おはようございます。11月最終週の月曜日であります。横浜は晴れ、気温はやや高めでしょうか。これから親戚の告別式です。実はこの2ヶ月の間に叔母二人を見送りました。父方・母方それぞれの叔母です。母を含め6人いた彼女の兄弟のうち半分が鬼籍入りしています。自分もアラ還と呼ばれる年齢ステータスに入り、何だか寂しい平成の年の瀬を迎える我が家であります。

 週末には大きなイベントが二つありました。一つはイベントというより「貴重な体験」というヤツであります。

がやってきた!!

 例のCIC故障で工場入りした535iの代車としてやってきたのはナントM2の新車であります。F10 CICの件はその内総括するとして、このM2について触れておこうと思います。因みに、7月納車以来、5度目の工場入りということでディーラーも相当気遣っているのでしょう。代車できた523d、530i×2回の何れも新車でした。今回やってきたM2は我が家に来る前日に新車登録(ナンバー取得)されたばかりで、総走行距離は00026kmを示しておりました。M2用にチューンされたエンジンは4本出しのテールパイプが装着されていて、3気筒ずつ等長に揃えられたエキマニ(タコ足)で出てきます。ミッションも7速DCTのためトルコンATにはないダイレクト感がありました。スタートボタンを押すと爆音と共にエンジンが掛かります。(ご近所迷惑??)ATではないため、Pポジションがありません。基本はNに入れてサイドブレーキを引いて停車させますが、こんなスパルタンなクルマでもアイドリングストップ機能が付いています。昨今のドライビングセーフティー機能もキチンと装備され、自動ブレーキ、レーンキープ機能も付加されているのは驚きました。Confortポジションで自動モードで運転している分には、AT車と変わりません。ところがSports+モード、マニュアルシフト・モードに切り替えると本性を発揮、アクセルを深めに踏み込もうものならホイルスピンで白煙地獄と化します。軽く近隣の試乗コース(私的なw)を流した印象は「M3/M4よりも楽しい!!」・・・。じゃじゃ馬感は否めませんが、M2にはこういうテーストが求められるのかな〜〜と。今やM5でさえトルコンATですから、DCT車というだけでも貴重な存在になりつつありますね。多分このクルマのポテンシャルを知るにはサーキットに持ち込まないとダメかと・・。笑  M2コンペティションは900万円弱の車両価格です。M3/M4と同じS55が同載されるクルマが300万円安く手に入るのはお得ですかね〜。(全然インプレッションになっていない汗) 結局、拝借中に走った距離は近隣の市街地走行10km程度。夢の二日間はアッという間でした。高速で制限速度100kmの環境では性能の5%も発揮できないでしょうね〜〜。走る歓びよりも所有する歓びを感じるクルマかもしれません。昔乗っていた、V8のAUDI R8よりも更にスパルタンな印象です。多分、Mが頭につくモデルの中でも一番やんちゃなモデルでしょう。オジサンには5erのMスポーツ・パッケージがお似合いでした。・・・チャン・チャン♪♪  ところで、毎度新車の代車を寄こす意図はなんなんだろう?。535iは中古で買ったのに・・ww

えっ、代車はM2?

正真正銘のM2!

しかもODOメーターは00026km!

4本出しの爆音は半端じゃない!

オーバーフェンダーも立派!

市販車なのでブレーキフィールは535Mspと変わらないかな?


のケミコン交換終了

 前回WARC改造+28MHzの100W化改造でお預かりした個体です。前回の診断結果に「ケミコン劣化に起因すると思われるAF歪み」について、所見を書かせて頂きました。オーダーは全数交換でしたが、サンプリングの結果交換が必要なケミコンは10個程度でした。±DC回路の470μFが大きく容量が外れており、外見上も膨張がみられたため、同容量・同耐圧の部品をリストして全数交換しました。一部、別メーカーのケミコンが使用されており、Assy毎に異なるメーカーの部品が使われていたかは不明です。(メーカーで交換済み?)その他、チェックマークされているケミコンを中心にサンプリングしました。前回お預かりした際、WARC改造と28MHzのQRO対策工事を実施しております。その際、受信音に歪みを確認しましたが、今回施工後これらの歪みは解消しホワイトノイズもクリーンになった様です。

左側のケミコンは容量が大きく外れて居る(やや膨張気味)

黒マーク箇所は全て交換

低電圧DCに電圧異常はない

470µ→510µに変化・・発振の恐れあり

【ご依頼内容】

  1. ケミコン交換(前回出場時の診断結果から)

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数2.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検収・報告書作成を含む)

【交換部品など】

  • 小容量ケミコン(47μF以下)交換部品は全て耐圧25V 5個
  • 中容量ケミコン(470μF以下)交換部品は全て耐圧25V 5個


TS-430S 瀕死状態から復活!!

