おはようございます。昨日は夏のような日射しで日中は25度を超えた横浜であります。夜中に雨が降り薄曇りの朝を迎えました。気温は高めです。寒暖差で体調を崩さないようにしましょう!!

 今日から記事にアンカーを貼ることにしました。「オメ〜の与太話なんて聞きたくね〜よ!!」という声もチラホラあるとか、ないとか・・・。

本日のネタ

 今日のネタは特小トランシーバです。最近フリーライセンスラジオに傾倒しておる小生でありますが、アルインコ 、アイコム 、同 IC-4350Lが届きました実は先日倅に“特小トランシーバ遊び”を体験させたところ興味を持ったようです。我が家は娘が1アマ、嫁が4アマを持っています。娘については高校3年生の時に大きなエサをぶら下げて免許を取らせましたが、悲しいかな大失敗!!。免許は取ったものの一度も開局することなく今日に至っております。どうも毛嫌いしている様でして。嫁についても開局はしたものの小生以外とQSOしたことがありません。無線を生業としている家庭なのに何たるコトでしょう。倅ぐらいはキッチリ洗脳しようと、コトある毎に“無線を見せて”きましたが、「無線って何が面白いの? スマホでいいじゃん!!」と返される始末。

 ところが、先日倅の友達数人が我が家に遊びに来たときのこと・・。近隣の大きな公園で“隠れん坊”をやるというので、「それなら無線使ってやったら面白いぞ!」と特小トランシーバを持たせました。最初はPTT操作もままならない状況でしたが序序に送信のコツを覚えたようで、いつの間にか上手に使いこなしていました。メルカリで4台 5,000円で購入したケンウッド がこんなシーンで活躍するとは思いませんでした。この機を逃す手はありません。一気に洗脳すべく、先ずは比較的に飛びそうな現行の特小機を何台か揃えて、倅と遊んでみることに。そんな訳で、上記のアルインコ DJ-P24L、アイコム IC-4300L、同IC-4350Lを大人買いした次第です。ww

 YouTubeにこれらの比較動画が載っています。何れも受信性能が中心ですが、ロングアンテナ搭載機種の中では何故かアルインコ製のモデルが好評価となっています。送信については如何なものか、科学的に調べてみたくなりました。良いアイテムがあります。“SURECOMのSF-103”は電界強度が測定できる周波数カウンター、それぞれのトランシーバから同一条件で送信した際の電界強度を測定しました。また、周波数の近いアマチュア無線機としてヤエスのVX-3(Lowパワーモード)のデータも参考計測してみました。面白い結果となったので記しておこうと思います。電波暗室内での試験ではありません。あくまで趣味レベルのテストであることをご理解願います。

 尚、特小トランシーバはレジャー周波数の3ch(アイコム 14chに相当 422.2245MHz)に設定、トランシーバと測定器の距離はピッタリ1mです。アンテナの高さも影響しますが、ホイップアンテナの給電点は“ほぼ”同じ高さです。送信出力はご存知の通り全て10mW(のはず)です。アマ機のVX-3は430.02MHz 0.1Wです。測定距離の1mは、波長70cmとした場合に1/4λ × odd-nに近い距離なので理想的です。本来なら、各周波数毎に距離を設定すべきですが、趣味レベルなのでお許しください。実際に数センチ単位で±2dBm程度変動します。(あ〜結構大事かも)

 こんな結果となりました。

  • 1位 アルインコ DJ-P24L 1m 電界強度:-13dBm、422.2242MHz(周波数誤差-0.008MHz)/ 公称10mW
  • 2位 アイコム IC-4300L 1m 電界強度:-14dBm、422.2249MHz(周波数誤差-0.001MHz)/ 公称10mW
  • 3位 ケンウッド UBZ-L3 1m 電界強度:-14.8dBm、422.2242MHz(周波数誤差-0.008MHz)/ 公称10mW
  • 番外 ヤエス VX-3  1m 電界強度:-10dBm、430.0199MHz(周波数誤差-0.001MHz)/ 公称100mW
  • 番外 ヤエス VX-3  1m 電界強度:-8.5dBm、430.0199MHz(周波数誤差-0.001MHz)/公称100mW

 ※測定器のアンテナには広帯域型を使用

  特小機3台については予想通りの並びですね。1位と3位の電界強度差は2dB近くあります。出力換算で1.6倍の差ですから、ロングアンテナ搭載の最新鋭機と旧式折り畳みアンテナの無線機にこれだけの差があったのことは驚きです。測定周波数については、SF-103の精度が判らないため“不問”ということでお願いします。(笑)それよりも驚いたのは、100mW出力のVX3との電界強度差です。DJ-P24Lと差は僅か3dBです。即ち電界強度にして約2倍程度の差しかないことになります。設計上の出力差は10dBありますので、仮にVX-3が0.1W出ているとすると、アンテナの効率が相当悪いことになります。但し、忘れてはならないことがあります。VX-3のアンテナは430MHz帯の中心周波数を基準に設計されているということです。実際に435.000MHzで測定してみると-8.5dBmとなり1.5dB改善します。そうだとしても、特小ロングアンテナ機はかなり高効率なのではないかと思う次第です。DJ-P24Lからみると+4.5dBとなり、約3倍の電界強度差しかないことになります。いや〜〜特小って奥深いですね〜〜。益々興味津々です。それにしても、アルインコの特小機は本当に優秀みたいです。

特小機3台とアマ機の「送信電界強」度を測定してみた

DJ-P24L -13dBm(予想通り1位)

IC-4300L -14.0dBm(ロングアンテナ搭載 1dBの差は??)

