週明けです。【2019/09/30】

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 おはようございます。午前9時現在、横浜は晴れています。あれ?、確か天気予報では雨だった気がするのですが・・・。

  1. TL-933 診断終了
  2. IC-Δ100 入場中
  3. CG-3000 ご出場(修理+改造)
  4. 今後の修理予定について

 先週は連休+長期対応機種の取扱でラボはパニック状態、ブログ投稿はお休みさせて頂きました。というか8月から定期投稿ではなく都度投稿とさせて頂いております。さて、週末は大興奮でしたね〜〜。視聴率25%超えですので国民の4人に1人はRWC 日本 vs アイルランドの試合を観た勘定になります。8割はにわかラグビーファンだそうですが、にわかだろうが何だろうが、ラグビーが注目されるのは嬉しいです。そもそも、自転車とかラグビーの様なマイナースポーツマニアの小生にとっては、こういう時くらいしか発言できません。笑 

 結果は19-12なので、得点争奪戦と呼べるような展開ではありません。ラスト20分でこの点差ですからワントライ+ゴールで追いつかれます。アイルランドはセクストン選手の欠場に加え、度重なる反則により日本にペナルティー・ゴールを奪われました。結局、反則が多くなるのはそれだけ日本のプレッシャーが強烈だったからですね。因みに日本サイドは前半からハイテンポのパス回しが冴えていました。特に今回大会から観られるようになったオフロードパスの成功が大きかったと思います。実は試合開始直後に「今日はイケル!」と確信していました。(マジでw) 日本はボール保持率も高かったのですが、流石にフィジカル的に優位なアイルランドがディフェンスラインを超えると恐ろしいですね〜〜。途中出場の福岡選手が自陣からダッシュしてトライを狙うシーンがありましたけど、強烈なスピードで追いつかれました。しかし、これが好機となって日本側の得点に繋がりました。結局19点の内14点がゴールキックによる得点でしたけど、プレイで優っていたことは間違いありません。しかも、80分のゴングがなってタッチライン外にボールを蹴り出したのはアイルランドです。試合の勝敗だけでなく獲得ポイントを意識した結果でしょうか・・・。アイルランドも流石と思わせるプレイを何度も見せてくれましたが、結果的に日本が優っていたのです。次のトンガ戦(リスケが無ければ10/5です)もランキングを気にせず、緊張感を維持して戦いに挑んで欲しいです。ガンバレ ” Brave Blossoms” !!! 小生はファンゾーンで応援します。

レプリカジャージと応援Tシャツを置いて応戦!!
昨日の朝練には体験希望者が多数来場ww!!

 余談ですが、毎週日曜日の午前8時から10時までラグビー部の朝練に出ています。昨日は体験希望者が25人も来ました。予想はしていましたが・・笑 一過性のブームに終わって欲しくないなぁ・・。


診断終了

 A7アラートが出て使用できなくなったTL-933()の検査が終了しました。以下の手順で故障箇所を追い込みました。

   ※試験環境 AC100V 50HZ / IC-726 / 50Ωダミーロード (エキサイタ=アンプ間はALCケーブルを接続)

(1)オールリセット後、PA=OFF、SET → TUNE操作で、1.9MHz〜14MHzの各バンドで正常動作することを確認しました。
   18MHz以上の周波数はA7が表示され使用できません。ハイバンド側で整合できない状態です。

(2)TUNERユニット(コンデンサ側)及び、TUNERユニット(コイル側)を着脱して、リレー全数(40個)のソレノイド動作(開閉)状態を確認しましたが異常はみられませんでした。 

(3)πマッチ回路のコンデンサ全数(63個)の容量を測定したところ、C61について容量異常を認めたので交換実施しました。

(4)ユニット着脱状態では動作確認出来ないため一度組み戻して、上記(1)を再度実施しましたが、結果に変化はありませんでした。

(5)リレー制御状態を確認するために、二個の制御IC(36pin×2)の出力端子全てからタップを取り、チューナー動作中の電圧変化を確認したところ、IC301(ハイバンド側受持)の出力が無いことを確認しました。

(6)不整合の度合いを確認するために、TUNERユニットにある入力側カップラー及び出力側カップラーから出る進行波・反射波の電流を測定しました。

 14MHz以下のバンドでは入力側・出力側ともに反射波電流がゼロになるところまでチューニング動作していることを確認しましたが、18MHz以上の周波数は、上記(5)によりリレーが開閉しないため、不整合が発生し反射波電流が流れています。

(7)弊社環境では100Vでの動作確認しかできません。現状14MHz以下のローバンドについては概ね500W程度(80W入力時400W)の出力を確認しています。
 16個のファイナルFETの内、半数分の動作しか確認できないため、増幅動作が正常か否かについて、RFプローブによる簡易的な検査しかできません。本格的な検査を行うには、16個のファイナルを全て取り外す必要があります。

 以上の様な結果となりました。IC-301、IC-302はJRC内製のIC(プロセッサ)が使用されていると思われますが、写真の通り型番の判別が困難かつ、機械実装のため交換は困難です。

 18MHz以上の整合不良については、チューナーの入力側で発生しています。IMP RV(入力側カップラの反射電圧端子)に電圧計を繋いでみると、14MHz以下では整合時、ほぼゼロボルトなるところ、18MHz以上では、数10mV〜最大2V程度まで電圧が上がりました。(入力40W時)大した反射ではないのですが、閾値を超えているために整合エラーが出ます。閾値を強引にクリアさせる方法はありますが、かなりリスキーです。

追記:2019/10/04

 上記の訂正(打ち消し線)箇所について、納品後お客様より「全周波数が使える」とのご連絡を頂きました。実にラッキーです。IC-301がどういう訳か動き出したとのこと。しかも1KWきちんと出ているそうです。(^o^)  動画撮りたかったなぁ!! 

