TS-520V + DG-5 修理完了【2019/04/19】

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 おはようございます。今日は暑くなりそうですョ。南関東は24℃まで上がるとの予報が出てました。今朝もUH-60の爆音をBGにブログを書いていま〜す。

 エンジニアが2名戦線離脱中です。常駐エンジニアの浅利OMはギックリ腰で10日ほど掛かりそう。(ゴルフのし過ぎ!) もう一人リモート対応頂いていたエンジニアさんについては長期療養中です。平均年齢が還暦を遥かに超えるラボですので、どうかご理解ください。m(_ _)m 小生も体調管理には気をつけていますが、最近不摂生が続いています。(肋骨が折れてますけど 汗)

 そんなわけで連休を前にリソースが大幅に不足してます。常時エンジニア募集してますので、ご興味がある方は”facebook“または”twitter“でご連絡ください。在宅勤務大歓迎です!!

+ DG-5 ご出場

 というわけでTS-520V + DG-5については小生が巻き取りました。「DRIVE調整はできますがIPの調整等が調整できないです。周波数表示器DG-5がでたらめな表示になります。後は総合調整とCWフィルターの動作の確認お願いいたします。」とのご依頼です。そもそもIPが流れていません。HVに切り替えると電圧も見えません。(ココはSWの接触不良だったかも・・) 終段管のプレートチョークの先には電圧が掛かっていました。ヒーターもON状態です。ALCが振れると言うことはドライバの12BY7Aは動いていますし、入力が無くてもアイドリング電流は流れるハズ・・・。SGのスイッチはONになっています。スクリーングリッドの電圧が見えません。電源周りを疑いましたが正常でした。SGのスイッチに電圧が掛かっているので、PAの何処かで遮断されているということか・・。基板上からは確認できませんでしたが、R6の100Ωを横から眺めると僅かに焦げ痕が確認できました。焼損しています。更にRFCも焼けています。発振でも起こしたのでしょうか?? これらを交換したところスクリーングリッドに電流が流れ、IPも流れ始めました。PLATEを回すとディップ点が出ます。14.175MHzでテストしたところ、外部の終端電力計で120W出ています。ところがRFメーターが振れません・・。何度かガチャガチャやっていると、偶にRFが反応します。スイッチ内部の接点不良を疑い、CAIG D-5を注入して洗浄しました。RFメーターは正常に動作するようになりました。そういえばHVは・・・。こちらも直ってます。どうやら接点系が相当草臥れていそうですね〜。14MHzはOKですが、21MHzや28MHzが使用できません。バンドセレクタの接点不良を疑い、CAIG剤でジャブジャブ洗いました。D-5で洗浄後にD-100L(ハケ付き)で直に接点を補修しました。全バンド正常に送受可能になったようです。

300Hz〜400Hzが使えない?

 VFOを操作してみると、21.300Hz〜21.400Hzの間で送受不能になるポイントがありました。他のバンドもxx.300Hz〜xx.400Hzで同様の症状が見られます。VFOの出力端子に周波数カウンターを繋いでみたところ、上記の範囲で発振が止まる箇所がありました。バリコン羽根の一部が歪んでます。可能な限り修正したところ正常に発振するようになりました。

DG-5の故障について

 上記のVFO異常やバンドセレクタの接点不良も要因の一つですが、DG-5側CAL端子のホット側の基板半田が浮いていました。(ジャック自体が陥没) ジャックの陥没は修復不能ですが機能は回復しています。CAL・HET ・VFOを本体と繋いでテストしたところ、DG-5は正常回復したことを確認しています。

SGが流れない
ココか・・・
300Hz〜400Hzで断続的に発振が止まる
IPが流れることを確認
RFも振れてる(100W)
HVも正常現示
DG-5 正常に周波数を表示するようになった
TS-520V + DG-5 修理完了!!

【ご依頼内容】

  1. TS-520V IPが流れない
  2. DG-5 故障修理
  3. その他、総合調整及びフィルター動作確認

以上について、修理を承りました。

【工数】

上記、故障箇所診断作業に2.5人日(TS-520) + 1.0人日(DG-5) を要しました。
(故障箇所診断・調達・交換・調整・検証・報告書作成を含む)


CAIG DeoxITシリーズについて

CAIG DeoxITシリーズ

 何度も書いてますがコレ本当にオススメです。小生がかつて勤務していた職場では何十年も前から指定ケミカル剤でした。何故か国内のホームセンターでは入手できません。Amazonでポチれば翌日届くのでこちらがお奨めです。特に真空管無線機の場合、接点メンテが最重要です。一回のメンテナンスにDeoxIT(デオキシット)ミニ缶を1本使い切るイメージです。「故障」と決めつける前に、コレでお手当してみては如何でしょう。国産の接点復活剤はベタベタになってしまい、逆に埃を吸着させていまう物があります。用途別に色んな製品がラインナップされていますが、国内のAmazonで購入できるのはDeoxITシリーズだけのようですね〜〜。当ラボで頻繁に使っている製品のリンクを以下に張って置きます。

 


 本日はHL-250UFX、FT-401Dの故障診断を終える予定です。人手不足につき、修理後相談のお返事が遅れております。お問い合わせ毎に“ご相談案件の部品調達が可能か”、“資料はあるか”などを一つ筒精査しています。順次対応中ですので少々お待ち下さい。

 それでは皆様、良い週末をお過ごし下さい。m(_ _)m

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