週明けです。【2019/08/13】
by
おはようございます。未明から雨が降る横浜地方です。台風はどの辺でしょうね〜。世の中はすっかり盆休み、弊社も14日から土日を挟さみ20日までお休みです。あれれ、、晴れてきました。
書き忘れていました。固定アーカイブの「無線機コレクション」「BMWコレクション」をリニューアルしたので、各ページの右上に固定リンクを追加しました。
前半は休み返上してラボで修理作業に勤しみます。後半の18日〜20日は下田の保養所行きを予定しています。再び入田浜海岸より50MHz、27MHz、28MHz (FM)に出ますので聞こえたら是非声掛け下さい。m(_ _)m
先週末の土曜日、小用で横浜港のある市内中区まで移動しました。山下公園で開催されたポケモンGOのイベントに愚息が行くというので、くっついて行った次第。こちらの狙いは海辺からのQRVであります。(ww) ピコ6(MX-6S)とDJ-G7、ICB-87Rをリュックに詰めてイザ出発です。愚息はRJ-480Dといういつものスタイル・・・。山下公園はポケモンGOのレアキャラ獲得の為、全国から集まった参加者で賑わっていました。小生も一応アプリは入れているのですが一度も起動することなく、氷川丸の横でアンテナを伸ばしてました。(笑) 10時時点で気温は35度を超え、愚息もゲームどころではないみたいです。「暑いからもういいや!!」・・確かに熱中症のリスクがマックスです。その間30分と短い間でしたが、11mも6mもDXは開かず終いです。6mでCQを出されていた県内鎌倉市内を移動されているJE1PIQ/1局にお声掛けさせて頂きました。ピコ6は公称1W機ということになっていますが、小生所有個体は0.5W程度だと思います。先方は2.5Wとのことでした。ピコ6のSメーターが少々重いせいかもしれませんが、当方側RS 54/ 先方レポート 57でQSLです。こちらのアンテナはベースローディングのテレスコピックで、氷川丸の真横からオンエアしました。久しぶりのピコ6でしたが、レポート交換程度のQRP遊びにはもってこいのリグです。ご存知かと思いますが、このピコ6(MX-6S)はCW打電用のボタンが付いています。モニターできないので、ちゃんと打てているか不安になりますが、BK — BKのラバスタQSO程度なら問題ありません。QRHはご愛敬!! 愚息が横から「あそこに行こうよ! きっとココよりも涼しいよ!!」と指さす先は「大桟橋」でした。ふむ、確かにココよりは人が少なそう。実は横浜港周辺施設の中では穴場的存在ですね〜。小生も「いずも」入港時くらいしか立ち寄りません。ウッドデッキなので照り返しが少ないというメリットが、しかもデッキ下の客船ターミナルに降りれば冷房が効いています。桟橋のなので両側は海です。電波出すのにこんなに良い環境はありません。11mのノイズは山下公園よりも低くく絶好のロケーションでした。しか〜し、結局ホワイトノイズは上がらず終い、11mでCQを出したところ、県内局のカナガワCE47/1局 @大和市移動、至近距離の臨港パークからQRVされていたヨコハマUQ3/1局の2局と交信させて頂きました。(Tweet済)花桃でCH101さんがタヌキウォッチされていたことが後で判明しましたけど・・。汗 横で愚息も一生懸命CQを出していましたが、空振って終わりました。11時過ぎに38度を超えて為デッキ下に非難、この日の移動運用は終了です。昼ご飯は野毛のキムラでハンバーグを食べました。こちらはLDVさんの十八番ですね。小生は7年ぶりです。前回は世田谷の自宅から自転車で食べに行きました。ww
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
TR-1000 あと一息
無線機の中も、頭の中もグチャグチャです。こんなに小さな無線機に身も心も弄ばれています。改造箇所が多く、手探りで作業を進めていますが、4C3接点のリレーの載せ替えを何とか終えました。ラグ板装着・ソケット装着を断念しましたが、苦肉の策のベルクロによるリレー固定が上手く行きました。何度も書いていますが、本機は+接地なのでそのまま測定器を繋ぐと非常に危険です。安定化電源などはAC100V端子のコールド側がDCのマイナス側に繫がっているため、アイソレーションされていない機器を繋ぐとグルッと回って+−がショートするのです。作業現場では様々な機器を併用するので、うっかりすると大変なコトになります。その都度確認しながら測定作業すすめる必要があるのです。書いても中々伝わらないかな? 普通、測定器なんて出力計とテスターぐらいですものね。・・ということで、リレーの載せ替えが終わったところで送受信のテスト開始です。
受信テスト・・SSGの信号復調を確認!
