おはようございます。今朝も快晴の横浜、朝は気温も低くなってきましたが日中は暖かいです。こんな時期は体調管理には気をつけましょう。我が家も風邪の菌を持ち込む輩がおり、“マスク着用”を発令しました。

 マスクと言えば、当ラボ内は年中マスク着用です。半田作業の際に出る煙、特に古い機器には鉛半田が使用されていて、とてつもなく有害です。エンジンの掛かった自動車のマフラーの側で作業するようなもの・・・。特にフラックスを塗布して作業する時は防毒マスクを着用するようにしています。薬局で売っている3次元マスクを重ね装着してもダメ。趣味でチョコッとハンダ付けするのとは違いますので、一般の方はそんなに気を使う必要はないのかもそれません。まぁ吸い込まないに越したことはありませんね。ラボの天井は黄色く煤けています。汗


を衝動買い!!

0.5KHzまで絞ってCWを受信中、 性能は文句なし!

 職場の作業にはラジオが欠かせません。作業台の後ろにラジカセを置いていますが、「昭和時代のステレオラジカセ」は巨大で場所をとります。モニター用無線機でも良いのですが、バーANTを内蔵していないので中波は聞こえません。そういう訳で手頃なトランジスタラジを漁っていたのですが、前々から気になっていた「中華ラジオ」の PL-880をAmazonでポチってしまいました。購入ボタンをクリックしたのは一昨日の夜中です。なんと昨日の夕方に配達されました。外箱は「中華」らしい粗末なものですが、パッケージは昔のSONY製ラジオを彷彿とさせます。無線機に付属している様な世界地図もちゃんと入っている!!(笑) 本機は日本では馴染みの無いLi-ion 18650電池を使用しACアダプタはUSB 5V端子から供給します。これなら出先でモバイルバッテリーや車のUSB端子からも充電可能。勿論PCからも・・・。散々ネットに書かれているので詳しいレビューは書きませんが、質感の良さにビックリしました。ツマミ類の感触は国産製品と同等か、もしかすると“それ”以上? eBayで買えば送料込みで20,000円でお釣りが来るところですが、やはり心配な中華製品故に“クレーム+即返品”を考慮し、Amazonで30,000円の新品を購入した次第です。実際その心配は無用でしたけど・・・。この手のラジオは30年前に買ったICF-2001Dが最後です。こちらは友人に貸したまま行方知れず・・・。実はSONYのICF-7600GRの中古品か逆輸入品も検討しましたが、概ね30,000円を超えるのと、ネットのレビューではPL-880の方が高評価だったこともあり、こちらに決めた次第。実際に使ってみると、中波やFMの感度・音質については文句の付け所はありません。気になるBCLラジオとしての性能ですが、散々書かれている同期検波に関する事を除けば、十分過ぎるほど満足できる性能でした同期検波は小生の場合不要かな? Li-ion 18650電池を本機で充電する場合、半日くらい掛かかるのと、ACアダプタを繋ぎっぱなしで受信するとノイズの嵐です。基本は電池駆動ですね。予備のLi-ion 18650電池をAmazonで注文しました。充電器は以前購入したUSB電源タイプのバッテリ・チャージャーが使えそう。

 就寝時、枕元で(ロッドアンテナで)3.5MHzの国内ラグチューがクリアに聞こえてきました。FTDX3000+デルタループで受信するよりもS/Nが優れています。(マジ笑) これなら作業時のモニター受信機としても使えそう。茶色いケースが付属してきましたがコレが中々オシャレですラジオに30,000円は少々散財な気もしますが、それなりの価値はあるかと思います。

外箱は普通な感じ

日本語取説はコピー(苦笑)英語版のPDFをDL済なので不要

なかなか良さそう・・・

まるで昔の国産BCLラジオだな〜〜

以前購入したUSBチャージャーが役に立った

Li-ion 18650バッテリを日本同時に充電可能

 DSPにより0.5Hzまで帯域をカットできます。CW受信にも十分耐えうる性能ですが、残念なのは1.2KHz以下に絞った状態でVFO(TUNING)やFINE TUNINGを回すとフィルターが外れて2.3KHzまで広がってしまう点。700Hz程度を耳で確認しながら事前にチューニングしておく必要があります。コレって逆に便利な時もありますけど・・・。付属品のロングワイヤーANTが気に入りました。キャンプのお伴に、KX3のモバイルセットに加えよっ!!


