NRD-505・NSD-505 ご出場【2019/11/19】
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おはようございます。青空を見上げたらデルタループが折れてました。昨夜は自転車が倒れるほどの突風が吹き荒れたようです。
昨日はローカルのJI1AME局の買い物にお付き合いして秋葉詣してきました。あっ、勿論 “調達業務” を兼ねていますのでサボりではありません。汗汗汗 いやいや偶には秋葉に出ないとね。(^o^) 富士無線さんに伺って、AME局のニューカー“FT-857″をゲットしてきました。加藤社長、いつも笑顔でご対応頂きありがとうございます。次回は大きな買い物しますのでお許し下さい!m(_ _)m 中古入手のFT-891の調子がイマイチだそうで、オールバンドカバーのDSP機 FT-857に白羽の矢が当たりました。小生も2台目のFT-857DMをモービルに乗せてます。ヤエスの8×7シリーズは何だかんだでテッパンなんだよなぁ。・・因みに小生はサプライ部品を少々調達しました。ショップさん巡りをすると目に付くのはアンテナであります。拙宅屋根上のデルタループもそろそろ寿命がきた様で、先日改修した際に根元に亀裂を見付けました。“19号クラスでなくとも突風が吹いたら危ないかも?” “アンテナ買って帰ろうかな〜” そんな妄想が頭を過ぎったのですが、そのまま退散することにしました。AMEさんに話したら「アンテナ上げるんなら真冬になる前にやろう!」と背中をおされたのですが。・・買わずに帰りました。

そんな話をしながら地元に戻ってきのですが、一晩経って玄関の扉を開けると愚息の自転車が倒れているではありませんか!!! 夜中、ビュービュー風切り音が聞こえていたなぁ〜〜。
まさか・・・・ひぇ〜〜。デルタループの片側の竿がグリップ部で折れて、大きく歪んでいるでいます。ここまで保ったことが奇蹟ですね。交換用の竿はストックしていますが、今回はローターリーダイポール(Vダイポール)にしようかと思います。ナガラのTV-416Jを発注、到着したらAMEさんに手伝ってもらいま〜〜す! WARCはともかく3.5を何とかしたなぁ。
NRD-505・NSD-505 ご出場
大変お待たせしました。隣で作業中のJRC-505が完成しましたのでレポートします。今回はオーバーホール的なオーダーでした。送信機・受信機ともキレイな状態です。総合調整と以下の修理・調整を行いました。
バーニアダイヤルとカウンターのズレ解消

実周波数とバーニアダイヤルの位置が大きくズレていました。こちらはAM(CW)時にCALインジケーターが中央でゼロインするように調整しました。但し3.5MHzや1.8MHzの場合、運用周波数がVFOの500KHz以上の位置になるため、ローエッジ側でアライメントを取るとズレが生じます。これは致し方ないことです。CALツマミでインジケーションバーの位置をスライドさせるより術はありませんのでご了承ください。写真の通りです。
SSBで変調が乗らない
NSD-505のフロントパネルと本体基板の間に通っているフラットジャンパの半田部分にクラックがありました。補修して正常に変調することを確認しました。
JRC製ダイナミックマイク(YAESU標準8p仕様)の標準プラグ化改造
NSD-505のマイク端子は標準ステレオP/Jです。8ピン仕様のマイクとステレオプラグをお送り頂き施工させて頂きました。正常動作を確認しています。
トランシーブケーブルの制作
本機はトランシーブ接続するとお互いのVFOを共有化できます。即ち何れかのVFOダイヤルを回すと両機の周波数がシンクロします。多芯シールドケーブルを用意しお送り頂いたプラグを装着しました。正常動作を確認しています。
その他精密調整
送受信機毎のIF、RFのトラッキングを実施しました。受信感度は測定限界以下(-140dBm)、送信出力は110W以上です。
YouTube動画撮影の際にうっかりオフバンドで送信テストしてしまいました。勿論ダミーロードで終端しています。汗 修理品を倉庫に移した後に気付きました。汗汗 m(_ _)m
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【ご依頼内容】
- 総合調整・不具合箇所修理
- ダイヤル位置スレ修正
- マイクコネクタ交換
- トランシーブケーブル制作
- その他
【工数】
以上の作業に工数6.0人日を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、調整、検証、報告書作成、その他作業を含む)
【交換部品・使用ケミカル剤など】
- 標準ステレオプラグ ×1 (持込)
- トランシーブコンコネクタ×2 (持込)
- 10芯シールドケーブル 1m
午後にはTS-940Sの検査結果があがってきます。