TS-900 ライン ご出場 【2019/11/14】

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 おはようございます。昨日とは打って変わり暖かい朝を迎えた横浜です。週後半は10月上旬並みとのこと。今日も半徹明けで眠いです・・。

300km走って、ダストゼロ!!

 先々週交換した低ダストブレーキパッドのレビューを書いておきたいと思います。交換後300kmほど走行しましたが、フロントホイールへのダスト附着はないみたいです。335i m時代にもDixcel製のM typeパッドを装着していましたが、Dixcel×StudieコラボのSR3バッドの方がダスト量が少ないのでしょうか。SRシリーズも2度マイナーバージョンアップでしているので、ベースのM typeパッドも進化しているかもしれません。E91の時は“初期制動”について差ほど感じなかったのですが、F10では重量増加分の影響はある様に思いました。300km乗って慣れたせいか、初期制動の違和感も感じなくなりました。むしろ、この位の方が乗り心地も良いように思います。踏めばキッチリ効くので心配はご無用!。今まで洗車後100km走ると真っ黒になっていたホイールが汚れなくなったメリットの方が大きいです。 Mスポーツの場合、550iと同サイズのキャリパー/ローター搭載しているので、ダスト量も多めです。リアルMモデルでも装着されているオーナーが多いとのことですので、耐フェード製も向上している様です。何と言ってもBMW チューナーの草分けたる「」さんイチオシですから悪い訳がありません。Dixcel製ローターとのセット交換がお奨めですョ。車検時にローター交換となるとディーラーでは純正のバカ高いローターしかチョイスできません。ローターについては純正品と同等性能です。


TS-900ライン ご出場

 前回ご出場時、間違いなく動作していたVFO-900のビート機能が故障していました。前回も気になっていた親機との接続ケーブルコネクタ部の接触不良が原因ではなく、VFO-900側のCALユニットの故障でした。親機には100KHzと25KHzのマーカーが搭載おり、マーキング周波数ではVFO-900側でもマーカーが使えます。しかし、任意の周波数となるとVFOダイヤルの位置で確認するか、相手局の受信音でメインVFOとの同調を取るとなると、面倒ですし正確性にも欠けます。そこで便利なのがVFO-900側に搭載されているCALビート機能です。メイン()サブ(VFO-900)の二つのVFOから出力される信号を合成する際、完全に同期すると振幅が倍になります。その波形を整流・増幅・発振させて600Hz付近のビート生成しますが、完全に同調すると最高位電位で直流になりゼロビートになる仕組みです。両VFOの信号はCALユニットに取り込まれていますが、直流増幅回路の電位差が少ないのと、D10で600Hz付近の波形が観れるのにQ8のコレクタ側には波形が出てきません。入り口のスイッチング・ダイオード2本、直流増幅回路の整流ダイオード2本、直流増幅回路中断(Q7)のケミコン(220µF/10V)1本、ビート増幅器(Q8)の2SC735とスピーカー手前のケミコン(22µF/50V)を交換したところ、正常に機能するようになりました。22µF/50Vについて電解溶液が漏れ出た痕がありました。何れの部品も完全な故障と判定できるところには至っておらず、個々の性能低下によって回路全体が機能不全に陥った様です。古い無線機には付きものの症状ですね。黒と金色が交換したケミコン、その間にあるトランジスタは2SC1815(Y)で代替しました。これらは新規の故障修理になりますことご理解下さい。

時間経過に伴う出力低下について

 以上の事象についてご指摘がありました。ラボで8時間以上エージング(ヒーターON)状態で送信テストを実施していますが、ご指摘の事象が再現されません。「VFO切替を行うと元に戻る」とありますが、前回診断したとおり接点類の劣化が著しく、洗浄・接点復活剤の塗布だけでは完全修復することは困難です。また、バンド切替SWの不具合でも起きる可能性があります。やはり使い続けること以外にコンディションを維持する方法はありません。前述の接続ケーブルのコネクタ部についても酸化腐食が進行しています。表面を擦りすぎてもダメで逆に症状が悪化します。CAIG-D100Lを直接塗布し乾燥を防ぐことである程度は維持できますので、お試し下さい。出力低下については症状が確認出来ませんので、未着手でお戻しします。

VFO-900側の故障か?
CALビート周辺回路
入り口のSWダイオードから
結局、これだけ交換・・・汗
22μFはニチコン Fine Goldに交換
問題無く100W出ている(14MHz)

【ご依頼内容】

  1. VFO-900のCALビート故障
  2. 時間経過に伴う出力低下(事象再現されず未施工)

 以上について修理を承りました。

【工数】

 上記作業に工数2.5人日を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、調整、検証、報告書作成、その他作業を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • D1/D2 ダイオード(1S1555)の代替として、1S2076A×2
  • D3/D4 ダイオード(1N60) ×2
  • Q8トランジスタ(2SC735Y)の代替として、2SC1815Y×1
  • C12 22µF/50V ×1
  • C9 220µF /10V×1


 只今、別ラインでJRC 515ラインを検査中です。

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