修理完了!

 お待たせしました。こちらは“送信変調不良”、“照明球切れ”修理のご用命でした。

 変調についてはAM送信時に変調ピークが潰れるような印象です。FMも少々ゲイン不足でした。本機はAM終段コレクタ変調ですので、ファイナルの離調でもAM変調が歪みます。マイクアンプ周辺、AM変調器、RF終段周りを中心に手を入れました。マイクアンプ周辺の小容量ケミコンをサンプルしたところ、大きな容量変化がありました。ココはメンテナンスパックのチェックポイントでもあります。4個のケミコンを交換しました。AFアンプを兼ねる2SC1226×2もノイズが出ているので交換します。これだけで相当よくなるハズ。実際受信音もクリアーになりました。(ココAFアンプ兼なので) RF段についてはフィニッシング時に送受フルトラッキングで調整します。

 照明についてはVFOダイヤル側の球切れを確認しています。こちらはサイズ的に適合する球の入手が困難です。毎度お馴染みの超高輝度白色LEDに交換しました。メーター側も同じLEDに交換しています。

 フィニッシングとして、全接点類のガリ取り(CAIG D-5使用)とIF/RF送受トラッキングを実施しました。送信出力はキャリアで3W、AMピークで6W以上となることを確認しています。受信感度についても10dB以上向上しました。また、VFOの精密調整を実施しました。

交換部品

交換後のケミコン(金色)

逆アングルから

超高輝度白色LEDに交換

VFOダイヤル側

こんな感じ

電球より白いのは致し方なく・・

仕上がり!!!

【ご依頼内容】

  1. 送信変調異常
  2. 照明球切れ
  3. その他

【工数】

 上記作業に2.5人日を要しました。(故障箇所診断、調達、修理、検収、報告書作成を含む)

【交換部品・使用ケミカル剤など】

  • 2SC1226×2
  • 小容量ケミコン×4
  • CAIG デオキシット D-5 少量


JRL-2000F 残念ながら修理不可能!

 金庫サイズのリニアアンプです。致命的なのがロジック回路の故障です。“電源ON出来ない”とのご相談だったので、すぐに疑った箇所でした。本機の様な大電流を扱う機器の場合、電源制御は間接制御になっています。いきなり主回路をON/OFFするのは危険ですからね。主回路とは別に制御用の低電圧DCが供給されるようになっていて、これをON/OFFすることで主回路のリレーを操作する仕組みです。本機の場合、プロセッサが制御を行う仕組みでプロテクション回路も兼ねています。本体の上部のLPFユニットの上に乗っている基板がソレです。制御電源回路から常時供給される低電圧DCにり起動するのですが、DCは正常に供給されています。電源SWも物理的に機能していてプロセッサの端子と繫がっています。とことが、トリガーに対してプロセッサが無反応です。サービスマニュアルのよると「Assy交換」となっておりブラックボックス状態・・・。完全にお手上げです。

制御ユニットは・・・

ココです・・・

LPFユニットの上に乗っているICだらけの基板

ROMの右隣がメインプロセッサ

 造りの良いリニアなので、粗大ゴミにするのは勿体ない。活かすなら保護回路や起動回路を手動制御(直接制御)に改造しちゃうしかありません。そうなるとメーター類も機能しなくなりますが。1Kwクラスのリニアなので保護回路ナシでは心配です。取りあえず修理については不可能でした。m(_ _)m 

 今週はレポートはここまで。ラボではIC-375とFT-100Dの検査準備に入っています。小生は特注のケーブル配線作業に入ります。皆様、良い週末をお過ごしください。

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