SSGは電源がアイソレーションされているのでコールド端子経由の短絡はありません。一応テスターで電位差が生じていないことを確認してから繋ぎます・・・。ANT端子とSSGを繋いだところ、受信側VFOダイヤルが目的周波数付近でAM変調音を捕らえました。受信はOKです。これでサードパーティ製VFOの修理に続き“二つめの故障箇所”が直りました。
送信テスト・・一筋縄では行かない
次は送信テストです。SSGから終端型電力計に繋ぎ直してマイクのPTTを操作してみました。針は全く振れません。涙 あれれ、リレー交換前にはキャリアだけ確認できたのに・・・。オシロのプローブをRFユニットのOUT端子に直付けしたところ、目的周波数付近の正弦波が確認できました。あれれ・・・何処か繋ぎ忘れたか??? リレーをベルクロから剥がします。半田付けしたはずのリード線が1本取れていました。再半田してリレーを元の位置に戻して再チェック開始・・。すると電力計の針が1W越を表示しています。PTT操作に対して正常に送受が切り替われることを確認!! しか〜し、変調が乗りません。受信信号はリレーの不具合で遮断されていました。変調回路もリレーでON/OFFされているので、こちらを疑ったのですが・・・。
変調が乗らない原因を特定
変調トランスに金属ドライバを近づけると、キャリアにハム音が乗ります。受信AFと変調増幅回路は共有なので、スピーカーから音が出ていると言うことは、こちらも正常ということになります。何処かで変調が遮断されています。。。マイク端子とリレーを結ぶシールド線のホット側が導通していないことが判明しました。マイク端子付近のケーブルがシールドから引き出されていますが、やけに細い気がします。どうせダメならシールド線を交換すればすむことなので、剥き出しの怪しい部分をカットしみたところ、中で断線していました。断線部分を切除して少々短くなったシールド線を繋ぎ直します。しかし、依然として変調が乗りません・・・。マイク端子のホット側に指で触れるとハムが乗ります。ということは、ここから先は変調器まで繫がっているということです。となると・・・マイクです。ナント、ダイナミックマイクカプセルのコールド側が切れていました。修復して再々々チャレンジ・・・。変調が乗りました!!!!
とりあえず、動作可能な状態になりましたが、サードパーティー製VFOが常時ONになるため、受信時に被ってしまいます。こちらは水晶とVFOのCAL動作を個別にON/OFFできるように改造しているそうですが、何だか挙動がおかしいです。受信時にはサードパーティー製VFOの電源が切れるようにしなければ使い物になりませんね〜〜。最後の仕上げに掛かろうと思います。
余談ですが、代替交換に使用したリレーは、内部にLEDが内蔵されていて、送信時にグリーンLEDが点灯します。(www)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
IC-375D 異常ナシ・ご出場
こちらは常連オーナー様からの修理ご依頼です。出力が出ないとのことですが・・・。8時間電源を投入しつづけても正常に送受信しています。その他の不具合も特にございません。事象発生の再現に至らないため、このままお戻しさせて頂きます。
![]() |
![]() |
今後の修理予定について
長期対応中のTS-820Vについて、修理と同時に100W化改造を承っております。こちら、部品入手に時間を要しており、納期が遅れる模様です。現在電源部の修理を行っているところです。また、FT-101ZSDについては、減力改造を承っております。こちらはトリマーパックの劣化が酷く、このままでは作業継続が困難、追加の修理を要します。その他の不具合についても見積中です。今週から7月29日着指定の案件に着手します。
- TS-820V (長期対応中)
- TR-1000(長期対応中)
- FT-101ZSD(長期対応中)
- FT-401
- FT-101BS
- HL-728
- FT-655
- その他の無線機等(7/29〜ご入場)
- Aperture: ƒ/1.8
- Camera: iPhone 8 Plus
- Focal length: 3.99mm
- ISO: 64
- Shutter speed: 1/15s