TS-790S(その1)進捗・IC-729ご入場・TS-790S(その2)ご入場【2019/05/31】

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 おはようございます。5月も最終日となりました。曇り空、気温は平年並みに戻った横浜であります。このまま梅雨入りするのかな?

 昨日はお昼頃”Es”が大ブレイク、50MHzが賑やかでしたよ。珍しく4エリアが59+20dBで入感していました。開いていたのは30分くらいだったでしょうか。程なくフェードアウトして聞こえなくなりました。昨今はクラスターよりもSNSの方が情報が早いかもしれません。TwitterやFacebookでこれらを知る人も多いでしょう。少し前まではNICTの太陽活動情報のページの定点観測が流行っていましたが、日々ココばかり観ている訳にも行きません。勿論メールプッシュという方法もあるのですが、SNSが圧倒的に早いです。アイドルタイムの多くはSNSに費やすいている人が多いはずです。小生も第一報はFacebookの書込で知りました。ほぼ同時刻にTwitterでも情報が拡散されていましたね。更に“Es”に敏感なのはCBer達です。何しろ“Es”が出ないと全く繫がりませんから。11mをやらない人もTwitterでCBer達をフォローされると良いかもしれません。

HAZUKIルーペを買おうと思ったが・・・

 TwitterでヨコハマMK71さんとやりとりした話の続きです。最近老眼の進行が早く、ほぼ1年サイクルで遠近両用眼鏡のレンズを新調しています。特に暗くなると辛いのです。新聞もまともに読めない・・眼の酷使のせいもあるかな? 双眼ルーペは幾つも持っていますが、どれも一長一短あって、コレといったモノに出会えません。行きつけの眼鏡市場(あざみ野店)に立ち寄って相談したところ、確かに老眼はこの一年で僅かに進行しているとのことでした。(そもそも眼鏡屋が行きつけになっている時点でかなりヤバイ?)

 そして眼鏡屋さんの結論・・・

「ワーキングディスタンスが20cmを切る近接作業の際に、眼鏡の下端のみしか使えないからではないでしょうか?」” 

 目線が不自然になる“遠近両用眼鏡”ではなく老眼鏡の新調を奨められました。実は老眼鏡は何本も持っていますし、視線を空間側に切り替えた時に見えなくなるので、都度付け替えが必要になるのも非効率。「HAZUKIルーペはどうか?」と尋ねると1.6xと1.85xを出してくれました。これなら眼鏡の上から二重掛けも可能です。「うん、よく見える!!」必要な時だけ胸ポケットから出しても良いし、首からぶら下げるのも由。あのCM通りです。www そして、もう一つ奨められたのが、眼鏡市場オリジナルのGRAN LOUPE(グランルーペ)でした。こちらは1.6xまでなのですが、レンズが跳ねあげ式になっています。こちらも眼鏡の上から装着できるので便利。眼鏡にクリップする跳ねあげルーペは昔からあるのですが、こちらはHAZUKIルーペとの中間に位置する商品と言って良いかもしれません。しかも8,900円とHAZUKIルーペ(10,167円)より安いです。流石にあの耐久性はありませんが、軽さや利便性はHAZUKIルーペと変わりません。使い勝手はHAZUKIルーペと一緒です。デザインもイイ・・。何より素晴らしいのは、“ワーキングディスタンスがHAZUKIよりも広め”だという点です。HAZUKIの場合8cm〜30cmですが、GRAN LOUPEだと12cm〜40cmとなります。通常の半田付け作業ならGRAN LOUPEの方が使い安いし、遠近両用眼鏡に装着すると下端で8cmまで寄れました。HAZUKIほどバリエーションはありませんが、今後拡充してゆくとのこと。結局GLAN LOUPEを購入しました。因みにこの商品、ネットで検索してもヒットしませんが眼鏡市場で売ってます。エンジニア諸氏にお奨めします。

HAZUKIルーペにライバル出現?
ケースはスタンドに・・
スペック・・どうでもいいか?
オマケ・(最近髪の毛染めましたw)

