週明けです。【2019/06/03】

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 こんにちは。横浜は雲が多めですが日中は晴れの予報です。関東・甲信越の梅雨入りはまだ先でしょうか。今朝もグングン気温上昇中です。6月第一週のスタートであります。

ICB-R5の存在感は否定できないが・・・

 “”はこの週末もレギュラーのお二方が朝5時から頑張っておられました。日曜日に少しだけお邪魔して11mにQRV、6エリアを中心に数局交信させて頂きました。小生も最近は“フリラ”中心です。汗 専らアマチュア無線の移動運用はキャンピングが中心になってきました。それにしてもサイエンテックス社のSR-01は凄い人気ですね。500mW 8chのCB機で138,000円というお値段には賛否両論あるようですけれど、マーケットが存在しないような状況下で、よく頑張っていると思います。生活家電ならともかく趣味の無線機ですから、この値段はむしろ安いと思います。確かにIC-7300が買える価格ですが、国内規格の27MHz帯市民無線なんてマーケティング的には需要ゼロ(カウント不可能という意味)に等しい世界です。既に大手メーカーは撤退している訳ですから。そんな状況下コレだけの製品を造っておられるサイエンテックス社は立派です。何故そこまで褒めるかというと、本当にSR-01の性能が素晴らしいと思うから・・・。送信については500mWに内蔵アンテナ2m以内と制限があるので性能差は微々たるものでしょう。(変調は深めで好印象) 一方の受信性能についてはコストに縛られない設計の自由度がある分、色々と挑戦できる? AGCも2段に掛かっているような聞こえ方です。大手メーカー製のCB機の一部にもその様な受信構成を採用するモデルがありますが非常にレアで、他の機能ががチープだったりします。RITも固定周波数で何故必要?と仰る方がいますが、水晶劣化でfズレを起こしている旧式リグが多い現状を踏まえるなら、歓迎されるべき機能です。耳が一番大事ですからねェ。因みにSR-01とICB-R5・ICB-87Rの受信性能を実際に比較すると、SR-01でメリット5となる信号が後者二台ではメリット3〜4となるケースが多いですね。これらソニーの二台も受信感度は優秀な部類に入るのですが・・。Twitterでも多くのCBerがSR-01をメイン機として使っている様子が覗えます。小生もコレクションのアマ機10台程度をオークションに出し、ICB-87R辺りを手放せば買えるかな〜〜〜。欲しいと思っても常時受注しているわけではないみたい・・。 ダメダメっ!!、断捨離するんだから。(爆)

この時期のサイクリングは最高!!

 そんなコトを思いつつ “花桃の丘” から帰宅。間髪入れずに愚息が「最近、自転車乗ってないじゃん! 行こうよ〜〜〜〜!」と来ました。久しぶりに寺家町の「ふるさと村」まで軽くポタリングすることに。寺家町周辺は田んぼだらけ、このシーズンなら間違いなく水をはってます。ICB-87Rをリュックに入れて出発しました。去年の6月に寺家町へ行った際にもQRVしたのですが、KX3にWonder Loopの組み合わせで21MHzにQRV、SSB/CWで沖縄を含む6エリア、8エリアと繫がっています。これは期待できそう・・・。おいおいサイクリングが目的じゃないの? 寺家まで片道30分、田んぼのあぜ道に沿う水路に掛かる橋の手すりにリグを平置きして11mに開局! 聞こえる聞こえる・・。ノイズレベルは花桃と変わりません。まだEsが弾けていました。熊本県内の移動局のCQをキャッチ、既にパイルになっていましたが、運良く2番目に拾って貰いました。RS 55/53にてQSLです。500mWのAM機は楽しいです!! 少々雲行きが怪しくなってきたので、ソソクサと帰路につきました。続けていれば軽く10局は出来でしょう。週末再チャレンジします。帰りしなの鶴見川土手で、桑の実を採取しているご婦人に遭遇しました。砂糖を入れて煮ると美味しいジャムが出来るそうです。横浜北部にはこんな場所が沢山残っていますょ〜。それにしても、愚息のギア無し16インチとの併走は往復10kmが30kmにも感じます。ww それでも帰着後の爽快感はたまりません。

”花桃の丘”レギュラーのお二人は今朝も絶好調!!w
愚息に煽られサイクリングへ出発
ここは絶好のポイント!! ヨコハマYT726 開局〜〜
よく飛びます・よく聞こえる・・・
ポツリと来た感じが・・
帰りしなの鶴見川右岸 桑の実がなっていた

PLL調整完了

 選手末に追記で書きました、IC-729アンロックについての続報・作業終了報告です。DDS LOOPが規定電圧に達していませんでした。規程値に調整しています。(0.6V→1.0V)こちらは約0.7V以上出ていないと全周波数でロックが掛かりません。TC経年劣化による離調と思われます。規程値に調整後、全バンドとも送受可能になりました。その他、HPL1番2番3番について精密調整を実施しています。特に1番については、規程値7.0Vのところ、6.0V弱となっておりましたが、部品劣化によりこれ以上の電圧は出ません。周波数下限側で1.6V以上出ていれば問題ございませんが、受け持ち最低周波数の0.5MHzにて2.0V以上出ていますので問題ありません。2番、3番については、何れも規程値より0.5V程度低くなっておりましたので調整しました。4番は規程値でした。上記作業実施後、5時間のロードテストを実施しておりますが、アンロックなどの症状は発生しておりません。

