サイトアイコン 二子玉日記

週明けです。【2019/11/25】

 おはようございます。曇り空の横浜地方です。お昼頃にアンテナ交換作業を予定しているのですが、天気が心配です。

 週末から傘マークが点いたり消えたりですねぇ。土曜日は体調が優れず、楽しみにしていた早慶(秩父宮)観戦を諦めてテレビで応援、結果17-10で勝利したのは早稲田でした。早慶ラグビーは毎年11月23日に行われるのですが、1922年当時「一年でもっとも晴れの確率が高い日」ということで選ばれた日だそうです。日本最古のラグビーチームたる塾蹴球部の創部から120年目にあたる節目の今年は、ワールドカップがもたらした空前のラグビーブームとも重なり、秩父宮競技場は大盛り上がりだった様です。テレビ越しに良いゲームを楽しませてもらいました。両チームともSHは冴えてましたね〜〜。気持ちの良いパスが出ていましたョ!! 小生は居室でCDプレーヤーを修理しながらの応援でした。笑 (CDプレーヤーの件は後日書きます。)

 そんな余韻も覚めぬまま、よく日曜日は大和市のスポーツセンターでジュニアラグビーの大会が行われました。愚息のチームは「負・負・引き分け」に終わりましたが、愚息が6タックル(タグ)・2トライ(ポイント)を上げ、小生的には大満足です。ややスタンドプレーもありますが、まぁ由としましょう。チームメイトがエンド近くでタグを取られ、オフロードで出したパスをフォローの愚息がキャッチ、そのままトライしたシーンには大歓声が上がりました。“そうだ、これがラグビーだぞっ!” 


ご出場

 「出力が制御できない」「RFメーターが振らない」「10W機なのに20W以上出てる〜〜!」とのことです。拝見したところ、HFのみで事象を確認しました。50MHzは正常みたいです。明らかにALCの挙動がヘンですね〜〜。本機のTX回路はHFと50MHzがRF段で分岐、各々のPAとLPFを通りアンテナ端子で出ています。HF側のALCはLPF後ろのCMカップラのフィードバックによって動作します。RFメーターもこのカップラで検波された進行波を参照していますが、IF段はHF/50が共用なので、50MHz側が正常に動いているとなると、消去方的に故障箇所が絞り込まれますね。HF/50の進行波・反射波が合流する手前(HF側)で不具合が起きているのでしょう。案の定、整流用のゲルマニウムダイオード2本が導通しません。1K60×2を交換したところ、ご指摘の不具合は正常復旧しました。LCD表示が少々見難いですが、他は正常でした。

多分ここかと・・
案の定です
 
1.9MHz 出力最大
 
1.9MHz 最小出力
14MHz 最大出力
14MHz 最小出力
21MHz 最大出力
21MHz 最小出力
29MHz 最大出力
29MHz 最小出力
参考:50MHz 最大出力(修理対象外)
参考:50MHz 最小出力(修理対象外)

【ご依頼内容】

  1. HF送信制御不可・RFメーター不動・出力以上

 以上について修理を承りました。

【工数】

 上記作業に2.5人日を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、調整、検証、報告書作成、その他の作業を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】


検査終了

 先日のNRD-505に引き続き、NRD-515(受信機)をお預かりしました。中波受信中にノイズが混入ことです。確認したところ、2.999MHz以下の全バンド症状が顕著です。また他の短波帯は正常に使用可能とのことでしが、何れの周波数も周波数が数MHzズレている様です。ノイズは第2ローカル信号に混入しており、70.000MHzを外部の発振器からインジェクションするとノイズが消えました。ICから出ているノイズみたいです。残念ながら、ICはメーカー内製品で市場流通がありません。誠に残念ですが修理は困難です。m(_ _)m JRC機はPLLはからノイズが出始めたらアウトです。(内製品多すぎ)

外部から基準信号をインジェクション
SSGから局発を突っこむとノイズが消えた

今後の修理予定について

 到着済の修理品に加え、今日以降の入場予定は以下の通りです。11/25ご入場予約の診断開始は11/19ご予約の出場後となります。

  1. IC-820  11/11 ご入場 
  2. HL-200V 11/18 入場
  3. IC-821  11/18 入場
  4. RJX-601 11/18 入場
  5. IC-2700 11/19 入場
  6. その他の無線機など

 今週も宜しくお願いします。m(_ _)m

Tags: IC-726, NRD-515, ラグビー, 慶応, 無線機修理

Related posts

モバイルバージョンを終了