Mark V 作業中 / FT-920 診断結果 / FT-900 診断結果【2019/05/17】

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  おはようございます。雲が多めの横浜です。愚息が忘れ物をしてクルマでバスを後追いしましたが、結局駅直前で追いつきました。しかも、返ってきた言葉は「これじゃないよ〜〜!」と来た!! 嫌な一日が始まりましたョ。

 またサイトトラブルです。15日 19時12分頃から翌16日 10時30分までの間、サイトが見えなくなりました。発生はサーバーを監視している外部サービスからの一報により発覚、その後一時的に閲覧可能になるも、早朝には再び接続出来ない状態に陥りました。jg1bvx.comにアクセスすると、“サーバーは存在しません”の恐ろしメッセージが表示されます。通常サーバートラブルの場合、エラーコードが表示されるのですが、そもそも「サーバーの在処がわからん!!」というメッセージは始めてです。“そんなアホな・・” FTP経由でサイト内を確認したところ、主要なファイルが書き換えられている様子もなく、有るべきファイルはキチンと揃っています。不可視ファイルの.htaccsesに記載されている文言にも変わりはありません。PHP、SQLともに正常です。しかも、不思議なことにSafariでは見えないのに、Chromeでは見えます。即ちサーバーは生きているということです。なのに接続できない・・・。小生の端末はOSXですが、iOSでも接続できたり、できなかったり、不安定です。DNSに何らかの問題が発生している様な気がしたのでnslookupを掛けました。パソコンが参照しているローカル・ルーター内のDNSサーバが”jg1bvx.com”の問い合わせ結果を出力しません。nslookupのserver コマンドでISP側のDNSを見に行ってみても結果は一緒です。ドメイン が消えているではありませんか! レジストラのコントロールパネルを開いてみましたが、何ら普段と変わらない様子です。ドメインの有効期限もまだ先だし、自動更新に設定されていました。ホスティング会社サイドのネームサーバを参照したところ、マスター側のDNSが“NXDOMAIN”を返してきました。ところがスレーブ側はフルフルの情報を返答してきます。ホスティング会社に何度もメールしていますが、12時間経っても返答がありません。業を煮やし、営業開始時間を狙って直電したところ、保留約20分待ちでやっと繫がりました。

何というお粗末な・・・

 サポート担当に事情を話したところ、即答で「Whois を見ていますが、ステータスがclientHoldになっているみたいです」と。??そんな馬鹿な・・ レジストラのコントロールパネルには何も書いてなかったし・・・。アレレ、“お知らせ”という何やらアピールの薄いメッセージ・リンクがありました。内容は「Whoisに登録されているメールアドレスが正しいかどうか、確認のメールを送りました。」・・とあります。そう言えば一月くらい前にWhoisの公開内容をレジストラの代理プロフィールから自前の内容に換えたなぁ。何はともあれメールを確認してみることに・・。迷惑メールフォルダに落ちてました。内容を見てびっくりです。早い話がよくある確認メールで、メール中のURLをクリックすると認証が完了する的な内容でした。しかも認証の最終期限が15日だったのです。よく読むと、認証しないとドメインを止めると書かれているではありませんかぁ!!! やっちまいましたぁ〜〜〜〜〜。ただURLをクリックしただけで解決。程なくサーバーが見える様になったというお話し。

CH-580をゲット!!

質実剛健なデザインw

 現在ICB-R5、、RJ-480Dと8ch機は3台所有していますが、今回は前から気になっていたCH-580をゲットしました。本機は比較的に安く流通されていますが、ちょっと気になっていました。ノイズに強いと密かに評価されるリグでありますが、果たして如何なモノでしょう。入手した個体は近傍スプリアスがやや強めです。アマ機(FTDX3000 + マルチバンドデルタループ CH-580は室内から送信)による簡易測定ですが、このままでは確実に新スプリアスはクリアできません。ちょっと遊んで手放すか、バキバキに弄ってTELECに持ち込むか、飾りにするか・・。悩みどころではあります。日立ロゴの封印が貼られていますが、周波数ズレは皆無でした。基本波の電界強度測定結果ではICB-87R(前期)と比較しても遜色ありません。日曜日に横須賀のカレーフェスに出掛けるので、ヴェルニー公園からQRVしようかと思います。サイレンモード(笑)煩すぎ!! 

