週明けです。【2019/04/08】
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おはようございます。雨の横浜でございます。近隣では先週末にソメイヨシノが満開になりました。昨日は絶好のお花見日和でしたョ。今日は一気に葉桜に変わってしまいそうです。
昨夜久しぶりにYouTubeに投稿しました。後でレポするTS-900ラインの動画です。「BVX元気ないんじゃない?」と常連のOMさんよりメッセージ頂きました。元気なんですけど、静かに喋らないと肋が痛いんです(苦笑)。風邪引いて咳も酷いんですが、もう痛いのなんの・・・。愚妻に「骨粗鬆症じゃないか?」とバカにされる有り様。(前々号をお読み下さいw)
さて、移動局を失効させてしまった顛末についてです。先週末、関東総通から申請料の支払い請求メールが届きました。早速ペイジーで送金完了、一両日中に審査終了となる見込みであります。今朝0800時点では「審査中」のままでした。「審査終了」になったら九段の陸上3課へ免許状を貰いに行ってきます。今回は変更申請(設置場所変更)した固定局と移動局の二通同時発行ですなぁ。総通データベースでJG1BVXを検索すると失効した移動局免許が晒されてます。(恥ずかしいww)「早くアプデしてくれ〜〜〜〜〜!!」
久しぶりのクルマネタ!!

前々から気になっていた AC Schnitzer Performance Upgrade ですが、この度装着が完了しました。535i に搭載のN55は306ps/400Nmです。このエンジンは1シリーズから7シリーズまで幅広くF系の各モデルに搭載されていますが、535iでは車格を考慮して少々マイルドな設定(燃費優先)になっています。1シリーズと7シリーズを比較すると、車重差は500kg近くあるので同じセッティングのままでは不都合。6シリーズ以上のモデルに搭載されるN55は320ps/450Nmの設定です。しかし、5シリーズ〜7シリーズはプラットホームが共通ですから車重差は最大でも200kg程度です。6シリーズに関しては“ほぼ一緒”でしょう。5と6を差別化するために5以下と6以上で区切った感が否めません。・・すみません小生の勝手な勘ぐりです。因みにM2に搭載されているN55は370psです。最近欧州車で流行しているchipチューンだけで簡単に2〜3割のパワーアップが可能なんですが、前に乗っていた335i時代にエンジンワーニングが点きまくった反省もあり、DのエンジニアやBM’er仲間の助言を参考にAC Schnitzer Performance Upgradeに決めた次第です。他の類似パーツとの相違点を簡単に書くと、センサー数の違いでしょうか・・。むしろ装着していた方がエンジンに優しい気さえします。ダイナモに載せていないのでわかりませんが、公称値は360ps/500Nmで、AC Schnitzer製のインタークラーに交換すると10%程度出力が上がるとのことでした。normalモードだと1200rpm付近でシフトアップしますがトルク不足を感じていました。sportモードを常用すると燃費が急激に悪化します。Performance Upgradeを装着後は1000rpm付近のトルク感が増し、とても運転しやすくなりました。sportモードでは体感加速的に0-100km/h = 5秒フラットくらいにアップした感じです。(実際は5.5秒前後かな?)インストール記念にキドニグリルをM5ルックに交換しました。勿論M5ロゴは外していますョ。ww 燃費も僅かながら良くなりました。インタークーラーは様子見、REMUSの4本出しが気になるところですが、子供の学校の送り迎えに愚妻が運転することを考えると・・汗。
TS-900ライン 作業完了!!
