IC-551D ご入場 / HL-250Ufx ご入場 / HL-166V ご出場 /IC-820 ご入場 /IC-726 ご出場 / FT-104 ご入場【2020/01/24】

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 おはようございます。雨マークの天気予報が外れ、日射しがラボを照らしています。今朝のブログはタイトルが入りきらなくなりましたぁ〜。

 前回「電波会」のことを書きました。本当は書きたいことがいっぱいあるのですが、ネタばらしするとOM諸氏から集中砲火を浴びるので黙ってます。笑 嬉しかったことが一つあります。数年前、柳沢OM(JA7JJN局)のTS-520Xのフルレストアをさせて頂いたのですが、会津のご実家で快調に動作中とのことでした。「やっぱり音が良い!」とお褒めの言葉を頂きました。いやいや素晴らしいのは無線機の方なんです。ノイズフロアーの低いところで聴くと本当に良い音を奏でます。オーディオ屋でもあるTRIO(Kenwood)の拘りでしょうか。長時間ヘッドホンを付けて聴いていても疲れないんです。OM曰く、購入直後に上京してしまい箱に入れたまま押し入れ保管されていたそうです。その為か外装は新品同様でした。一緒に購入されたQROキットも元箱ごと保管されていて真空管もキレイな状態でしたね。機械は動かしてナンボです。使い続けることが最良のメンテナンスですョ。末永くお使いくださ〜〜〜い。(^o^)

BMWの涙目+低ダストパッドのレビュー

フェンダーサイドと上部に水滴が残るのみ(凄いぞシリカゲル!)

 前回書いたクルマのヘッドライト内部に溜まった水滴の続報です。21日にメンテナンスホールに乾燥剤(シリカゲレル)を大量に投入して依頼、72時間が経過しました。昨日は雨も降ったため外気の湿度も高くなり少し乾燥速度が低下したか? 今朝はこんな感じです。上部とフェンダー側に水滴が残留していますが8割は解消した感じですね〜。週末は再び雨マークなんだよなぁ・・・。布団乾燥器で一気にやっちまうかな。“切れ長のお目々”が台無しです。書き忘れていましたが、10月に交換した低ダストブレーキパッドのレビューが未だでしたね。純正パッド時代は洗車翌日にはホイールが汚れていましたが、二月経っても気になりません。勿論この間に洗車してます。多分リアの汚れ方と変わりないみたいです。気になる制動力についてですが、純正のガッツン感がややマイルドになった感じで、少なくともパッセンジャーには好評です。効きが悪くなったわけではなく、踏めばしっかり止まります。というか、踏み切った時の効きは低ダストパッドの方が効いている感じがしました。純正品より安いしお得だと思います。一部の正規ディーラーでも取り扱っているみたいですね。流石BMW公認のショップ(Studie)です。残念ながらウチのD(モトーレンBMW東名横浜)では扱っていません。

 そういえば最近タイヤを交換しました。年末に近隣のスタンドで「タイヤやばいっすよ〜〜〜!」と云われ、確認したところリアにくっきりスリップマークが出現していました。このままでは確実に整備不良ととられます。直後に軽井沢へ行く予定もあったので、急遽数カ所で見積をとりました。ミシュランのランフラットにしようかと思ったのですが年末でどこも在庫ナシ・・。ピレリもBSも同様です。結局に近隣スタンドでADVAN Sport V105 Z・P・Sを入れて貰いました。大手カー用品店より5万円も安かったです。4本工賃込みで26万ちょいでした。浜タイのキャンペーン期間中とのことです。ADVANは走り屋のイメージが強かった(昔はガンガン履いていた)のですが、RFTの評判は上々みたいです。E400に乗る友人もショップで進められて同じタイヤにしたそうですが、非常にバランスが良いと言ってます。ツルツルのタイヤから履き替えればどれも素晴らしく感じるのは「当たり前田のクラッカー」ですね。

ダスト目立たなくなった
リア側と変わらない

IC-551D ご入場

 週後半は6台がCK’IN / CK’OUTしました。週後半の1台目はIC-551Dです。外装のキレイなIC-551Dです。送信すると直後にパワーダウンし変調にもノイズが乗ります。明らかに増幅素子発振の兆候ですね〜〜。ドライバ(10W機はこちらが終段)の2SC1972にRFプローブを当てると針が大きく振れました。発振はここから出ているみたいです。但し出力に変化はありません。後段のファイナル2SC2694(プッシュプル)側で出力変動が発生しています。前段発振による過負荷が原因か、石自体の劣化なのかは着脱しないと判りません。着脱してしまうと後戻りできないため、診断結果と御見積をオーナー様にお伝えしました。特に2SC2694については国内調達が困難です。怪しい中国製の石が出回っているの、香港・深圳あたりのサプライヤーは避けた方がよさそう。北米・欧州のサプライヤのストックは確認しましたが非常に高値です。希少部品のため値が上がるのは当然ですが、果たしてここまで費用負担して・・・。因みにPA部に装着されたセラミックケースの石の交換作業には工数2.5以上掛かってしまいます。ケミコンの様に簡単にチャチャっと半田を外して着脱・・なんて訳には行きません。原則外した石は再装着しませんので、外す=交換となります。増幅動作や発振有無の確認はRFプローブやアイドリング電流の測定で行えますけど、絶縁崩壊が始まっている場合などは外さないとダメです。即ち、後戻りが一切できない作業です。見切り発車してしまうと、責任はエンジニアが負うことになるので慎重に見極める必要があります。ケミコン類も相当数交換が必要でしょう。取り合えず、調達先の選定を急ぐことにします。