上層2段目、3段目のユニット着脱して検査
C61(ハイバンド側)が容量異常
制御ユニットは異常無し
整合正常終了時は反射電圧ゼロV(IMP RV測定)
リレーとコンデンサは全数確認済
IC-301(故障)とIC-302はTUNER ユニット(上層2段目にある)
1.9MHz整合完了 増幅動作中(Id値表示)AC100V / 80W入力 400W強を表示
同じく(Vd値表示)AC100V / 80W入力 400W強を表示
同じく(ALC値表示)AC100V / 80W入力 400W強を表示
3.5MHz 動作中(ALC値表示) AC100V / 80W入力 400W強を表示
7.1MHz 動作中(ALC値表示) AC100V / 80W入力 400W強を表示
14MHz 動作中(ALC値表示) AC100V / 80W入力 400W強を表示

 


ご入場

 当初、不具合は受信のみと伺っていましたが、送信側にも不具合がありました。マルチ・ファンクションマイクが機能せず、PTT操作も受け付けません。受信は430MHzユニットのフロントエンド故障です。こちらFET交換で何とか修理できそうです。オーナー様から同型機種のジャンクドナーをご提供頂きました。これより使用可能なAssyを移植する作業を実施します。週末にドナー個体が倉庫に届いているようですので、本日確認させて頂きます。入手困難な部品がある時は致し方ありません。

IC-Δ100 多臓器不全状態
430MHzのRXアンプの故障?

ご出場(修理+改造)

 アンテナチューナーの修理です。度々小生の個人ネタで登場するCG-3000でありますが、こちらはローバンドが同調できないとのご相談でした。また、本機をデルタループで使用するためのコールド端子を増設をご希望です。本機については小生自身が8年前から使い倒している屋外チューナーの同型機で、現在もデルタループをしっかりドライブしてくれています。つい先日小生の所有機で同様の改造を施しています。実は自己所有機を使ったモルモット実験でした。笑 こちらの個体は平行輸入品とのことで、国内代理店では修理受け付けてくれないとのことです。

 「ローバンド側で整合後、徐々にSWRが悪化し、終いには整合が外れてチューナーが動き始めてしまう・・・これを繰り返す・・」とのご相談です。小生も同じ経験をしているのですぐに閃きました。ハイインピーダンス時にリレーが焼損した疑いが濃厚です。早速開胸してみると、樹脂が焼けた嫌な臭いが立ちこめます。一見、どこも異常はなさそうでしたが明らかに基板が焼けた時の臭いです。ユニットを着脱したところ、3.5MHz受持のLを開閉するリレーの真下に直径5mmほど焦げています。リーマの先を当てるとボロボロ崩れてしまいます・・・。どうやらリレーの床から火炎が吹き出して基板を焼いてしまった様です。リレーを外したら案の定でした。元々搭載されているリレーは中国製の10A250V規格です。上位互換の国内メーカー製16A250V規格のリレーに交換することにしましたが、その前に基板修復が必要でした。焼け焦げた箇所は炭化して導通しているため、削り出しが必要です。写真の様に四角く切り出しました。当該リレーの他、ハイインピーダンス時に負荷が増大しそうなリレーを予防交換しています。上記施工後、500Ωのセメント抵抗(40W)を出力側に繋いでテストしました。全バンドで正常整合することを確認しました。ローバンドでハイインピーダンスとなる拙宅ANTのCG-3000と入れ替えてテストした結果、修理前の挙動は発生せず、全バンドで正常に整合しています。

チューナーユニットを着脱(裏面)
うむ??
炭化箇所を切除
切り出し完了 パターン迂回バイパスも・・
交換したリレー(左は16A/250V、右は10A/250V)
ココも取れ掛かっていた

【ご依頼内容】

  1. ローバンドで正常終了しない
  2. 出力側のコールド端子増設改造

 以上について修理・作業を承りました。

【工数】

 上記作業に工数1.5人日を要しました。(故障箇所診断、調達、交換、改造、検証、報告書作成、荷解き/梱包を含む)

 ※ 屋外型ATUの為、動画撮影は割愛します。

【交換部品・使用ケミカル剤】

  • 中国製リレー(10A/250V)の代替として、国内大手メーカー製 上位互換リレー×8個に交換(16A/250V)
  • サンハヤト ソルダーレジスト補修剤 少量
  • コールド端子増設用 軍端子×1

今後の修理予定について

 現在、FT-101Eがライン待機中です。TL-933の組み戻しが完了し次第、検査に入ります。その他、以下の順番で着手予定です。

  • FT-101E(長期対応?)
  • IC-Δ100
  • Mark V
  • ICF-SW77
  • IC-575
  • TS-690
  • その他の無線機など

 今週も“てんこ盛り”の作業となりそうです。宜しくお願い致します。m(_ _)m 

 

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