お待たせ致しました。完成です!! 今回のオーダーは以下の通りです。
- 7MHz、29.5MHz ヘテロダイン水晶交換
- メーター照明 LED化改造
- 送信出力調整
上記1)について、以下の通り作業を実施しました。
- 水晶特注交換×2
- 全バンドヘテロダイン周波数再調整
- 本体VFO ゼロ・アライメント調整
- 外部VFO ゼロ・アライメント調整
- HETユニット RFCオイル不具合 交換
上記2)について、以下の通り作業を実施しました。
本機に使用する麦球は入手不可です。代替として LED化改造工事を施工しました。本回路は電源トランス二次側のAC12Vが直接供給されているため、LED化に際し、直流整流回路の増設が必要不可欠でした。半波整流回路をメーターの照明端子にバラック増設し、DC8Vとして白色超高輝度LEDの電源を構成しました。減流抵抗器とLED本体はメーター内分に取り付け、LEDには拡散フィルムを施しています。
上記3)について、以下の通り作業を実施しました。
出力が低下しているとのご相談を頂きました。コイル離調、HET出力低下(RFCコイル故障)などが原因と思われます。全送信トラッキングを実施し、全バンドとも100W以上の出力となるよう、精密調整を行いました。(写真注)
※28MHzの出力結果はビデオ映像でご確認ください。
【工数】
上記作業に、TS-900D として 3.5人日、VFO-900Sとして 0.5人日を要しました。
(故障箇所診断・調達・修理・調整・報告書作成を含む)
【交換部品・使用ケミカル剤など】
- HG-49U水晶×2個(特注)
- RFC 2.2μH
- 整流ダイオード×2 (AC-DC整流回路)
- 100μF/35V (AC-DC整流回路)
- 白色超高輝度LED
- 1/4W抵抗器 (LED減流抵抗器)
HL-726D 再入場・・・
先日トランジスタとトリマを交換させて頂いたHL-726Dを再びお預かりしました。430MHz側のパワーが30W程度しか出ないとのことです。(最初に)ご相談頂いた際「急にパワーダウンしてトリマ調整中にVCC短絡、ワーニング点灯後電源投入不可・・」と伺っています。ブログ及び動画でもご説明したとおり、トリマーとコレクタ=エミッタが短絡したファイナル(2SC3102)を交換しています。出場時の出力は動画でご覧頂いた通りです。こちらで確認したところ、30Wはおろか20Wも出ません・・・。汗汗 交換したトランジスタの着荷不良を疑い、再び石を着脱したところhfe自体に変化は無く、端子間の絶縁も良好でした。念の為スペアの2SC3102を装着しましたが、結果は同じで20Wしか出ません。トリマーや周辺のチップコンも全数交換してみましたが、結果に変化は無し・・・。調べて行くと以下の点が判明しました。(施工箇所・部品に問題は無いと思われます。)
- 電源ON時:エキサイタ=本機の間のVSWRが 3.0 以上になる。(前回施工時は1.8程度)
- 電源OFF(スルー)時:エキサイタ=本機の間のVSWRが 2.0程度ある。
- 電源OFF(スルー)時:本機をスルーさせると、-3dB程度(電力比で半分程度)減衰している。
(HPF通過のロス分が顕著?) - 上記(1)〜(3)の事象は時間経過とともに悪化傾向にある。
- 144MHzについては、10W入力に対して50Wの出力を確認。スルー回路も異常ナシ。
まず、上記1)については少々驚いています。オーナー様のエキサイタではVSWR=1.0だったと伺っていますが、こちらでネットワークアナライザで確認しました。上記3)についても、前回測定時には-1.5dB程度だったと記憶しています。因みに今回テストに使用したFT-817NDはDC電源使用でHiモード5Wで試験しました。本機をスルーさせると2Wしか出てきません。ジャンパ同軸は1λの3D-FBを使用しています。諸々の損失分を考慮すると、内部のスルー回路で-3dBロスしている計算になりました。本機のV/U切替はパッシブ・スイッチング(HPF/LPF)です。430MHz側は3連のHPFを通過した後に増幅ON/OFF(スルー)のリレーに入ります。オーナー様が気にされていたベース・バイアス側のRFC焼損についてですが、こちらはカーボンの附着だけでRFC自体に焼け痕は見られませんでした。(写真注) TAKAMISAWA製のリレーが悪さしている可能性もありますが、時間経過共に症状が顕著になることを考慮すると、基板上のRFラインに何らかの支障がある可能性が濃厚です。精査するには当該範囲のRFラインを全部品を撤去する必要があります。・・・どうしたものか。
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今後の修理予定について
先週から修理作業がスタック中です。土日も作業しましたが、ペース挽回に至っておりません。20時間労働で頑張ります!!! Mark Vは本日中に診断を終了させる予定です。 やはり人手が足らん・・・!
- 310ライン(長期対応中)
- MarkV (第1ライン)
- FT-726 (第2ライン)
- IC-726 (第1ライン)
- IC-746
- その他の無線機など
今週も宜しくお願い致します。m(_ _)m