TS-790S(その1)パワーモジュール発注

M67728は在庫があるのだけど・・

 先日来お伝えしているTS-790S(その1)の作業進捗についてです。SSB/CWが出力低下したとのことでお預かりしました。前号で書いたとおりCWはALCのダイオードを交換して出力するようになりました。SSBも出力するのですが、変調をモニターすると“モゴモゴガヤガヤ”と濁りスプラッターが発生しています。RFユニットから出ている430MHzの波形には異常はなく、PAユニットの何処かで発振しているとみて調査しました。M57716+M67728の二段構成で50Wの出力得ています。前段のM57716一個で0.3Wから10Wまで増幅していますから、こちらの方がハイゲインです。即ち発振が起こりやすいとみて間違いないでしょう。VCCに直接ぶら下がるケミコンは全数交換しました。これらはスルーホールで両面半田されているので、サンプルして戻すという作業は不可能、全数交換以外に術なしです。7本中3本が異常値を示しています。リークは無いようですが、特定周波数で発振を誘発する可能性は十分ありました。C1、C40はともに15µFという中途半端な値のケミコンが入っており、何れも実測値が10µFを下回っていました。また、VCCの電源側にある220µFについては、180µF付近を示しました。しかし、これらを換えても症状に変化はありません。M67728のVCCを開放して無動状態にして送信、入力ピンにRFプローブをあてM57716の出力波形を観たところ、シングルトーンでは正常な波形が出ますが、2トーンにするとあるポイントから波形が大きく乱れます。なんとなくC級動作の様な挙動です。M57716のVBBには正常に電圧が掛かっていました。やはりM57716が暴れているみたいです。ALCのダイオード故障はこれが原因かも知れません。M67728は在庫あるのですが、M57716は取り寄せ中です。

取りあえず手が付けられるところから・・
この2本は完全にアウト
ファイナル側からC’K
やはりコッチか・・

症状確認中

 こういうケース多いです。弊社に到着して事象が出ないパターン・・・。GENバンドの下の方(中波)辺りは受信出来るのだけど、HAMバンドで送受信不可能なのだそうです。今回も弊社の検査台に上げると正常に動いてしまいました。伺っている症状的には間違いなくPLLアンロックなのですが、この症状はVCOフィルタの離調により発生するケースが多く、環境温度・電圧にも大きく左右されます。ラボの環境は室温24℃、電源電圧は13.8V固定(60A電源)のため電圧降下は皆無です。特に移動運用などに使われているリグの場合は、バッテリーの電圧降下によってもPLLは不安定になります。VCO電圧が閾値付近まで離調している様な場合、僅かな電圧変動でもPLLが外れてしまいます。昨日6時間ほど電源入れっぱなしで加温しました。この状態でもアンロックはなく全バンド正常に送受信できました。午前中で見極めたいと思います。アンロック症状が出ていたことが間違い無いとすると、ロック電圧の離調が始まっている可能性が高いです。念の為PLLの精密調整は実施したいと思います。

14MHzで送信中

(追記:2019/05/31 16:46)

 症状でました。作業再開直後、ス〜ッと聞こえなくなりました。この状態でPLLをチェックしたところ、DDS LOOPが0.6V以下まで低下していました。因みに0.65Vまで上げるとロックするので閾値辺りをフラフラしていたみたいです。規程値 1.0Vに調整しました。その他、LPLの下側が離調していましたが、7.99999MHz以下を受け持つフィルタのロック電圧が5.9V付近から上でホッピングして7.8Vで動かなくなります。この状態でも受持バンド全体でロックしてはいますが、恐らく発振してます。5.8V付近で留めることにしました。(規程値7.0V)この状態で0.5000MHzのロック電圧が2.4Vあるので問題ありません。1.5V以下になると不安定になります。他のフィルタについては、ほぼ規程値が出ていました。既に5時間以上手アスとしていますが、正常に動作しています。


TS-790S(その2)1200MHz送受不可

 2台目のTS-790Sです。こちらは1.2GHzが使えません。1200MHzを選択すると数秒後に周波数が消えます。明らかにアンロック状態ですね。VCOフィルタのTcを回しても電圧は上がったままです。即ちフィルタに信号が届いていない状態です。バリキャップの故障と思われますが、当該部品の調達が困難な為、代替部品で修理進行することにしました。(オーナーご了解済み) こちらも現在取り寄せ中です。

 もう週末です。何とかTS-790×2台を週末に仕上げたいと思います。皆様、良い週末をお過ごしください。(^o^)

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