PAユニット・・2SC2694も今や希少な石に
激しい発振はこちら(2SC1972)
水色の中大容量ケミコンは全数交換かと
少し液漏れしてる??
BFO調整のTc固着して動かない・・汗
PLL内部はキレイ

ご入場

入力ATTの真上にプリアンプ基板を接着??(これヤバイでしょ!)

 昨年5月に修理させて頂いた430MHz/200Wクラスリニアアンプです。またファイナルが逝ってしまったとのことでした。拝見したところ、4発中片側の1ペアの出力が明らかに異常です。前回納品させて頂いた折に「ドライバ段の発振兆候」があることを工事証明書に記載していました。確認したところ、エキサイタを繋がない状態で、電源を投入しただけでドライバ段が発振します。動作モードをSSB側にした時のみ発生し、キャリコン回路(遅延)と関係があるのか??? RD60HUF1のMP品は既に入手が困難で、単品しか入手できません。しかも非常に高価です。闇雲に交換して飛ばしまくっていては弊社は倒産しちゃいます。汗 業務機メンテナンス用に調達した石が世田谷のチームでストックしていることが判明。前回この個体を修理した際に同時に発注していた様で、ロットナンバーが一緒でした。特性が近似している可能性が高いのでオーナー様のご了解を頂き、ファイナル2個についてはこちらの石でリプレイスすることにしました。ドライバについては単品のRD60HUF1をサプライヤから調達して作業することに・・・。前回はここまで酷くなかったため、ドライバのゲインを下げて「控えめに」お使い頂く事をお願いしていましたが、今回は明らかに症状が悪化しています。周辺の高圧チップコンやドライバ周辺のケミコン、トリマーなども一緒に交換しました。エキサイタを繋いでパワーを入れたところ、一応5W入力で100Wは出てくるのですが、ちょっとパワー不足ですね〜。石は新品だし・・・。へんです。Hi/Loスイッチ切替時にリレーの切替音が聞こえるハズですが、ウンともスンとも言いません。回路図ではRL6/RL7のソレノイドを制御していることになっていますが、パターンを確認したところHi/Lo切替スイッチには繫がっておらず、13.8Vラインに直結されているではありませんか! ここは3dBのATTが挿入されるので入力ゲインが半分、5w入力なら2.5Wに絞られている計算です。パターンを追って行くと、意図的(?)に切除された箇所を発見しました。

Hi/Loの制御ラインがカットされている!

 オーナー様曰く「個体入手前に行われた改造では?」とのことでした。ここを元に戻して(パターンバイパス)動作確認したところ、送信せずに電源を入れただけで例の発振が起きました。アイドリング電流を測定しようとしてVDCに電流計挿入していましたが、完全に過電流状態となり電流計のヒューズが溶断しました。???????????? 恐らくコレが原因で強制的に3dBのパッドを介する様に細工したのでしょう。

 取り付けたドライバを再び撤去、チップコンもバイアス抵抗も全て取り外して入出力回路を完全に遮断し、ストリップラインの入口と出口にネトアナを繋いで測定したところ、500MHz付近を谷間にインピーダンスが低下していることが判明しました。基板を着脱して裏側も見ましたが焦げているところもなく、基板の中層で何かが起きているのか?? 電源投入しただけで発振が起こるのが解せません。RFプローブをあてると、ドライバ〜ファイナルを通して全体で発振してること確認しています。トリガーはドライバ側で間違いないでしょう。3dBパッドを入れると発振しなくなるのは、RFが混入するポイントが入力端子付近であることを示していますね。ここはキャリコンや受信プリアンプなどがゴチャゴチャ入っています。オーナー様曰く「受信プリアンプを業者に頼んで増設してもらった」とのことでした。確かに見慣れない基板が送信入力回路のすぐ上に載っています。というか信じられない場所に接着されています。目を疑う改造方法です・・・。本機にはそこかしこにパッチンコアが入ってます。そもそも発振しやすいんでしょうね。「受信回路は関係無いのでは」と思われるかも知れませんが、受信も送信も回り込みポイントは関係ありません。電源ラインの乗ってしまえば全体にRFがまき散らされます。(回路設計の基本中の基本)ましてや、ストリップラインやリレーの直上に基板を増設するなどあり得ない!!。確実に誘導・若しくは容量性の反応がでているはずです。責任もてませんので触りません・・・。まさか、プリアンプの発振がVDD経由で電源ラインに出て、送信素子に回り込んでる?? 超ハイゲインなプリアンプならあり得ますョ。

