ICF-SW77 ご入場 / Mark V ご出場【2019/10/02】

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 おはようございます。何処ぞの国から紙飛行機が飛んできた様で朝から大騒ぎ。蠅なら叩き落とせば済むところですが・・・。

 今朝の出来事です。スーパーの菓子売り場で買った“ハンドファン付き”のチョコレート菓子のケースを、愚息が資源ゴミ箱に捨てようとしていました。ファンの羽根が欠損しボタンを押しても風は出ませんが、電池は十分残っているみたいで羽根の無い突起部だけがクルクル回っています。思わず「勿体ないョ モーターと電池だぞ!!!」と叫んでしまった小生です。「モーターって何?」と聞いてきたので「プラレールやNゲージを動かすエンジンだよ!」と教えると、宅ラボからドライバーを持ってきて分解にチャレンジしてます・・。笑

 結局小生がケースをバラして中からモーターと十分残両のある単三電池を取り出しました。出てきたのは昔懐かし“マブチの130モーター”です。「お父さんが子供の頃、このモーターで戦車を作ったりプロペラ動力のクルマを拵えたりしたんだョ」となどと話したら愚息が反応しました。モーターのリードに電池を直付けしてみせて「逆に繋ぐと反対向きに回るんだよ!」と教えてやると、「すげ〜〜〜〜!!」と大はしゃぎです。こちらも調子に乗って「電気を流すとモーターが回るんだけど、モーターを回すと電気も作れるんだよ!」と、小学校高学年向きの講釈を始める始末(反省)。ラボから麦球を持ち出してモーターの電極に接続、シャフトを思いっきり回すと瞬間的に麦球が点灯する様子に朝から大興奮です。「じゃ〜さ〜、コレ100個あればクルマも動く?」ときました。「う〜ん、ギヤを付ければ出来るかもね・・」と返すと、「おぉ〜〜じゃあさぁ、このチョコレート100個買おうよ!!」ですと。汗 マブチ130モーターは愚息の「新しい宝物」になった様です。しかし マブチ 130 って隠れたベストセラーですね。もしかしたらスーパーカブ並?

 とにかく、トランシーバー遊びに続く“理系への目覚め”に、少し嬉しかった出来事でありました。 ゴメンナサイ、バレーボールが頑張っているようですけど、こちらは門外漢のため全くコメントできません。m(_ _)m

お菓子のケースがハンディファンになっていたが・・
取りだしたマブチモーター

ご入場

 ソニーのBCL機であります。ICF-2001Dは所有していましたが、本機を手に取るのは初めてです。最初、電源ボタンを押してもONにならず、オーナー様に教えて頂くという大失態をやらかしました。電源ボタンの真横にスライド式のロックボタンが付いていたとは知らず・・汗 。 さて、ご依頼の内容ですが、「電源投入直後、FM放送を受信すると周波数がズレて、暫くすると元に戻るという奇怪な現象が起きている」との修理依頼でした。SSGでFM放送帯の適当な空き周波数のキャリアを発生させて本機にインジェクションし、コールドスタートからの時間経過に伴う受信状況の変化を観測しました。確かにリファレンスは50KHz程度ズレているようで、77.0000MHz -100dBm/ 1KHz@3.00KHz dev の信号を突っこむと、最もクリアに聞こえる周波数は実周波数よりやや高い77.05MHzの位置でした。ところが1時間後、3時間後、8時間後も状況に変化はありません。次にリファレンスOSCを直接検波して周波数カウンターで実装しましたが、周波数は全く動きません。PLLはFM放送帯全周波数で安定にロックしています。そもそもワイドFMなので、周波数ズレは感じにくいのですが、それを感じるレベルとなると確実に100KHz単位でズレているはずです。一昼夜試験しましたが事象は確認できませんでした。ケミコンの予防交換もご希望とのことでしたので、47μF、470µFなど最も容量が抜けやすいアルミ電解コンデンサをサンプリングしましたが、容量実測値は誤差範囲内でした。オーナー様が感じておられる事象はマルチパスの可能性が高いのですが、RF段のゲイン変化も特に無いように思います。取りあえず、リファレンス周波数は校正させて頂き、他の不具合が無いか確認してフィードバックさせて頂きます。

FM東京受信中・・確かに少しズレているかな?
SSGから77.0MHzをインジェクションして試験開始
確かに50KHz高い(15時37分試験開始)
周波数ドリフトは無し(01時45分 10時間後)

ご出場

 LCDブラックアウトとのことでお預かりしました。定番の故障修理ですね。インバーター内部の異常発振によるサーマルプロテクタ(ヒューズ)の故障です。発振用のフィルムコンデンサも交換しました。こちらは、毎回同じ修理内容になりますので、詳しくは割愛しますが、酷いケースだと修理後二年も経たないうちに再入場となります。これは構造的問題としか申し上げられませんが、以前より指摘していますが “ヒューズ撤去+バイパス”という施工方法だけは絶対にあり得ません。インバーター内部はラインヒューズとサーマルプロテクタによる冗長対策が施されています。高熱に晒された結果、防護的にサーマルヒューズが落ちる訳ですから、放置すれば基板焼損をともなう故障に至ります。そうなると修理困難です。言いたくはありませんが、某ハムショップさんでは未だにこの方法で施工されています。(最終的に修理不可となった個体が弊社に来ます。汗汗) 熱源は2個のトランジスタなので、ヒートシンクを作れば少しはマシになると思いますが、インバーターなので全体をシールドケースで覆っています。即ち内部に熱が籠もるので、どうやってもサーマルヒューズ溶断します。そもそも熱暴走を避けるためのプロテクターなのでイタチごっこですね〜〜。とにもかくにも、“Mark Vの修理”ならお任せ下さい。(^o^) 

 スミマセン脱線しました。故障部品を交換後、写真の通り正常に動作することを確認しています。

作業開始です
インバーターを取り出す
毎度お馴染みの部品が壊れていました
正常復旧しました

【ご依頼内容】

  1. LCD故障

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数2.0人日を要しました。(故障箇所特定、調達、交換、調整、検証(8h)、報告書作成、その他を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤】

  • サーマルプロテクタ ×1
  • 高圧フィルムコンデンサ ×1

 ※LCD修理につき動画撮影は割愛しました。


 今日も10月なのに暑いです。航空写真を撮り飛来中のセスナがうるさい!!ww

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