  • (受信感度)規程周波数 14.100MHz -140dBm 測定限界以下の信号を復調 (テストOK)
  • (送信出力)1.8MHz〜29MHzの各アマチュアバンド 50W、50MHz帯 30Wを確認 (テストOK)
DDS Loop電圧降下
HPL 1 電圧降下
HPL 2電圧降下
ICB-R5の存在感は否定できないけど・・

【ご依頼内容】

  1. アマチュア無線帯送受不能

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数2.0人日を要しました。(故障箇所診断・修理・調整・検証・報告書作成など)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

 ナシ


TS-790S(その1) 修理完了!

 選手末にパワーモジュール交換を予告したTS-790Sの作業が終わりました。結局ドライバ段のM57716を交換しています。事象を整理しますと、430MHz帯でSSB/CWがパワーダウンしてしまったとのことでお預かりしました。FMは正常に出ていたのでALCの故障を疑い検査したところ、ALC閾値を決めるCW Level 調整VR付近にあるD76の故障を突き止めました。こちらはRLS73というハイスピードスイッチング型のダイオードです。当該部品は入手できないため汎用の1S2076Aに置き換えました。するとCWは正常に定格出力するようになったのですが、SSBの挙動がヘンな感じです。1KHzのシングルトーンに対しては正常に出力するのですが、2トーンでは同レベルのAF入力に対して数ワットしか出力しません。低めのシングルトーンを入れても同様です。キャリアポイントズレでななく、RFユニットの出力を測定すると正常な基本波が出ているのが確認できています。明らかにPAステージで暴れている感じです。スペアナで監視してみると、近傍に多くのヒゲが立ち上がります。スプラッタのような症状? 何らかの事情で送信IMDが悪化していると考えました。先ず疑ったのは本機の代表的なトラブルとしては知られるファイナル後ろのUM9401不良です。交換しましたが症状に変化はありませんでした。次はファイナルのVCC・バイアスを開放して無動状態にしました。その状態でファイナルの入力ピンにRFプローブ充てて送信チェックしたところ、事象が治まっている気配はありません。そうなるとドライバ段ということになるのですが、M57716を大量に扱ってきた経験上、入力ゲインに対してリニアに出力しているし、SSBだけ特定の周波数成分でリニアリティが低下したことはなく、周辺のケミコン劣化による発振を疑い、サンプリングがてら交換することにしました。ファイナル側も含めVCCにぶら下がっているケミコンを全て取り外したところ、15µF2本、220µF1本が容量抜けが進行中でした。これらを交換して再度チェックしましたが、結果は変わらずです。ただドライバ段側に集中しているため、過負荷状態によるケミコン劣化進行と観てよさそうです。これはM57716を交換すべきと判断・・。交換実施したところ、IMD悪化の挙動はみられず、正常に増幅することを確認しました。SSB/CWとも50W(定格42W)出ています。ALCを正常値に調整するとRFパワーメーターの振りがやや控えめになりますが、外部RF計では正常に出力していることを確認しています。リファレンスのQRHがやや気になりましたが、実用上は問題無いレベルです。

ドライバ・ファナイルを着脱してチェック! ファイナルも新品(在庫)を用意したが・・
ここかも??

【ご依頼内容】

  1. 430MHz帯でSSB/CWの送信出力が低下

以上について修理を承りました

【工数】

上記作業に工数3.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・修理・調整・検証・報告書作成など)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • IFユニット D76 RLS73の代替として 1S2076A×1
  • 430MHzPAユニット ドライバ段 M57116 ×1
  • 430MHzPAユニット ケミコン ×5
  • 430MHzPAユニット 送受切替RFダイオード UM9401 ×1


TS-790S(その2)作業進捗

 1200MHzアンロックのTS-790です。代替のバリキャップで修理を試みましたがVCOが安定しません。欧州のディーラーに互換部品を発注しました。こちら、到着まで少々時間が掛かりそうです。今暫くお待ちください。


今後の修理予定について

 先日出場させたMark Vのブロアーが回転しないとのご相談がございました。週末に拝見したところ、ブロアーの軸が固着して回り難い状態でした。ファイナル故障はコレが原因だったかもしれません。ブロアーを分解して軸受けに固着した古いグリースを落として、新しいグリースを塗り直しました。ブロアーはスムースに回転しています。こちらは作業が終了しましたので、既にご返送させて頂きました。

 現在、長期対応中のTX-310/JR-310を含め4セットをお預かりしています。

  1. TX-310/JR-310 長期対応中
  2. TS-690
  3. FT-920
  4. RJX-601
  5. その他の無線機など

 今週も宜しくお願い致します。(^o^)

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