお過ごし下さい!!

 ラボワーク中、眠気対策に”BLACK BLACK”を噛んでいます。一昨日のこと“ガリッ”と違和感が・・・。奥歯の詰め物が剥がれました。これから歯医者に行ってきます。今朝はボリューム多めです。与太話は割愛でいきま〜〜す。

ご出場

 お待たせしました。TS-790Sが仕上がりましたのでご報告です。“430MHz運用中に突然電源がダウン”とのことでした。パワーモジュールの故障と判断・交換させて頂きました。北米の某社に発注、ナント5日で届きました!。(流石DHL!!) 当初30日程度は見込んでいたのですが驚きです。今回は「保険」の意味で複数箇所にオーダーしました。これで同モデルのファイナル修理は当面スムースに行きそうですョ。規程通りに調整し規程のFM40W、SSB30Wの出力となるようにセットしています。ファイナル的には十分余力があるのですが、APCを弄って50W以上出していた個体の故障頻度が高いように思います。個体自体のバランスも考慮して安全マージンを優先しました。(個人的な経験も踏まえ・・w) 

 交換に際して、少々気になったこいとがあります。取り外したパワーモジュールの底面にシリコンが塗られていなかったことです。修理交換されたのかは不明ですが、しっかりシリコンを塗っておかないとモジュールが自爆します。本体側にはシリコンを拭き取った様な痕がりました。交換したモジュールはしっかりシリコンを床面に塗ってから装着していますのでご安心下さい。

 メーターBLのLED化のオーダーを頂戴しました。こちらは毎度お馴染みの白色超高輝度LEDに拡散フィルムを装着して麦球を置き換えました。心配された光量不足もなく色味的な違和感もありません。電球に比べるとやや青味がかって見えますが、真横のメインLCDともマッチしていますね。これで球切れの不安からは解消されます。

 変調が薄い件ですが、FMで僅かに変調が薄い気がします。FMデビエーション調整VRをやや深めに設定しました。SSBの方はFMよりもTXゲインを低めに設定するため30W程度となります。(規定通り)

シリコンが拭き取られている(元々塗られていなかったのか?)
必ず複数個を調達してバックアップしてます
電球交換 LED化完了
光量は問題ナシ
違和感ないです
出力はFM時40Wに設定

【ご依頼内容】

  1. パワーが出ない
  2. 送信音声が低め
  3. メーター照明 LED化

 以上について修理・作業を承りました。

【工数】

 上記作業に工数3.5を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、調整、検証、報告書作成、その他の作業を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • M67728 ×1
  • 超高輝度白色LED×1 
  • シリコン放熱剤 少量


ご出場

 お馴染みの「クーガー2200」ことRF-2200です。MW/SWが全く聞こえませんねぇ。外装もかなりキています。内部には大量の埃が堆積しています。構造上仕方ないんですよね。Fパネル・Rカバーを着脱分解し、ツマミ類、樹脂部品は全て中性洗剤で洗浄後にシリコンを塗布して磨き上げました。埃は部品の一部を完全に埋没させていましたが、掃除機とモール攻撃で徹底除去しました。VR・スイッチ類など接点系部品はCAIGデオキシット D5で内部洗浄しています。再半田処理を実施しつつ怪しいケミコンをサンプリングします。まず目にとまったのは電源真横の2200µFです。液漏れと焼け爛れた痕がクッキリ残っていました。更にレギュレーターICの放熱板周辺に集中する、470µF、220µF、100µFをサンプルしました。何れも容量抜けが顕著です。100µFについては全数交換しました。ここまでやって電源ONです。MN/SWが復活しましたぁ。RF/IFをフルトラッキングして感度回復、ダイヤルのアライメントも実施しています。かなり感度イイです!!! FMについてはオーダー頂いていませんが、受信復調音が歪んでいます。明らかにIFフィルタ離調でしょう。10.7MHzのフィルタを調整したところ、こちらも現役バリバリのサウンドが復活です。ボリューム類はガリが酷かったのですが、全く問題無いレベルに回復です。ジャイロアンテナあトップ位置でロックしません。こちらは樹脂部が摩耗して緩くなってしまっています。実用上支障はないと思います。

草臥れ感MAXです
油脂汚れ・・取れるかなぁ
こちらも・・
メータ・アクリル板の黄ばみは厳しいかも
Rカバーを外すと
Fパネルを外すとやはり・・
VRの隙間にもギッシリ・・
こりゃ〜掃除からだな
パネル類は中性洗剤で洗浄後にシリコン処理
ツマミ類は超音波洗浄
電源横の2200µFがやばい!!
 
2200µF→1500µF ESRもアウト
電源周りは全部ダメ 
同容量のケミコンも徹底交換
黄ばみも取れたか・・
パット見、かなりキレイになったかと
光沢が出てきました
最初の写真と比べて下さい!

【ご依頼内容】

  1. MW/SWが受信できない
  2. MWアンテナ修理
  3. その他

以上について修理・作業を承りました。

【工数】

上記作業に工数4.0を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、調整、検証、報告書作成、その他の作業を含む)

  • 2200μF/10V アルミ電解コンデンサ → 同容量/35Vで代替 ×1
  • 470μF/6.3V アルミ電解コンデンサ → 同容量/25Vで代替 ×1
  • 220μF/10V・16V アルミ電解コンデンサ → 同容量/25Vで代替 ×3
  • 100μF/10V・16V アルミ電解コンデンサ → 同容量/25Vで代替 ×4
  • CAIG デオキシット D5 200ml
  • エタノール 50ml
  • シリコンクリーナー 少量

ご出場

 SSB/CWの受信が不安定とのことでした。この状態一番厄介でして、事象が安定して再現しないと、修理のしようがありません。丸2日+α(週末から)ライン上でテストを繰り返していますが、電源ONから快調に動作しています。「電源投入直後に不具合が発生」とありましたが、全く問題無く聞こえています。コールドスタート→ホットスタート(30分経過)の試験を繰り返し実施しましたが、感度低下は一度も起きません。入場時EDSPがONになっていまいしたが、こちらは全く機能しませんね〜〜。DSP処理される機能はCONTUERをNRです。更にAMの送信EQもDSPが担っています。これらの機能は完全にダウンしていて、EDSPがONの状態では何も聞こえません。もしかするとこの状況を示しておられる可能性があります。DSPは部品自体の交換ができずAssy毎交換になりますが、当然メーカーに在庫はありません。機能の午前中まで繰り替えし試験しましが、ご指摘の症状が出ないためこちらのオーダーについては診断のみで終了させて頂きました。一旦お戻しさせて頂きますが、事象再発時にはご相談ください。

 FパネルのPhone/KEYジャックガタツキ修正のご依頼がありました。3連のジャックAssyがFパネル裏のシャーシに固定されている箇所です。Fパネルをバラして、シャーシ固定部を確認しました。やや緩んでいたので増し締めしました。

3日目突入・・受信は絶好調
ジャックAssyの固定部を増し締め

【ご依頼内容】

  1. SSB/CW 受信不良 時間経過後回復する
  2. Fパネル KEYジャック、PHONEジャック 不良

    以上について修理を承りました。

【工数】

 上記1)診断作業に工数1.0、上記2)の作業に工数0.5を要しました。(診断、調整、検証、報告書作成、その他の作業を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

 ナシ


 午後は常連オーナー様のTS-600を久しぶりに拝見します。歯医者へ行ってきま〜す!

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