アマ機により簡易スプリアス測定 近傍内側は本機のスプリアス。結構大きいかも。
倅のオモチャになりつつあるCB機達

 さて、お仕事のレポートに入ります。

LCD修理・・

 先日お伝えしたとおり、LCDブラックアウト+αな感じのMark Vです。何はともあれLCDを復旧しないことには始まりません。お馴染みのインバーター故障を疑いました。しかし、いつもと様子が異なります。基板表面の一部が茶色に変色、相当な高熱に長時間晒されたようですねぇ。半田面も同様で、広範に黒く焼損炭化しています。ヒューズ溶断やコンデンサ故障だけではこうはなりません。一見して判ったことはサーマルヒューズが抜かれリード短絡されていることです。(即ち修理の痕跡あり)ラインヒューズは完全に溶断していたので即交換。コンデンサもショートしています。これらを交換しましたが、高圧側が出てきません。トランジスタが逝ってました。本回路に使用される2SD667は相当発熱し、時に異常発振を起こします。その際にサーマルヒューズとラインヒューズによって冗長化された保護回路が働く仕組みなんですけど、今回の様にサーマルヒューズを抜いて短絡させてしまうと、熱暴走したトランジスタにより基板を焼いてしまいます。これは想像ですが、トランジスタよりもサーマルヒューズの単価が高いのと、結構な頻度でLCD故障の個体が持ち込まれ、サーマルヒューズのストックを使い切ってしまったのかと・・・。しかしながら、幾らトランジスタ交換で済むとしても、基板を焼いてしまったら元も子もありません。ですので、弊社で修理する際は必ずサーマルヒューズを交換しています。取りあえず、LCDの修理が完了しました。写真は前回掲載のものと被ります。

インバーター取り出し アレレ焦げてるぞ・・
先ずは定番部品をチェック・・やはり壊れていた
F02(サーマルヒューズ)が撤去・短絡されてる 汗
リードを撤去してサーマルヒューズを用意
トランジスタも交換
結束バンドを使って・・・
サーマルヒューズをトランジスタで挟み込む
LCD復活!!

続いてPAユニットへ・・

 PAユニットを着脱します。5W〜10Wしか出ませんので、多分ファイナルが逝ってます。簡単なチェック方法はドレイン=ゲート間の短絡チェックですが、プッシュプルですから片側だけが壊れている場合でもテスターは反応します。(回路を見ると一目瞭然) 仮に片側だけ壊れていたとしても、マッチドペア指定箇所ですので両側交換となります。これはメーカーで修理する場合も同様です。偶に「アイドリングを個別に調整できるんだから壊れた側だけ交換するればいいのでは?」と訳の判らんことを主張されるプライベート修理屋さんがおられますが、とんでもありません。アイドリング調整は素子の動作点を調整しているだけであり、hfeが大きく異なる石の場合、入力:出力が異なってきますから、出力を出せば出すほどバランスが崩れます。MPでしかも高価な石を二個も交換することになるので、ファイナル交換は懐がイタミます。

 ・・やはり、ファイナルは二本とも逝ってました。こちらは国内調達不可の為、海外サプライヤにオーダーしてます。到着まで少々お待ち下さい。Fedex便で発注しましたから週明けには届くと思います。引き続き作業させて頂きます。

ファイナル二個を撤去
何れもアバラッシュ崩壊してます・・・

メインダイアル反応せず

 LCDの周波数がフラッシングしてダイヤル操作を受付ないとのことでお預かりしました。症状的には2nd Localのアンロックかと思われました。拝見したところフラッシングはありませんね〜〜。念の為、PLLをフルトラッキングしました。2nd Localのロック電圧は1.0V±0.1Vが規程値なのに対して、本機は0.5V程度になっていました。こちらを校正しました。相変わらずメインダイヤルは反応しません。シャトルダイヤルとマイクのUP/DOWNは正常反応します。またサブ側も正常動作します。「エンコーダーか・・」。通常、エンコーダーの故障はこの様に突然起こりませんので、最初は疑いもしませんでした。ディスプレイユニットを着脱しエンコーダーの反応を確認したところ、パルスが出てきません。電圧は正常に掛かっています。出力端子の片側は0V、もう片方は入力電圧の5Vから動きません。サービスマニュアルによると本機のメイン・サブは同一のエンコーダーが使われているとのことなので、入り換えてテストを試みたのですが、何故かコネクタ形状が異なります。別のエンコーダを繋いだところ、正常に周波数が変わりました。当該エンコーダーはメーカー内製で、既に在庫ナシとのことです。また、内製部品のため電子デバイス市場にも流通しておらず、新品部品の入手は困難です。オーナー様にフィードバック中です。

2nd Localは正常値に調整
エンコーダーの安否確認

パワー出ず・・

 久しぶりのFT-900です。個性的なデザインで小生は好きなリグです。900番台を名乗っていますがコンパクトなHF機ですね。こちらはパワーが出なくなったとのご相談です。確かに出ていません。基本波は出ている様ですけど、ANT端子からは殆ど出力されていません。症状的にはファイナルの故障でしょう・・・。案の定トランジスタが逝ってます。こちらもプッシュプルですので、実装状態では詳細は判りません。RFプローブで監視したところ、ドライバは出力しており、ファイナルは両側とも出てきません。こちらも大変高価な2SC2879MP指定です。一旦オーナー様にフィードバックさせて頂きます。

PAにアクセス・・
単純検査ではコレクタ=ベースが両極導通。アウト!

 IC-775DXⅡの順番ですが、大型機ゆえにラインが空かないと検査に入れません。少々お待ち下さい。今週はココまでです。良い週末をお過ごし下さ〜〜い。m(_ _)m

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