IC-375・IC-821(その1)・IC-821(その2)ご出場【2018/11/07】
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おはようございます。暖かい朝を迎えた横浜であります。11月なのに日中の気温は20度前後まで上がるなんて、いったいどうなっているのか? 寒いよりはいいか?。米国中間選挙の開票が始まっていますョ。よその国ですが気になります。

新横浜で打合せがあり、帰りしな「ラーメン博物館」に寄りました。20年ぶりかな? 小生より20歳も若いエンジニアと一緒だったので、彼の食欲に押し切られた感じです。(笑) せっかく来たので“梯子”を決め込み、まずは熊本ラーメン「こむらさき」から挑戦であります。熊本のお店にも伺ったことがありますが、焦がしニンニクの効いたスープがたまりません。麺は柔らかめです。“ラー博”に出店している各店ともミニサイズがあるのですが、一軒目なので普通サイズのチャーシュー麺をオーダーしました。相変わらず旨いっ! 5分で完食、満腹中枢が反応する前に次の店へ、二件目は若いエンジニアの要望で山形の「龍上海」へ。“赤湯からみそ”がウリだそうです。白湯は聴いたことがありますが、赤湯とはいったいなんなのか? どうやら山形の赤湯温泉に由来しているようですね〜〜。温泉ベースなのか??(爆)煮干し出汁の上品なスープはそれだけで満足できます。そこに赤唐辛子のボールを放り込みスープは赤く染まります。思っていたほど辛くはなく、ちぢれ太麺との相性は抜群でした。二軒目だったのでミニサイズを注文しましたが、順番が逆でもよかったかも。また食べたい逸品でした。小生はココで打ち止めです。広場のカウンターでハイボールをやりながら休憩。若い人達は三軒目の琉球ラーメンへ・・。「ラー博」は昭和33年頃の東京を再現しているそうですが街頭放送のBGMに“りんごの唄”が掛かっていました。10年くらいズレている気がするのですが。(笑)
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IC-375 周波数ズレ 修正!!
常連のお客様からのオーダーです。周波数ズレ調整のご依頼を承っております。3KHz近くズレているとのことです。ラボで確認したところ、ズレている感じはしないのですが・・・。いやいやRITが効いていました。m(_ _)m 本機はFMでもバッチリRITが効くんですね。ハイ、確かにズレています。リファレンスはほぼ正常な周波数を示しているのですが、2nd Localが離調していますね。せっかくなのでIFトラッキングとBFO調整までやっておきました。
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【ご依頼内容】
- 周波数ズレ
以上について作業を承りました。
【工数】
上記作業に1.5人日を要しました。(故障箇所診断・修理・調整・報告書作成を含む)
【交換部品など】
ナシ
軽微な作業につき動画は割愛します。
IC-821(その1)レストア完了!
IC-821を二台お預かりしています。一台目は送受ともNGな100W機です。外装コンディションが良好で、照明LED化を含めたレストアをご希望です。
送受不具合については、PLLのアンロックが原因でした。430MHz(規定435MHz)のロック電圧は4.0Vです。お預かりした個体は4.7Vとギリギリな値ですが、時間経過と共に0.2V程度上昇する可能性があります。起動1時間後に4.0V±0.1V以内に収まるように調整しました。145MHz側は規定値誤差範囲内でしたので問題ないと思います。施工後、8h間程度エージングし事象が再現しないことを確認しました。
VFOのガタツキについて修理のご依頼を承りました。特に異常は感じませんがシャーシ固定部を増し締めしました。
バックライトのLED化を承りました。麦球は4個とも正常点灯しますので少々勿体ない感じは否めませんが、永続的なコンディション維持をご所望と理解しております。フロントパネル裏の制御基板には、メーター側に二箇所、LCD側に二箇所、照明球を収める3mm径の穴が空いています。LEDの光軸は直線的なため、輝度の高いLEDを使わないとバックライトになりません。今回は5mm径の白色超高輝度LEDに換装することを想定し、PCBとメーターを加工しました。LCD側外側の一箇所については加工が困難なため、3mm径の白色超高輝度LEDに換装しています。こちらはサブ周波数表示側のため、さほど輝度を要しません。同時に減流用の抵抗を直列挿入し12Vラインのランドへ装着しています。
TCXOの装着を承りました。同梱頂いたTCXOを標準実装している振動子を着脱の上、換装実施しました。装着後、リファレンス周波数を調整しています。