送受は完全に直った!!

 かなり際どい状態からの復活作業です。周波数はゼロ(一ケタ)のみ表示し送受共にアウト、もはや危篤と言っても過言ではありません。まず、VCO1のロック電圧が上がってきません。リファレンスも分周回路も動作していて、VCO周辺のケミコンや半導体に異常はありません。手前のICは1.4V程度出ていなければなりませんが、0.8Vを切っています。ICの故障は考えにくく、低電圧の5Vラインを測定したところ3.7Vしか掛かっていません。どこかケミコンでもリークしているのでしょうか・・・。中容量のケミコンはなく、タンタルもライン上にありません。絶縁値20Ω程度です。5V時の電流消費は0.25A前後ですのでレギュレーターIC(7805)の定格範囲でした。とは言え発熱が多い気がします。ラインに直結するケミコン全てをサンプルしましたが異常無しです。う〜〜〜む・・・。そうなると、電源自体が怪しいということになりますが、VCO1が搭載されるコントロール・ユニットを切り離すと、低電圧DCは5Vに上昇しました。負荷が掛かると電圧が低下するとなると、レギュレーターの故障か発振が疑われます。7805の入出力端子に繫がるケミコン2個と発振止めの0.047µFのセラコンをサンプルしました。出力側の47µFが10µF程度に落ち込んでいます。交換後、5Vラインが正常電位に戻りました。念の為、8Vラインの7808に使用されていた同容量のケミコンをサンプリングしたところ、同様に容量抜けしていました。部品リストから同容量・同耐圧のケミコンを洗い出し、予防交換しています。

 VCO1が正常に機能するようになり、00.000KHz時のロック電圧が6.0Vになるよう調整しました。周波数は正常に表示され、送受信とも可能な状態になったのですが、SSB/CWの送信出力は20W弱、受信感度は著しく低下しています。AM/FMは正常に機能します。IFフィルタ周りに故障がありそうですね〜〜〜。本機にはワイドフィルタしか搭載されていませんが、SSB/CWはワイドフィルタを通過するはずです。ところが、スイッチング・ダイオードにバイアスが掛かっていません。ダイオード越しに漏れ出る信号だけがフィルタを通っているようですね。原因はフロントパネルのワイド・ナロー切替SWの接触不良でした。例によってCAIGでじゃんじゃん洗ったのですが、一向に復活する気配はありません。やむなく、バイアス回路のジャンパ・コネクタの基板裏側にダイオード2個を増設し、機能修復させることとしました。結果、送信出力は100W、受信感度は-140dBmで復調が確認できるレベルに回復しています。

5VDCラインに繫がるケミコンの総点検

当該基板のケミコンを全数チェックするも異常無し

フレームが無負荷なのにやたら熱い・・・

7805の入出力にあるケミコン・セラコンを交換

7808側も容量抜けを確認(交換)

IFフィルタのSWダイオードにバイアスが掛からない・・バイアス供給用にダイオード2個増設

【ご依頼内容】

  1. 周波数表示消灯(ゼロ表示) 送受不能状態

以上について修理を承りました。

【工数】

上記作業に工数3.0人日を要しました。(故障箇所診断・調達・交換・調整・検収・報告書作成を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • 小容量ケミコン(47μF以下)交換部品は全て耐圧25V 2個
  • 中容量ケミコン(470μF以下)交換部品は全て耐圧25V 3個
  • バランスミクサ ダイオード(1N60)2個
  • セラミックコンデンサ 2個

【ご依頼箇所以外の故障について】(作業は実施しておりません)

  • ALC/ICメーターが不動。回路故障と思われる(Sメーターは動作)
  • メーター照明が球切れ


今後の修理について

 いよいよ師走対応に突入であります。12月第二週は測定器の集中校正週間のため、全ラインの操業を停止します。(着出荷業務は平常通り)今朝も続々と修理品がトランク入りしました。先週からの積み残し分も含め以下の順番で対応します。

  1. MR-900E
  2. TS-120V
  3. FT-847(その1)
  4. FT-847(その2)
  5. TS-820S
  6. IC-821
  7. Mark V
  8. その他の無線機など

 今週も宜しくお願い致します。m(_ _)m

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