TS-830V ご出場 【2019/09/20】

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 変な時間にブログ更新です。もうすぐ夕方ですよ〜。今日はラグビーワールドカップです。既に我が家は臨戦態勢!!!

 開会式に引き続いて、プールAの初戦「日本 vs ロシア」が19時45分キックオフです。一昨日発表されたスタメン情報によると、スクラムハーフに流選手の名前が上がっていました。テストマッチの南ア戦では茂野選手が立っていたのですが、ジョセフ監督の采配に期待したいところであります。個人的に前回ワールドカップでも活躍した田中選手に頑張ってもらいたいところです。18時から始まる開会式(調布市・東京スタジアム)にはブルーインパルスも祝賀飛行を披露するとのこと。我が家ではオニギリとビール・ハイボールを用意、近隣のラグビー好きを集め極小パブリックビューを開催します。(爆)


ご出場

 連休前に滑り込みC/Oであります。前回3月にOH出場した個体ですが、その後送信系の不具合が発生し再度ラボに入ったのですが、その際には事象が再現されずにお戻ししました。今回は明らかな故障状態を確認したので修理させて頂きました。

 送信時にプレート電流は流れるものの、PLATE(バリコン)が全く反応せずディップさせることができません。6146BのプレートからANT端子に至る線路上で何らかの不具合が発生しています。故障の可能性が最も大きい部品は高負荷に晒されているコンデンサ類です。可能性のある3箇所に絞り込んで調査することにしました。プレート電圧、SG電圧、ヒーター動作については正常です。励振(ドライバ)段からのRF出力も正常にでていました。真空管については前回OH時に交換を見送っている箇所です。ゲッターに二重輪が出ていますが、ラボのTS-830Sに挿して正常に出力することを確認済です。

 プレートとタンクコイル間に設置されているC7(1000pF)は最も負荷が掛かる場所です。DCリークしている場合には確実にヒューズが落ちるのですぐに判りますが、容量が大きく変化している可能性もあるので着脱・実測しました。結果はシロです。耐圧2Kvのムラタ製高圧コンに予防交換しておきます。

 次によく壊れる場所の確認を行いました。中和バリコンに繫がるNFBのC6(3pF)です。こちらはDRIVEバリコンの真下にあります。着脱して異常が無いことを確認しました。餅のように膨れているので同様にムラタ製高圧コンに置き換えておきます。

 最後はC12(100pF)です。空中線インピーダンスとの整合用コンデンサになります。回路自体はLが並列に繫がっているため、やはり着脱が必要でした。送受リレーソケットの裏側にあります。このコンデンサのリーク(短絡)を確認しました。不整合状態で高負荷が掛かり続けると故障する可能性があります。また中和が取れていない状態でも負荷が掛かります。あまり故障する場所ではありません。

 予防を含め、3個の高圧コンを交換しました。送信時に不安定となる挙動は一切観られません。全バンド定格以上の出力が出ています。

故障はPAユニット・・
怪しいコンデンサを3個選んだ
最も高負荷になるC7は予防交換
本命はC12か?
1.8MHz=150W
3.5MHz=120W
7MHz=100W
10MHz=100W
14MHz=100W
18MHz=100W
21MHz=100W
24.5MHz=100W
28MHz=100W
送信状態は絶好調です

【ご依頼内容】

  1. TS-830V 送信不具合

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に3.0人日を要しました。(故障箇所診断、調達、交換、調整、検証、報告書作成、荷解き/梱包を含む)


 巷は連休に突入しますが、月曜日にHL-725Dの検査作業を実施します。ラグビーワールドカップ、皆で応援しましょう。

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