その他、定期補修対象部品の点検・交換を実施しました。同時にフロントPの各スイッチ、VRの接点洗浄、アライメント項目の点検・調整を実施しました。この際、表面実装ケミコン一個を予防交換しております。
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【ご依頼内容】
- 電源投入時 TX/RX LEDが点滅 送受信不可能になる。
- メインダイヤルがたつき
- TCXO 取り付け(部品持込)
- バックライト交換(LED化)
- その他、総合点検
以上について作業を承りました。
【工数】
上記作業に 5.0人日を要しました。(故障箇所特定、調達、修理・改造加工、調整、検収、報告書作成など)
【交換部品・使用ケミカル剤など】
- 白色超高輝度LED 5mm径タイプ ×3個
- 白色超高輝度LED 3mm径タイプ ×1個 (抵抗内蔵型)
- LED用減流抵抗 470Ω×3個
- 小容量 表面実装アルミ電解コンデンサ ×1個
- CAIG デオキシット D-5 中量
- クレ 接点復活剤 少量
IC-821 (その2)送受不良修理
こちらは10W機になります。こちらも送受不能とのことですが、当ラボでは事象が再現しませんでした。室温や電源事情によっても変わってくるのかと思いますが、この機種の持病の様な症状ですので、やはりPLLのアンロックが出たのではないかと疑っております。ロック電圧を調べたところ430MHz側で既定値から大きく外れ、3.4Vしか出ていません。少し低すぎますね。既定値に調整しておきました。再発する場合は、Tc交換、PLLユニット内のケミコン全数交換をお奨めします。どうもこのTcは劣化が早いような気がします。ご覧の通り送受も問題無くできます。
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【ご依頼内容】
- 送受信不可能になる。
以上について修理を承りました。
【工数】
上記作業に1.5人日を要しました。(故障箇所特定、調整、検収、報告書作成など)
【交換部品など】
ナシ
軽微な作業につき動画は割愛します。
FT-100D 430MHz送信異常について

“430MHzのみ最大出力で送信中にパワーダウンしてしまう”という事象について修理をご依頼頂きました。本機は全バンドとも送信IFを共有しています。HF(50MHzを含む)と144/430MHzは、別々の回路で増幅され、プリドライバ〜ファイナルに至る回路は個別に配置されています。今回不具合が起きている箇所はドライバ〜ファイナルであります。144MHz側は正常に送信されるため増幅素子自体は動作している状態ですが430MHzに限り発振気味です。増幅素子の劣化かコンデンサの不良を疑いますが、カップリングコン、パスコンを含全てが表面実装のチップ部品のため、着脱検査=交換となります。使用されているファイナルSRF7043は、内部に二個のトランジスタを内蔵しており、一個でプッシュプルを構成できる増幅素子です。以前も同様の事象に当たったことがあるのですが、この石は少々くせ者です。品薄の為、価格が高騰していることもありますが、工数も嵩む場所のため、個体価値を超える修理費用になる可能性が否めません。オーナー様とご相談のうえ、今回の修理は中断させて頂きました。
本日のレポートはここまで・・。
- Aperture: ƒ/1.8
- Camera: iPhone 8 Plus
- Focal length: 3.99mm
- ISO: 320
- Shutter speed: 1/4s
初めましてJL1PPSです。
FT-1000MP-MARK Vで14メガで受信中に急に受信ができなくりました。
メーカーでの修理を断れ、インターネット検索でここにたどり着きました。
修理をお願いしたいのですが、どの様に手順をふめばよろしいでしょうか。
お教えください。
はじめまして。
修理受付は http://tbhd.jp/rigdoc/ にございます。
m(_ _)m
久しぶりのコメントです。
こむらさきに反応してしまいました(^^ゞ
自分が熊本にいた頃はラーメンと言えばこむらさきでした。
東京に出て来て故郷の味が懐かしくて熊本ラーメンを探しましたが当時は新宿の桂花しかなく、それでも熊本の味が懐かしく良く行きました。
横浜の中山の寮にいる頃ラーメン博物館が開館し、近かったのでこむらさきに入って、おーコレコレと食べたのを思い出しました。
京都転勤の前だったので1994年頃…24年前ですね。
現在は茨城住まいなので、もうだいぶご無沙汰です。
そのうち行ってみたいなぁ…と。
JVTさん、ご無沙汰しております。
今年はハムフェアでもすれ違ってしまい、大変失礼致しました。m(_ _)m
新宿の桂花にも若かりし頃よく通いました。ww
ラー博オープンしたての頃は丁度上の娘が生まれたばかりで、
赤ん坊を抱っこしながらニンニクの効いたラーメンを啜ったものです。