RJX-601 ご出場 / FT-102 ご入場【2019/12/04】

by

 おはようございます。快晴の横浜、お昼過ぎには15度くらいまで上昇しそうです。今週末は雨もしくは雪マークが点灯しています。汗)

 年内のラグビーイベントはほぼ終わりました。年明の12日からトップリーグの2020年シーズン戦がスタートします。東京・神戸などの主要スタジアムで開催されるゲームのチケットは軒並み完売状態ですね〜。愚息の朝練で全ての日曜日がブロックされているので、どのみち見に行けません・・・・。” J Sports ” 観戦で我慢しますぅ。 あっ、お陰様で体調は回復中です。本日よりフルデューティに戻ります。

FT-817、FT-857、FT-897系のTCXO交換サービスを検討中

 FT-8×7シリーズの標準実装水晶は寒暖差で大ズレすることは周知の通りです。純正のTCXO-9に置き換えることで解決できますが、コレが少々高価です。リグを購入する際にオプションとして販売店さんに装着してもらうというのが普通のやり方ですが、後から装着となると自分でやるか、ローカルOMに頼むかというスタイルでしょう。

 「面倒だなぁ〜」という方に朗報です。実は、TCXO-9相当(0.5ppm以内)の精度を持つTCXOを深圳の仕入れ先が製造していて、現在当ラボで評価試験中です。中国は水晶片が大量に採掘可能でPCメーカーへのシェアではトップです。深圳には水晶発振子の製造業者が幾つもあり、前回視察した際に拝見した作業場はTQCもキチンとしていて、安価で良質な水晶を提供してくれます。既に国内のハムショップにも供給を開始していますが、当ラボでも工賃込みでTCXO-9の実勢価格よりも安価にご提供できるのではないかと画策しているところです。試験結果は月内にお知らせします。良好なら年明け早々にもサービスインします。

FT-817NDで試験中のTCXO
標準水晶(上)、中国製TCXO(下)

ご出場

 初期型の後期ロットです。判別の仕方はシリアルナンバーを観れば一目瞭然ですが、外形上はNATIONALロゴと付属のマイクで判別が可能です。初期型・初期ロットの特徴の一つはVFO軸が太いことです。本個体は細軸が採用されているので、初期型の後期ロットですね。棺桶マイクが採用されたの初期型・中期ロットからでした。元箱入りで入場された本個体は外装状態もよく、大切に保管されていた様子が覗えます。

・ご心配されていたパワー不足は特に問題はなく全域で定格出力が出ていました。
・受信感度が著しく低下しており、リレーの分解洗浄を行ったところ改善しました。こちらはメンテナンスパック適用外になります。(0.5人日相当)その他は以下の通りです。
・VFOが300KHz程度離調していました。50.000MHz、54.000MHzで精密調整を実施しています。
・CAL 51.000MHz化改造 水晶交換を実施しました。
・FMナロー化対策改造 ダイオードリミッタのバイアス抵抗を交換しました。
・ケミコンサンプリング の結果、ケミコン類の交換はございません。
・IF/RF 送受信回路のフルトラッキング(VFOズレ校正を含む)の実施しました。

 以上を実施したところ、全ての機能が正常な状態に回復しています。

Hiモード(キャリア)
Loモード(キャリア)
交換部品
CAL水晶・FM変調器のリミッタバイアス抵抗
CAL 51MHz化・VFOダイヤル校正
感度良好!

【ご依頼内容】

  1. 送信出力が規程値に達しない
  2. その他点検・調整・修理(メンテナンスパック適用)

【工数】

 メンテナンスパック + 0.5人日(送受リレーの分解洗浄)を要しました。

【交換部品・使用ケミカル剤】

  • CAL 29.000MHz を 30.000MHzに換装
  • 1/4W 抵抗 ×1個
  • CAIG デオキシット D-5

※ パックメニューのため動画撮影は割愛しました。


ご入場

 久しぶりに大好きなFT-102が入って来ました。こちら長期保管された個体とのことですが、接点類の接触不良が顕著です。まず、HVに900V掛かるとことが500V程度しかでていないこと、ヒーター電流が流れていないこと、受信プリ・ON/OFFリレーが正常に動作しないところまで確認しました。これら基本機能について、ご予算範囲で作業を進めているところです。まずは受信リレーの交換作業を実施中です。こちらは、RFユニットの着脱をともないますが、ビスを外して簡単に外れる部分ではなく、PAハウスとフロントを繋ぐバリコン軸3本と、筐体などにハンダ付けされた数箇所に及ぶジャンパ線を外す必要があります。この作業は丸々1日掛かります。本機の泣き所とも言える、FBR211A系リレーの接点不良に関しては密閉型の互換リレーによる交換より術がありません。以前にも同様の作業をやってますね。こちらです。今回もHSINDA製リレーに交換しました。何故か本機のRFユニットは12V系リレーと24V系リレーが混在しています。FBR211Aについても両方存在するので交換の際には要注意ですね。12V系×2、24V系×2、合計4本を交換しました。今朝はRFユニットの組み戻しから開始します。RFユニットに見慣れない改造箇所を発見しました。オーナー様から特にお知らせがないのでメーカーによる施工箇所かと思われますが、このトリマー二個、何の目的で装着されているのか??ですね。しかも、基板の裏面で直接アクセスできない箇所です。

大工事に着手! 軸×3を撤去していよいよ基板着脱・・
取り外した211A系リレー×4個
211A系×4個全てHISINDAの密閉リレーに換装
なんだコレ?
見たことないな〜
これから組み戻します

 今日の作業報告はここまで・・・。隣ではクーガ7の診断が始まってます。IC-2700については診断の結果、コンディションが予想以上に悪化しており修理にはレストア級の工数が見込まれるため、オーナー様より修理中止のご指示を頂きました。また、作業ステータスについてコメント欄にお問い合わせがありましたが、実名記載はお控え頂いた方が宜しいかと存じます。m(_ _)m 年末進行で作業が立て込んでおります。少々お待ち下さい。(*^_^*)

コメントを残す

テキストのコピーはできません。