UBZ-L3 -14.8dBm

VX-3 430.020MHz -10dBm
意外に低い数字

VX-3 435.000MHz -8.5dBm(1.5dB改善)

 因みに、リストには載せていませんがIC-4350Lは-13.5dBmでした。IC-4300Lと同等のRF部構成と思われ、個体差の可能性が大です。

 そんな実験をやっていた際、433MHzで強烈な信号が入感しました。拙宅の周辺で最近開局した人がいるのかな?? と思いながらモニターしていたら、ナント先日TS-820とTS-830を修理させて頂いたオーナー様でした。拙宅から直線距離にして1km程のところにお住まいとのことです。JF1KQI局、1st QSO ありがとうございました。m(_ _)m


FT-847Sの総合点検・調整を実施!

 10W/20W仕様のFT-847Sをお預かりしました。よそからQSYしてきた個体とのことです。まず気になったのは、フロントパネルの樹脂劣化です。特にメインVFOのラバーバンドのベトツキが酷い状況でした。このままだと樹脂がどんどん溶け出します。指先に出る油脂も樹脂を溶かしてしまうため早めの処置が必要です。当ラボでは樹脂パーツを丸洗いして、酷い汚れはエタノールまたはシリコン・オフでを除去します。シリコン・オフは少量をウエスに染みこませますが、多すぎると逆効果となるので要注意です。大事なのは後処理、樹脂系のコーティング剤も色々ありますが、小生は汎用のシリコン・グリース(スリーボンド製)を薄く塗り広げます。表面に良質な油膜が形成され乾燥も防いでくれます。なるべく、直射日光の当たる場所には設置しないようにすべきですね。ツマミ類も全て着脱して水洗いしました。

430MHzも20W出ていた 汗 m(_ _)m

 次はメインVFOの軸歪みの修正です。ダイヤルを回すと外周に付いている回転スイッチも一緒に回ってしまいます。まずは上記の通り、ツマミやラバーの洗浄から始めました。次に軸の修正を実施、スムースに回転するようになりました。送受信のアライメント調整を実施し、受信感度・送信出力とも概ね良好な状態に追い込んだのですが、430MHzだけ使えません。ファイナル2SC3102の調子が悪いみたい。ドライバは正常に動作しています。ALCの設定VRは既に開放されており、前オーナー時代に既に故障を認知していたのでしょうか・・。こちらは交換以外に術がありません。オーナー様にご相談したところ、「V/Uは使わない」とのことでしたので作業はパスすることにしました。 大変申し訳ございません。測定方法の不備でした。430MHzもきっちり20W出ています。

 

FPの樹脂パーツが劣化して溶け始めている。(べとべと)

溶け出た樹脂に埃が粘着している

端子はモールにCAIGを染みこませて掃除

マイク端子のメタル部もモールで磨く

マイク端子の仕上がり

シリコン・オフで拭き取り

仕上げはシリコン・グリースを薄く塗り広げる

一丁上がり!!

7MHz = 10W

14MHz = 10W

21MHz = 10W

50MHz = 20W

【ご依頼内容】

  1. 総合点検・調整
  2. HF/50MHzに於ける正常動作の確保

以上について作業を承りました。

【工数】

上記の作業に、工数2.0人日を要しました。(故障箇所診断・分解・調整・パネル周り洗浄・報告書作成を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • CAIG D-5 少量
  • CAIG D-100L 少量
  • シリコンオフ 少量
  • シリコングリース 少量
  • キムワイプ
  • モール

 


TS-120V 修理不可m(_ _)m

 3.5MHz、7MHz、21MHzの周波数表示が異常です。KHz台の表示は正常でMHzを無視すれば目的周波数で正常に送受信します。本機はバンドデータをダイオードマトリックスに突っこんで、リファレンス周波数をCMOSが分周処理する昔の無線機です。カウンターユニット内で処理されたヘテロダイン信号がIFに送られる仕組みですが、カウンターはVFO周波数によりKHz台のみ生成、MHz台はダイオードマトリックスの出力結果から生成されるのですが、CMOSの出力が低下し、3.5と7は、-3MHzを表示、21MHzは−1MHzを表示してしまう事象が発生しています。CMOSの交換を要しますが30年以上前にディスコンの部品で代替部品もありません。残念ながら修理不可の診断となりました。ジャンクドナーからカウンターユニットを移設する以外に修理の術は無いと思われます。バンドスイッチでMHz台は特定されますので、実用可能な状態ではあります。残念です!!m(_ _)m

カウンターユニットがNG

バンドデータはここで取り込むが・・・


今日はココまで・・・。FT-736M、IC-736がラインに上がっています。

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