HT-750 ライン落ち / JRC-505 入場中【2019/11/15】

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 おはようございます。今日は一段と冷え込みました。北海道はこの冬初の寒波到来とのことです。インフルエンザにも注意しましょう。

御年40歳のラジカセ!(横浜事業所内)

 プライベートな修理です。クルマでも無線機でもなくラボで使用しているラジカセです。1978年製のナショナルRX-5500(ステレオマック)は、小遣いを貯めて買った想い出のステレオラジカセです。メタルテープが登場する直前だったのでクロームポジションが最高位ですが “ドルビー付き”が自慢です。当時、叔父から貰ったプレーヤーと自作のスピーカーを付けてレシーバー代わりにしていました。小生にとっては“オーディオへの入り口”になった一台であります。長らく実家の物置に放置されていたものを数年前にフルレストアしました。今回はAM受信中に歪みが酷くなったためIFトラッキングのためにバラした次第です。ラボではラジオとして使っているので、他の機能について詳しくチェックしていなかったのですが、今回カセットレコーダー部の故障に気付きました。録音・再生ともアウト完全にアウトです。リワインド側の巻き上げトルクも弱くなっています。前回修理した際にはキャプスタン駆動ベルトを交換していますが、今回はリール側でした。録音・再生はケミコンがリークしてヘッドアンプが動かないみたい・・。

 先日修理したソニーICF-2001D同も様ですが、家電製品の中はカオスですね〜〜。いつも整然とした無線機の中ばかり覗いている小生には別世界です。家電品は小さな容積に基板を重ねて配置するため、物理的にギリギリの設計になってます。しかも工場ラインでAssy毎に調整された基板を流れ作業でおばちゃん達が組立・半田付けするため、メンテナンス事情などはあまり考慮していないものが多いです。ところが、このRX-5500は内部ユニットが整然と並んでいて、ユニット間のジャンパー類もコネクタ化されています。当時の製品には幸之助さんの哲学がキチンと活かされているのかな・・。昔は街場の電気屋さんの奥でおじさんが半田コテ片手に色々直してましたよね。小生の愛読書「“同行二人 松下幸之助と歩む旅”(北康利 PHP)」にその辺の哲学的なことが書かれています。つまり、モノ造りとは“造って売るだけではなく最後まで面倒見る” ということなのです。昔(1990年前後かな?)叔父の愛車だった初代 ホンダ CIVICがいよいよ動かなくなってディーラーからも見捨てられた時、叔母が本田宗一郎(当時会長)氏宛に「主人の唯一の楽しみは貴方が作ったクルマを運転することです。楽しみを取り上げないでやってください・・」的な内容の手紙を書いたら、ディーラーではなくホンダ本社の人が飛んできてクルマを回収、数ヶ月後CIVICは元気になって帰ってきたそうです。叔父が亡くなった後CIVICはホンダ本社に引き取られました。今も何処かに保管されているそうです。 豊中の御大に手紙を書いたら読んでくれるかなぁ?? 

 そんなことを想い出しながらラジカセを修理する秋の夜長、松下謹製のRJX-601で遊びたくなりました〜〜〜。あっ、カセットレコーダー部は直りましたョ。40年前に録音した岩崎宏美を聴いてます。♪♪ 

70年代の松下製ラジカセをバラす
内部は整然としている(ヘッドアンプはデッキ部の裏)
お奨めの一冊
サムエル・ウルマンと被る?

ライン落ち

THPのハンディ機を検査中

 こちら、ゆうパックでラボに直送されてきました。ヤマト運輸に入出荷業務をアウトソースしているので入場リストに入っていませんでしたが、ラボ側の予定票に入っていたので差し込み対応させて頂きました。

 東京ハイパワー製のユニークなハンディ機ですね。しかもHF SSB機です。確かに受信機能は動作しているみたいです。しかしPTTが一切反応しません。回路図を観る限りではややこしい部分はなく、モトローラ製の1チップICで全てのロジックを制御している様です。受信はできるのですが、電源ON/OFF時に変な文字列が表示されるのが気になりました。分解してみると写真の様な構造になっていて、LCDユニットの裏側にプロセッサが搭載されていて、PTTラインもそこまで引き回されています。プロセッサのPTTピンをGNDに落とすと送信状態になるはずです。ライン上にケミコンなどはなく、ホット側はPTTの押しボタンに直結されていました。反対側は基板のGND側に繫がっています。調べてみると、色んなファンクションが呼び出せないことが判明しました。プロセッサのVDDは正常電位が掛かっています。回路図からリセットピンを読み解きGNDに落としてみましたが、全く変化はありません。静電気か何かが飛び込んでパラメーターを上書きしてしまっている可能性が高いですね〜〜。修理は困難です。誠に申し訳ございません。m(_ _)m

PTTの引き込み部
筐体反対側のプロセッサ(VDDは来ているが・・)

NRD 505 /  入場中

 申し訳ございません。前記事に515と記していました。営業から来るオーダーフォームに”515″と書かれていたので、そのまんまコピペしていました。(汗) 往年のJRC謹製のトランシーブ型通信機です。(敢えて無線機とは書きませんww)本機は業務用として漁業局や航空機局でも使用されていましたね。送信機側のAUXを使用するとアマチュアバンド以外でも送信できますし、受信機側は1MHz単位でHF帯を区切っているので、アマチュア無線用ではなく“短波受信機”であります。さて、トランシーブ・ケーブルが同梱されていなかったため、個別の動作試験を行いました。以下の通りです。

NRD-505について

 オーナー様ご指摘のバーニアダイヤル現示ズレ以外の機能は正常です。受信感度についても全バンド問題ありません。

NSD-505について

/NSD-505

 

 IF系、RF系、PA系とも問題はありません。オーナー様よりご指摘のあった、「送信時にRX端子がGNDに落ちるか?」についても問題ありませんでした。出力もバンドによっては最大で150W(CWキーダウン)程度出ています。ところがSSB時に変調が乗りません。こちらは変調回路の故障を疑います。AFジェネレーターから低周波を入力すると、規程の30倍程度でやっと出力しますが両サイドに出てきます。全体的なコンディションが良いため全機能を回復させたいうですね。トランシーブケーブルもお送り頂ければ幸いです。

 

 


 週末ですね〜。日曜日は三ツ沢で高校ラグビーの神奈川県大会決勝戦が行われます。(13:00 K/O) 去年は母校慶応と愚息が通う桐蔭学園の一騎打ちでした。今年は母校は既に敗退、桐蔭が例年通り勝ち進んでおり、伝統の強豪校たる東海大相模との決勝争いです。8時から愚息のラグビー朝練(日体大キャンパス)に参加して、そのまま三ツ沢に向かう予定です。

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