RJX-601 ご入場 / VR-5000 ご入場 / FT-790MkⅡ ご入場【2019/06/19】

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 おはようございます。昨夜は上信越・東北南部で強い地震がありました。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。“わた定”を観ている最中で、拙宅では全く揺れを感じることなく突然の津波情報は驚きました。

 冒頭からお願い事で恐縮です。修理品をお送り頂く際に“メモ書き添え”で追加作業のリクエストなされるお客様がおられます。軽微な調整やLCD球切れ交換などでしたら対応可能ですが、異なる修理箇所の(特に診断をともなう)作業の場合、以後のスケジュール全体に影響を及ぼし、他のお客様にご迷惑をお掛けしてしまう恐れがございます。特に再現性の低い症状などについては完全にラインを閉塞してしまいます。 追加のご依頼については、必ず修理品をお送り頂く前にご相談くださいますようお願い申し上げます。

 また、不具合事象をCDやDVDに保存され同梱頂いても作業現場で再生することができません。USBメモリなどに汎用ファイルフォーマット(.png .jpg .mp4. mp3 .wav .aac など)で保存してお送り頂ければ幸いです。容量が少ない場合はメール添付でも構いません。また宅ファイル便などのクラウドサービスでお送り頂くことも可能です。どうかご理解頂きたくお願い申し上げます。m(_ _)m これ会社のHPに書いておくべきですね。スミマセン・・・。

 CDを焼くのって結構手間ですよね。昔よくやっていたので解ります。しかしながら昨今のPCにはCDドライブ自体搭載されていないものが大多数なのです。小生も大量にストックしていた空DVDを数年前に全て処分しました。今のところ、お送り頂いたCDやDVDは拙宅リビングのブルーレイレコーダーで再生しています。仕事を家庭に持ち込むと色々面倒でして・・。


ご入場

 そうそう、小生もRJX-601×2台を現役復帰させることにしました。例の“移動局局免失効事件(爆笑)”以来、新技適機だけで救済申請でコールサインを復活させたのですが、やはりどうしても使いたいリグが何台かあります。“断捨離はいったい何処へ??” 

 今回もメンテナンスパックのご用命です。初期型のNATIONAL 大文字 ロゴの付いたモデルです。こちらの個体ですが、既にFMナロー化されていました。CAL水晶が前回のメンテナンスパックに使用したものを最後に在庫切れしていました。既に水晶はオーダー済ですが納品遅れが生じています。着荷し次第交換作業に取り掛かります。メンテナンスパックに含まれる内容ではございませんが、上蓋に靨が多数出来ていましたので軽く叩き出ししておきました。コーナー部も陥没していますが、こちらは手を付けていません。全作業週内には完了予定です。

気になったので →
表面は平らになったかな?

ご入場

 スケルチ閾値がズレているとのご相談でした。実機を確認したところMAIN/SUBともに正常です。ラボでモニター用に使用している個体と比較しましたがご覧の通りです。VHF エアーバンドしかテストしていませんので、VCOステージ毎に検査中です。暫くお待ち下さい。


お預かりした修理ご依頼品  SQLは12時方向付近

当ラボの所有機 SQL位置は修理ご依頼品と同じ

追記:2019/06/20 9:53

 MAIN/SUBにおいて、50MHz、125MHz、145MHz、435MHz、700MHz、900MHz、1290MHzの各バンドで、AM、AM-N、FM、FM-N、USB、LSB、CWの各モードでそれぞれ30分間受信を行い、スケルチの動作状態を確認しましたが、何れの条件でも異常は確認できませんでした。設置場所環境など個別の条件で発生している可能性がございます。インバーターを使用するノイズ源(USBチャージャー、プラズマテレビ、液晶テレビ、エアコン、LED照明など)が近くにある場合は、設置場所を離すなどの対策をこうじることで改善する場合がございます。また、同軸ケーブルや、電源ケーブルにクランプコア(TDK ZCAT1325-0530等)を複数個取り付けるとコモンモード系のノイズに効果があります。

【処置について】

 異常ナシ ご出場


FT-790 MkⅡ ご入場

 ダイヤルエンコーダー交換のご用命です。本機の補修用部品はメーカー在庫がありません。エンコーダーについては市場流通も確認できないため、類似スペックのデバイスでの代替修理となります。当該補修部品はクリック付きの溝切軸タイプですが、同径のエンコーダーを見つけ出すことができませんでした。入手可能なものはクリック付きの半月軸タイプのみです。従ってツマミ側の加工は必須ですね。但し本体に装着できるか否かは実際にやってみないと判りません。(本機エンコーダーの外形寸法が不明の為)これからフロントパネル内部ユニットの着脱作業に掛かります。

溝切り軸タイプのエンコーダー
入手できたは半月軸タイプ
細く小分けされたジャンパが多いので再現できるように写真保存
裏側も同様

追記:2019/06/20 9:55

 その後、ロータリエンコーダーを取り外したところ、部品自体は正常に機能していました。D/Aコンバータ手前のCMOSインバータの出力信号が乱れており、ここが不具合の原因と判明しました。機械実装のCMOS ICの為、手作業での部品交換は困難です。誠に不本意ですが、“修理不可”と診断させて頂きました。m(_ _)m

【処置について】

 修理不可 ご出場


 今日のレポはここまで・・・。被災地のお天気が心配です。

2 Responses to "RJX-601 ご入場 / VR-5000 ご入場 / FT-790MkⅡ ご入場【2019/06/19】"
    • 拝見してみませんと何とも言いようがありませんが、ブリッジやトランジスタの故障であれば修理は可能です。
      小生の勤務先(https://tbhd.jp/)にお問い合わせ頂ければ幸いです。

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