 電流計のヒューズが届いたら、IDQ設定を半分以下にして再度挑戦してみます。これでだめなら諦めるしかりません。430MHzのリニア修理に「あるある」ネタですね。 

発振しているドライバ
着脱のため周辺部品を先に撤去
ファイナル左側1ペアとドライバを交換
パワー出た・・しかし何故か少なめ
強制的に3dBの減衰させている?? リード改造箇所発見
またドライバ昇天・・涙
送信入力ストリップラインの真上に受信プリアンプ?? これは回り込むなぁ
せめてVDDにFBを入れるなどして欲しい・・・

ご出場

 こちらリレーが届いたので早速交換しました。トラブル無く、すんなりと「快調動作」してくれました。1wで170W以上でてくる優れものです。それ以上のパワーで押しても飽和してしまうため、軽く押すのが良さそうですね。リニアリティも凄く良いです。TE製のリレーも高速応答のタイプなのでプロテクション介入時に石を保護してくれそうです。

リレー交換開始
新しいリレーに交換完了
ジャンパ類を適切な位置に移動
スルーで1W
リニアONで、凄い!!
ドッカ〜〜ン!!170W(入力は真面目に1W)

【ご依頼内容】

  1. 出力異常

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数3.0人を要しました。

【交換部品・使用ケミカル剤など】

TE 20A/120Vリレー ×1個


ご入場

LCDは交換必須です

 かなり重篤な感じです。まずLCDユニットが完全にアウトです。サブ側が欠けちゃってますね。LCD Assyは欧州のメーカー系ディーラーがストックしているので取り寄せは可能ですがバカ高いです。あと430MHzはアンロックなんですけど調整では戻りません。VCO部のTCやバリキャップ、表面実装ケミコンの交換を要します。Tcは何故か潰れていました。

 個体の中古市場価格を考えると果たして?? と考えてしまいますね〜。オーナー様に診断結果をお戻ししていますので、ご指示待ちになります。

PLL行きます!
Tc完全に潰れちゃっている

ご出場

イイ感じ♪♪

 往年の名機IC-726であります。当ブログの登場回数も多めですね。それだけ世に出回っているということでしょう。RFゲインも無いのでノイジーな都市近郊のシャックにはやや不向きですが、基本性能が優れていて、これでIC-PW1をドライブされているOMも居られます。シンプルな操作性に加え、意外に耳が良いところもあるかな? 当ラボではテスト用(エキサイタ)として活躍しています。こちら、照明の球切れ交換とフルオーバーホールでお預かりしました。球切れについては4個全数を交換(というか3個撤去済でした)しています。一箇所+側のパターンが切れていたので迂回路で再建しています。LEDへの交換オーダーも多いのですが、今回は特に指定がございませんでしたので麦球を入れています。オリジナルの暖かい感じのオレンジが良いですね〜〜〜。本体の方ですが、受信音がザラザラしていました。AFのケミコンが腫れていたので1000µF、470µF、100μFの中・大容量を交換しています。470µFについては容量が抜けきっていました。交換後、ザラザラが無くなりかなり音質が改善したように感じます。USB/LSBの聞こえ方が明らかに異なり、BFOの離調が顕著でした。USB/LSB/CWのBFO値を正常値に調整していまし。PLLの基準水晶も精密調整しました。IFトラッキングで10dB程度感度回復しています。-140dBmの測定限界付近でも信号復調が確認できます。次に送信系ですが、マイク端子裏のフラットケーブル修繕箇所に不具合がありました。アース線が寸断され迂回路でGNDされていおるのですが、リード線の先端が処理されずに、基板固定ビスとシャーシの間に締め付けているだけの状態です。圧着端子を装着して基板上部に固定しました。またマイクVRにガリがあり、時折変調がのりません。CAIG剤で内部洗浄したとこと機能回復しています。

IC-726 の作業に掛かかれ!
BFOを調整中
変調が途切れるのは・・
圧着端子でGNDing
復調音がザラつくのはケミコン劣化か?
中大容量の劣化を確認

【ご依頼内容】

  1. LCD球切れ電球交換
  2. フルオーバーホール

 以上について作業を承りました。

【工数】

 上記作業に工数3.0を要しました。(故障箇所診断、調達、交換、調整、検証、報告書作成、その他の作業を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • 12V麦球×4
  • 大容量ケミコン×2
  • 中容量ケミコン×1
  • 圧着端子×1
  • CAIG デオキシット D-5 適量


ご入場

 こちらは本日中に拝見して、診断・御見積させて頂きます。勿論ご予算内の場合は作業を進めさせて頂きます。

宅急便コンパクトの箱で大丈夫かな〜〜汗
拝見しま〜す

 週末ですが、休み返上の作業となりそうです。汗汗汗 

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