HL-63U ご出場 / HL-250UFX ご出場 / Mark V Field ご入場【2019/07/05】

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 おはようございます。雨は上がりましたが、曇り空が続く横浜地方であります。週末までこんな感じでしょうかネェ。西日本では甚大な被害がでている模様です。被災された方には心からお見舞い申し上げます。

花桃パトロール継続中!

 アイドリングタイムは相変わらずCB三昧。ログレスで好きなときに気軽に運用できるのが良いですね。暇さえ有れば近隣の“花桃の丘”に上がっていますが、この日(2019/07/03)も昼休みと夕刻にパトロールしました。笑 曇り空でEs情報も無っかたのですが例の“チクタク”が聞こえていました。下田でもお世話になったイワテIW123局のクリアな変調が聞こえていたので早速コールしてみました。今日のエクイップはICB-87R(2号機)です。1号機は初期ロッドの技適ゴールドステッカー付きの個体、2号機は後期型の角Rステッカーが貼られているタイプです。中身は一緒ですが、後期型はソニー謹製ではなく下請けで製造されたロットとか?? 後期型は受信感度調整の追い込みが甘いなどと言われていますが、確かにSは1.5メモリほど低めに振れます。S/N自体は変わらない気がするのですが・・。実用上は1号機と2号機の差を感じることはありませんョ。やはり87Rは鉄板です。 今回は52/52でお相手頂きました。それにしてもイワテIWさんの“一発コピー”には敬服します。下田の時もAGN無しで一発で拾って頂きました。ロケーションも素晴らしいのでしょうね〜〜。

 イブニング帯にも愚息のヨコハマYT726と共に“丘”に立ち寄りました。見覚えのあるクルマが止まっています。クルマでそのまま近づくと、運転席を倒して意識喪失している“CH”さんを発見!! 真横でクラクションを鳴らしましたが無反応です。「・・大丈夫か??」 クルマから降りて、ウィンドウをコンコンとやったところお目覚めに・・・。せっくの睡眠を邪魔してゴメンナサイ。m(_ _)m  昼に聞こえていたチクタクは全く聞こえません。もっぱらCH-580はコンディション確認専用機と化しています。18MHz、21MHzまでは開いていたようですが、上の方は閉じきっていました。CHさんの「目覚まし時計的ミッション」を終えラボへ、ヨコハマYT726はそのまま自分のリグ(RJ-480D)を持って子供部屋からCQを出していたようです。CHさんはまだ花桃に居られたようで、YTにお声掛け頂きました。笑 室内QSOで53/53です。(ラボでタヌキしてましたwwww) 直線で約1.5km離れていますので、市街地(室内QSO)としてはまずまずでしょうか。自分の40数年前を想い出します。

平日ランチタイムの“花桃の丘”にて


今日も元気にチクタクチクタク・・


修理完了

代替の2SK571MA

 プリアンプ修理のご用命でした。GaAsのMGF1302(三菱)はいよいよデットストックになったみたいです。個人売買もしくはリファビッシュの怪しいモノが出回っているだけで、まともなサプライヤーから完全に消えてしまいました。GaAs FET自体が製産中止になっているので代替で使える石は限られてきます。国内で唯一入手可能な2Sk571(NEC)による代替修理とさせて頂きました。(オーナー様ご了承)  MGF1302に比べるとややゲインが低いです。反面SNは良いみたいで、Sが上がらなくても了解度自体に差は無い気がします。ポン付け交換で動作はしますが、Tcの調整範囲を逸脱するので補正コンで定数を調整しました。S1.5(ノンプリ)→ S7(プリON)で動作しています。そもそもV/Uリニアのプリアンプは、余計なRF回路挿入によるロス分を補う程度のものですから実用上十分な数値でしょう。

【ご依頼内容】

  1. 受信プリアンプ故障

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数2.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・修理・調整・検証・報告書作成などを含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • MGF1302 ×1個 代替として2SK571MA ×1個


修理完了

 お伝えしているHL-250UFXのLED交換が完了しました。汎用のLEDによる代替修理が可能でしたので、予定よりも早く完了できました。赤・緑・青の3色を仕入れてオーナー様にお選び頂き「赤色LED」で修理することに決定しました。見栄え的にはオリジナルと遜色の無い程度に仕上がったと思います。 むしろ「TXって赤だよなぁ」と思えるくらい・・笑  平面的な寸法は合致しているのですが、奥行きがオリジナルよりも短めで高さ調整に少々苦労しました。定規で測りながら装着しているのですが、オリジナルのLEDに比べ脚が細いため強く押すと半田が剥がれてしまいます。呉々も取扱にはご注意ください。(ご返送はヤマトのPC・精密機器BOXに収めてお送りします。)

 また「前回出場時より出力が低下している?」とのご指摘がありました。前回同様の調整を行っていますが、やはりMAX付近で発振気味です。送信→受信に切り替えた際に発振が起こり、キャリア無しの状態でアンプが動き続けてしまいます。200Wを超えない様に敢えて調整しました。因みにFT-817(5W時)で150W以上出てきますからゲインは十分あります。以下の写真にてご確認ください。

破損したTX LED
LEDの奥行きが異なるので微調整
装着後の動作確認
TX 点灯
フロントPを装着後
TX(RED)すんなりくる・・
FT-817(5W)による動作確認(スルー時 20Wレンジ)
リニアON 150W出てます。(200Wレンジ)

【ご依頼内容】

  1. TX LED破損(交換)

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数1.5人日を要しました。(故障箇所診断・調達・修理・調整・検証・報告書作成などを含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • TXインジケーションLED ×1個(汎用LED使用)

※工数1.5人日以下の軽微な作業につき、動画撮影は割愛させていただきます。


Field ご入場

 Mark Vの100W機です。100W機は200W機よりも本体が重いですね〜〜。AC電源内蔵でした。汗 “Field”の冠したMark Vを扱うのは始めてかも知れません。制御部やIF/RF構成は200W機と一緒ですが、電源に加えPA周辺は全く別物ですね。200W機はドライバ・ファイナル(P/P)ともフィリップス製のパワーMosFETによって構成されていますが、本機のPAユニットは100W機でありながら、トランジスタ(東芝)による3ステージ構成です。ファイナルはお馴染みの2SC2879がプッシュプルで使われています。今回のご用命はハイバンド側で出力低下が顕著とのことでした。2SC2879は草臥れてくると上の周波数のゲインが下がってくる傾向にあります。本機のファイナルは二個とも絶縁崩壊などは起こしていません。hfeも十分出ている状態ですが、RFの特性が悪化していました。恐らく発振が原因と思われます。PAに入力される信号を観ると、何れのバンドも波形が大きく崩れており、非常に発振を起こしやすい状態にありました。IFの段間結合の調整がズレている様です。PA内3ステージ全てに使用されている発振防止用のセラコンを着脱して容量を確認したところ、大きく容量が逸脱しているものが幾つかありました。2SC2879は非常に高価なトランジスタですので、新品に交換してもこの状態では再び故障してしまう可能性が否めません。特に高耐圧指定されているコンデンサは全て交換することにしました。2SC2879は最後のMP品が一組残っていました。500V耐圧の6800pFが手持ちにないので現在調達中です。少々お待ちください。

Mark V Field のPA修理着手
2SC2879MP を用意
ファイナル着脱完了・・
ファイナル・ドライバ周辺のコンデンサを根こそぎ交換中

 今週はココまでです。皆様より週末をお過ごしください!!m(_ _)m

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