FT-920 ライン落ち / FT-847 ご出場【2019/11/01】
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おはようございます。今日も秋晴れです。日中は25度に届くそうです。“マジか?” 今日から11月ですよ!。(汗)

新横浜のStudieさんにお邪魔しました。BMWチューナーとして超有名なショップさんですね。小生もBMWに乗り始めた2007年頃からお世話になっています。GTカー選手権でもTeam Studieが大活躍。今回は消耗部品のブレーキパッド交換だけだったのディーラーでもよかったのですが、純正部品に低ダストパッドがないため持込でお願いしようと思っていました。Amazonで調達を試みましたが、センサーケーブルが必要だったり、摩耗状態によってはローター交換が必要なことから、社外品のローターを揃えるショップさんで見積を取ることにしました次第です。純正ローターは部品代だけで10万近しますが社外品なら同等の性能(或いはそれ以上)のものが半額で入手可能です。Studieさんに診てもらったところ、ローターも規程値を割り込み -0.5mmという結果がでました。やはり即交換が必要でしたね〜。Dixcelの低ダストパッドとローター(フロント)の交換で8万ちょっとです。純正なら確実に15万コースでした。リヤはまだまだ大丈夫そう・・。まだ44000kmしか乗っていませんから。というかStudieさんのは市販のMタイプとは異なり、メーカーとのコラボ商品で特性が異なるのだそうです。楽しみ・・・。来週インプレッション書きます。
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FT-920 ライン落ち

丸々二日掛けて拝見しました。PAユニット、LPFユニット、チューナーユニットに異常はありません。メインユニットから50MHzの信号は出ています。何故50MHzだけ増幅されないのか・・・。PAユニット単独では50MHzは増幅されて出てきます。また、LPFユニットの他の無線機の出力を入れると、本機のアンテナかた正常に信号が出てくるのです・・・。PAユニットとLPFユニットが繫がった時だけ異常な挙動がでる??? 一つ見落としていました。PAユニット50MHzの信号は出てきます。RFパワーを最大設定にすると何故か150W近く出てきます。他のバンドでは110W程度しか出ていません。明らかに50MHzの送信ゲインが高めです。ALCやTXゲインをチェックしたところ、まずALCが開放状態にありました。極めて危険です。50MHz側の送信ゲインを設定するVR1011を回しても出力に変化がありません。まったく制御されていない状態です。ここはRFパワーボリュームとも連動していますが、RFパワーボリューム自体はコントローラブルな状態にあります。50MHzの制御回路を追いかけたところ、デジタルトランジスタやダイオード(全てチップ)の故障を確認しました。制御系に大電流が流れた様ですね〜〜。ここはLPFユニットのカップラー(ディテクタ)からフィードバックされたALCを処理する場所です。LPFユニットを繋いだ際に発生する異常発振とも関係してる様です。どうやら、後ろに繋いでいたリニアアンプから回り込んだみたいです。ALC回路がズタズタになっている理由が頷けました。これ以上前に進むことは工数的に困難と判断。修理作業を中断しました。29MHz以下は正常に動いているので温存して頂ければと思います。因みに開放状態だったALCはHF側にも影響しているため、深めにかけなおしました。
FT-847 ご出場
毎度お馴染みの減力改造です。個体コンディションも良好、すんなり改造させて頂きました。結果のみのご報告になります。本機もバンド拡張未施工機でしたので、1.9MHzは1.907MHzでセットしました。施工後はファーム設定でメーター現示のアライメント調整行っています。
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【ご依頼内容】
- FT-847 減力改造パック
以上について承りました。
【工数】
上記作業について規程工数を要しました。(パックメニュー)
【交換部品・使用ケミカル剤など】
- 規程箇所 チップ抵抗 ×3 定数変更
※パックメニューにつき、動画撮影は割愛させて頂きます。
この後、IC-375D、FT-736がラインに上がってきます。何れも今日中に診断終了を目指したいと思います。
週末は3連休ですが、いよいよRWCの決勝戦ですね。エディー率いるイングランドか、日本を破った南アフリカが勝つか・・。その前に、愚息の県内遠征で大和市で試合があります。(爆笑) 良い週末をお過ごし下さい。m(_ _)m
- Aperture: ƒ/1.8
- Camera: iPhone 8 Plus
- Focal length: 3.99mm
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- Shutter speed: 1/15s